とっても気になっていたけれど、ちょっと遠い感じが否めなくて二の足を踏んでいました。でも嫌なことがあってどうしても頭から離れない!出だしが遅かったんですが、気持ちのリセットに行ってきました。結果オーライ!!やっぱり魅力を感じたものは何かあります。

府中市美術館。ここは府中の森公園内にあって、犬の散歩に何回か来ていていました。杏が手術をした東京農工大付属動物病院も近くにあります。
でも府中は馴染みのないところなんで、とっても遠く感じていました。美術館も府中駅からちょっと距離があります。バスを利用して行きました。武蔵小金井駅南口行きのバスで"天神町2丁目"下車。まもなくです。

立派な美術館でした。郊外にも素敵な美術館があるんですね。

お散歩中、外観を見ていつか来て見たいなぁ〜と思っていましたが、内部はもっと素敵でした。公園にも隣接していたカフェも気持ちよさそうでした。

さて内容ですが、ざっくりいうとヘタウマの作品の展示です。実に面白い。昔から美しく描いただけではない、へんだけど心惹かれるものってあったんですね。

雪村、白隠、若冲、人気の作品も展示されています。ニャロメのヒントになった国芳の版画もあります。禅から学ぶ幾つかの作品、風刺画のようです。

お殿様のエリアでは特に家光の兎にハートを掴まれました。鳳凰も可笑しい。
ヘタウマの語源の基になった湯村輝彦氏のコミックの横に蛭子能収さんの作品があり、とってもシュールで才能ある方なんだと、見直しちゃいました。

家光の描いた兎はSNSスポットになっていました。
府中市美術館、常設展も観れます。企画展がイケてると定評のある美術館だそうなので、これから身近に感じたいと思います。

公園の桜、まだ一分咲きですが、満開時は綺麗でしょうね〜。

公園のシンボルの噴水は、

桜色に染まるそうです。

へそまがり日本美術


昨日、河鍋曉斎展に行ったばかりですが、夫が仕事でいない週末でしたし、日曜美術館に主演してらした永田氏の存在が気になって、やはり行こうと思いました。

土曜日、混雑は予想できましたが、いささか甘かったようです。オープンの10時10分前にアーツセンター前に到着しましたが、受付からはすでに長蛇の列で、52階の美術館にたどり着くまで40分かかりました。

人気なんですねー。あまりにも有名な北斎の名ですが、実は何度も名前を変えていて、北斎と名乗っていたのは、富岳三十六景の頃だけだそうです。最晩年は画狂老人卍。
そんなこんなを良く知る、北斎研究家永田コレクションが今回沢山展示されると聞いていて、是非とも観に行きたいと思いました。

もう会期も終盤なので、一番興味のあった、虎と龍の双幅は有りませんでしたが、北斎漫画に代表される絵手本、晩年のゴッホの向日葵を彷彿させる洋画のような軸。西新井大師の空海図など本当に見ごたえがありました。

今回のタイトルは、『新 北斎展』ですが、副題として『UPDATED』とあります。常に進化を求めた北斎を時系列で展示したそれらは、感心するばかりばかり。また肉筆がたくさんあったことも収穫でした。

永田コレクションは、寄贈先の島根県立美術館に戻り、東京で観ることができるのは今回限り。混雑覚悟でも観れて良かったです。

新 北斎展


三菱一号館美術館とBunkamuraで見ていて、夢中になっていました。
その作風は多義に渡り、どれが曉斎スタイルなのか?それはまったくわかりません。開催中のタイトル通り「その手に描けぬものなし」なのです。
でも私的には風刺画やおどろおどろしい作品が好きです。
三菱一号館美術館の設計をしたジョサイア・コンドルが弟子入りしたというのは、西欧に評価されるような煌めきがあるからかもしれません。
今回はいつかは、と、思って行けていない西川口にある河鍋曉斎記念美術館からたくさんの作品が出展されているのも魅力的でした。

