M子さんからは、たねやさんのお菓子を良くいただき、季節毎の楽しい商品で、楽しい気分になります。
パッケージにも工夫があります。
あっ、今回は、桜ですね。
と、思って開封しましたら、
こんな可愛らしい貝形の最中と餡のセットが入っていました。
用いる蛤が同一でないと合わないことから、幸せな結婚の象徴として、
貝合わせは、古の女性たちが嗜んだ遊びですが、雛祭りのアイテムですね。
最中の大きさは、ちょうどはまぐりと同じくらいで、
添付の餡の封を開けて手作りします。
なんとも可愛らしい。
色もいいですね。
たねやさんの企画力。
本当に素敵です。
M子さん、いつも有り難うございます。
ご馳走さまでした。
昨日行った松戸のパン屋さん、ツオップのパン。
写真撮影の時、美味しい表情をしていました。
やっぱり、見た目、大事ですよね。
店内に並ぶたくさんのラインナップから今朝のパンをチョイスするのにあれこれ悩みましたが、
ビギナーなので、参考のために読んだサイトを参考にしました。
”グレープフルーツブリオッシュ” ¥300
グレープフルーツの酸味が下にひそんでいるカスタードクリームの美味しさで、スイーツのような仕上がりでした。
”キャラメルりんごのデニッシュ” ¥420
上質のアップルパイって感じでしたね。
具材作りのクオリティが高いのかな?と、思いました。
おすすめパンにあったので、地味ですが、購入してみました。
スマイルマークみたいで、笑えます☺️
”クリームパン” ¥220
美味しさ抜群でした。
クリーム、バニラビーンズ、使ってますかね。
こだわりの奥久慈卵と牛乳を材料として使用しているのが、滑らかな仕上がりと味に作用しているんでしょうね。
このクリームパンは、外せないアイテムですね。
他の店だと平たい仕立てをしてあるパンを、プリン型で仕上げているのがお洒落です。
”茄子とモッツァレラ” ¥280
ちょっと和風?
”サラダデニッシュ” ¥280
ポテトサラダかな?これもプリン型で焼き上げているので、食感も新しい印象でした。
ツオップさんと言ったら、カレーパン。
通販の他で、入手できないツオップさんのパンですが、カレーパンだけはオリジナルカレーパンとして、東京駅グランスタで購入出来るそうです。
”カレーパン” ¥290
ひき肉キーマカレーに、キドニービーンズ、フライドオニオン、マッシュルーム。
確かに美味しい。
ショーケースのお隣にカツカレーもあって迷いました。次は、そちら、tryしたいですね。
幸せな朝でした。
パンの聖地とも云われるパン屋さん。
正式名を”バックシュトゥーベ ツオップ”さんといいます。
松戸の郊外にあると知って、行くことは難しいかな?と、思っていましたが、
先日テレビで、「究極の朝食」を紹介する中の店舗のひとつで紹介されていて、
ミーハーごころに火が点きました。
店舗面積8坪のパン屋さんには行列が絶えないといいます。
ご多分に洩れず、この日も入店するまで、30分待ちました。
常磐線『北黄金』下車後、バスで6つ目。乗車時間約10分、徒歩1分の距離。
あまり遠く感じなかったのは、
我が街 経堂からですと、常磐線直通の千代田線に乗車出来れば一本だったからかもしれません。
店名のバックシュトゥーベとは、ドイツ語で、「パン焼き小屋」を意味するそうですが、
販売されているパンは多国籍で、常時300種類が店内に並ぶそうです。
入口にかけられた手描きの春のラインナップは、とっても可愛く丁寧で、
なんだかお店の雰囲気の良さを感じました。
入店するとすぐには、焼きたての商品が並ぶガラスケース。
こちらは、店員さんにお願いして取っていただきます。
オーブンシェルフは2面。
こちらから私は、定番の角食をピックアップします。
とにかく種類が多い。
店名のツォップをこちらからチョイス。
編み込みパンという意味だそうです。
その横には、サンドイッチが並びます。
左には、バゲットが見えますが、6種類くらいありました。
人気だという、
「キャロットラペと焼豚のサンド」
和風の味付けなんだとか…。
レジ横には、飲み物の他、自家製のパテやスプレッドもありました。
ここだけが別世界。
辺りに店の姿はほとんどない住宅地です。
近くに桜通りがあったので、この並びがさらに長くなるかもしれません。
300種類あると聞いていて、もう少し大きなパン屋を想像していましたが、店名通りのパン焼き小屋の風情。
店員さんも感じ良く、包装も丁寧。
なんだか聖地にふさわしい感じがして、往復3時間強のパンの旅も楽しい気分でした。
予約必須の2階のカフェは、、しばらくお休みしているそうです。
今回は趣向を変えて、老舗レストランdeランチです。
行き先は、銀座三越裏、洋食レストラン『みかわや』さん。
いくつかの候補のうち、お相手のM子さん。こちらをチョイスされました。
私は、大学生の時、以来です。
何をいただいたか?どんな味だったかも不明。
三越新館が出来る前の建物で、モボ、モガが銀ぶらを楽しんでいた名残?のような昭和レトロな店内でした。
サイトを拝見しましたら、なんと、4代広重の「銀座繁昌之図」に描かれているそうです。
1887年明治20年、和光の隣に「三河屋食料品店」として創業したのがはじまりで、
フランス料理が日本に広まった頃、ごはんに合う西洋料理として"日本独自の西洋料理"が創作されました。
それが今日、洋食と呼ばれるものですが、
その教えは、横浜ニューグランドホテルの総料理長だったサリー•ワイルに学んだ
「日本のフランス料理」がベースだといいます。
そういえば、ドリア、ナポリタン、プリンアラモードは、ニューグランドホテルが発祥だと言われています。
今日は、みかわやさんのベーシックをいただく、ランチコースをいただきました。
ハーフポーションなので、いただきやすかったです。
スープは通常、コーンポタージュですが、今日は、新玉ねぎのスープもあるというので、私はそちらをお願いしました。
アラカルトメニューだと2つある、
"カニクリームコロッケ"
整然と皿の上に添えられた野菜とポテトサラダに関心。
コロッケもカニがたくさん入っているだけでなく、上品なお仕事です。
レトロなイカリソースと、タルタルソースも供されましたが、充分味が整えられていました。
テーブルセッティングには、箸が添えられ、緑茶の提供もありますが、
ご飯ものには、漬物が付くそうです。
パンにしてしまいましたが、ご飯も選べたので、そちらには漬物が添えられていたのかもしれません。
バゲットと、レーズンパン。
カニクリームコロッケは、お魚料理で、
次がお肉料理。
ハンバーグか"ビーフシチュー"が選べ、
私は、ビーフシチューをいただきました。
デザートは、
"フルーツババロア"
お料理も懐かしい印象でしたが、ババロアも懐かしいデザートです。
久しぶりにいただきました。
果物、フルーツソース、抜群でした。
素材の良さですね。
わたしの目の前、
マネの『フォリーべェジェールのバー』
お料理は洋食ですが、やはり、みかわやは町洋食とは異なります。
絵画は、その豪華な気分を演出するためでしょうか。
店内、とてもコンパクトですが、品のいい落ち着いた設いですね。
ランチタイムは、窓から光が差し込んでいました。
M子さん、今日の装いは、一足お先の桜の小紋。
わたしは、縞の紬を着ていきました。
今日は、日射しは柔らかだったのですが、北風が冷たく、コート着用でした。
次回は、コートや羽織なしの着物姿で外出出来るかしら?
今日は、ランチ前にふたつのギャラリー見学です。
2軒目は、エルメス。
ブティックは、お呼びのないワタシタチですが、ギャラリーなら臆することなくお邪魔出来ます。
どちらも、入口は、ブティック内ではないのも助かります。
しかし、どちらも、黒服の店員さんのご案内がありました。
エルメスは、シャネルと異なり、ガラスキューブの建物の壁がギャラリーに入っても背景としてアートで、
シャネルのホール的役割と、大きく異なる印象でした。
展覧会のタイトルは、
『エコロジー:循環を巡るダイアローグ』です。
凡人のワタシにはわかりにくいアートシーンですが、エルメスギャラリーの箱にあった展示物、面白く拝見いたしました。
保良雄『noise』
ケイト•ニュービー『always,always,always いつも、いつも、いつも』
ニコラ•フロック
『インヴィジブル』
『La couleur de l'eau Colonnes d'eau みずの色、水柱』
65枚の写真は、マルセイユが公園の中心部に廃水を流失してきたことにより、水域にも景観への影響として現れていることを収めています。
銀座でランチの約束があったので、友人から情報を得ていたシャネル ネクサスホールで開催中の
『ジョージ•ホインゲン•ヒューン写真展』に行って来ました。
写真はわたし、良くわからない人なんで、(って他のジャンルに詳しい訳じゃないですけど…)琴線にふれることが出来るかしら?
