久しぶりにフレンチいただきました。
友人にお任せしたら予約してくれたお店。
敷居が高くて表参道で食事、今どんな具合なのか全くわからないのですが、
こちら【イリエ】さんに伺いましたら、「これが最近のフレンチなのか?」と、感じました。
語るほど知りませんし、わかりませんが、和テイストの創作洋食。
ワタシにはそう思えました。

写真は、冷たい前菜なのですが、一番フォトジェニクだったので、トップの写真に選びました。
シャンデリアの灯りとお皿とお料理の盛り付けが斬新だったので、写真上手に撮れませんでした。

以下、お魚とお肉のランチのコース内容です。

まずテーブルに置かれた三人分のアミューズ?
プチフール?スイーツ??
かと思いましたら、チーズやターメリック味のケークサレ?でした。
のせられた台は、直径8cmほどのジュエリーをディスプレーするような円錐型の台でした。

こちらが、本当のアミューズのようです。
"新緑のパレット"というタイトル付き、
【ホタルイカ/空豆/グリーンピース/瀬戸内レモンとミントの香りを添えて】
シェフが大切にしているという季節感、存分に楽しめる一皿で、
ホタルイカ、新鮮でした。

アミューズ後の冷たい前菜。
トップの写真のお皿ですが、
前菜というにはあまりに美しすぎる姿でした。
【ホワイトアスパラガスのバヴァロア ワサビの効いた帆立貝のプティ・パケと共に】
すべてがいただけるというみずみずしいハート型のワサビの葉に隠れた中はこんな。
帆立貝は緑の葉にくるまれています。色々なお味を一体に味わうことも、また一つ一つを楽しむこともできるお料理でした。

パンはこんな、バターが添えられています。
二つ目のパンは少しハード系のものでした。
バターナイフでお分かりいただけるかしらん?
やや持ち手が太め。
すべてのカトラリーはこのタイプで不器用なワタシ、お野菜を口に運ぶのが難儀でした。

お魚料理
【スズキのポワレ グリーンアスパラガスとセルベチコのサラダ添え 白ワインソース】
右に緑の刷毛目、それは、お皿に描かれたデザインで、ソースではありません。
初めて耳にしたハーブのお野菜"セルベチコ"
ロケットに味が似ていましたけれど、少し苦味がありました。

お肉料理は二種からチョイスできます。
お値段プラスで子羊のロティがいただけましたけれど、子羊、ちょっと苦手なので、
【牛のほほ肉 赤ワインソース】をお願いしました。
縦に並んだ演出は、その盛り付けだけでなく、色にビックリ♪
紫色でした。

一番上は、お肉のお味を変化させる西洋わさび、二番目はオブラートのような透明のゼリーがかぶさった付け合わせ、そして、三番目がメインのお肉です。
四番目、紫キャベツ?の付け合わせといった、なんともサプライズな一皿。

さて、これでお料理は終了。
プティ・デセール
いえいえ、プティではありません。
全くすべて入魂、丁寧なお仕事、感じます。
【ライチとフランボワーズのコンポジション ドーム仕立て 花紫蘇のアロマ】
中身はこんな、
赤いフランボワーズのソースがビンク色に染まる過程、乙女心をくすぐります。

グラン・デセール
【バニラの香るマンゴーのスープ ホワイトチョコレートのムース シガレット添え 生姜のアクセント】
マンゴーのスープの中にはオレンジの皮の香りも忍んでおります。
ムースはシガレットにつけても、スープに浸しても、また生姜を加えることで幾通りものお味に変化、季節のマンゴーをグランデセールに仕立てたことも印象に残ります。

デセールはこれでおしまいと思いましたら、小菓子が一番最初にテーブルを飾ったケーキと同じスタイルで出てきました。
食後の余韻、これまた存分に感じさせていただきました。

飲み物も各種選べますが、コーヒー、香り豊かで美味しかったです。
一月ごとに変わるというメニュー、イリエ氏自らテーブルにみえて、教えていただきました。

レストラン イリエ ル ジョワイユー

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