
秋の八ヶ岳は美味しい味覚でいっぱいになりますが、このところお隣の山梨県に負けないくらい果物にも力を入れているようです。
写真の『ナガノパープル』は、数年前から生産者直売所でよく見かけるようになった葡萄ですが、
八ヶ岳滞在前にその葡萄が生産者の大変な努力によって産まれたというテレビ番組を観て、とても興味が湧きました。
ナガノパープルは「巨峰」に「リザマート」を交配し、その実生を選抜・育成した長野県のオリジナル品種となる黒ブドウで、2004年に品種登録された新しい品種だそうです。

ナガノパープルの特徴は、「種がなく、皮まで食べられる、大粒のぶどう」だと言うことですが、近年「種無し・皮食」のぶどうが次々と誕生しています。
しかしながら、皮にポリフェノールがたっぷりという黒葡萄であるというのが『ナガノパープル』の最大の強みで、一房を食べると、赤ワイン1本分と同程度のレスベラトロール(ポリフェノールの一種)を摂取できるそうです。
ジューシーで、さわやかな甘さを持ち、とても食べやすく、このところケーキのあしらいによく使われているのも「種無し・皮食」の魅力ですね。

洋梨は高級品の代名詞でしたが、近年、コンポートになった缶詰めではなく、生食が秋の味覚として認知されてきました。
写真は『オーロラ』
どっしりとした下膨れの形をしている大型の早生種の洋梨です。
食べ頃が分かりやすいのが特徴で、青いうちに収穫され店頭に並び、果皮が黄色くなり芳醇な香りが立ってくると食べ頃の目安だそうです。

少し早かったかもしれませんが、甘みと酸味のバランスがよく、芳醇な味わいで、洋ナシ特有の香りと共に口の中に広がりました。

『食用ほおずき』
今だかつて味わったことのないフルーティーな香りに数年前から虜になっています。
2013年9月の記事
体内の脂肪が肝臓に蓄積しないようにコントロールする働きがあって、コレステロール値を減らしてくれる野菜と果物のまん中の顔も持っています。
たっぷりあるので、またジャムを作ります。
ダイエット効果も期待しましょう。
ジャムの作り方
ほおずきについて