サントリー美術館『その手に描けぬものなし』
2015年三菱一号館美術館
2017年Bunkamura ザミュージアム


世田谷区に20年以上も住んでいるのに訪れたことのない美術館がいくつもあります。そのひとつが静嘉堂文庫です。
世界に3点しか現存していない中国・南宋時代の国宝「曜変天目(稲葉天目)」の1つを所有していることで有名なので、常々行きたいと思っていました。
常設ではないので、その茶碗に出会うことは出来ませんが、思い立ったが吉日です。
新しい出逢いを求めてまずは経堂から成城学園前。そして、成城学園前から二子玉川行きのバスに乗って吉沢というバス停で降り、目的地へ。
二子玉川からも歩いて行けるそうですが、20分ほどかかりとてもわかりにくそうです。

静嘉堂文庫は、岩崎彌之助、小彌太父子二代によって集められた和漢の古典籍と東洋古美術品を収蔵し、大正13年建築の文庫と平成4年竣工の美術館から成ります。
多摩川を望む丘陵の上に立ち、深い樹林に包まれて四季折々の景観に恵まれているという通り、辺りは農地や緑地の多い、世田谷区の中でも武蔵野の面影が多く残るエリアでした。

池之端にある旧岩崎邸もそうですが、門からは

緩い坂道です。歩くという設定では造作されていません。

しかし、橋を渡ったり、

水の流れを感じたりできるなど、他にはない趣を体感できます。

さて今回の展示ですが、「幕末の北方探検家」「北海道の名付け親」として知られる松浦武四郎展です。
生誕200年を記念しての展覧会ですが、帯広の友人に連絡すると、北海道内では、名付けられて150年ということで武四郎一色に彩られているそうです。

武四郎氏は「古物の大コレクター」でもあり、静嘉堂では約900点にのぼる武四郎蒐集にかかる古物を収蔵しているそうです。その蒐集の方法、保管方法はかなり高いオタク度を思わせ愉しく拝見しました。

曜変天目には再会できませんでしたが、松浦武四郎と親交のあったという川喜田石水を祖父に持つ百五銀行の頭取を務め、有能な実業家として活躍する傍ら、陶芸、書画、俳句などに才能を発揮した十六代当主半泥子の作品、7点を見ることができました。遊び心あふれた個性的な作品で、お茶をいただくことを妄想しました。

