kisetsu-o-mederu 季節を愛でる

<< 春うららのウチのコ達 | main | 半年ぶりの蓼科高原2017.3月の連休 >>
茶道のお稽古vol.47【炉 長緒】春の曙

何度やっても駄目なのです。
長緒の扱い。
駄目なので、何度でも、先生にやらせてくださいと、お願いします。
先輩は慰めてくださいます。
「長緒は難しいから何度でもやったらいいのよ」と。

ながーい緒をひくところからはじまりますが、そこで捻れていると、もうグダグタです。
そこはこう、それはこう、そう言われて、はい!と、応えますが、やるは難し。
手の運びは、なかなかうまくいきません。

前回"卜伴(ボクハン)"というおしべが花弁のような椿を教えていただき虜になりましたが、今日は"春の曙"が床に荘られていました。
あけぼのは、3月の季語でもあります。

「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる」:清少納言

春は夜がほのぼのと明けようとする頃(が良い)。(日が昇るにつれて)だんだんと白んでいく、山際の辺りが少し明るくなって、紫がかっている雲が横に長く引いている様子(が良い)。

いにしえの方々の観察眼に畏敬の念を抱きます。春のあけぼの、それは美しいのでございます。

先生は仰います。
「11月には待ち遠しく感じる椿は、3月でおしまい」
冬の間大活躍の茶花である椿は横綱級。
椿はお茶の花とも親戚で、冬の間は茶室に欠かせないお花です。

シャネルが好んだカメリアはなんという種類だったのでしよう?
この椿は、卜伴の横にあっていただいてきた椿ですが、
赤い花びらを白く縁取った姿が美しい五島が世界に誇るという椿"玉之浦"のようです。
艶やかで、とても印象に残る椿です

以下、備忘録、【炉 長緒】のお点前です。

[準備]
《仕覆の緒の結び》
A. ひと結びする。
B. 左の緒を半分に折る。
C. 右の緒の端を小指に掛けたまま、左の緒の上を通って奥から手前に通す。
D. 形を整え、小指に掛けていた端を右に出た緒の上に重ねる。
E. 結んだ緒を斜めに立てる。

水指→茶入を正面に荘って「どうぞお入りくださいませ」と迎えつけをし、襖を閉める。
主客の前にお菓子を置き、退室し、
「どうぞお取り回しください」と言い、襖を閉める。

