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茶道のお稽古vol.49【棚点前】桑小卓


目に青葉でございます。
お軸は『青柳』4月の銘にも使われます。

茶花はイチリンソウ。
花が一輪でイチリンソウ。
ニリンソウもありますが、花はひとつずつ咲き、ふたつめがつぼみの時もあり、しかも花が1〜3輪のものもあるそうです。
ちなみに花が三輪でサンリンソウというものもあるそうです。

来週は茶会前で、濃茶お点前を復習させていただこうという魂胆から、
今日は、棚で薄茶をさせてくださいと先生にお願いしましたら、
見るのも初めての棚が置かれていました。
渋い感じが素敵です。

使用した棚は桑小卓(くわこじょく)といい、地板と中板がとても近いもので、4代家元の仙叟が好んだと言われている棚だそうです。
桑小卓は地板が矢筈になっていて、柱が矢のように長いので子供の日にちなんで使われることがあるのだそうです。

先生は来る子供の日を意識なさってわざわざ出してくださったのかとも思いました。

色々させていただけることに、本当に感謝でございます。

桑というのは細工が難しく、棚では数が少ないのだそうでございます。
また、この桑小卓を使用する時によく使われる平建水でお点前をさせていただきましたが、口が広いこともあって着物の袖を浸してしまいました。

 

小さ目の水指を中板に、棗を天板に荘りつけ、茶碗を持ち出すところからお点前を行います。

 

釜は透木釜がかけられていて、柄杓の合を釜にかけるところは忘れずにできたのですが、久しぶりにさせていただく薄茶点前、茶碗や茶杓を持つ位置、茶巾で茶碗を拭く際の指の形、お茶を茶碗に入れる際の棗は動かさない!など、細かい注意がありまして、またあの言葉を思うのでした。

「稽古とは一より習い十を知り、十よりかえるもとのその一」

千利休の教え[茶の心得]である利休百首のひとつ。

ああ、私は一で失速しております。

 

さてさて桑小卓に話を戻します。
 お点前は、通常と変わりなく進みますが、最後の荘りつけに特徴があります。

●三荘り(写真が荘り終わった画です)
1 柄杓を荘る時は、合を伏せて左手を棚の柱の外側から回し、左の柱2本を使って斜めに渡します。
2 蓋置は柄杓の足元、水指の左前に置きます。(仮置き)
3 茶碗を勝手付に仮置きし、棗と茶杓を拝見に出します。
4 建水、茶碗を水屋に戻し、水注を持ち出します。蓋置を地板の手前中央に置き、水指を棚から出し水を注ぎ、元の位置に戻します。
5 清めた建水を持ち出し、棚正面に置き、蓋置を取り出して建水の中央に入れ、建水ごと地板に荘ります。
6 拝見が終っていたら、客付にまわり答え、棗、茶杓を持ち、今度は棚正面に回り、茶杓を水指の蓋の上右側に仮置きし、棗を右手で天板中央に荘ります。

7 その後、水指に仮置した茶杓の下を右手で持ち、左手で節を持ち、右手で再びその間を持って帰ります。

 

そしてもう一つ
●三荘り〜総荘り
1 お茶碗を持って入り、勝手付に仮置きします。建水を両手で取り出し、いつもの位置に置きます。棗をおろし、茶碗と置き合せます。
2 蓋置を左手にのせて外隅ねらいまで回り、いつもの位置に置きます。
3 柄杓を取って鏡柄杓し、蓋置に引きます。その後は通常のお点前と同じです。
4 仕舞いの茶筅通しをしたら茶巾で茶碗を拭きます。(茶巾で茶碗を拭くということは、茶碗を荘るという意味を示し、拝見はかからないということを意味します。)茶碗を置いたら茶巾を取り出して、端と端を持って広げ、両端を合わせて折り畳み、更にもう一度折り畳み、建水で絞ります。再び端と端を持って広げ、畳みます。
5 柄杓を荘り、蓋置も柄杓の足元に仮置きします。
6 置き合せした茶碗と棗を同時に両手で天板に荘ります。
7 建水を持ち帰り、清めて持って入り、蓋置を入れて地板に荘ります。
8 帛紗を畳んで水指の蓋の上に置きます。

桑小卓

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