また来てしまいました。
国立東京博物館、略してトーハク。
【茶の湯展】4月21日に来た時、予想通りの混雑で体力電池切れで、第2会場きちんと見れてなかったな感がありました。

サイトで案内があった『発掘!お宝ガレリア』という番組を観て、改めて茶入"初花"がとんでもない茶道具であったことを知りました。
"初花"の出展は徳川記念財団でした。何故に?と、思っておりましたことが、この番組でわかりました。
持ち主は徳川家の末裔の方でしたが、茶入は貸金庫にありました。
しかも取材は、トーハクの学芸員も進行役も立ち会えないという有り様。
そして、ぶつは、水指がないるほどの箱から始まるマトリューシュカ状態。
袋、箱、袋、袋、箱のように続きます。
その番組のテーマは、『選▽信長・秀吉・家康が愛した茶道具は入れ物もスゴいんです!展』でしたが、
茶入"於大名"の入れものは茶室"転合庵"であるという関係を教えてくれました。
このことを知ったことで、また見てみたい気持ちがふつふつしました。

また、久しぶりに購入した図録を夜な夜な眺めて、興味も一層増しました。

今夕から出かけるのに、止めておこうかどうしようか?
でも茶室""転合庵"は、5月7日までしか拝見出来ません。東京に戻ってくるのが7日。間に合いません。

結果、行って良かったです。

信長、秀吉、家康の3人の天下人を渡り歩いた"初花"は、公開は僅かだったことも知らずで、再会は果たせませんでしたが、改めて、あらそうだったかしら?との発見もあり、有意義でした。
やっぱり、一生に1度の【茶の湯展】ですしね。

結局また、オンラインチケットを利用し、今回は『特別展「茶の湯」』『茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術』の2展セットを購入しました。
楽茶碗は後日行くことにします。

今日は気儘に一人なので、庭園から拝見することにしました。

順路通りに、五重塔を拝見します。

遅咲きの""ケンロクエンキクザクラ"

先日お稽古の時、茶花はイチリンソウでしたが、
"二輪草"です。

茶室"春草盧"
原三渓が三渓園に建てようと思っていた茶室。

小堀遠州が茶入"於大名"のために建てた"転合庵"です。

扁額に"転合庵"と、あります。

台目切の茶室です。

二間が続く形であり、

右側は広間でした。

庭園は、本館の真裏に配されていますが、茶室からは蓮池も含めこのような景観が望めます。

歩みを進めると、苔が光っていました。良く晴れた日だったので、木漏れ日が曜変天目のようでしたね。

茶人 金森宗和ゆかりの茶室"六層庵"

趣のあるつくばいがありました。

大和の三茶室と言われたそうです。

春秋だけでなく、通年になればいいのになぁと思います。

気持ちの良い素敵な風景の散策が楽しめます。

紫陽花、咲いたら綺麗でしょうに。
残念ながら、来週7日までしか入園できません。

こちらで、茶会が行われるのでしょうか?

シャガも咲いています。

市井の山居というのはこういう感じでしょうか?

本館からはこんな景色です。
これもまた素晴らしい!

トーハク、みどころが特別展だけでなくたくさんあります。

【茶の湯展】"初花"は残念でしたが、第2会場から見て十分満足しました。
帰宅予定時間に一時間あったので、今日は、常設展を少し見ていくことにしました。

仁阿弥

道八や、

乾山が写真OKで見れるのですね。

次の場所に移動するのに、こんな心惹かれる作品に遭いました。

トーハク、常設魅力的なんですが、

建物探訪的にも楽しめます。

高円宮コレクション『根付』も拝見しました。

浮世絵と衣装の展示室で勝川春英、金太郎を見ます。

国芳。

広重、鍾馗さま。
端午の節句ですものね。

帰りは根津からと思い、豆大福目当てで、岡杢栄泉へ行ったら売り切れ。
門のカヤバ珈琲、この行列ですものね。

でも、今日はとっても有意義でした。

初花

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