今回は先輩達が、行之行台子(ぎょうのぎょうだいす)をされるということでしたので、私は台子のお点前を教えていただくことにしました 。

前回は、立礼のお稽古をさせていただきましたが、今回は、正座することと、火箸の扱いがあること以外、ほとんどが同じです。
と、思って帯の変わり結びを3回練習しましたら、お稽古、遅刻しました。(^_^;)

台子は茶道の点前に用いる茶道具で、水指など他の茶道具を置くための棚物の一種ですが、真台子・竹台子をはじめとして様々な種類があります。
一般に格式の高い茶礼で用いるものとされており、とくに真台子は献茶式などで用いられているそうです。

真台子を用いた点前は、茶道の点前の精神的・理論的根幹を成すものと考えられており、奥儀・奥伝・奥秘などと呼ばれて最後に伝授される習わしであるそうです。
と、いうわけで、私はまだお許しがいただけません。しかーし、行之行台子のお点前、見学できるだけで有難や。

台子は、通説では文永4年(1267年)南浦紹明が宋の径山寺から持ち帰ったものが崇福寺に伝えられ、後に京都の大徳寺に渡ったとされ、これを天竜寺の夢窓疎石が初めて点茶に使用したとされているんだそうです。(Wikipediaより)

また台子は陰陽五行を表していて、天板は天、地板は地、4本の柱は方角と四季を意味し、棚の中の道具がそれぞれ五元素(唐銅建水、杓立、火箸の「金」水指の「土」 水指の中の「水」炉の中の「火」、柄杓、炭、台子の「木」)を表しているそうです。茶室も陰陽五行を基に作られているといいます。

行之行台子のお点前は真塗りに螺鈿で八卦が細工されている八卦盆を使用します。八卦(はっけ)を基に、自然現象や人生百般の事象を占うのが易占だそうですが、茶室が床を北に、にじり口を南に置かれていなくてもこの八卦盆によって亭主が北に向いていることになるそうです。

さて、陰陽五行を少し学び、お茶の深さをちょっぴりだけ感じ、覚え書きです。

竹台子は、桐木地に竹の4本柱。元は村田珠光の創案と伝えられ真台子と同寸だが、現在一般に見られるのは千利休が炉用に改変した小型のもので、幅75cm奥行き38cm高さ60cmほどである。
(Wikipediaより)