と、思ったんですけど、
シャネルやダリの友人で、ファッション誌の革命を起こした方だということなんで、
興味が湧いていました。
ロシア革命時代、男爵家の息子であったヒューンは、パリに亡命。はじめは、撮影セットを具現化するイラストレーターだったそうです。
カメラは当時とても高価なものだったので、所有するのは経済的にも恵まれた人だったと言われています。
そんな中、「VOGUE」のチーフフォトグラファーになり、
独創的な構図で、新しい感覚の世界を繰り広げていきました。
当時(1920〜)のカメラは、とても大きく、屋外の撮影は大変困難でした。
展覧会のメインビジュアルになっている上の写真は、シャンゼリゼ通りのビルの屋上で撮影された作品だそうです。
そしてこの写真も、スタジオ内に砂を敷き詰めて撮影したものだそうです。
当時の撮影は、ライトの熱さが尋常でなく、本番前のライティングはスタッフが代わりを務めたそうです。
このスイムウェアというルックは、当時の女性ファッションの開放という手助けをしたそうですが、
ファッション誌の撮影のモデルという職業も当時はなく、
パリでファッション文化を楽しむ裕福な階級の方々が担ったといいます。
またこの、人物を俯瞰から撮影するというのもヒューンが最初だったそうです。
映画『旅情』の銀幕スター、キャサリン•ヘップバーンは、ヒューンのテクニックを信頼していて、多くの写真を撮らせたそうです。
写真の中には、旅をしたギリシャ神殿などがありました。
そうした景色もヒューンにとってはアートだったのでしょうが、
ギリシャ彫刻のような男性のカラダは、写真を撮る対象物として光るものだったのでしょう。
男性モデルをこんな風に撮影したのは、ブルース•ウェバーだと思っていましたが、
違っていたようです。
この写真の他、多くのモデルを務めたホルストは、ヒューンのパートナーだったそうです。
モードの時代。
この革命を起こしたのが、シャネルだったわけですね。
ヒューンとシャネルの交流の裏には、審美眼という共通点があったのでしょう。
ヒューンはシャネルに対して
「彼女は20世紀のファッションそのものだ」と言っています。
これ、オスカー像ですかね?
ダリとのコラボ作品。
シュールレアリスム。
その張本人、ダリ。
不思議なおじさん、こんなにイケメンだったんですね。
ポートレートを得意としていたそうですが、このモノクロのテクニック。
惹かれるものがありました。
昭和のたたずまいを今に残す貴重な菓匠
【ささま】さん。
この辺り、なかなかご縁のないところなので、抹茶をいただく際のお菓子として数回しかお目にかかったことがございません。
久しぶりに来たのと、周りがビルばかりで景色が変わり、少しばかり道に迷いました。
小さい店内に、お客様が続々と入って行かれますが、おふたりの店員さんの見事な客さばきで、あっという間に購入することが出来ました。
まもなく創業100年になりますが、
開業時から茶道に使用できる菓子作りを目指しているそうです。
今日は、上生菓子と干菓子をふたつずつ購入しました。
串団子を含め、季節の生菓子が並びます。
ひな祭りにちなんだものにもこころ揺れましたが、やはり、今の時期は、桜。
稚児桜(ちござくら)
練切。
茶巾絞りで桜のつぼみを表現しています。
もうひとつは、意匠に惹かれ…。
残雪(ざんせつ)
雪解けを表現しています。
販売は、明日まで。
小倉羊羮。残雪部分は薯蕷羮だそうです。
お干菓子は、ひとつからでも購入できるそうです。グラム売り。
土筆(つくし)は、せんべいの間に白味噌餡。
早蕨(さわらび)は、きなこのような五家宝のようなお味でした。
今回は、お干菓子のチョイスが私好みでした。
ふと思いつきました。
今日は、神田付近に行って、ささまの和菓子を買おうと…。
そこでまた、神田明神へお詣りした際、湯島聖堂を素通りしてしまったことを思いだしました。
では、ここを最初の目的地として行ってみよう、そう思いました。
JRお茶の水駅から歩いて、医科歯科大方面へ。
聖橋を渡るとすぐに、湯島聖堂へのご案内を見つけました。
階段を降りると門がありました。
入徳門です。
1704年建造。
聖堂内、唯一の木造建造物だそうです。
湯島聖堂は、もと上野忍ヶ岡にあった幕府儒臣・林羅山の邸内に設けられた孔子廟を1690年、五代将軍綱吉がここに移し、
先聖殿を大成殿と改称して孔子廟の規模を拡大・整頓し、官学の府としたのが始まりで、
この時からこの大成殿と附属の建造物を総称して「聖堂」と呼ぶようになったそうです。
こののち、寛政9年(1797)十一代家斉のとき規模を拡大し「昌平坂学問所」を開設、
これまで朱・緑・青・朱漆などで彩色されていたものを黒漆塗りとしました。
現在のものは、大正12年(1923)9月1日関東大震災により、罹災、
入徳門・水屋を残し全て焼失、
昭和10年(1935)に木造であったものを耐震耐火のため鉄筋コンクリート造りとして再建されたものです。
階段を上がります。
杏壇門
「杏壇」とは、学問を教える場所を意味するそう。
罹災したための工夫でしょうか?
雨水を貯める葵の御紋のついた貯留容器に感心してしまいました。
また、絵馬があるのはここが湯島天神と同じく、学問と縁のある聖地だからですね。
大成殿。
大成とは、孔子廟の正殿の名称で、
殿内、中央の神龕(厨子)に孔子像。
左右には四配として孟子・顔子・曽子・子思の四賢人を祀ってあるそうです。
今日から、筑波大学の彫塑展が開催されていました。
何故に?
と思いましたら、
ここ湯島聖堂は、1871年、日本で初めての博物館(国立東京博物館)、1872年、我が国初の書籍館(図書館)、東京師範学校、1874年に東京女子師範学校が置かれた地です。
この両校は、のちの筑波大学、お茶の水女子大学へと発展したという由縁があるのです。
展示されているのは、
博士過程の方々の作品らしく、レベルが高い作品ばかりでした。
また、この空間での展示が作品をまた面白くさせていたように感じました。
私好みだった作品。
『Undertaker of you』
訳すとあなたの葬儀屋。
この辺りもビルばかりになりました。
重量約1.5トンの孔子の銅像。
世界一だそうです。
近くに枝や葉が整然としているので、書道でいう楷書の語源ともなったといわれている楷樹がありました。
冬枯れしていたので撮影しませんでしたが、楷は曲阜にある孔子の墓所に植えられている名木だそうですね。
仰高門。
『孔子の徳は仰げば仰ぐほど高い』という意味を持つそうです。
こちらが一般の入口になるようです。
私は、その門から出て、神田から神保町へ向かいます。
この辺りは、電車や川が交差したとても面白い場所ですね。
]]>今日は、土地勘のない "北千住"にやって来ました。
お相手は、陶芸を習っていた時に仲良くしていただいた方で、最近ちょこちょこ遊んでいただいています。
実は2月6日、雪の降った日に約束をしていました。
雪は前夜に降り始め、積雪になるという予報だったので、これは不急の外出は控えた方が良いとなと、キャンセルいたしました。
翌日、再度予約。
今日、やってきたというわけです。
あれこれ場所を探している時に、お相手が、こちらはどう?と提案してくださいました。
わたしは、まったく知らない所だったので、ふたつ返事でOKし、予約をしました。
北千住のひとつ手前駅、町屋にご実家のあるお相手は、妹さんからこちらを薦められていたそうです。
若い頃のお話などをお聞きしながら到着すると、この日本家屋が、予約した店とわかり、驚かれていました。
まさか、この家が、料理屋に変貌したとは思ってもいなかったと…。
店の名前は【板垣】
どうやらこちらの持ち主さんが、このお名前のようです。
車道や信号機で、いにしえを感じることは出来ませんが、
以前、お茶を習っていた代沢の先生のお宅が、こんな建物でした。
玄関がとても高く造ってありました。
あとで思いましたが、川の近くだからかもしれません。
内装はもちろんリノベーションしてあって、
テーブルチェックのweb予約した2名のお席は、カウンター席でした。
先付 "豆乳 グリーンピース"
グリーンピースのすり流しの下は、豆乳のプリンがひそんでいます。
始まりの一品。
「美味しい!」からスタートしました。
二品目。
器も楽しめる趣向です。
染付になるのでしょうか?藍ではなくエンジに近い紫色で絵付が施されています。
繊細な印象なので、京焼かもしれません。
お凌ぎ "岩水雲 海鼠"
いわもずく、なまこだけでなく、金柑やわらびを用いた艶やかな、先付の後のお料理でした。
温物 "寒鰤 大根 天然クレソン"
なかなかのボリュームのあるお料理でした。
お椀ですが、お魚料理?
