富士山の茶会でいただいたお菓子です。

茶会会場で個展開催中の陶芸家 松田百合子先生が用意してくださいました。
京都亀屋清永謹製。『春のうらら』
桜の時期の限定だそうです。

少し日持ちのする棹菓子でしたが、美味しいお品でした。桜色は村雨。小豆と米粉と砂糖のみで作られたそぼろの蒸し菓子です。 緑色のこなし餡で巻いた小倉餡を包み込んでいる三色仕立てです。

亀屋清永

こちらも季節限定のヨックモック『さくらクッキー』
桜花クッキーは桜の花をイメージし、 軽いサブレ生地に焼き上げた、 はちみつと塩漬け桜花入りの口どけの良いクッキー。

桜葉クッキーは桜の葉をイメージし、 軽いサブレ生地に焼き上げた、 はちみつと塩漬け桜葉入りで甘塩っぱいクッキーです。

こちらがお好きという先輩にいただき教えていただいた品です。私もファンになりました。
2003年から人気のものが昨年リニューアルしたそうです。

桜色の袋をあけるとこんなパッケージが入っています。

「桜花」「桜葉」の2種類が個包装になっているという具合。相変わらず丁寧なお仕事。
春の代名詞である桜を「花びら」と「葉」のそれぞれで楽しめるという、桜への想いが込められているような気がしました。


季節をこんなにも感じて愛でて遊ぶ国民は日本人だけでしょうね。特に桜は国花であり、春を華やかに感じる花で、その可憐で美しい姿はすべての人を魅了します。毎年、そんな桜をモチーフにしたお菓子がたくさん店頭に並びますが、本日は美味しくて印象的だった和菓子を2点レコメンドします。

まずは京都の旅からのお土産をCねえさんからいただきました。
鶴屋吉信謹製『花のつばらつばら』
つばらつばらはこの店の代表的銘菓で、おもたせに選ばれる品ですが、こんな桜の季節限定のお品があったんですね。

もちもちの皮に桜の焼き印も限定ならではの意匠です。中の桜餡は手亡豆製。
オリジナルより私、これ好きですね。
万葉集から新元号が典拠されましたが、この「つばらつばら」も万葉集の枕詞でしたね。

西伊豆松崎は桜葉の名産地だそうですね。全国シェアの70%を占めるといいます。
美味しい桜餅のお話を毎年お聞きしていましたが、その機会を逃していました。
やっといただくことが出来ました。

以前はこのような袋入りではなかったようです。梅月園謹製 『桜餅』

他に松崎にある和菓子処2店はつぶ餡だそうですが、こちらはこし餡。
2枚のいい塩加減の名産桜葉で包まれいます。長命寺の桜餅は3枚だったでしょうか?
桜餅を包んでいるはっ葉、ぜんぶ私はいただく派です。

西伊豆 梅月園


残念ながら肌寒い日で、お花見気分での茶会ではありませんでしたが、お茶席には宝石のような桜が現れました。

この時期だけの限定商品の有平糖。
京都 紫野源水のお品だそうです。飴はポリポリと音がするので、NGと言われたことがありましたが、こちらは口どけがよく茶席に相応しいお品でした。
そしてこの美しい姿。織田信長の時代に入ってきた南蛮菓子の有平糖は、日本人の繊細な職人芸で、季節を愛でる品になるのですね。

主菓子は3席が終わった後の歓談中に皆さんでいただきました。

鶴屋吉信 "春わらべ"
餅皮につぶ餡が包まれた品。
春咲く花は黄色が多くビタミンカラーですね。

長野の開運堂は、"真味糖"という銘菓があって、確か裏千家淡々斎宗匠が命名したとかですが、この"白鳥の湖"も干菓子として最適で美味なお品です。

これも茶室をお借りする段取りをしてくださったKさんがご用意してくださいました。
スペインの修道院で考案された「ポルポローネ」と言う、柔らかなシナモン風味のソフトクッキー。洋風の味ですが、抹茶と良く合います。


今年の東京のさくらの開花予想は3月21日だそうですね。街中ではたくさんの桜商品を目にしますが、お花見イベントは毎年開花に合わせての調整ができるところばかりではないので大変ですね。