[お点前]
1.襖をを開け、茶碗を持ち運び、茶碗左1手で勝手付に置く。
2.茶入を水指の右前、茶碗左、右、左で水指の左前に置き合わせる。
3.建水持って入り、襖を閉める。
炉口の内隅中心に座り建水を置く。
4.柄杓構えて蓋置き出し、炉口の右角に置き、柄杓引き、総礼し、建水あげる。
5.茶碗を左・右で膝前、茶入を右で取り茶碗と膝の間に置く。
《仕覆の脱がせ方》
a. 最後に重ねた端を持って引く。
b. 端を握って緒を口の中央に載せる。
c. 半月に持って90度左に回す。
d. 中央の緒を下ろし、打留を少し出し口を広げる。
e. 半月に持って左掌に載せ、緒の端を小指と薬指で挟む。
f. 仕覆の口を右・左と広げる。
g. 茶入を取り出す。
h. 仕覆を横にして口の右端を左手で持ち、緒をしごく。
i. 右手で緒の口寄りを持ち、口のところで2つ輪を作る。
j. 輪に緒の端を通し、輪を右に90度捻ってから口の中へ入れ隠す。
k. 打留と同じくらい緒の端を出し、牛の角のようにする。
l. 打ち返して、敷板の向こういっぱい、水指との間に置く。
6.四方捌きをし、茶入れをふき、水指と炉の間に置く。
《茶入の扱い方》
蓋を清める時:帛紗を握り込んだまま親指と人差指で胴を持ち、左掌に置き、帛紗を持ち替えて拭き清める。
口を拭く時と拝見に出す時も左掌に置く。
胴を清める時:帛紗を握り込んだまま親指と人差指で胴を持ち、左手で胴を囲み帛紗を胴に当てて拭き清める。
茶入を置くとき:帛紗を握り込んだまま親指と人差指で胴を持ち、左手で半月に持って置く。
7.帛紗を捌き直し、茶杓を拭き、茶入れの上に置く。
8.その横に茶筅を出し置き、
9.水指の蓋を帛紗で拭き、茶碗を引き、茶巾を出し、水指の蓋の上に出し置く。
9.帛紗を指に挟んで柄杓構え、釜の蓋開ける。
10.湯を汲み、茶碗に入れ、釜の蓋閉める。
11.茶筅通しをし、湯を捨て、茶巾取り、茶巾で拭く。
12.茶碗置き、茶巾は水指の蓋の上に置く。
13.茶杓をとり、左手で茶入を取り、茶杓を握りこんで蓋を取り、茶碗の右横に置き茶を3杓くみ出し、茶杓茶碗に仮置きし、回しだしし、茶入れの口を向こう、手前とふき、蓋をして置く。
茶をさばき、茶杓を茶入の蓋に置く。
14.柄杓構えて釜の蓋を開ける。ふくさは左膝前に置く。
15.湯を汲み、茶筅で練る。
16.茶筅左にもたせて、もう一度湯を汲み、茶筅を持ち上げ、湯を入れ練り、出す。
17.客の一口で「お服加減はいかがですか?」
と聞く。
18.柄杓構えて釜の蓋を閉め、柄杓を建水にふせ、蓋置を建水の後ろに置く。
19.客付きに回り茶名、お菓子についてのやり取りをする。
客:「お茶名は?」
点主:「敬智の昔でございます」
客:「お詰めは?」
点主:「小山園でございます」
客:「先程は結構なお菓子をありがとうございました、菓銘は?」
点主:「鉢の木の桜まんじゅうでございます」
20.吸いきりの音で点前に戻り、蓋置を取り、柄杓構えて釜の蓋を開け、柄杓をふせて中じまいをとく。
21.茶巾を釜の蓋の上に移し、
22.水指の蓋を2手で開け、水1杓汲み釜に入れ、帛紗を腰につける。
23.茶碗を返されたら取り込み総礼する。
24.湯を汲み、捨て、「おしまいいたします」と挨拶する。
25.水を入れ茶筅通しし、水を捨て、茶巾を納め、茶筅入れ、茶杓持って建水をさげる。
26.水指の右前に茶入れ、左前に茶碗をおきあわせる。
27.釜に水1杓入れ、釜の蓋閉める。
28.柄杓蓋置きに置き、水指の蓋閉める。
客:「お茶入、お茶杓、お仕覆の拝見を」
29.受けて、挨拶し、柄杓を建水にふせて、蓋置き持って正面に回る。
30.茶入れ持って客付きへ回る。
31.帛紗を捌きふく。
《茶入の扱い方》
蓋を清める時:帛紗を握り込んだまま親指と人差指で胴を持ち、左掌に置き、帛紗を持ち替えて拭き清める。
胴を清める時:帛紗を握り込んだまま親指と人差指で胴を持ち、左手で胴を囲み帛紗を胴に当てて拭き清める。
帛紗置いて蓋を取り、縁を拭く。
蓋をして帛紗を置き、親指と人差指で胴を持ち、半月に持って置く。
32..帛紗を腰につけ、正面に戻り茶杓を取り、点前から出す。
33.点前から左手で仕覆をとり、客付きから出す。
34.正面へ戻り、柄杓、蓋置き、建水持って下がる。
客:茶入れ、茶杓、おしふくとりこむ。
35.茶碗持って下がる。
36.水指持って下がり、襖を閉める。
客:道具拝見(茶入、縁外に置き一 礼、蓋をとって中をを拝見、一礼して縁内の客との間に置く。
茶杓、縁外に置き一礼、拝見、縁内の次客との間に置く。
仕覆、縁外に置き一礼、拝見、次客との間に置く。返す。
37.襖を開け、客付き正面へ座る。
客:「お茶入のおなりは?」
点主:「肩衝きでございます」
客:「お窯元は?」
点主:「瀬戸でございます」
客:「お茶杓のお作は?」
点主:「坐亡斎お家元でございます」
客:「ご名は?」
点主:「あけぼのでございます」
客:「お仕覆のお裂地は?」
点主:「定家緞子でございます」
客:「ありがとうございました」
38.右手で仕覆の底を持ち左手にのせ、お茶杓のせ、右で茶入をもち下がる。
39.柱付きに茶入、茶杓、仕覆を置き総礼し、襖を閉める。
| kisetsuomederu | 茶道 | 16:20 | comments(0) | trackbacks(0) | -









http://blog.kisetsu-o-mederu.com/trackback/1266184
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>