と、いう印象です。
カウンター席。
料理人の仕事を堪能。
これ、和食の醍醐味かもしれませんね。
美しい儀式です。
お造り "真鯛"
目の前で、仕立ててくださったお刺身を
瀬戸内レモンの塩麹とわさびでいただきます。
焼物 "桜鱒 柚子 竹の子"
さくらますは、ヤマメともいいますね。
手前にあるのは、よもぎ麩。
春がいっぱいです。
油物 "穴子 里芋 エシャロット"
アナゴは、カダイフという別名 天使の髪と呼ばれる小麦粉とトウモロコシ粉の生地をまとわせて揚げてありました。
食事 "明太子 菜の花"
土鍋の蓋を開けたところをパチリ。
ひじきと三つ葉の汁物、
香の物には、日野菜がありました。
甘味 "チョコレートテリーヌ"
カウンターの後ろは、和室のテーブル席。
素敵にリノベーションしてあります。
お店の横には、人気のかき氷店。(TSUJI)
行列でした。
徒歩数分。
こんな景色が広がっていました。
気持ちいい〜。荒川です。
この先で、その昔、金八先生の撮影をしていたそうです。
花火大会も催されるそうです。
振り返れば、あら、スカイツリーも…。
今年は行きたいと思った展覧会は、前売りの段階でゲットしています。
マティス展もそのうちのひとつ。
QRコードになってから、チケットを携帯してなくてもいいし、なくす心配もないので、思いつきで出掛けられて便利です。
近い将来、マイナンバーカードもスマホで出来る時が来るらしい。
使えないなんて、言っていられない時代ですね。
マティス展、去年、行ってるんですよね。
すごく良かった。
そういう印象でした。
今回は、マティスというだけで飛びついたので内容を知らず、切り紙絵ばかりかと思っていました。
前回は、世界最大規模のマティスコレクションを所蔵していると云われているポンピドゥーセンターからの出展でしたが、
今回は、フォーヴィズム時代の油彩画、彫刻。
実業家バーンズ氏から依頼があった大型壁面から用いるようになったダンスの習作。
陶芸からテキスタイルまで、終の棲家となったニースに、マティスと相続人が寄贈した作品が中心のニース美術館からの出展でした。
若い頃の写実的、印象派的なもの。
セザンヌが好きだったというマティスですが、モネへのオマージュ?かと思われた
『日傘を持つ婦人』(1905年)があったのは興味をそそりました。
前半は、写真NGなので、掲載の写真は晩年の作品からになります。
壁面に飾られた切り紙絵の大作『花と果実』(1952-1953年)は、本展のための修復を経て、日本初公開だそうです。
マティスの真骨頂、抜群の色のセンスがうかがえます。
この切り紙絵という表現スタイルになったのは、病気でからだが不自由になったからでもあるそうですが、
それまでのマティスは印象派を意識した時期、スーラと出会って点描の絵を描いていた時期などもあったのです。
『20世紀アートの父』と呼ばれるのは、アートを写実という形から、見えるものの形を変えたことです。
今、当たり前になったピクトグラムも、マティスの功績に間違いないと感じます。
このシンプルな絵、
『木(プラタナス)1952年』
『大きな顔、仮面』(1951年)
『葦の中の浴女(1952年)』切り紙絵
マティスは、この絵が降りてくるまで、多くのデッサンを描くそうです。
今回のポスターに使われた
『ブルーヌードIV』
ピカソは、マティスの才能にとても嫉妬したそうですが、
このアンフォラを持つ題材はピカソ作品でも多数あって、心を動かされます。
簡潔なフォルム、魅力的です。
『アンフォラを持つ女』(1953年)
この顔シリーズは、日本で開催された個展に来日が叶わなかったマティスが読売新聞社に寄贈した3枚のうちの一枚。
『顔』(1951年)
『顔』(1951年)
『顔』1951年 すべて読売新聞社蔵
文芸春秋の表紙もデザインされました。
作品展では、マティスの多歧に渡るに作品が紹介されていますが、
そのひとつにモンテカルロバレエ団の舞台衣装がありました。
なんだか遠くから見ると千代紙みたいですが、切り紙絵。
山下清に通じる一筋さを感じます。
『蜜蜂』(1948年)
さて、ここからは、前回も展示や映像で知ることの出来たマティス最晩年のお仕事です。
ヴァンスの礼拝堂から。
『聖ドミニクス』(1949年)
『星形の背景の聖母子』(1949年)
前回とは違った演出が見られます。
『祭壇の上の磔形像』(1949年)
『ヴァンス礼拝堂の外観のマケット1/20』
色とりどりの祭服
実に楽しい世界。
宗教はこんなに自由でいいのだ
と、思えてきます。
やっぱり切り紙絵からのデザインになるのでしょうか?
最後の展示室には、礼拝堂内が再現されていました。
時間によって変わる光の入り方を綿密に考えたというステンドグラス。
この美しく無駄のない色にもぎゅっとココロ持って行かれます。
やっぱり好きです、マティス。
昨年に引き続き、ホテルニューオータニにて開催されるチャリティーコンサートにお誘いいただきました。
昨年は、指揮者の西本智実さん。
会場は、宴会場で通常のステージの客席ではありませんが、タクトをふる姿がとても魅力的でした。
今年は、サックス奏者の渡辺貞夫氏。
先日亡くなられた小澤征爾さんと同じく、ジャンルは違いますが、日本人の音楽家として世界に門を開いて道標を作ってくださった方です。
今コンサートで知りましたが、なんと、世界のナベサダ、御歳92になられるそうです。
失礼ですが、高齢であることは認識しておりましたので、
ステージはいかがなものか?
と、思っておりました。
ところが、
ステージに登場された際は光を放ち、いぶし銀のカッコ良さ。
そして演奏が始まると…。
皆さん楽しそうに演奏されているのがこちらにも伝わり、とてもいい気分でした。
92歳とは思えぬ、衰えを感じない演奏ぶり。
魅了されました。
来場者は年齢高めでしたから、勇気をいただいたのではないでしょうか。
わたしもあやかりたいと感じました。
カルテットのウッドベースのお方が、素敵でした。
須川崇志さん、注目です!
]]>着物deお出かけ、
何を着て行こうか、悩みます。
今年は、出番の少ない袋帯を積極的に着用しようと思っていました。
梅モチーフの訪問着があるので、それを、
とも考えたりしましたが、
ありきたりで面白くない。
やっぱり柔らかい着物は、お茶席などにはしっくりきますが、コンサートや食事会には遊び心が欲しくなります。
今日の会場はホテルニューオータニですし、集う方々はリッチなマダム達が多いので、
本当なら格の高いお着物がいいんでしょうが、背伸びしても仕方ありません。
着物周りのもので、出番のないものは幾つもあるのですが、
今年の干支にちなんで、
自作の龍の刺繍バックを装い選びのメインに決めて、長着、帯をコーディネートしてみました。
長着は、世田谷のボロ市で出逢ったものですし、帯はヤフオクです。
襟は灰桜色、帯揚げは金茶、帯締めは、葡萄色×老緑のを合わせてみました。
昔は、下手くそなくせに手仕事が大好きでした。
大好きな手芸作家 下田直子さんの本の中からこのバックを見つけて、
たぶん、龍に惹かれてということでもなく、糸を刺していったような記憶がします。
先生の龍はもっとシャープでしたが、私のは、なんだかユニークですね。
もっと使ってあげたいと思います。
]]>昔はなんだか古臭いし、敷居が高いかなぁ〜と思っていたのですが、
最近それが、とても魅力的に感じています。
残念ながら予約なし、飛び込みでの入店ですから、日本庭園を望める窓際のお席へのご案内はしていただけませんでしたが、
たっぷりの空間を確保していただいて、チャリティーコンサートまでの時間、友人との談話で楽しい時間が過ごせました。
本当は予約したいところなのですが、予約サイトは、メニューが決まっていて、
例えばビュッフェなど、
最近はちょっと挑戦出来ない胃袋になってしまいましたのでね。
電話予約ならお席だけ、可能なのかしら?
今度挑戦したいと思います。
今日はサンドイッチを注文された先輩からお裾分けしていただきました。
こちらのサンドイッチはとってもボリューミーなんですが、
お味、とても良かったです。
先輩曰く
「からしバターがいい感じ」と。
さすがフォーブスで星を獲得しているホテルのラウンジです。
わたしは虜になっているスーパーメロンショートケーキをコーヒーとセットでいただきます。
こちらのスーパーメロンショートケーキに出逢ってから、
苺のショートケーキより、
メロンのショートケーキの好きが
上回りました。
麻布台ヒルズには展望台があります。
連れが調べてくれていて知りました。
JPタワー33階にあるのですが、何回か迷いました。
よくよく見ればきちんとご案内があり、それにしたがってエレベーターに乗れば到着します。
JPタワーは高さ330mで、日本一高いビルだそうですし、
スカイロビーから見ることの出来る東京タワーは、目の前。
あいにくの天気でしたが、レインボーブリッジも見えました。
またスカイロビーは、階段式のラウンジもあって、こちらで東京の景色を堪能することも出来ます。
展望台は無料。
夜景はとびきり綺麗でしょうね。
]]>麻布台ヒルズは、迷ってしまうほどレストランがあります。
ガーデンプラザにあるレストランは、カジュアルな印象ですが、タワープラザにあるレストランはどれも素敵です。
当初は、チームラボを観た後の食事だったので、同じフロアにある
麻布台ヒルズギャラリーで公開中のオラファーエリアソンのファクトリーカフェを予約していました。
しかし、コンランショップが日本初のレストランを開店したと聞き、こちらを予約し直しました。
お誕生日ランチだったので、気分が良い方がいいですからね。
この場所は3階で、外苑東通りが眼下に望める採光に恵まれていました。
予約時もすでに枠が限定されていましたが、
予約時間13:15、席が空くのを待つお客様がいらっしゃいました。
人気のようです。
残念ながら案内されたテーブルは、大テーブルに横並びだったのですが、
こういうスタイルがこちらのコンセプトなのだと思いました。
オルビーは、創業者テレンス•コンラン卿のミドルネームからネーミングされているそうです。
お料理は、三軒茶屋の「ウグイス(uguisu)」や荻窪の「オルガン(organ)」で店主を務める紺野真氏が手掛けておられます。
紺野氏の得意とするモダンフレンチにザ コンランショップの本店があるブリティッシュの要素を取り込んだたメニューなのだそうです。
作り手の顔が見える食材を用いている点も特徴だということも楽しみでした。
料理を盛り付ける益子焼の器は、ザ・コンランショップと紺野氏、陶芸家の伊藤環氏とで作ったオリジナルで、
ショップでも購入できるのだとか。
ランチコースは、アントレ、メイン、デザートから一種類選択のプリフィクスですす。
飲み物はセットされておらず、
ワンドリンクは、注文する仕組みです。
自家製カンパーニュ。
これが、美味しい!
