『雲静日月正』
(くもしずかにしてじつげつただし)

「雪晴天地春」の前句にあたり、意味は、
「雲は静かに流れ、日や月の運行も刻々と正しく行われ、雪が晴れると春になり、四季のうつろいも順調である。
天地が正しく運行してこそ、私たちは平穏に過ごせる。」
という太平無事を祝うことばだそうです。

まだまだ今年は寒い日が続きますが、ちょっと具合の悪い私に沁みるお言葉でございました。
先生、ありがとうございます。

茶花は白玉椿にトサミズキ。
トサミズキのみずみずしく凛とした姿が花器と調和して素敵でした。

トサミズキは高知(土佐)の蛇紋岩地に野生のものが多く見られるため、この名前がついたようです。ミズキと名前が付きますが、ミズキ科ではなく、マンサク科の植物です。
レンギョウやマンサクと同様、江戸時代から庭木や盆栽、切り花として親しまれてきたといいます。

葉が出る前に枝からぶら下がるように黄色い花を咲かせる姿がなんとも愛らしい。
7輪前後の花を付けますが、花が開いてくると次第に茶色くなるようです。

以下、備忘録。

大津袋とは棗を入れて濃茶に使う場合の袋のことです。
利休の奥様の宗恩さんが大津で使われている米袋を見て考えられたといいます。

【準備】
・水指の前に大津袋に入れた棗を荘る。

お点前は、濃茶点前と変わりませんが、大津袋は、取り込んで、茶碗の前で解き、左手の上に載せ、右の手前の帯を右手で引っ張り出し解き、右左と割って棗を出し定座に置きます。

出した後は炉の場合、袋の横を右手で取り、左手の親指と人差し指で底を掴み、ほかの指で向こうを押さえて、左手で畳、棚などの上に置きます。

棗ですが、お濃茶ですから四方捌きをします。
棗は黒棗に限りますが、普通に拭きます。

棗の蓋な濃茶扱いです。
お茶は3杯正客の分を掬ったら、後はかき出します。
かき出しして大きく口が汚れたので、親指で向こうからグルッと拭き、手前を少し戻って拭きます。

濃茶を点てるところも拝見まで変わりません。のところが少し違います。

棗は普通に拭きますが、濃茶器として使っているので、帛紗は下において棗の 蓋を取ります。

大津袋を持ったら、客付けに周り、手のひらを上に向け人差し指と中指で挟むように持ち、その親指で袋の向こうを持ち、手首を捻って向こうに出します。

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