先日の松方コレクション展を観に行って、戦争による美術品の略奪の歴史を知りました。色々調べているうちに返還された美術品にクリムト作品があることを知りました。
それは『黄金のアデーレ』という映画になっていました。公開時に観たかった作品だったのに忘れていました。週末、DVDを借りて観ました。
凄く良かった。

描かれているのは、アメリカで暮らす82歳のマリア・アルトマンが駆け出し弁護士ランディと共に起こした裁判。
訴えた相手は、オーストリア政府。

“オーストリアのモナリザ”と呼ばれる、クリムトが描いたマリアの伯母の肖像画「黄金のアデーレ」の返還を求めてのものでした。
ナチスによって略奪されたたくさんの美術品はもちろん返還されることなく今はほとんどがウィーンのベルヴェデーレ宮殿の絵画館にあるといいます。

宮殿は行ったけど、黄金のアデーレは観たかしら?たぶん観ていません。
今回のクリムト展で黄金のアデーレは観れません。

勝訴して取り戻された黄金のアデーレは運命を同じように翻弄されたウィーン出身のエスティローダーが156億円で買い取り、ノイエガレリエにあるからです。

映画の冒頭、金箔を張り付ける映像から始まりますが、それはとても日本的。クリムト自身、日本の芸術から影響を受けたのでは、と云われているそうで、その資料となるものが展示されています。

今まで、好きな画風ではないて思っていたのですが、やはりウィーンの国宝と言われる作品を残した天才です。その才能の深さ、チャレンジャーであったこと、今回のクリムト展で知ることができました。
公開は明日まで。とても人気で、平日にもかかわらず20分待ちでしたが、観に行けて良かったです。

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