パン屋さんを超えています。
"ひらすずきのカルパッチョ 苺のサルサ"
苺だけでなく、ザクロが載っています。
ほんのりコリアンダーの香りがします。
そう、サルサですものね。
アントレのもうひとつ
"あらから取った小さなスープ"
連れが注文したメイン
"長崎天然真鯛のポワレ ヴァンブランソース 茸のデュクセル リガトーニ"
ワタシが注文したメイン
"根セロリと菊芋 カリフラワーのロースト ブルーチーズソース(ラクトベジタリアン)"
わたしは、ビーガンではありませんが、どんなお料理か興味があったのでお願いしてみました。
お肉やお魚に引けを取らないお料理で、とても美味しくいただきました。。
お野菜の焼き具合、バランスのとれたソース、とても美味しかったです。
最後は、デザートですが、
連れのデザートだけBIRTHDAYメッセージを予約時に頼んだはずが、
ふたつともだったので、
ワタシまた、やらかしちゃった?
と、思い冷や汗をかいていたら、
連れの甥の嫁、実はきっと私のことだからメッセージをお願いしていると思ったので、お店に連絡して彼女がワタシのもお願いしてくれたそうです。
2月は私達のBirthday Monthで毎年会ってランチをしていますが、
この何年かは子供たちの受験があって叶わなかったこともありました。
今年は少し余裕があるというので、頻繁に会えるといいなと、思います。
左が"クレープシュゼット オレンジソース トンカ豆のアイス"
右が"プリンとアイス"
"カフェオレ"
お席が余り良くなかったのにとても満足したのは、お料理のせいだと思います。
久しぶりに創意工夫の美味しい料理をいただきました。
リピートしたいです。
麻布台ヒルズにオープンした【チームラボボーダレス】に行ってきました。
最近、こういう情報には疎くてオープン日を知ったのは新聞の記事でした。
ここ麻布台ヒルズで甥の嫁とランチの予定があったので、
それならば、と、予約にチャレンジしてみました。
思い通りの時間ではありませんでしたが、運良く予約出来ました。
到着、入場した時のご案内では、本日は完売とのことでした。
チームラボは、旅行客に人気と聞いていましたが、ほとんどがインバウンドのお客様でした。
日本が誇るサブカルチャーのひとつといっても過言ではないのでしょうね。
新豊洲にあるチームラボは閉館してこちらに移転のはずでしたが、
アフターコロナのオーバーツーリズム期、ここで閉めてはもったいない、
ということなのか、
2029年まで、続くそうです。
初っ端は、花の世界。
入口からしばらく真っ暗。
階段を降りたところから始まるので、
高齢者、足元かなり不安でした。
幻想的な世界に飛び込み、異空間を漂います。
順路というものはなく、回遊式になっているようです。
また、ひとつひとつの部屋ごとは、瞬間に変化するので
留まって見るもよし、数回まわって楽しむのもよし、とのことのようでした。
境界線のないアート、
たがら、ボーダレス、なのですね。
夢の中、いえ、夢の中でも出逢えない神秘の世界
花のお部屋は、香りまで漂い、
嗅覚が刺激され、とてもいい気分です。
現実ではあり得ない世界。
あら、通路には不思議な案内人が…。
鳥獣戯画を意識したような感じがします。
壁だけでなく、床にも現れるイリュージョン。
さあ、チームラボの真骨頂、
光のカーテンのお部屋です。
銀河があったり、銀世界があったり、
下を覗くと、光のカーテンが深海のように遠く地球の果てまで続いているような錯覚が起きます。
唯一、子供を意識したかな?と思うお部屋。
参加型で、写し出されている海の生き物は、来場者のぬり絵のようです。
イカおやじ。
Nice👍️
笑いのセンスがあるかたの作品ですねwww。
通路ではなく別の部屋で鳥獣戯画のうさぎに出逢いました。
描かれていた線も少し違うようですし、
このうさぎさん、座禅をしているようです。
ここ、麻布台ヒルズのチームラボボーダレスは、日本を意識したアートが幾つかありました。
これ、北斎の『神奈川沖波裏』がモチーフですよね。
外国人の多くが知っている"Great Wave"
先ほどお花だったお部屋は、滝に変わっていました。
我が街、経堂に南インド料理店が戻ってきました。
とっても人気だったのに、突然姿を消しました。
コロナ禍もありましたしね。
その後居酒屋になりましたが、やがて閉店。
場所は駅近なのに、何をやってもダメな感じで、
以前の店"スリマンガラム"は、唯一、並びも出るほどの人気でした。
チラシによると、経堂を退去した後、幡ヶ谷でお店を開いていたようです。
経堂は思い入れのある場所で、今回空き物件になったと聞き、再スタートを決意なさったのだとか…。
居抜きということですが、壁、テーブル、椅子は可愛らしくアレンジされています。
ランチメニュー、ノンベジミールスをお願いいたします。
ベジミールスは、南インド料理の定番料理で、お肉を使用していないメニューです。
ベジタリアンではないのでこちらを注文しました。
4種のスープカレーにチキン、
ボンニライス、アッパラム、ピックルがついて、
なかなかのボリューム。
当分は、ランチタイムだけの営業だそうです。
今日はスペシャルでマトンビリヤニが出来ると言われました。
インドではマトンはポピュラーなのですよね。わたしは、ちょっぴり苦手なので遠慮しましたが、
以前の店名"スリマンガラム"の時に、チキンビリヤニをいただいたことがあります。
まるごとチキンが入った、とってもボリューミーな逸品でした。
末永く、経堂で営業して、地域活性化に一役買っていただきたいです。
]]>映画"パーフェクトデイズ"で再注目のヴィム・ヴェンダース監督の展覧会を中目黒のN&A Art SITEギャラリーに見に行きました。
タイトルは、
ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし
/ Wim Wenders’s Lucid Gaze
映画はカンヌ映画祭で役所広司さんが主演男優賞を獲った作品で、わたし的にはロードショー公開時でなくてもいいかしら、と思っておりました。
制作についてはまったく知らずにおりましたところ、UNIQLOが携わっているとのこと。
俄然興味が湧き、観賞しに行ったのですが、
さすがに"ベルリン天使の詩""パリテキサス"で話題を集めた監督作品です。
トイレ清掃員を演じた役所広司さんはミステリアスで登場人物もまた同じように謎でした。
ヴィム・ヴェンダース監督には、思うところがあって描かれた画像なわけですが、
観客側に委ねるのも監督の真骨頂なのかもしれません。
時に映像は、詩の世界に舞い込みます。
観賞後はとにかく熱くなり、あらためて監督に興味が湧いたので、この展覧会は是非とも行ってみたいと思いました。
ギャラリーに展示してある作品は、
「究極のロードムービー」と称する『夢の涯てまでも』(91)のクライマックスシーンのために制作されたHD(ハイデフィニション)プリント作品「Electronic Paintings」(91)に加え、
『パリ、テキサス』ロケ時にヴェンダースが撮影し、写真家としての氏の才能を知らしめたアメリカ中西部の風景写真「Written in the west」(83)シリーズが展示されています。
1990-91年に東京を訪れたヴェンダースが、 NHK 編集室において当時の最先端映像技術であったハイビジョン(Hi-Vision)を用いて制作した「夢のシークエンス」の制作ドキュメンタリーも開館と同時に上映されるということでしたので、
それを目指して12:00に訪れました。
映像は、1時間。
若きヴィム・ヴェンダース監督が当時のNHKの最先端の技術に興味を抱かれる様子や
撮影時に演出を受けてポーズをとるジャンヌ・モロー、トーキングヘッズのデヴィド•バーンまで出てきて、ワクワクしました。
日本びいきは、小津安次郎ファンであること、笠智衆の出演は、そんな流れからであったこともわかりました。
"パリテキサス"ロケハンの際に撮影された作品。
やはり、レベルが違います。
ご一緒したセンパイが言いました。
"ブエナビスタ"が観たくなった、と。
そうです。
"ブエナビスタソシアルクラブ"の監督、脚本、製作
ヴィム・ヴェンダース氏でした。
やっぱり、レベチなのです。
今日は中目黒のギャラリーに行きます。
だったら久しぶりに、こちらに寄ってもいいかな?
ギャラリーオープンは12:00だし。
と、ご一緒するセンパイに提案します。
「池尻大橋駅から徒歩15分は、ダルい〜?」
と、尋ねたら、
「ぜんぜん大丈夫」と、ご快諾いただいたので、
池尻大橋駅から歩いて向かいました。
待ち合わせ時間間近に、サイトアクセスして当日予約状況を見たら待ち人0人だったので、
さすがにもう、店の前にお席待ち、いないよね。
と、思っておりましたら、
とんだ間違いでした。
喧騒。相変わらずでした。
以前来た時は、東京近郊の方々がやってきている印象でしたが、
今日は、インバウンドさま方が半数。
と、いう感じでした。
そして、入口にいらしたスタバの店員さんは、お席は3階になります。と、おっしゃっていました。
しかーし、注文を済ませて一階のカウンターに座りかけた時に、後ろの窓際席が空き、席を確保。
想像ですが、インバウンドさま方は、長居をなさらないので、回転率がよろしいのかもしれません、ナウ。
以前もそうだったかしら?
注文前の並びでは、メニューをQRコードで読み込むように言われました。
ここでしかいただけないメニュー、豊富過ぎます。
2階は、お茶がいただけるフロアなので、紅茶だけでなく、いやだ、抹茶フロートなんてのもあるじゃないですか。
STARBUCKS RESERVE ROASTERY TOKYOは、
2019年にオープンした、 世界に6店舗しかないスターバックスコーヒーのフラッグシップストア です。
世界で初めてのスターバックス リザーブ® ロースタリーとしてオープンしたのはシアトルのキャピトル・ヒルで、
スターバックスの1号店があるパイクプレイスからわずか9ブロック先に位置にあるそうです。
コーヒーが豆からカップに注がれるまでのすべてを体験することができるこちらは、
スタバのアミューズメント的ショップなわけですから、世界中からここを目指してくるのも、わかるような気がします。
現にわたしも、こちらの雰囲気が大好きです。
以前なかったような気がします。
奥にあるプリンチで購入が可能だったのは、こんなインスタ映えするスイーツではなかったような?
