11月8日日曜日、一ヶ月ぶりのお茶のお稽古。

11月は開炉の月。
茶人にとっては、「茶人の正月」とも言われる、大変大きな節目の月だそうです。
開炉は今では、一般的に、11月最初の亥の日に炉開きをし、ぜんざいや亥の子餅で祝うそうです。
また、この月は「口切り」といわれ、茶壺の封を切り、今年の新茶を賞味する節目の月でもあるといいます。
確かにこれだけでも、茶人の正月と言われることがわかります。

お道具では、古来より三部、
『新瓢のふくべ(瓢箪)』、『織部』、『伊部(備前)』 の3点を取り入れながら、正月と同じく、松竹梅や、松菊などお目でたいものに加え、
『柚や橙』、『柿』、『紅葉』、『銀杏』などの季節感を添えたものを、取り合わせるといいます。

この日、お道具であるお茶碗と床を飾る香合を織部にしたので、毎年いただいている織部饅頭ではなくて、『柚や橙』、『柿』、『紅葉』、『銀杏』のお菓子にしましょうよということになりました。

白羽の矢が立ったのは、菓匠【雅庵(みやびあん)】。
以前、all aboutの記事で評判をみていて、一度いただいてみたいと思っていました。

この日は、上生菓子「銀杏」をいただきました。
柚子風味の白餡、外郎製です。
上品な甘さで、抹茶の美味しさが引き立つお品でした。
また、色合い、姿が美しく、襖を閉め、趣き深くなる炉のある茶席にいい空気が流れました。
銀杏の黄葉をイメージさせる、はっとするような、新鮮な華やかさもありました。

そんな、【雅庵】。シンクロしました。
今日の読売の朝刊に記事が載っていました。(スイーツほろにが物語)

この記事を読むと、二代目である皆川典雅さんがどんな経緯をたどったかがわかりますが、典雅さんというお名前から、【雅庵】という店名がついたのでしょうか?しかし。テンガとは、スゴいお名前だな〜と思っておりましたが、norimasaさんとお読みするんですね。

そののりまささん、和菓子に関する受賞歴、かなりのものです。
また相当なこだわりがおありのようで、素材を厳選し、手間ひまかけた和菓子作りを志しているそうです。

店舗は東京目黒東山と、若干アクセスしづらい場所ですが、若き職人に若い茶人が、ここのお菓子でなくてはという人気に期待をします。

"和菓子をより身近に感じてほしい”という思いから、2008年8月代々木上原駅前には、「miyabian cafe」をオープンさせたそうです。
こちらではテイクアウトだけではなく、店内でオリジナルの和スイーツが楽しめるそうです。

【雅庵(みやびあん)】

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