2017年初稽古。
長緒、予習してきたつもりでしたけれど、先生、「新年、気を引き締めておやんなさい」とばかりに、ダメ出しを連発され、生徒の私はその度、あーですか?こーですか?と、予習の成果を発揮できた瞬間はありませんでした。

あぁ、でもこれで良いのです。
自己流で、間違ったお点前、美しくないお点前を習得したらば、それこそ軌道修正が大変なのです。
私は今、修正中、そして新たに挑戦中ですから…。

『稽古とは一より習ひ十を知り十よりかへるもとのその一』
利休百首のもっとも有名な句ですが、
意訳は、稽古というのは、初めて一を習う時と、十まで習い 元の一に戻って再び一を習う時とでは、人の心は全く変わっているものです。十まで習ったから、これでよいと思った人の進歩はそれで止まってしまい、その真意をつかむことはできないとの教えです。
は〜、永遠の戒めです。

お軸は「年々好日々好」
いい日があったり、わるい日があったり、日々はその繰り返しですが、一日一日を新たな気持ちで迎え、精一杯過せば毎年、毎日がかけがえのない素晴らしい日になるという
「ねんねんこう にちにちこう」
今年も『好日』を送れるプラス思考で頑張りましょう♪

シャープな姿、ロウバイと白玉椿。
先生の茶花は、どう鋏を入れたらこうなるのかと、感心いたします。素敵!

新春のお菓子は、うぐいす餅でしたが、先生が裏千家のお集まりでいただいたという末富さんのお干菓子(左)をご相伴させていただきました。
今日は先輩がなさった炭点前の香合、薄茶貴人点での棗が宝珠でしたが、
こちらもそれを意匠化ものでしょうか?

修行の最上級の忍辱(侮辱や苦しみに耐え忍び、心を動かさないこと)を終えると、
龍が持っている宝珠を手に入れることが出来るという説があるそうですが、
宝珠とは、災難を除き、濁水を清くするといわれ、思い通りになる珠で、
仏塔の相輪の上や仏堂の頂上、橋の欄干などの装飾にも使われていて、一般的に、下が球形で上が円錐形にとがった玉ねぎのような形をしています。
あの武道館の屋根も宝珠ですが、私には今日拝見したお道具の絵柄、富士山にも見えました。
お干菓子は富士山に見えます。

風炉 長緒

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