お茶のお稽古では、先生が季節を先取りしてもう2回桜餅をご用意してくださいました。ひとつは道明寺製で2枚の桜葉で挟まれたもの。塩味が絶妙でした。葉脈が硬いので楊枝で切るのが大変ですが、大島桜の葉の塩漬けは食のアクセントとして素晴らしいですね。
もうひとつは、桜色のクレープで餡を挟んだもの。以前は俄然道明寺派でしたが、美味しいのをいただくとどちらも有りだなと思うようになりました。

今日は日枝神社の後、建て替えになった虎屋へと行こうかなと思っていましたが、シンデレラタイム僅かになってしまいました。
美容師さんに教えていただいた青山フラワーマーケットのカフェで過ごす選択肢もありましたが、赤坂 塩野さんで、上生菓子を購入して夜抹茶を点てて頂こうと思いました。

塩野さん、只今仮店舗で営業中です。住所通りに行くとマンションの入口のみで姿がありません。お店は裏のエスプラナード通りにあります。

春の意匠の上生菓子が10種ほど並んでいましたが、やっぱり桜に心が動きました。

なんてことでしょう。この、はんなりした景色。写真ではわかりませんが、黄味餡がピンクの奥に黄色く透けて見えるのも惹かれます。

"花衣" 外郎製 黄味餡

さすがに茶の湯用に仕立ててあるなと思いました。一口サイズの桜餅、お姿、胸きゅんです。

"道明寺桜餅" 道明寺製 腰餡。


オーストラリアから日本に遊びに来ていた方から甘納豆をいただきました。

これがとても美味しい品でした。

この包装紙のイメージ通り、老舗の甘納豆屋さんの品でした。
創業大正14年の甘納豆一本のお店。調べてみると、保土ヶ谷区にあるらしいことがわかりました。

右奥から花豆、下が白花豆、左うずら豆。どれも手作り感漂う形は様々ですが、味抜群です。
どこで買い求めたかは不明ですが、横浜高島屋に出店してるようなので、そちらで購入したかもしれません。しかし外国人に美味しい和菓子を教えてもらうとは思わなかったです〜。でも、こちらの甘納豆は本当に気に入りました。

谷口甘納豆屋
神奈川県横浜市保土ケ谷区新桜ケ丘1-19-18
045-352-2563


兄嫁が年始挨拶の帰り際に持たせてくれました。お正月に相応しい品ですね。パッケージデザインも味も気に入りました。

社団法人小江戸川越観光協会より、「川越セレクション」として認定。また、社団法人埼玉県物産観光協会より、「彩の国優良ブランド品」としても認定されているそうです。

箱に入っている姿も好きだなぁ〜。

中身ももちろん『福』の文字。
やや甘めの餡は、100%北海道十勝平野で穫れた小豆をふっくらと丹念に炊き込んだ自家製小倉餡だそうです。餡の中には佐賀県産ひよく米でつきあげた縁起の良い「福餅」が入っています。餡とからんだ餅がのびて最中のサクサク感とあいまって食感もいいです。

裏はこの『蔵』これはビジュアル的にも楽しいです。最中は日持ちするのも嬉しいですね。

くらづくり本舗


初釜のお菓子を担当しています。
夏から調べて、花びら餅と干支干菓子を決めていました。
干菓子に添える彩りとして有平糖の千代結びと常磐結びが良いと思っておりましたが、物言いがつきました。
色々調べて御目出度い意匠の和三盆の干菓子にすることにしました。
その干菓子が六本木にある麻布青野製。
干菓子は日持ちするので、時間のある時にと、買いに行くことにしました。
で、せっかくなので、青野さんの人気商品【鶯もち】を買い求めました。

開けてみますとこのようになっております。

信玄餅に似ていますが、蜜などはかけません。

きな粉たっぷりの懐かしいお味ですが、柔らかい羽二重餅と和菓子屋の餡が絶妙です。

他にどら焼をいただきましたが、蜂蜜色でしっとりした裏切りのない美味しいお品でした。こちらは、焼き印をオリジナルでお願いできたり、ハートがあったりします。

また、男性のお客様がご進物にご購入でして、六本木にある会社ですとか慶弔に使われる方が多いのかしら?と、想像しました。
お祝い事の笑顔饅頭や紅白饅頭も種類豊富でした。

