今月の花月、熟練の先輩方のリクエストでもう一度、七事式の且座(しゃざ)をすることになりました。

一番下っ端の私は、皆さんについていくしかありません。

下っ端なのに七事式の且座式をやらせていただくだけでも有難いことなのです。

今回は前回、わがままを言って、役を決めてさせていただくのとは違いますので、本を何回か読み込みました。

 

正客が香をたき、次客が花を入れ、三客が炭手前をします。

亭主は濃茶を点て、半東は亭主に薄茶を点てます。

花→炭→香→濃茶→薄茶の一連の流れを、それぞれ定まった役割で果たしていきま

水屋で五人で折据をまわして、役割を札で決めます。

最初に役割が決まると変わることはありません。

本日、なってはいけない三客になってしまいました。

いえいえ有難いことにです。

皆さんにはご迷惑をおかけいたしますが、炭手前は、覚えていかねばなりません。

前回より少しは学べたでしょうか?炭の組み方、灰の撒き方、本当に難しいです。


亭主は東(とう)と言います。

半東は主の手足となり、給仕役を務めます。

とても忙しく、正客が濃茶一口で濃茶相伴のためにだけ末席につきますが、最後に東に濃茶を練った労をねぎらい、薄茶を点てます。

この時、東と半東が入れ替わって動座するのがこの花月のクライマックスともいえるところのようです。
 

且座という言葉は、「喫茶去」・「且座喫茶」・「法華経」の中に出てくる語句で、日本仏教の根本思想にまつわる言葉ともされているそうですが、且座之式では正客、次客、三客、亭主、半東全ての人にそれぞれの役割分担が決められています。

各自があるべきところ、守るべきことをきちんと守って最後まで責任を果たすことを学び取ることが大切なようです。

 

茶の湯には、点前を通して自身の心と体を鍛え「道」としての在り方が基本にあり、「七事式」はそれを極める手段として江戸時代中期に制定された修練法だということです。

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