クロワッサンのサンドイッチも美味しそうでした。
注文は、コーヒーと一緒に出来ます。
世界4ヵ国の6店舗にあるスターバックス リザーブ® ロースタリーは、それぞれのロースタリーで働くロースター(焙煎士)やバリスタの声を紡ぎ、各ロースタリーを代表する6つのブレンドが順次発売されているそうです。
注文した、この時期限定の"メリー クリーム カフェ ラテ"は、マスカルポーネクリームがトッピングされています。
使うコーヒーは、3種あるうちのひとつを選べますが、"東京ブレンド"をお願いしました。
また、美味しそうなケース内に触発されて、"カンノンチーニピスタチオ"をいただきました。
ティラミスやマリトォッツオも魅力的でしたね〜。
1回ではここの美味しさ、味わえないですね〜。
ロゴマーク「★/R」をあしらったカップは、販売もされています。
はじめてお邪魔しまーす。
三鷹駅周辺に馴染みがなく、三鷹市美術ギャラリー観覧の後、ランチをどこにしようか色々調べていました。
でも、ココロ動かされるところがない。
数ヶ所おうかがいで友人に知らせてはみたけれど、二人とも決められない。
でも、うろうろして時間を無駄にしたくなかったので、待ち合わせ前に再度検索を繰り返していました。
南口にあるギャラリー観賞後、まず向かった先は、北口にある牛丼の松屋経営のカフェ。
2階のテラス席は気持ち良さそうだったんですが、入口付近でファミレス寄りだね。
と、変更することに…。
ふたりともピッツァって飽きちゃうよね。
と、云いながら、朝、わたしがココどう?
と、LINEしたお店に向かいました。
正解でしたー。
おばちゃんふたり、やっぱり、雰囲気が良くないとねー、なので…。
それでもって、ランチメニュー、とってもコスパが高かったと思います。
1,400円だったかな?
それで、サラダバー食べ放題、ドリンク飲み放題。
サラダは、ドレッシングが3種類あって、
ボイルした小さめのポテトとバゲットもあって、工夫があるな、と思いました。
パスタは、2種類あったかしら?
パスタとピッツァをシェアすることにして、
"ほうれん草とベーコンとガーリック"
のパスタを選びました。
ピッツァは、注文受けてから生地を伸ばして、石窯で焼く本格派。
ピッツァ屋さんですね。
"ピッツァ マリナーラ"
パスタも美味しかったです。
ドリンクは窯の前に置かれていて、
私たちは、お水でなくて、ジャスミンティーをいただきましたが、これだけでもなんだかお得な気分。
お料理にジャスミンティー、合いますしね。
私たちは、こちらの奥のお席でしたが、
壁に漫画が描かれているのは、
ジブリ美術館に行かれた方が来られる?とか?
とにかく、こちらは、おすすめでした。
友人に誘われなかったら知らなかった
「三鷹市美術ギャラリー」
はじめて伺います。
駅直結、ビルの5階にあり、とてもアクセスが良かったです。
そして今回の催しが、
日本橋にある和紙を扱う「榛原」の展示でした。
大好きな世界なので、お誘い、即決でした。
そして、とても良かったです。
発見は、おどろおどろしい絵をかかせたらピカ一の河鍋暁斎がこちらの商品に貢献していたこと。
上のポスターの菊絵が河鍋暁斎ですが、冴えた色使いが、やはり他とは違う印象がありました。
こちらも河鍋暁斎です。
(ギャラリーの公式サイトより)
この絵柄を描いた川端玉章の作品もたくさんありました。
他に柴田是真、竹久夢二、
スティーブ・ジョブズがコレクターであった川瀬巴水。
錚々たる面々が、榛原の紙の仕事をされているのには、少し驚きさえ感じました。
日本橋に店舗を構える「榛原(はいばら)」は、
1806(文化3)年に創業し、熱海製雁皮紙(がんぴし)をはじめとする高級和紙や、小間紙(こまがみ)と呼ばれる装飾用の加工紙(千代紙、書簡箋、熨斗のしほか)などを販売してきたそうです。
18世紀の終わり頃から製造が開始された熱海製の雁皮紙は、墨の付きが良く緻密で上品な光沢があり、従来の楮(こうぞ)製の紙に代わる高級紙として江戸の数寄者たちに広く愛用されるようになり、
雁皮紙を加工した和紙製品には、
美しい彩色や同時代の画家による装飾が施され、榛原は上質かつ洗練された高級和紙舗(わがみほ)としての評判を得たといいます。
今回の展覧会では、おもに明治から昭和初期にかけて榛原で製作された貴重な品々をご紹介しています。
河鍋暁斎、川端玉章の華麗な千代紙や、
三代目当主榛原直次郎の美術への関心が高かったことで交流のあった柴田是真、竹久夢二などの画家たちによる団扇うちわや団扇絵、
美しい絵柄の絵封筒や絵半切(便箋)は、当時の憧れでもあったのだと想像しました。
日本の紙文化と伝統木版画は、本当に魅力的です。
あらためて竹久夢二の天才ぶりにも認識を高めることが出来ました。
節分の翌日に、こちらをいただきました。
たねやさんのなさること、やっぱり魅力的です。
パッケージ内には『福』の文字。
中身は、たねやさんのカステラらしいのですが、
あぁ、「ラ コリーナ」なんですね。
調べみると、こちらのたねやカステラの販売は、近江八幡のラコリーナと、東京渋谷ヒカリエの東横のれん街のみのようです。
カステラには、餡が別添されています。
ふんわりしっとりのカステラは、スポンジケーキのようで、淡く塩味があります。
そして餡は、みずみずしい粒餡で、あっさりとしたお味でした。
カステラと言っても、餡をかけていただくように製品化されたもののようです。
知り合いがアルファキュービックという洋服屋さんにいて、そのショップが神谷町にあったので、大学の頃、ちょくちょく来ていました。
今日は、麻布台ヒルズギャラリーにやって来たのですが、
麻布台ヒルズは、神谷町駅から直結で、辺りの変化が良くわかりませんでした。
見馴れた景色を探す時に目に入ったのがこちらのエシレ。
エシレがある場所は、右に行くと麻布十番、左に行くと虎ノ門の道路に面した場所でした。
現在オープンしている店舗で、行列があったのは、こちらのエシレとタワープラザにあるコーヒーの%アラビカでした。
並んでいる間に店内で販売されているメニューを店の方が配ってくださいます。
そして番号札が渡されます。
エシレバターを使ったヴィエノワズリーの扱いは、丸の内とこちら麻布台ヒルズになるようですが、アイテムがこちらの店舗は豊富です。
行列のわけは…。
限定品になるからですね。
各店舗で異なった色を出す。
最近のスタイルですね。
輸入元の片岡物産さん、うまいことやりました。
今日は、クロワッサン、クロワッサンエピ、ブリクロエシレを購入。
注文を受け、中にいる店員さんが、注文の品を木箱に入れて番号を確認します。
なんだかこの流れもよいです。
わ〜、見落としていました。
このグラン クイニーアマン、魅力的です。
この雰囲気も大好きですね。
渋谷スクランブルスクエアのエシレは、いまだにやはり行列なんでしょうか?
ガトーセックたち。
この、ロゴにイカれちゃいます。
わたしは、この景色も大好き。
クロワッサンは、随時、焼成されているようです。
わぁ〜、アントルメもありました。
"ブリクロエシレ" ¥2,160(税込)
こんな箱に入っているとは…。
バターたっぷりのブリオッシュをクロワッサン生地で包んだエシレ・ラトリエ デュ ブールの代名詞だそうです。
クロワッサンのサクッとした食感とブリオッシュのシュワっと溶ける口どけを堪能できます。
やだ、この包み紙。可愛い過ぎです。
"クロワッサンエピ" ¥864(税込)
フランスではお馴染みのエピ(麦穂の形のパン)をベーコンとチーズを加えクロワッサン生地で作った品。
これは、お酒のお供にも良さそうです。
外は雪。
わたしは、朝からネット、テレビ、電話が使えない状態で、無理強いして来ていただいたケーブル会社の技術者とやり取りをしていました。
この2月、訪問は3回目。
怒りがMaxになって、電話連絡では相当イヤなおばさんを演じていました。
それくらいしないと「最短は、○○です」と言われてしまいますからね。
でも最近J-COMは、TOLFAというネット経由の電話が使えるようになって、フリーコールで何十分も待つということがなくなりました。
技術者さんは、先日来ていただいた方で、雪の中、外の点検もしてくださり大変良くやってくださいました。
2時間近くかけて作業をしてくださったでしょうか?
そんな最中に、写真のちいちゃなお客さまかいらっしゃっいました。
2週間前くらいに訪ねてくれて、我が家のわんこ達が大丈夫なことがわかっていての再訪ですが、
この大きな林檎がこんなんしても一切怖がらない。
なんでしょうね。
この生まれながらの才能。
恐怖を感じさせない子どもには、わんこもフレンドリーです。
わたしがあげたワンちゃんのぬいぐるみも気に入ってくれたみたい…。
前回は3ヵ月で乳児でしたが、9ヵ月の今は、もう捕まり立ちをしています。
子どもの成長は、早いですね。
とっても可愛いコ。
訪問作業中が楽しい時間になりました。
無事、作業は終了。
技術者 佐藤さん、有り難うございました。
]]>友人と着物でお出掛け。
出先で、写真、撮り忘れた〜。
と、いうわけで、家撮影した着物姿。
本当は、梅文様の付け下げとも思っていましたが、急に気分が変わり、
今日は、そーいえば、義母から譲り受けたあの着物、一度も着て出掛けてないなぁ〜と、季節よりも出番を重視しました。
よ〜く見ると、富嶽三十六景の小紋でした。
帯は、オリエンタルな柄の大好きな袋帯。
袋帯はなかなか出番がないので、積極的に今年は締めてお出掛けしたいと思っています。
でも、この帯は、やや趣味の分類になるかしら?