麻布 青野総本舗


八代亜紀さんコンサートに行きました。
おばから譲り受けたお客様感謝祭の催し物。一度、生で八代さんの歌うジャズを聞いてみたかったので、有り難く二つ返事させていただきました。

目的のジャズナンバーの他、数々のヒット曲、カバー曲の「黒い花びら」は沁みました。ラストは「舟唄」。
唯一無二の歌声に一日のバタバタがぶっ飛びました。

コンサートはかつらメーカーのお客様への感謝祭なので、何か押し付けがあるとイヤだなと思っていましたら、会社の新業態のヒアルロン酸のサプリメントと本社のある愛知県の名産、ういろうをいただきました。

一子相伝という老舗もある中、日本の良き文化を広く長く継承するためには、今も昔も変わりないのかもしれません。

今は、SMS映えするビジュアル重視するものがものづくりの基本なのでしょうね。
老若男女、かわいいもの、キライなわけがありません。

名古屋の銘菓「ういろう」漢字では「外郎」と書き、600年もの昔に中国の米粉と砂糖で作られたお菓子を日本に伝えた人が「礼部員外郎(れいぶいんがいろう)」という官職にあったことからこの名前がついたそうです。

今回いただいたのは「青柳」と人気を二分するおいしいと評判の「大須ういろ」というブランドのもので、美味しかったし、この可愛さは牽かれるものがありました。

就任して4年目だという若き社長、外してないと思いました。

おしゃれなクラフト紙のパッケージに入ったアイスキャンディーみたいなういろう「ウイロバー」和菓子の概念を変えますね。

ないろは、小豆を練り込んだもので、ういろと呼ぶのと同じく「大須ういろ」の商法登録だそうです。


銀座のクラブのおもたせをいただく機会に恵まれました。どら焼き好きの私、早速感謝しいただいてみました。
食べやすい大きさで餡が美味でした。

さて、どこのお品かと調べてみましたら、銀座6丁目にある豆大福が人気の【銀座 甘楽】さんのお品でした。『甘楽』と書いて「かんら」と読むようです。

皮は薄めでもちもち食感です。蜂蜜が入っているかな?
これは、お味も良いし、手頃な大きさと、持ち帰りの安心感もあります。
いいのを、教えていただきました。
一度行って、今度は豆大福と道明寺も買い求めたいです。

銀座 甘楽


京丹後に料理旅館として創業し、その後、京都市内で始めた料亭〈高台寺 和久傳〉の流れをくむ〈紫野 和久傳〉。
デパ地下ではこちらの高級お惣菜を買い求めることができますが、頂いたおもたせの中に入っていたのが、写真のお菓子でした。

パッケージも魅力的に仕立ててあります。
この正方形の他、長方形のものもあるようです。

水引と経木を開きますとこんな形。
お日持ちは1ヶ月だそうです。

木の実とドライフルーツを板状に寄せ固めてあります。
素材は、くるみ、アーモンド、マカデミアナッツ、カシューナッツ、ピスタチオ、小豆と、いちじく、チェリートマト、クランベリー、柚子など。これだけなら最近の健康志向女子たちも、コンビニの小袋で、ちょいちょい召し上がっているでありましょうが、
それに実山椒を入れたところが、京都らしさというか、老舗料亭が創作した和菓子というところでしょうか?

山椒好きのわたし、これはとても気に入りました。おやつとしてもですが、ワインやウイスキーのお供にもなりそうです。

和久傳さんの和菓子に『西湖』という夏にぴったりのれんこんのお菓子がありますが、これも料理屋さんが作るシンプルながら深い味わい。また、佇まいも素敵ですよね。

和久傳 菓子

このお菓子、新宿伊勢丹で出会っていました。それは、安野光雅氏の美術館が、安藤忠雄氏のデザインで和久傳の森としてできたことを知らせる催事でした。
先日、安野さんの描く『大草原の小さな家』の本もヴィレッジヴァンガードで見かけたばかりです。
優しく心に染みる画風。

和久傳の森


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