5月、風炉の季節になりました。
風炉は柄杓の扱いが変わるので、薄茶平点前をお願いするつもりでした。
お願いのメールを先生にいたしますと、立礼をしますと返信があります。

茶会後、足の不自由さに正座は厳しい方もいらしたので、立礼のことが話にあがっていました。
お稽古でさせていただけるなんて思っていなかったので、感激です。

先生のところにはお道具が色々あって、何でもさせてくださいます。
ありがたや。

お茶碗は、菖蒲の絵や端午の節句の絵付けのものが並んでいました。

また、私より先にみえていた先輩は、炭手前をされましたが、シダの絵が側面に描かれた曲げの炭斗を使っていらっしゃいました。

並べられた水屋のお道具の中に初めて見る棗を発見したので、使わせていただくことに。

裏千家四代 仙叟好『河太郎棗』
夏に使う棗で、蓋の甲がへこんでいて、河童のお皿に似ているところから、そのような形の棗を、「河太郎」と呼ぶそうです。

お軸は、『薫風自南来来(くんぷうじなんらい)

薫風の清涼さは単なる感覚的清涼さではなく精神的な清涼さとして、是非、善悪・利害・得失などの相対的な考え、思想にとらわれないさばさばとした境涯であり、一切の煩悩の垢の抜けきった無心の境地を表す語である。

今日はお客様が座る畳には、椅子と小机。
目線が高くなるので、花は床柱に荘られていました。
露草とリョウブ。

以下 立礼お点前備忘録(点茶盤使用)

○点茶盤に皆具を(水指、差通しの柄杓、火箸を仕組んだ杓立、蓋置を仕組 んだ建水)荘りつける。
○客が揃ったところで菓子を運び出し、正客の前に置いて一礼し、いったん水屋に下がる。

1.何も持たずに席入りし、総礼し、(客も立ち上がって一礼する)水屋に下がる。
2.棗、茶碗を持ち出して、水指の前に置き合わせる。
3.建水を両手で取って、点茶盤の左前角に置く。
4.蓋置を取り出し、杓立の前に置く。
5.居ずまいを正す。
○半東はこの頃、席に入って控えている。
6.茶碗を右、左、右の三手で中央向こう寄りに置く。
7.棗を取って、茶碗の手前に置く。
8.ふくさを捌いて棗を清め、水指の前左寄りに置く。
9.ふくさを捌き直して茶杓を清め、棗の上に置く。
10.茶筅を取って、棗の右に置きあわせる。
11.茶碗を右手で少し前に寄せる。
12.ふくさを茶碗の前右寄りに仮置きする。
13.柄杓を杓立から抜き取り、ふくさで釜の蓋を取って蓋置の上に置き、ふくさは建水の右横に置く。
14.茶碗から茶巾を取り出し、釜の蓋の上にのせる。
15.茶碗に湯を入れ、柄杓を釜にあずける。(置き柄杓)
16.茶筅通しし、茶筅を元の位置に戻す。
17.建水に湯を捨て、茶巾を取って茶碗を拭く。
18.茶碗を置き、茶巾を釜の蓋の上に戻す。
19.茶杓を取って、客に菓子をすすめる。
20.棗を取り、茶杓を握りこんで蓋を開ける。
21.茶杓を持ち直して、茶碗に茶を入れる。
22.棗の蓋を閉め、棗、茶杓と元の位置に戻す。
23.水指の蓋を右、左、右の三手で開ける。
24.茶碗に湯を入れ、残りの湯を釜に戻して、柄杓を釜にあずける。(切り柄杓)
25.茶筅を取って茶を点て、茶筅を元に戻す。
26.茶碗の正面を正して出す。
○半東は出された茶碗を正客の前に運ぶ。

27.正客の一口でふくさを腰につける。
○半東は拝見の終わった茶碗を戻す。
28.茶碗が戻ると、右、左、右の三手で正面に置く。
29.湯を汲んで茶碗に入れ、柄杓を釜にあずける。
30.建水に湯を捨て、順次茶を点てる。
31.客よりお仕舞いの挨拶があれば、それを受け、茶碗を置いて、お仕舞いの挨拶をする。
32.柄杓を取って、茶碗に水を入れ、柄杓を釜にあずける。(引き柄杓)
33.茶筅を取って、茶筅通しをする。
34.茶筅を戻し、建水に水を捨てる。
35.茶碗を持ったまま茶巾を入れて、茶碗を置く。
36.茶筅を取って、茶碗に入れる。
37.茶杓を取って建水を中棚に下ろす。
38.ふくさを捌いて茶杓を清め、茶碗に伏せて置く。
39.ふくさを建水の上ではらって、腰につける。
40.棗を取って、水指の前右寄りに置く。
41.茶碗を右、左、右の三手で棗と置合わせる。
42.柄杓を取って、釜に水を一杓入れて湯返しをし、柄杓をかまえて、釜の蓋を閉める。
43.柄杓を杓立に戻し、水指の蓋を右、左、右の三手で閉める。
44.客より拝見の挨拶を受ける。
45.蓋置を取って扱い、少し向こうに置き直す。
46.茶碗を右、左、右つと三手で勝手付前角に割り付ける。
47.棗を取って客付きに回り、点茶盤に置く。
48.ふくさを捌いて棗を清め、拝見に出す。
49.ふくさを腰につけ、居前に戻る。
50.茶杓を取って客付に回り、棗の下座に出す。
51.居前に戻って建水を持ち、水屋に下がる。
○半東は、棗を正客の前に取りつぐ。
52.席に入って、茶碗を取り、水屋に下がる。
53.水次を持ち出して腰掛け、水次を前に置く。
54.水指の蓋を右、左、右の三手で開け水を注ぎ、水指の蓋を閉め、水次を持って水屋に下がる。
○拝見が終わると、半東は拝見物を取って返し、水屋に下がる。
55.拝見物が戻ると、建水を持って入り座り、両手で建水を前に置く。
56.蓋置を建水におさめ、両手で杓立の前に荘る。
57.道具正面に回って、客の挨拶に答える。
58.棗、茶杓を持って、水屋に下がる。
59.あらためて席に入り、主客起立して総礼をする。

 

立礼 濃茶

 

 

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