丸洗いに出した際に呉服屋に悉皆屋さんがいらしていて、対応してくださって、
この帯を
『馬上の狩人』と記してくださいました。
さすがです。
お茶の裂地もですが、着物の世界も文様の名称はむずかしいです。
本日の着付け、背中にシワがあるなぁ〜。
毎回、反省(--;)
]]>久しぶりにお邪魔しました。
駅から離れているのでね。
お客さまの入りはどうなのかしら?
と、思っておりましたら、
犬の散歩の帰りの車中で、
SNSで人気のほどを知っていた旦那さまが、
「予約した方がよくない?」
と、いうので、平日の金曜日、予約をして伺いました。
セーフでした。
経堂あたりに住まう、リタイアされた方々が、マダムが席を埋めておりました。
ホールには4名の従業員さんがいらっしゃいますし、
不動の中華レストランとして、人気を獲得したようです。
嬉しいなぁ〜。
コース『純白』にした私の"よだれ鶏"
"スープ"
"牡蠣のスパイシー炒め"
最後は、店自慢の"四川麻婆豆腐"
デザートも付きます。
"杏仁豆腐"
夫がサイドオーダーで頼んだ点心 "春巻き"
具が完成したお料理です。
夫は、日替り定食
"中国漬物と豚肉の炒め物"
お値段お安くて、内容が充実。量もたっぷり。
これは、人気のはずです。
もちろん、お味も良いのです。
天王洲にはめったに来るところではないのですが、こちらのパン屋さんのことは覚えていました。
前回購入しなかったので初ブレッドワークスです。
寺田さんのやることはオシャレです。
パンを載せるトレー。
ちょっと叩いて歪みをわざと作ったものでした。
もう、ここから違いを感じ、ココロ持って行かれます。
イートインも賑やかでした。
凄い人気です。
お店の袋のイラストもいいです。
好きです。
ビアーブレッド明太子¥340
お隣のブルワリーのビールと合いそう。
紫蘇の緑色が映えますね。
ビール酵母を使っているのだとか…。
チーズベーコンエピ ¥360
アップルシュトゥルーデル ¥360
アップルパイにしないところがこだわり?
大好きな味でした。
餡バター ¥270
こういう餡バターははじめてです。
スイーツ寄りですね(^^)d
メロンパン ¥260
やっぱり一工夫。
可愛く仕立てありました。
寺田倉庫あたりをお散歩した後は、バスに乗って移動します。
到着地は、目黒駅。
アトレのお隣に新しいビル発見!
目黒セントラルスクエアというらしい。
その1階でお茶。
二人とも楽しい飲み物を頼みました。
『抹茶フルーツソーダ』
映える。
わたしは、『抹茶クリームソーダ』
最初ソーダだけを飲んでしまい、
「ん?」だったけど、
ぜーんぶを混ぜたら、
美味しい飲み物になりました。
抹茶消費量が右肩上がりなのは、スイーツに使用するだけでなく、本来のお茶としてのアレンジが進化しているからみたいですね。
]]>先輩に誘われて行ってきました。
天王洲アイルは、バンクシーを観に行って以来。
また辺りは様変わり?
Tomorrow Koizumi展は、寺田コンプレックスIIが会場。
どこぞ?と調べてみると、駅から寺田倉庫方面へ向かい運河を渡ったところにある様子。
12時openのため、先ず同じビルにあるカフェでランチを済ませ観覧することに。
こちらがギャラリー入口。
無料です。
Tomo Koizumi、ご存知でしょうか?
わたしは、良く知りませんでした。
ガガさまが直接衣装をオファーした方?
MISIAが東京オリンピックで国歌斉唱をした際に着た衣装も彼の作品だそうです。
国内外のアーチストが彼の作品を纏っていて、
NYとメルボルンの美術館では、コレクションピースの一部が保管されているそうです。
間近で見ると、アートだということが実感出来ます。
ギャラリーにはちいさなお子さまも来場していました。
「きれい」はきっとわかるはず。
「Dress as painting,painting as dress」
絵画としてのドレス、ドレスとしての絵画。
とは彼のことば。
これは、確かにひとつのアートとしての形ですね。
アーチストが衣装として依頼するのもわかるような感じがします。
独特の世界観。
写真も絵になります。
こちらは隣接のカフェ。
店内お昼時、満席になりました。
わたしは、オープンの11時にお邪魔してお目当てだったカレーは間に合わなかったのですが、リーズナブルなデリランチ美味くいただきました。
内容は、こちら。
メイン、3種のお惣菜を選ぶことのできる
ランチプレート¥1100。
グリーンサラダ、スープ付き。
白米か雑穀米を選べます。
飲み物、プラス¥100でした。
人気なわけです。
我が街経堂にはミシュラン1つ星のお鮨屋さんがあります。
夫が、誕生日にこちらに行きたいというので、ランチにお邪魔いたしました。
予約困難で、夫の誕生日である12月には叶わず、年明けてからのこの1月の後半になってしまいました。
迎えてくれるのは、ミズキ科のサンシュユ。
黄色い花は、春を感じます。
店内には、可憐な花が設えてありました。
花入れは、瓢箪型?
清潔なカウンターに着席します。
先ず夫は、日本酒を注文。
店主こだわりのお酒は、経堂にある東京農大醸造学科OBの手によるものだそうです。
おすすめを3本の中から『甦る』をお願いします。
店主自ら説明をしてくださいます。
地元愛と、お酒好き、を感じます。
選んだ『甦る』は、
東日本大震災の復興時に発売された吟醸酒で、いつもなら3/11に販売開始されるのが、今年は能登半島地震の義援金のため発売が早くなったお酒だそうです。
夫、雰囲気にも酔っております。
おはしに『喜楽』の文字。
ここにも店主のこだわりがありました。
喜楽さんは、経堂に店を構えてもうじき100年になる老舗です。
1937年に創業、2004年に常連客である近藤康夫氏のデザインでリニューアル。
和でありながらモダンな店内で、三代目が目の前で、華麗なお仕事をしてくださいます。
ホタルイカとイカげそのぬた
わさび、塩、少量の醤油
ハマチ
天ぷらもですが、ネタが良いのは、塩が美味しいですね。
赤貝 ひも
焼き白子
生牡蠣 ワインビネガーの裏技ありです。
鮟肝 煮付け
鰆 塩麹焼き
ここで、かすみざけ(濁り酒)日高見(ひたかみ)をお願いします。
下ごしらえしたネタ。
魚介はすべて店主大田氏が豊洲市場に足を運び厳選されたものです。
刀みたいな包丁でネタを仕上げていく店主。
香の物が出されました。
ここから赤酢を使用したシャリのにぎりが振る舞われます。
アオリイカ
氷見の鰤
本まぐろ 赤身
大間 中とろ
こはだ
さより
〆さば
煮はまぐり
車海老
平貝
ウニ
穴子
はまぐり出汁のお吸い物
玉子
店主の軽やかなおしゃべりは鮨職人というよりは、時代やトレンドを意識したお客様サイドに立った接客人。
3月はヴェトナムに旅をした際、サーフィンも楽しまれるようです。
今回はお任せのコースをお願いしていただきましたが、
コストパフォーマンス、抜群ですね。
ご馳走さまでした。美味しかったです。
先日トーハクの特別展に行ったばかりです。
同館で別の特別展をもう一つ開催することがあるのですね。
内容は良くわかっていなかったのですが、中尊寺へ行ける機会もこれから難しいかと思いますし、
金ぴかの金色堂は、どういう仏像達がいらして、どんな意味があるのか?
少しでもわかって近づくことが出来たらと思い出かけました。
いつ見ても、立派なお姿。
重要文化財です。
ど真ん中の屋根瓦には、朱雀だそうです。
こちらからは見えませんが右側には青龍、左側には白虎の姿もあるそうです。
両脇には、鬼瓦。33基もあるそうです。
会場は、こちら本館の右奥になります。
平泉の至宝。建立は900年だそうです。
平日ですのに、多くの方がいらしていました。
注目のほどがわかります。
写真NGのため詳しくはトーハクのサイトをご覧くださいませ。
まずは今回、NHKとトーハクが共同開発したという8KCGを7mのディスプレイで見ます。
仮想空間に紛れ込むような体感が出来ます。
この映像、仏像の位置を確認するのにもう一度見るのをおすすめしたいです。
国宝の11体すべての仏像が間近で見れるのは、平泉に行っても叶わないようです。
ですからとっても貴重。
わたしは、個人的に宝塔にお経が書かれた曼陀羅や平安時代の太刀に惹かれました。
昭和37年(1962)から6年かけて解体修理が行われ現在の形になった金色堂の模型。
屋根は、木製の瓦が葺かれていて、そこに金箔がおされていたかは確認出来ていないそうですが、模型には金箔をおして復元しています。
特別展を見終わった後は、本館 特2室のイベントを拝見しました。
特別展では、900年の歴史を感じる展示がされていますが、このお部屋ではそれがどんな風なものだったか、何故金ぴかなのか?