美術館の裏手を降りて行くと、

回遊式のお庭が広がっています。

上の美術館からの眺めも素晴らしいですが、

手入れの行き届いたお庭は美しいです。

お庭を上がって右には、

霊廟があります。
岩崎家に所縁のあるジョサイア・コンドル設計だそうです。


【肥後細川庭園】から上がってきた先が、【永青文庫】でした。

これはなんだか素敵ないざないでした。

とても久しぶりにお邪魔いたしましたら

展示室がだいぶ変わっていました。
3階、大きなものの展示スペースができるように改築されたようです。

今回は、こちらのコレクションを拝見いたしましたが、
想像を絶する贅沢な品々ばかりです。
まさしく「殿と姫の美のくらし」です。

以前より展示スペースがゆったりしています。

しかしこちらが家政所(事務所)だったというのですから驚きです。

この観覧者も利用できるリビングルームは以前と変わりませんが、

カーテンが九曜紋に気づいたのは、今回かもしれません。

今日は、以前は非公開だった別館で休憩させていただきます。

100円お支払すると、セルフコーヒーなどがいただけます。献上菓子『加勢似多』も付いてきます。
また細川家を知るDVDが拝見できます。

永青文庫


亀有に餃子を食べに行くついでにと、前々から訪ねてみたい【すみだ北斎美術館】に行きました。

亀有と両国は全く近くはなかったのですが、こちら方面という機会がなかなかないもので…。

両国から信号を渡ると北斎通り。
徒歩5分ほどで到着です。

なかなか斬新なデザインの美術館。
この辺りに北斎は引っ越しを繰り返しながら住んでいたといいます。

中には浮世絵を中心にした図書館もあるということです。

世界有数の北斎作品コレクターでもあったピーター・モース氏のコレクションが観れることも嬉しいです。

9時半、開館。早く着きすぎましたが、外国人も含め、来館者はぼちぼちいらっしゃいました。

4階常設展にあった一枚。気に入ったので説明を読むと、右下の雷は、すみだ北斎美術館のロゴマークになった素絵らしいです。

リアルな北斎と娘の様子。
描いても描いてもその探求心は生命力と同様にあったようですね。
今回の展示から、そのとてつもない天才ぶりに感心しました。
よかったです。

北斎のウォーターワールド


宮本三郎記念美術館をあとにして、自由が丘から渋谷行きのバスに乗ります。
田園調布駅を出発するこのバスは、自由が丘在住の友人が三軒茶屋に住んでいた私を見送るのに教えてくれた線ですが、屋根付きのバス停がとってもレトロです。
並び方にもルールがあるようです。

そのバスに乗って駒沢大学で下車。
徒歩7〜8分。目的地の【向井潤吉アトリエ館】に向かいます。
こちらも世田谷美術館の分館で、3つあるうちのもうひとつは成城学園前にある清川泰次記念ギャラリーです。

宮本三郎記念美術館と違っている点は、向井潤吉氏が当時のまま暮らしたアトリエで、作品展示がされていることです。

向井潤吉氏(1901年〜1995年)は、40年以上に渡り北海道から鹿児島までを旅し、生涯古い民家の絵を描き続けた洋画家。

趣のある石段のアプローチを上がって、昭和37年建築の住まいと、44年に移築したという蔵のアトリエに到着です。

今では珍しい縁側。
その奥には、民芸調の応接セットが置かれていました。

館内は撮影禁止なので、お伝えできませんが、移築したアトリエだったという蔵は、母屋と一体化した和風の梁などが、印象的です。
また、母屋の小上がりの和室は囲炉裏が似合いそうな佇まいでした。

よく手入れされた庭は、彼岸花が咲き終わったところでした。

絵画は各地を歩いて描いたというノスタルジックな民家の作品群。
緑色を描くのが苦手だったという向井氏の絵は、夏の背景はほとんどなく、どこか寂しい印象ですが、郷愁漂う日本の原風景を感じました。
また、絵画とともに展示のあったエッセイはとても魅力的でした。

写真は、玄関先にあった蚊取り線香入れです。
オレンジ色の灯りが点され癒される空間に、姿をなくしていく民家に日本人の心が失われて行くと嘆いた向井潤吉さんの思いがわかるような気がしました。

向井潤吉アトリエ館


今日は具合が良かったんですね。
で、ざわざわと心の中がしていたので、美しいものに触れてリフレッシュしたかったんです。
三軒茶屋にいましたのでそこから行けるところ、宮本三郎記念美術館がひらめきました。

世田谷区内には小さな美術館がいくつもあると思いますが、こちらは世田谷美術館の分館になっています。
世田谷区民になって20数年経つというのになかなか訪れる機会がありませんでした。

場所は自由が丘駅からほど近い場所ですが、我が街経堂からはアクセスが良くありません。
三軒茶屋からバスで乗り換え無しで利用でき、たまに知らない場所をバスで車窓から眺めるのは楽しいので、秋の爽やかさもあって心の栄養になるような東京散歩ができました。
宮本三郎記念美術館

期間中の展覧会である『顔』に出展されていて 色使いや力強さに惹かれた《踊り子》。

宮本三郎氏の絵のモデルさんは女性が多いという印象ですが、今展は女優高峰秀子、鰐淵晴子、歌手の雪村いづみさんなどの作品が展示されていました。
また婦人公論の表紙の作品にも触れることができました。

展示数は少ないのですが、従軍画家であった時の作品にも出逢えました。
WAR IS OVER!


