今日の朝までに返さなきゃいけないレンタルDVDを昨晩、2本、一気に観ました。
途中、犬の散歩に行ったり、お料理したりしたのに感情移入しました。

少し前観た【バードマン】。
この作品はオスカー獲った作品ですけど、賛否両論あったので、肩の力抜いた感じで観たんですけど、実に好きな作品でした。

カメラワークや音楽、ストーリーの組み立ての飛び抜けた感じに興味が湧いて、
舌をかみそうな監督の名前を呪文のように唱えて覚えました。
その監督作品なのが、ブラピとケイト・ブランシェットが出演した【バベル】
なんとなく難しい作品と聞いていたので、観る機会がなく過ごしてしまいましたが、この監督の作品ならと、すぐ借りて観ました。

日本人女優の菊池凛子さんが話題になりましたけど、とにかく、やるせなさと共に感動しました。
話はそれましたが、
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督が創る作品は、心を揺さぶる作品なのでした。
そういう、心の動き、そういうのを描いた作品が私、好きなんですね。

で、昨晩観た【ラブストーリーズ】が、
刺さる作品でした。
“コナーの涙“、“エリナーの愛情“は単体の作品です。
“コナーの涙“が男の視点、“him“
“エリナーの愛情“が女の視点、“her“

どちらを先に観るか?

まったく予備知識なく、観ないで返しちゃおうかなくらいに思っていたので、行き当たりばったりでした。
手に取ったのが“him“の方でした。
結果、正解だったと思います。

何が原因で二人の関係がおかしくなったのか?
何が原因で、お互いが悲しみの中でもがいているのか?
段々に明らかになり、
2つの作品を観ることで、そうだったのか!と気づくことができます。

また、W主演の二人
コナーを演じるジェームズ・マカヴォイとエリナー役のジェシカ・チャステインが巧いです。

脇の俳優も素晴らしい!

“him“の父親をキアラン・ハインズという俳優が演じていますが、ニューヨークのレストラン界での大物というリッチでクラッシーな風貌が違和感なく、渋い声で素敵な台詞をはきます。
「流れ星は、一瞬で消えてしまうけど、その瞬間に出逢えたことは素晴らしい」
「人は皆悲しみと共に生きている」みたいなことをさらりと語ります。カッコいい!
ハリポタに出演しているらしいのですが、記憶にありません。

コナーの店で働くシェフ役のビル・ヘイダーもいい味を出していました。

エリナー編では、復学して聴講するクラスの教授役ビオラ・デイヴィスが魅力的でした。
“ヘルプ“でオスカー授賞した女優さんでしたか。
それと、父親役、ウィリアム・ハート、心理学者であるのに娘の自殺をどうすることもできなかった苦悩を見事に主張することなく地味に演じていました。

巧い役者が脇を固めると、さらに磨きがかかりますが、控えめに光っているところが、またいいです。

愛し合いながらもすれ違うあるカップルの別れと再生への道のり。
二人だけでなく、人は皆、悲しみと切なさを経験して乗り越えて行く。
時にそれはかみ合わなくても、愛かあれば…みたいな…。

《追記》
バベルは
『旧約聖書』の「創世記第11章」にある町の名。町の人々は天まで届くバベルの塔を建てようとしたが神はそれを快く思わず、人々に別々の言葉を話させるようにした。その結果人々は統制がとれずばらばらになり、全世界に散っていった。これを背景に、「言葉が通じない」「心が通じない」世界における人間を描く。

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