それらをさらに知ることが出来ました。
螺鈿平塵案(模造)
螺鈿で飾られた中尊寺金色堂の建物の中や仏具は、仏さまがいらっしゃる極楽浄土を現しているそうです。
礼盤(模造)
側面に付けられた孔雀は、美しい羽根を広げる華やかな鳥ですが、毒蛇や毒を持つ虫を食べても平気なため、悪いことや苦しみを消す力があると信じられてきたそうです。
華鬢(けまん)は、特別展に展示されていました。
うちわのような形に惹かれましたが、
これは、仏さまがいらっしゃる建物の柱などに飾るものだそうです。
関心をもったのは、迦陵頻伽(かりょうびんが)という、上半身が人間下半身が鳥の姿をしている、仏さまが住む極楽浄土にいる想像上の鳥。
模造として作られた華鬘は、裏も大変美しかったです。
先日、特別展『本阿弥光悦の大宇宙』を観に来た時、ちらりと様子を見に来ていました。
今までは、特別展の際のみ公開していたトーハク裏の日本庭園。
昨年7月に、応挙館はカフェ。その他、茶道体験、禅、着付などのアクティビティを行う『TOHAKU CHAKAN』として利用が出来ます。
先日は、見応えのある特別展で時間なく断念しましたが、気になって調べてみたところ、
この企画は今月28日までとのこと。
実は昨年この企画を知り、行きたいと思っていたのですが、インバウンドさまがたへの企画のようだと思って遂行に至りませんでした。
本日観に来た『中尊寺 金色堂展』は展示が少なかったので、見終わってすぐに向かいました。
今日も先日と同じように、冷凍庫にいるような北風の冷たい寒い日で、庭園散策はしませんでしたが、こちらは季節ごとの花木や山野草も見られ、移築されたお茶室のある景色もとても素敵です。
応挙館の右手奥に入口があり、靴を脱いでご案内に従います。奥の居心地の良さそうな場所をリクエストしましたが、縁側の席も雰囲気がありました。
抹茶と和菓子のセットや重箱に入ったお食事などさまざまなメニューがありましたが、
魅力的に感じた写真の「和栗のモンブラン」セットを注文しました。
抹茶味のモンブランは、中にマカロンとチョコレートファッジが入ったボリューミーなスイーツでした。
飲み物は和紅茶のホットを。
モンブランのお皿も陶器の温かな味わいのあるものでした。
国立博物館のやること、と、少し侮っておりました。
こういうことは、アウトソーシングですよね。
色々ニーズに合わせ工夫がされていました。
まん中のテーブル席にいらしたのは韓国からのマダムの観光客さま達のようでしたが、
おにぎりと何やらおかずの入ったものを召し上がっていました。
縁側のお席は、脚付のお膳が用意されています。
かなり雅やかな気分にひたれそうな空間です。
畳のお部屋、欄間など見学に値します。
お座布団やブランケットが用意されています。
また正座が難しい方には高さの低い椅子もあるようです。
このトーハクちゃかんは、初代三井物産社長で茶人でもあった益田鈍翁が名古屋の明眼院の書院を邸内に移築したもので、東京国立博物館に1933年に寄贈されたものです。
『応挙館』というのは、江戸の絵師円山応挙が描いた襖絵があるからです。
現在は複製画ですが、この場所で時を過ごせるのは、とても贅沢なことなのです。
小襖は、山本守礼の筆によるもの。
こちらも複製です。
応挙館、今後どのような使われ方をするのでしょう?
またこのような形で使われると良いのに…、と思います。
先日、新年会でいただいた羊羮で、また抹茶を点てていただきました。
写真で伝わりますかどうかわかりませんが、羊羮とはいえ、ゼリー寄せみたいな感じで、ちゃるんと軽い感じでいただけました。
錦玉羮というらしいです。
掛け紙もこの通り、新年を寿ぐ色合いのイラストで、梅の花もあしらわれています。
龍は、縁起の良い登り龍ですね。
羊羮も想像の生き物、龍を意匠してあります。
パッケージを開けるとこんな感じ。
いただきやすいサイズでもあります。
美味しくいただきました。
]]>初日に行くなんて珍しいことなんですが、体調も上向きだったので、思いきって行って来ました。
しかし、今日は寒かった!
トーハクは、上野公園口から一番奥になりますし、開催会場の平成館はさらに奥。
強風で吹き飛ばされそうでした。
でも、本館はこの造り。
平成館の展示を見終わってからちょっと寄りたい空間ですし、日本が誇る東京国立博物館の特別展は、何かと魅力的です。
本阿弥光悦は、活躍した時代もあるんですが、解き明かされていないことが多いそうです。
本展は、全てが写真NGなので、
をご覧になっていただいたほうがどんな展示があるかわかると思います。
結論からいうと、琳派の租と云われる本阿弥光悦がどのような家に生まれたか、俵屋宗達とのコラボ、楽家とのかかわり合いはどのようにして生まれていったのかなど、非常に良くわかる展覧会でした。
クリエイターとしてチャレンジャーであり、センスもずば抜けていたお方です。
ポスターになっている国宝『舟橋蒔絵硯箱』
はじめてこの作品と本阿弥光悦を知った時は、何がスゴいのか解らずにいましたが、型破りなことをやらかしています。
まずは膨らんだ蓋、鉛を使った意匠。和歌もあしらわれています。
今回は家業であった刀剣、書、陶芸が中心ですが、確かな品だということを鑑定した時に書かれる折紙。
『折紙付き』とはこの鑑定書からきた言葉だそうですよ。
重要文化財も多数あるのですが、陶芸はワタシにとってとても刺激的でした。
また出口付近に展示されている神坂雪佳作の本阿弥光悦肖像画は、オマージュとしてレア物ですね。
富岡鉄斎の賛も入っています。
友人から、トーハク本館で、新年を寿いで、本館で、
『謹賀辰年 年の初めの龍づくし』の展示が行われている情報を得ていました。
めったにない博物館の初詣なので、
いつもなら特別展でヘトヘトになるのですが、観に行きました。
竜虎の屏風絵は中国のものですが、さすがにトーハク所蔵品。
素晴らしいものでした。
龍は干支の中では唯一、想像上の動物ですが、
角は鹿。頭は駱駝。目は兎。首は蛇。腹は蜃。鱗は鯉。爪は鷹。掌は虎。耳は牛。「龍に九似あり」という説が生誕地、中国で生まれたそうです。
蜃とは蜃気楼を生み出すと信じられた巨大なハマグリで『辰』の語源のひとつだそうです。
この後陽成天皇筆の『龍虎』の書。
本阿弥光悦展で勉強した金銀泥の下絵も相まって力強い目を引く作品でした。
さて、本館ではもうひとつ。
『本阿弥光悦大宇宙展』に関連した展示室を覗きます。
茶の湯のお部屋です。
トーハクは海外からの観光客が多くいらっしゃるスポットなので、近頃、展示方法に工夫があります。
日本文化を伝えるため、デジタル画面がこの部屋だけで7枚ありました。
掛もの、茶杓などもありましたが、個人的に好みのものを写真に収めました。
『紅安南唐草文茶碗』ベトナム 16世紀
『志野茶碗 銘 橋姫』美濃 16〜17世紀
『彫三島茶碗 銘 玄涛』朝鮮 16〜17世紀
『黒楽茶碗 銘 尼寺』長次郎作 16世紀
『黒楽茶碗 銘 尼寺』道入作 17世紀
さぁ、本日のトーハク鑑賞。
最後は、日本庭園です。
昔は、ここ、特別展の時しか開園していませんでしたが、
昨年の7月、インバウンド対象に、茶道や禅の体験が出来るクラスやカフェがオーブンしました。
悪天候のため人影なくお話はうかがえませんでした。
残念ながら今月28日まで限定なのですね。
こちら応挙館は、もちろんコピーですが、円山応挙の襖絵があるのです。
そのお部屋でお茶する。
良いですよね〜。
今後どうなるのか?見守りたいと思っています。
]]>週末の午後、ちいちゃなお客さまです。
ご縁あって引っ越された場所が我が街経堂。
ばったり駅前で再会した時、写真のお子はまだ乳児でした。
お兄ちゃんが、次男くんと同じくらいの時、たまにわんこを連れて公園に遊びに行っていました。
それが今では幼稚園児。
子どもの成長は本当に早いです。
手前にいるのが、公園に良くお散歩に連れて行っていた
マルチーズ×ミニチュアダックスフントのラウル。
我が家で2回くらい預かったことがあり、
家のこと、覚えている様でした。
特に、おやつおじさんのことは数回しか会っていないのにすぐに認知して甘えてました。
もっと写真を撮っておけば良かった(--;)
また遊びに来てね。
待ってます。
]]>年賀として選んだ【菓子所 高木】さん。
もう一種、パッケージが気にいって購入していました。
どなたかに差し上げてもいいかしらん〜と思っておりましたが、来客があり、開封することにいたしました。
カステラは、カットなしの形で入っていました。個別包装が当たり前みたいなご時世なので、なんだか、新鮮。
材料は、砂糖、卵、小麦粉、米飴、蜂蜜。
水飴ではなくて、米飴。
こだわりあり、ですか?
