紫陽花の咲く季節。あたりはどんな景色かしら?そんな気持ちで毎日を過ごしていました。
2週間ぶりにお散歩で歩く緑道の紫陽花、今年は遅いようですね。まだ、盛りという姿ではありませんでした。
今日は災難の日から2週間。
骨折してからの1週間は、ベッドから起き上がるのも横になるのも、芋虫のように転げるかスライドするかという有り様でしたが、5日位前からカラダを横にして上体を起こすことが可能になりました。
しかーし、一喜一憂。今日は背中の痛みがひどく、午前中に兄夫婦が心配して見舞いに来てくれましたが、椅子に座っているのが辛く、なんのおもてなしもできませんでした。すまない。
やっぱり気力は健康な肉体に宿ります。
人を思いやる気持ちは、痛みを乗り越えて芽生えることはありません。
依然、咳をすること、鼻をかむこと、靴下を履くことは困難です。
けれど、何をするにも痛かったのが、背中が若干曲げられるようになり、洗面所で顔を洗うことなどの日常に当たり前にすることができるようになってきました。
少しずつ回復を実感しています。
水曜日に、10日もほとんど横になってカラダを労ったのだから、さぞかし良くなっているはずだと、先週かかった整形外科へ行き、レントゲンを撮っていただきました。
翌日から復帰するつもりでいた仕事への安心感という目的もありましたが、骨はポキンのままでした。
先週診察してくださった先生とはまた別の方で、その結果に「たくさん折っちゃったからねー、回復もそれなりにかかると思います」と仰いました。
ポキンのままやから、まだこんなに痛いのか?
お散歩の時が一番痛いです。
楽チンなのは、ベッドで背中を平らにして重力がかからない時。
だからすぐに横になってしまいます。
犬と暮らす30年。
痛みにまだ波があるので朝のお散歩はここ数日行っているだけですが、歩くという行為はやっぱり全身運動のようですね。
呼吸器にも影響があるように思いました。
背中の奥にある内臓がよじれる感じと、走った時に起こる横っ腹が痛くなるような違和感か生じて、家にたどり着くとほっとします。
よく、走るとっ腹が痛くなるというのがありましたけど、酸素を供給しようと慌てて活動し、溜めていた血液を送ろうと急激に収縮するために痛くなるとかいうことらしいですが、痛む箇所によっても様々なので、こういうことではないのかもしれません。
でも、今は、まだそういう違和感があって辛いです。
ポキンと折れた骨に対して、コメントを寄せてくださったおしもとさんから解りやすく説明をいただきました。
『折れた骨は、自己治癒力で仮骨(かこつ)というのが折れた部分にできて治ります。この仮骨の影響で折れたところが1度きちんと治ると、他の骨のところより丈夫になります。
仮骨は、年を取ると何でもない普通の骨にでき、Xレイで撮った写真に現れます。歯の歯石と同じ感じです(ちょっと違いますが)写真でその人の年齢がわかったります。
また、この仮骨は約1週間で形成されるので、1週間は安静にして、そののち、筋肉が落ちるのを防ぐため、身体を動かすのが今の医療主流です。
骨が折れると、その周りの組織、細胞、血管、筋、筋肉にも障害があり、そのため内出血を起こします。内出血は、徐々に、身体に吸収されてなくなります。地球の引力に引っ張られて、下向きの方向や寝るときの布団の方向に血液が移動していきます。
家庭で早く治す方法は、まず固定。
そして温める。
血行が良くなることで治癒力がアップします。が、痛みがひどくなる場合があります。
痛みが強い場合は、冷やす!
固まらない保冷材を使うといいですよ
そして風呂に入った時などに、冷やしたり温めたり交互に10回ほど行う方法もあります。
ロキソニンが効かないなあと思ったら、ボルタレンの方が効きます。錠剤と座薬のボルタレンがあり、即効性は座薬です。
医者の処方箋が必要です。
仕事復帰はいいですが、なるべく動かさないように。』
と、教えていただきました。
回復の目処を調べてみましたところ、このような指標がありました。
第1期(骨折血腫期)8〜10日
骨膜・骨髄・筋肉・血管が損傷され、血腫を作る→損傷血管が収縮して出血が止まると炎症が起こります。
血腫は組織化 → 骨膜肥厚 → 血管が多くなる → 細片の骨髄は血液と混じって灰白色の組織に変わる → 凝固した血液は赤色の組織となる → 小骨折片はこれら増殖した組織の中に埋もれる という流れ
第2期(軟仮骨形成期)10〜25日
増殖した組織は周囲と明らかに区別し得るようになり、白みがかって線維軟骨の硬さになる(初期仮骨)→ 骨膜を通じて癒合する
第3期(骨芽細胞増殖期)20〜60日
この期間は年齢や健康状態により異なる。
初期仮骨は縮小 → 全体が骨になる(骨海綿質の性質も持つ)
第4期(硬化期)50〜6ヶ月
海綿骨様仮骨は硬い骨に変わる(終末仮骨)
第5期(改変期)4〜12ヶ月
正常な骨膜に包まれた完全な骨となる
おしもとさんはこんなことも教えてくださいました。
『肋骨の骨折は、わき腹近くの骨が一番折れやすいところです。そして、骨折の判断はXレイで行われますが、レントゲン技師が下手だったり、機械が古いと、きれいに撮影できなくて、わからない場合があります。医師が、その写真を見て判断するとき、今度は医師の技量が未熟だと折れた個所が分からない場合もあります。
Xレイできれいに映っているかどうかが一番の問題点になりますが、患者さんが太っていたりするとい、脂肪の関係できれいに撮影できない場合があります。』
信頼できる経験豊富な医師に出会うこともやはり、病気を知ることの必須科目であるようです。
救急医療では駄目ということも今回よーくわかりました。
この【ヘルプマーク】の存在、ご存知でしたか?
妊婦さんバッジは甥の嫁が着けていたことで知って、もう15年位前になりますか?あれは、良いと思っていましたが、これは全く知りませんでした。
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークだそうです。
ヘルプマークを身に着けた方を見かけた場合は、電車・バス内で席をゆずる、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。
と、いうことですが、認知度はどのくらいあるのでしょう?
私も見た目は慢性的な痛みを抱えているとは思えない中年ですし、まだまだ骨形成には時間がかかりそうなので、入手を考えたいと思います。
ヘルプマーク
- 2017.06.17 Saturday
- ヘルス
- 12:58
- comments(8)
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- by kisetsuomederu
おはようございます。
暑中見舞い申し上げます。
スカイウェブとはなんじゃらほい?
ググってからコメントをさせていただいております。
オートバイのことなんですね。
ちなみにわたし、元ヤンキーではありませんし、今乗ってるわけではありませんが、二輪免許取得者であります。
夫は元暴走族で、今はもう1台しかありませんが、ハーレーやZ-2などを所有していました。
間寛平さん、肋骨骨折9本でしたか!
私の6本もやはり重症ラインだったかもしれませんね。
だいぶ普通の生活ができているように感じていますが、運動許可はまだまだでしょうね。
骨がずれる感じがして痛みは続いています。
連休中はボルタレン座薬で乗り切りました。
おしもとさんはほぼ回復といって良いくらいなのですね。
手術されずに、そこまできて本当に良かったです。
でも、この酷暑、無理なさらないでくださいませ。