1月にお邪魔して、夫がいたく気に入ってしまい、再訪です。
前回は、ランチ時に伺いましたが、今日は夜お邪魔しました。
地元なんで、お洒落していくでもないんですが、また着物を着て行こうかな?と思っていた矢先にぎっくり腰になってしまい断念しました。
先客に外国からのお客様。
こちらは、そんな特別なお店です。
大将、流暢な英語で対応されていらっしゃいますしね。
枝垂桜だそうです。
しだれている姿しか見たことがなかったので、生けられている姿、意外でした。
本当なら、今週末は染井吉野が満開の予報。
しかし、ここ一週間は冬に逆戻りの寒さで、今年の桜は、どうやら入学式あたりが桜満開となるようです。
ランチもディナーも変わりはなく、コースのみでお料理は始まります。
まずははお造りから。
鮃(ひらめ)
赤貝
何が気に入っているって、夫は大将がセレクトしたお酒。
普段はビール、焼酎、バーボンという流れで晩酌していますが、
本当は、日本酒が好きなんだそうです。
ぬる燗で美味しいのを、
とお願いすると、こちらが出て来ました。
代表が女性の京都の向井酒造のお酒だそうです。
『京の春』
ネーミングも素敵ですね。
陸前高田 牡蠣
ふっくらと煮た大粒の牡蠣。
ホッキ貝
春は、貝がネタに多く登場しますね。
北海道 あん肝
ホタルイカのなめろう
大将の遊び心の一品でしょうか?
バゲットが合いそうと、思いました。
次は、『惣誉(そうほまれ)』
漬物が出されました。
握りがスタートするサインですね。
おっと、その前に焼きものが供されました。
津軽海峡 桜鱒
大将の好みで、器も面白いものが出てきますが、「おやっ?」
と、見ていると、
絶妙なタイミングで、客のココロの問い合わせに口を開く大将。
印判(いんばん)という技法で作られた、新しい作家さんの作品だそうです。
大将、ヴェトナム帰りなので、ヴェトナムのものかと思ったのですが、違いました。
藍染めはどうみても和風ですが、意匠が洋風でしかも乙女チック。
アクセサリーを置いても可愛いな、
と、ひとりで想像力を膨らませていました。
にぎりがスタートしました。
つまみには、わさびと塩が出されていましたが、下げられ、
完成した形で、そのままいただけました。
真鯛
アオリイカ
藁焼き カツオ
藁で炙った薫りが演出されています。
赤身
中とろ
コハダ
鯵
煮蛤
平貝
車海老
蛤汁
雲丹
穴子
濃厚な味を最後に堪能して、
玉子でおしまいです。
つまみが7種類。にぎりが12種類。
そして、玉子。
これが、〆のデザートのようなカスタード的なお味。
今日も夫は最後まで行き着けずギブアップ。
私は堪能させていただきました。
- 2024.03.23 Saturday
- レストラン
- 19:45
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- by kisetsuomederu