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吉田の火祭り・すすき祭り

 日本三大奇祭といわれる富士吉田の火祭りをご存知でしょうか?
大きな松明を燃やし、町中が火の海のようになることで有名な「吉田の火祭り」は富士山の山仕舞いを告げる「北口本宮富士浅間神社」と、境内の「諏訪神社」の秋祭りです。
http://www.fujiyoshida.net/forms/info/info.aspx?info_id=2050

ワタシの茶道の師匠は東京代沢から富士吉田に移住され、共に学ぶ友人達は毎年8月26,27日と定められたこの火祭りに出かけていました。
ワタシもいつかと思いを馳せていました。
犬を3頭も飼っているとそのコ達を置いていくことが忍びなく、お誘いに参加できずにいました。一昨年その一つを天国に送り出したこともあって今年は前向きに、26日という日が週末に近いこともあって行く決心をしました。
しかし、あいにくお天気は下り坂。
火祭りが始まった頃には、バケツをひっくり返したという言葉がピッタリのドシャブリの雨となりました。
本当なら金鳥居から浅間神社に続く参道に設置され火の上がる松明から火の粉が飛び、服などは穴だらけになるといいます。また今年はその参道を埋め尽くす屋台もいざこざがあって出ないとのいこと。
しかし、初めて目にするそのお祭りの光景に、その雨も神々しい出来事のように感じ、ずぶ濡れになりながら雨にも負けず火のあがる松明の参道を歩く気分は特別な思いがありました。

 写真は夕暮れに御旅所に奉安されたお神輿二基です。
上の写真のお神輿は通称「お山さん」と呼ばれているそうですが、その姿を写真で見たときはそのシンプルさにクスっとしてしまいました。
本物はもっと風格があって、べんがら色に染まった富士山型の御影(みかげ)というお神輿で、赤く燃える富士をイメージしたもののように感じました。
絵画に描かれる赤富士は、主に晩夏から初秋にかけて、早朝に富士山が朝日に染まって起こる現象で、丁度今の時期とも云えますが、火防、安産、産業の守護神として奉られている無戸室(うつむろ)の猛火の中で皇子を安産した北口本宮冨士浅間神社の祭神、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の故事に基づくと言われているそうです。
この筍型の松明が、赤々と燃えるはずでした。
これは浅間神社に立てられていた祭りの後も見ることができた原型です。
 
 【火祭り】に出かける前にお抹茶で頂いた、火祭り羊羹。
こちらの羊羹は、季節ごとに意匠が変わり、先生が移住された翌年の新年にもいただいていました。
http://www.kisetsu-o-mederu.com/01keikonokasi.html#hinode
金多留満(きんだるま)さん、
http://www.kindaruma.co.jp/
8月13日テレビ東京「出没!アド街ック天国」でこの【火祭り羊羹】が取り上げられていて、同席した友人が取り寄せてくれていました。

27日の【すすき祭り】こちらも祭りのピークは夕刻です。
天気は上向きにはならずしとしとと小雨が降っていました。
御旅所で発輿祭が行われ、市中での幾つかの神事の後、暗闇にかがり火が灯された神社でお神輿を待ちます。
待つ間の暗闇の神社は幻想的です。悪天候にも関わらず、この神事をたくさんの地元の方々や観光客が見守っていました。
大神輿は社殿前の「高天原(たかまがはら)」と呼ばれる所を2周し「お山さん」が到着すると一緒に勢いよく5周します。その間「お山さん」は地面に3回打ち落とされます。
すすきの穂を持った氏子を従えて七廻りし祭りを終わりを迎えるのですが、私達も一緒に廻りました。
「すすきの玉串」
ススキの穂にお注連を付けて神輿に従うと、商売繁盛、学業成就、火防、安産の願いが叶えられると伝えられているそうです。
私達のものは神社で売られていたお守り付きです。

高さ3メートルの筍形に結い上げられた松明70余本、家毎に井桁に積まれた松明は、火の海という印象ではありませんでしたが、暗闇に灯る美しさには火の持つ力を感じました。
| kisetsuomederu | 信州・甲州 | 22:57 | comments(0) | trackbacks(1) | -









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