上野からふらりと歩いている時に見つけたんじゃないかと思います。その時は休館日で、いつかと思っていました。月、火、水曜日がお休みですからなかなかついでもありません。夏は長期の夏休みで、冬も12月21日からお休みになるので、ぼやぼやしていると、また行き損なうなと思いました。今日はこちらを目指して朝一番の学芸員さんのガイドに参加しようと思いました。

内部は撮影禁止なので、入口のアプローチまでの景色です。良く手入れされています。つわぶきの黄色が昨日の雨に濡れて美しいです。
本当に素晴らしいのは中庭ですが、視界を邪魔しないように工夫された大きなガラスは、二度と手に入らないということで、カメラはNGです。国指定史跡及び名勝を受けています。仕方がありません。

紅葉には早い時期ではありましたが、12月になるとこのような眺めでお庭を観賞することができるそうです。(ポストカードより)
建物と庭園はすべて大観の創案により作られたもので、大観が大事とした日本の伝統的な美意識や感性が込められています。
もっと深いところにある「日本人であるのだ」という個性を腹の底から認める-私が繪を描いている自信も喜びもここに根ざしているのです。(横山大観)

画室は、意外にも2階でした。不忍池が見える場所で、墨の濃淡が良くわかるように自然光を好んだといいます。
近代美術館で大観展が行われた際に展示のあった絵巻『生々流転』の一部の習作や尊敬する岡倉天心の書などがありました。またこの部屋には大観に関する雑誌があり、しばし大観の創作活動を想像しながら、興味のある本を読むことができます。

客間『鉦鼓胴』から見えるお庭には銀閣寺手水鉢、交流のあった細川護煕から贈られたという石があります。地面に勾配さを設けるなどの工夫もされた庭に色づいた葉が露地に落葉となっています。自然のままを好んだ大観の意思通りに野趣に富んだ風景は本当に素晴らしかったです。

『鉦鼓胴』に置かれていた不動明王。国宝だそうですが、これもまた日本の美、また宗教感でしょうか?語源は「動かない守護者」熱い創作力の源でもあったかもしれません。

学芸員さんから空襲で焼け残った蔵の存在を教えていただき、裏手に回り見てきました。ここに多くの習作や作品が残されていて、記念館の展示が実現されています。

売店で少しお話をしましたが、先日の台風、やはり恐怖だったそうで、昭和初期に再建された数寄屋作りの記念館、雨漏りが心配だったそうです。
以前、大観記念館の近い千駄木にある安田楠雄邸を見に行きましたが、あちらは耐震工事が完了したようです。
その時の記事
横山大観記念館

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