茶碗以外の道具は、全て竹台子の中に荘らた状態で始まります。

【点前】
1.お菓子を客の前へ運び、礼をした後、水屋へ下がる。
2.茶巾・茶筅・茶杓を仕込んだ茶碗を置いて座り、礼をする。
3.茶碗を持って入り、台子の正面まで進んで座る。
4.茶碗を右横、左手前の二手で仮置きし、
5.足を重ね、棗を右横から取り左掌にのせ扱い、天板から棗を取るときは右横を持ち、足の重ねを外し、右半月に持ち直して台子の右前へ置く。
6.茶碗を左手前、右横、左横の三手で棗と置き合わせる。
7.両手で建水を持ち、左手で手なりに置く。
8.両手をついて火箸を杓立の向こう正面へ出し、杓立の右→杓立の前→建水があったところの左を通って膝の上へ持って来る。火箸を横にしながら左手で中ほどを持ち、時計回りに90度回す。右手を左手の手前まで進め、左手の掌を上にして下から持ち替え掌を下向きにした左手で、火箸を台子と勝手付の間に火箸の上端が3センチほど台子より手前に出るように進める。
9.蓋置を取って左手で扱い、杓立の前に置く。
10.建水を進め居前を正す。
11.茶碗を右手前、左横、右横で膝前向こうに置く。
12.棗を半月で茶碗の前に置く。
13.帛紗を捌き棗を清め、台子の前中央左寄りに置く。
14.帛紗を捌き直し茶杓を清め、棗の上へ置く。
15.茶筅を棗の右に置き合わせる。
16.茶碗を前に引き、
17.帛紗を右膝前へ仮置く。
18.両手を着いてから右手で柄杓を取り、横に出し、真っ直ぐ膝まで持ってきて構え、
19.左手で柄杓を持ったまま、右手で帛紗を取って釜の蓋を開け蓋置に置く。20.帛紗は柄杓の手前を通して左膝脇に置く。
21.茶巾を釜蓋の上へのせ、
22.柄杓を扱って湯を汲み、茶筅通しをし、
23.茶筅を戻し湯を捨て、茶巾をとり、茶碗を拭き、茶碗を元に戻し
24.右手で茶杓を取り、菓子をすすめ、左手で棗を取って、棗の蓋を取って右膝頭に置き、茶をすくって、棗の蓋を閉め、棗、茶杓と元に戻す。
25.水指の蓋を右、左、右の三手で開け、
26.湯を汲み茶碗に入れて茶を点て、定座に出す。
27.「頂戴します」の挨拶を受ける。
28.客の一口で帛紗を腰に付ける
29.「替茶碗で失礼いたします」といい、半東が建水の後ろに置いた替茶碗を左手で手前を取り、右手で右横に持ち替えてから膝前に置き、茶碗に湯を入れて拭き清めてから茶を点てて、次客に出す。
30..茶碗が戻ると膝前に取り込み、茶碗に湯を入れすすぎ、建水に湯を捨てる。
31.この時、お仕舞いの挨拶が正客からあれば受ける。
32.茶碗を膝前に置き、改めて「お終いにいたします」と挨拶する。
33.水を汲み、茶筅通しをする。
34.茶巾と茶筅を茶碗に入れて膝前に置く。
35.茶筅を茶碗に入れ
36.茶杓を右手で取って建水を引く。
37.帛紗を捌き、茶杓を清め、茶碗に伏せてのせ、
38.帛紗を建水の上で払い、腰に付ける。
39.棗を台子の中央右寄りに置き、茶碗を右横、左横、右手前の三手で棗の左に置き合わせる。
40.柄杓を取って釜に水を一杓差して湯返しをする。
41.柄杓を左手に持たせ、釜の蓋を閉める。
42.杓立に柄杓を戻し、
43.水指の蓋を右、左、右の三手で閉める。
44.この時、棗、茶杓の拝見を請われると受け、
【道具を拝見に出す】
45.蓋置を扱って杓立前少し奥に動かす

46.右手をついて火箸を取り先ほどの逆の手順で杓立に戻す。
47.茶碗を三手で、勝手付に割り付ける。
48.棗を取って左掌にのせ、客付に回って帛紗を捌いて清め、拝見に出し、
49.帛紗を腰につけて、台子正面に戻り、茶杓を取って左手に持ち、居前まで回って茶杓を棗の右横に出す。
50.台子正面に戻り、建水を持って水屋へ下がり、
51.続いて茶碗を持って水屋へ下がる。
52.水次を持って水指正面に座り、台子に対して平行に置く(普通は手なり)
水指の蓋を右、左二手で開け水を注ぎ、水指の蓋を閉めて水次を水屋に引く。
53.拝見物が戻った頃、きれいな建水を運び出して台子の正面に座り膝前に置き、
54.半月で蓋置を取り、左手で扱って建水に入れ、
55.両手で建水を地板の最初の位置に置く。
56.拝見から戻った棗と茶杓の前まで回り、拝見の問いに答える。
57.棗と茶杓を持って台子正面に回り、茶杓を手繰り寄せ、水指の蓋にあずけて、棗を横から持ち替え、天板中央に荘る。
58.茶杓を右、左、右と三手で扱い、持ち替えて茶道口にさがり、建てつけに置いて総礼をして終える。

茶花はお初の木槿が荘られていました。この花は暑さがいよいよ本格的になると思わせます。でも、茶人の愛する花。先生は「一輪咲いてるのを見つけたの」と、優しい笑顔でした。白いのは花茗荷。

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