清風万里秋の前には、昨夜一声雁という句が入ります。
この言葉のお軸は、今の時期によくお茶室によくかけられるようです。

昨夜一声雁 清風万里秋(さくやいっせいのかり せいふうばんりのあき)

意味はいくつかあって、昨夜、雁が一声鳴いたのを聞いて、清らかな風が吹き抜ける本格的な秋を迎えた事を知った。
ですとか、わずかな事から全体を知る。ですとか、全ての妄想・執着を捨て去った後の清々しさに満ち溢れた心境の喩えにも用いるそうです。

季節を感じることや、比喩に託して物事を深く考えるといった教訓としての禅語です。

悟りというのは、こういうことなのでしょうが、怒ってばかりの私はまだまだ修行が足りません。

茶花は秋名菊、桜蓼、高砂木槿、水引。
秋をたくさん感じる花々。

ご一緒している生徒さんから、秋になってはじめて咲いたといただいたお花は椿。
いよいよ椿の出番です。

以下、備忘録。

■中置 薄茶点前

1.水指を建付けに置き襖を開け、総礼。

2.水指を持って、風炉前左斜めのところに座り、水指を風炉の敷板の左側に置く。
3.次に棗と茶碗を運び出し、いつも置く水指の前の同じ位置に置き合わす。
4.続いて、建水を左手に持ち、風炉正面にに進み坐り、手なりに建水を置く。
5.柄杓を持ってかまえ、蓋置を取リ出して水指前に置き、柄杓をひく。
6.建水を膝前の線まで進め、居ずまいを正す。
7.茶碗を、右手前、左横、右横の三手で扱い、膝前少し向こうに置く。
8.棗を取り(半月に持つ)、茶碗と膝の間に置く。
9.帛紗を取り捌き、左手で棗を取り拭き、茶碗のあったところに置く。
10.帛紗を捌き直し、茶杓を拭き、棗の上に置く。
11.右手で茶筅を取り、棗の右側に置き合わせ、
12.茶碗を手前に引き、
13.帛紗を左手の指のにはさみ、柄杓をかまえ、
14.帛紗で釜の蓋を取り、蓋置きの上に置き、

15.帛紗を建水の下座に仮置きする。

16.茶巾を取り、手なりに釜の蓋の上に置く。

17.柄杓を扱って湯を汲み、茶碗に入れ、

18.柄杓を置き柄杓し、

19.茶筅通しをする。

20.茶筅を元の位置に戻す。

21.茶碗を右手で取り、左手に持ち替え、建水に湯を捨てる。

22.茶巾を右手で取り、茶碗を拭き、

23.茶碗を膝前に置いて、茶巾を釜の蓋の上に置く。

24.右手で茶杓を取り、客に菓子をすすめる。
● 客はこれを受け、次礼をして菓子器をおしいただき、懐紙を出して菓子を懐紙にとり、次客に菓子器を送る。

25.左手で棗を取り、茶杓を握りこんで蓋を取って、右膝頭に置き

26.茶を一杓半ほどすくい、茶碗に入れ、茶杓の先を茶碗の縁で軽く打ち、蓋をし、棗と茶杓を元へ戻す。

27.右手で水指の蓋の摘みを取り、左手で水指の胴の左側に手なりにもたせかける。(二手)

28.柄杓を持ち、湯を汲み茶碗に入れ、切り柄杓で柄杓を釜に戻す。

29.その手で茶筅を取り、茶を点て、茶筅は元の位置に戻す。

30.茶碗を右手で取り、左掌にのせ、茶碗の正面を正して定座に出す。

● 正客は茶碗が出されるとにじり出て膝前にそれを引き、にじり帰って茶碗を縁内に取りこみ、茶碗を縁内次客の間に置き、次客に「お先に」と会釈し(行のおじぎ)、茶碗を膝前真中に置き、「お点前ちょうだいします」(真のおじぎ)と挨拶する。右手で茶碗を取り上げ左手にのせ、感謝の気持ちでおしいただき正面をさけ時計回りに回しいただく。

