着物を着る時には、必ずしなくてはいけないこと、半襟付け。

冬は、何度か襦袢につけたまま使うことができますが、汗ばんでくる季節は、毎回、脱いだ時にギョっとするくらい、汚れています。
そのために、襦袢があることを実感します。
昔の人は、着物は頻繁に洗うことができなかったので、汚れる部分だけ、換えることのできる半襟というものを考えたのでしょうか?
感心いたします。

着付けの要、半襟。
今は、色半襟や刺繍半襟をコーディネイトの一部として、楽しんだりしますが、足袋同様、冠婚葬祭やお茶席では、白い半襟が基本ですね。

江戸時代は、お城に上がる人だけが白い半襟を身につけて、一般の町民は、白い襟などではなかったといいます。

美しい襟元は、着物姿の一番大切な部分ですが、一番面倒なのが、半襟付けかもしれません。
私は、着ていく着物は、前日に揃えて、長襦袢に合わせる半襟も用意してつけておくと、着付けの時に焦らずにできるので、着物を決めたら、この作業は必ず事前にしておきます。

最近では、簡単な方法として、安全ピンで留めつけるという方法がありますが、手抜きでいい加減な私ですが、留めつけるという作業だけはしています。
いわゆる、背中心付近は、細かく縫って、カーブが綺麗になるようになどの作業を、とっても適当にしてしまっています。

その半襟付けに、私が使用しているのが、上の写真の三点です。

まずは、待ち針。
薄物用です。
着物を仕立てる際には、この針先の細い針をを使います。
洋裁用の待ち針を使って、刺さらなかったり、針を曲げてしまっている方。
ぜひ、試してください。
針先が細くできているためか、半襟と長襦袢の厚さに対応して、スぅっと通ってくれます。

これで、半襟の半分の位置、うなじの中心から左右剣先まで止めていきます。
左右、していきます。

そして、糸。
ぞべ糸という絹のしつけ糸を、使っています。
この糸は、薄荷色と、白の色がありますが、写真のものは、薄荷色です。
どちらがいいということはありませんが、白半襟でしたら、薄荷色が、作業し易いかもしれません。

これを使う利点は、頻繁に洗うことができない長襦袢につけた、意外に汚れた半襟を、取り外す時に、発揮します。
スルスルと外すのが、簡単なのです。
縫う時も、すべりが良いので、布によく通ってくれます。

針は、京都みすやの針がオススメです。
針穴に糸が通らないと困ってている方には ”目からうろこ” の匠の技の針です。
これを、知ったら、他の針、使えませんよ。
以前、上田晶子先生にお仕覆を、習っていた時に、教えていただきました。
一般の手芸店では、手に入りません。
昨年、東京ドームで開催された、『キルト展』 の販売ブースで見かけましたが…。

この三器があれば、すこ〜し半襟付けが、樂チンになるかもしれません。

みすやさんの針は、楽天で購入できます。

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