あたりが緑色になってきました。
柳も今頃なのですね。
そうなると、普段地味好みの私も春らしい色の着物を着たいと思うようになります。
今日は、桜を意識した色合いの着物でお稽古に伺いました。

3月は釣釜?と思って訪ねると、
釜はそのままで、旅箪笥がありました。
重ね茶碗のお点前をさせていただくつもりで準備していましたが、急遽おねだりして、やらせていただくことに…。

以前教えていただいた先生に一度お稽古させていただいたのですが、記憶は遥か彼方。
けれど、その、箪笥という入れ物に茶道具が入っているという可愛らしさがとても印象に残っていました。

その時は多分、薄茶のお点前だったと思いますが、今日は、先輩が薄茶をされるというので、わからないついでに教えていただきながらしようと、濃茶点前を図々しくさせていただきました。

以下、備忘録です。


いつものように中棚に薄茶器を荘り、地板の水指は手前一杯に引き出して置きます。(柄杓が入らないため)
その前に濃茶器を置きます。

1.膝前に茶碗を置き、戸を開け入ります。
2.いつものように水指前に置き合せします。
3.建水に柄杓と蓋置き持って入り、居前に座り、柄杓を構え、蓋置きを出して引き、総礼をします。
4.茶碗、茶入を膝前に置き、茶入れを仕覆から脱がせたら、火の方に打ち返し、左手で旅箪笥の上の真ん中に置きます。
5.茶入れを清め、捌きなおして茶杓も清めます。
6.水指が塗り蓋ならば帛紗で二と清め、茶碗を引いて茶巾を蓋の上に置きます。
7.お湯を汲み茶碗に入れ、釜の蓋は閉めます。
8.茶筅通しをしたらお湯を捨て茶碗を茶巾で拭きます。
9.茶杓で正客の分3杯入れましたら後は全部廻し出しで出します。口はきれいに指で拭います。
10.釜の蓋をとり、帛紗は左膝横に置き、お湯を入れて良く練ります。
11.茶筅を茶碗左に置き、湯を汲み、茶筅にかけながら入れ、練り上げます。
12.正面を正し出します。
13.お服加減いかがですかと正客に尋ねます。
14.結構です。というご挨拶があれば、亭主は柄杓構え、釜の蓋を閉めて、建水に柄杓、蓋置きと仮置きします。
15.片付けると客付きに回り、ゆっくり正客側に向き、問いに答えます。。
16.末客の吸いきりを待ち、亭主は居前に戻り、蓋置きを出し柄杓を構えて釜の蓋を開けます。
16.茶巾を釜の蓋に移動して、水指の蓋を開け、釜に水を入れます。
17.帛紗を腰に付けて茶碗の返るのを待ちます。
18.茶碗が戻ると総礼します。
19.お湯を汲んで、茶碗をすすぎ、お仕舞の挨拶をします。
20.水を入れて茶筅通しをします。
21.茶杓持って建水を引きます。
22.茶杓清めると茶入れを元の位置に、茶碗も置き合せて、
23.仕舞い水を釜に入れます。
24.釜の蓋、水指の蓋と閉めます。
25.拝見の声がかかったら
26.柄杓を建水に畳み、蓋置き持って水指正面に回ります。
27.茶碗を仮置きして、
28.茶入れを持って回り、清めて出します。
29.また正面に回り茶杓、お仕服を拝見に出します。
30.建水、茶碗をそれぞれ水屋に下げ、31.水次を持って出、左斜めに水次を置くと、水指の蓋を右、左真横右真横と持ち替えて手前に立てかけます。
32.水をつぐと水指を奥に移動します。
33.そして濃茶ではこのとき戸を閉めます。
34.一旦水屋に戻ります。
35.拝見物の挨拶を受けて、終わりです。

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