少しずつ、気力を取り戻しているようです。美術鑑賞、したいという気分ならなかったのに、今朝はその気が起こりました。回復している証拠ですね。

夏休みが始まる前に行こうと思っていた展覧会。思い立ってですから電車内で、オンラインからチケットを買うことも出来ず、行列覚悟で向かいました。

タイミング、良かったみたいです。11時半頃、チケット売場列び、ありませんでした。
出ました時、50人ほど、並んでいました。

この絵画、不気味ですよね。でも確か、美術の時間に目にしています。
イタリア人で、ウィーンの宮廷画家であったアルチンボルドの作品だったんですね。

私、美術のことは良くわかりませんから、興味が湧いたその気持ちだけ、大事にしています。

たぶんこの作家さんの代表作を集めて見れるのはこの機会しかないな、とも思いましたし、国芳も描いた『寄せ絵』というのを、実際この目で見て感じたかったんですね。

上の作品は、四季シリーズの『春』
この作品は四大元素シリーズの『大地』です。
動物好きの私はモーレツにこの作品に惹かれました。

顔にリアルに描かれた動物達、当時は異国にいる珍しいものだったわけですよね。今は何でも寝ながら情報を得られますけど、当時は剥製とかにして知識を得ていた。

そういうことが大好きで特別に収集部屋をもっていたというのが、アルチンボルドが仕えていたハプスブルグ家のマクシミリアン公だといいます。
原色動物図鑑さながらの作品を、王を喜ばせるために描いたのではと、言われているらしいですが、王もこのふざけたとしか思えない作品を評価したというのは、器の大きなお方です。

これも凄いと思いましたね。
子豚の丸焼き、
ひっくり返すとこんな具合で、人の顔。
当時カリカチュアが流行りだったようで、今展覧会では、レオナルドダ・ヴィンチの素描なども見られます。

宮廷画家というと、肖像画ばかりを描いているイメージですけど、この方相当ユニークだったのと思います。

20世紀まで無名だった作家は、ダリらのシュールレアリズムのアーティストによって、発掘されたそうですけれど、凄い人が中世にいたものです。

アルチンボルド展
国立西洋美術館は世界遺産登録されていますから、そのことでも話題性がありますが、

改めて伺いますと、常設展入り口となる19世紀ホールですとか、

スロープを上がった展示室も魅力的なのであります。

ロダンの彫刻展示のある場所からの裏庭も綺麗です。

国立西洋美術館は、第二次世界大戦の際に接収された松方コレクションを返還後に展示するために造られた美術館だそうですが、コレクションの数は少しずつ増えていて、今回、ドガの作品を観ることが出来ました。
また、橋本コレクションの宝石類も新たに加わったもので、素晴らしかったです。

この作品も美術の教科書で見た記憶があります。1972年に所蔵されたルーベンス。

あまりにも有名な西洋美術館の顔、モネの睡蓮。同じ名前のカフェは空き待ちのお客様が列をなしていました。

このデュビュッフェは寄贈されたものだそうですが、

ミロや

ピカソ

ポラックなど、大好きな現代絵画にふれられたのも収穫でした。

上野駅から一番近い美術館、
素晴らしいです♪

国立西洋美術館を10倍楽しむ方法


画僧、雪村。
「ゆきむら」ではなく「せっそん」です。
たくさんの画家に影響を与えた方だそうです。
白隠展で、夢中になった経験から魅力を感じました。

室町時代後期・戦国時代の水墨画家ですが、京都には縁がなかったようです。
関東の水墨画のなかでも極めて独自性が高い画風を確立したそうで、後の尾形光琳は雪村を好んで模写を幾つも試みていて、雪村が使っていたといわれる石印をどこからか入手したとかで、模写した作品と共に展示されていました。

芸大美術館も久しぶりです。
眺めフェチは、眺めのいい部屋から景色を楽しみます。

雪村 みどころ


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