31.亭主はこれを受ける。(行のおじぎ)

32.客の一口で亭主は帛紗を右手で取り、左手に打ちかえして腰につける。

● 次客へ茶が出されたら、まず縁内右膝横に置き、「お相伴いたします」と挨拶し、その後、左膝横「お先に」、膝前真中「お点前頂戴いたします」と挨拶し茶碗を取り、感謝の気持ちでおしいただき、正面をさけ、回しいただき茶碗を清め、指先清め、拝見し、返す。

33.亭主は茶碗が返ると、右手で取り、左手で扱い、右手で膝前に置き、

34.湯を汲み、茶碗に入れ、置き柄杓をする。
35.湯を建水に捨て、茶巾で茶碗を拭いて連客にも同じように茶を点てる。
● 正客は、ここで「おしまいください」という。

○正客から挨拶があればこれを受ける。
36.茶碗を右手で下に置き、「おしまいさせていただきます」と挨拶し、
37.右手で取り柄杓し水を汲み、茶碗に入れ、柄杓を釜にあずけ、引き柄杓する。
38.しまいの茶筅通しをし、
39.茶筅を棗の横に置く。
40.建水に水を捨てる。
41.右手で茶巾を取って、茶碗に入れる。
42.茶筅を取り、茶碗にとじ目を上にして入れ、
43.右手で茶杓を取り、左手で建水を引く。
44.その手で帛紗を捌いて、茶杓を拭いて、茶碗にふせて置き、
45.帛紗の茶粉を建水の上で払い、腰につける。
46.棗を右手で最初に置き合わせた位置に置き、茶碗を右横、左横、右手前の三手で棗の横に置き合わせる。(中置の点前は、必ず本じまいにする)
47.柄杓を扱って水指から水を汲み、釜に水を一杓さす。
48.釜の蓋を閉める。
49.柄杓を蓋置にひく。
50.水指の蓋を左、右の二手で閉める。
○ この時、正客から「お棗、お茶杓拝見を」の挨拶があれば受ける。
51.柄杓を右手で取り、左手で持ち替え、建水にたたみ
52.蓋置を右手で取り、左手で持ち替え、建水の下座に置く。
53.茶碗を、右、左、右の三手で勝手付きに割り付け、
54.棗を取り、左掌にのせ、客付きに回る。
55.棗を膝前に置き、帛紗を捌いて清め、
56.帛紗を膝前に置いて、棗の正面を正して定座に出す。
57.帛紗を腰につけ、風炉正面に戻り、
58.右手で茶杓を取り、左手に持たせ、客付きに回り、右手で棗の右に出す。
59.風炉正面に戻る。
60.柄杓、蓋置を右手に持ち、一膝勝手付きに向き、建水を左手に持って立ち上がり、水屋にさがる。
● 客は建水が引かれると棗、茶杓と出された順序に引く。
61.茶碗を右手で取り、左掌にのせ、さがる。
62.続いて、水指正面に坐り、水指を引き、襖を閉め、拝見の返るのを水屋で待つ。
● 正客は棗、茶杓と縁内に取り込み、亭主が水屋に入ってから次礼して、棗、茶杓の順に縁内で拝見をし、終わると出会いで返し、出された反対に返す。
63.亭主は拝見物が戻ると、とりに出て、道具正面に坐り、
「お棗は?」「お塗りは?」「茶杓のお作は?」「ご名は?」などの問いに
「利休形黒中棗でございます。」
「春慶で、ございます。」
「杓は坐忘斉お家元で、ございます。」
「錦秋でございます」 などと答えて、挨拶し、
64.おじぎの後すぐに、右手で棗を取り左掌にのせて、右手で茶杓を取る。
65.茶道口に持ってさがり、建付に茶杓、棗を置いて主客総礼をし、襖を閉めて終る。

2015年10月の中置のお稽古

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