まっすぐなお味でした。
クッキーは…。
『和風クッキー』とあります。
ワタシが知ってる中の
泉屋のクッキー的な、昭和な印象でした。
ちょっぴり硬焼き。
ちいちゃなお客さまは、お好みではありませんでした。
ワタシにはこちらのイラストが魅力的。
年賀のお菓子と同じく、柚木沙弥郎氏作であります。
新宿高島屋に用事がありまして、ヘビロテであります『銘菓百選』に寄ります。
最近来ていなかったので、ノーチェックでした。
なんと!「泳げ鯛焼きくん」のモデルになった、『老舗 浪花家総本店』の鯛焼きがありました。
ご挨拶の品を何にしようと思っていたので、これがいいかしら?と手に取るとホカホカでした。
高島屋銘菓百選のサイトを見たところ、浪花家さんの鯛焼きは、金曜日12時頃に入荷するようです。
ご挨拶の品は、その横にあった今入手困難と云われている『紅谷のクルミッコ』にしましたが、
こちらは、自宅でのおやつに購入。
麻布十番の店構えのイラスト。
甘味などをいただけるスペースの一階で、はるか昔にいただいたと記憶しています。
昭和レトロな包装紙も素敵ですね。
これだけで、ワタシの琴線にふれます。
包装紙を取るとまた、鯛焼きの形を模したパッケージです。これも素敵ですね。
殺風景な白い箱より断然こんな風だと、眺めてしまいますし、これからいただくのが楽しみになります。
鯛焼きの中のデザインは、鱗模様でしょうか?
鱗模様は、邪気を払う厄除けの意味があります。
鯛焼きの鯛といい、新年早々、何だか縁起がいいです。
5つ、経木が敷かれて入っておりました。
このこだわり、さすがです。
ほんのり経木の香りもしましてね。
何だか特別な鯛焼きな印象を受けました。
レクチャー通り、少しトースターで温めていただきました。
たっぷりの餡は、甘さ控えめ。
皮は薄くてパリパリ。
餡は自家製で8時間かけて炊きあげるそうですね。
とても美味しかったので、2つは、クルミッコと一緒に差し上げ、
クルミッコと同様にとても喜ばれました。
]]>食事会の後は、何故かプレゼント交換が恒例になりました。
今年はきっちり早めに用意しようと、年末に干支菓子を検索しました。
広島の原爆ドーム近くにある【御菓子所 高木】は、創業100年の老舗で、上生菓子も扱う店で、婦人画報のお取り寄せのお品にも選ばれています。
干支菓子『辰の春』は、上用まんじゅう。
干支の中で唯一、架空の生き物である辰の焼印が押されています。
なんと、中のこし餡は、お目出度い色をしております。
まったくはじめてオンラインで注文した御菓子屋さんですが、
包装紙も素敵で、梱包もとても丁寧でした。
お年賀の熨斗も付けていただきました。
それを外すと、この干支の掛け紙が施されています。
パッケージデザインは、染色工芸家の柚木沙弥?氏によるもの。
いわゆるジャケ買いでした。
お箱には十二支。
これはどうやら、毎年干支を換えて、年末年始の販売展開があるようですね。
5個入、こんな様子です。
仲良し5人で集う新年会。
今年は、虎ノ門ヒルズでということにいたしました。
けれど、それらしいところ、アンダーズホテルにある【ザ•タヴァン】しか思いあたらずでした。
以前来た時は、虎ノ門ヒルズ駅が出来ていなくて、多分、神谷町からアクセスしたのではないかと思います。
いづれにしても、こちら、かなり迷います。
そして、最近のホテルは、
「一見さんお断り」的な造りなので、目的地へたどり着くまでがややこしいです。
やっと見つけたエレベーターホール。
新年の設い。
店内は、なかなか素敵なのです。
私たち、こちらの手前のお席にご案内していただきました。
メニューは、こちら。
それぞれに好みのものをチョイスします。
私は、デザートもいただきたいので、3コースを選びました。
まずは前菜に
『チキンリエット マッシュルームのグリル フィグマスタード グリーンサラダ』
リエットとかパテ、大好きなんですが、パンが進むお料理なのです。
フィグマスタード、色も美しいですが、なかなかおつなお味でした。
こちらが、パン。
珍しく、すべていただきました。
メインにあります『キノコのカルナローリリゾット』のカルナローリとは、なんぞや?と疑問に思っていると、
イタリア語に精通しているチャコさんが、「イタリアの高級米」だとおっしゃいました。
『ラムのブレイズ』のブレイズもお店の方に聞く前にピタリと言い当てました。
素晴らしい!
リゾットも魅力的だったのですが、
私は写真の『鮮魚のロースト ローストパンプキン インゲン レモングラスココナッツソース』を選びました。
ココナッツソース、新しい印象ですが、好みでした。
デザートは、
『ピスタチオクリームのミルフィーユ ミックスベリー』をチョイス。
ミルフィーユ、どんな姿で現れるのかと思っていましたが、レストランデザートらしい演出でした。
こちらのお店、器が和なのが特徴的ですが、今回注文したお料理、全体的にソース過多な感じがいたしました。
前回は、ローストビーフの提供や生演奏などがありましたが、本日はありません。
人手不足が影響しているのでしょうか?
ちょっぴり残念でした。
コースには、飲み物も付きます。
レストランで、全員集合。
本日、着物組は、茶道具の江戸小紋と梅の羽織姿のわたしとみーちゃんだけでした。
みーちゃんは、ことほぎの日に合わせて帯揚げと襦袢が紅絹。
膨れ織の白の帯もお目出度い印象で、帯留もキラキラ華やかなコーディネートでした。
今年のわたしの着物の課題は、タンスの肥やしになっている袋帯を頻繁に登場させること。
堅くて扱いにくいのが多いので、結びのスキルもアップできるようにしたいと思います。
昨年よりこの展覧会へ出かけるつもりでしたが、師走の半分はカラダを壊していたのであっという間に過ぎてしまいました。
年始は、調べてみると3日からということでした。
10時開館、30分ほど経った時間に早くに到着したつもりでしたが、
入口横のカフェは満席。
受付では、ロッカーに空きはありません。
と言われました。
やはり、ワタシを含めですが、自由な時間を謳歌する。と、いう気持ち、コロナ禍後、違いはないように思います。
しかしながら
今年は元旦早々に地震、翌日に飛行機炎上、と、言葉を失う惨事が起こりました。
浮かれているな、と、警笛を鳴らされたという気持ちは否めません。
久しぶりの山種美術館でした。
アクセスが良くないのに、皆さま、お目当ては、やはり、若冲でしょうか?
確かにこの特別展では、代表作である細密画『植物採絵』を描いた若冲の豊かな才能の一部がすぐに目に飛び込みます。
簡潔とも云える水墨画2点。
そして、ポスターにも使用されているユニークな『伏見人形図』が出展されています。
3点とも実に優しい雰囲気の、思わず笑みがこぼれる癒しの作品です。
写真がOKなのは、長沢芦雪の『菊花仔犬図』でした。
仔犬と言ったら、円山応挙のもふもふですが、高弟である芦雪もオマージュで絵筆を取ったのでしょうね。
9頭の仔犬、何犬かは不明な印象ですが、実にかわいい。
長沢芦雪は、確か虎の絵もユニークでしたね。
他に奥村土牛の描いたうさぎが印象的です。
また、今回の展覧会では、こうした作品だくでなく、ゆるくてかわいい作品や、賞を受賞した風景画など、山種美術館ならではの秀作の展示があります。
また、今回の特別展の作品の中からいくつかをイメージして創作された、骨董通りにある菓匠『菊家』さんの上生菓子は、
一階の『カフェ椿』で、いただけます。
しかーし、こちらでしかいただけないしなだからでしょうね。
大変な人気で、お正月限定品は、開館1時間半程度で完売していました。
まったく知らずにおりましたが、こちらも山種美術館の目玉と云えるのではないでしょうか?
2024年、明けましておめでとうございます。
今年は、家で初釜です。
昨日、新宿伊勢丹の虎屋でお菓子は買い求めました。
大晦日の人出は、すさまじいものでした。
コロナ明け、人々は、解き放たれた感満ち満ちな感じですね。
10時半に到着。地下食は、すし詰め状態でした。
お目当ての虎屋さんは、進物菓子と生菓子とふたつの売場を設置対応していました。
並びは4名ほどでしたが、時すでに遅しでした。
お目当ての花びら餅はGET出来て一安心でしたが、
季節の上生菓子は、6種類あるうち、すでに4種類は売り切れ。あとは、午後2時に到着するとのことでした。
侮っておりました。
昨年も虎屋さんの花びら餅を新年にいただきました。
関西方面では求肥製だそうですが、
関東は、餅で作られています。
何故に牛蒡?
と思ったこともありましたが、お正月の風物詩。
味わっていただきました。
もう一品は、買い求めようと思っていたうちのひとつ『龍昇る』
令和6年の干支「辰」にちなんだお菓子です。
雅やかなお味と感じたのは、押物製であったからでしょうか?
押物とは、もち米にみじん粉、砂糖を合わせ木型で押し固めたもの。
お供えの落雁の味がします。
龍昇るは、押物製で挟んだ抹茶入りの羊羮を龍に、すり蜜を波しぶきに見立てています。
水中から天に昇って行く水神である龍らしいのですが、
これは想像の動物である龍だから良しということにしましょうか?
創作の見立てが面白いですね。
今年もたくさんの和菓子をいただきたいと思います。ささやかな願い…。
夫が年末年始仕事のため、初詣は松の内に行けそうにないので、幸先詣に行くことにしました。
実は昨日行ったのですが、ちょうどお昼休みの時間(12時~13時)だったため、社務所に誰もおらず、
お札納めと新しいお札を入手することが出来ず、悔しい思いをしました。
三が日はそういうことはないのでしょうが、要注意です。
コロナ禍、混雑を避けて『幸先詣』というのが推奨されましたが、訳あって行けない場合は、助かります。
昨日もでしたが、世田谷区にある豪徳寺。
とんでもないことになっていました。
参拝客の多くは、インバウンドでした。
多くの方々が、ラッキーキャット(招き猫)に魅力を感じていらっしゃるのかもしれませんが、
この三重塔もある景観は、世田谷でも魅力と言えるのでしょうか?
参拝は三が日とは異なり、桔梗紋の垂幕はありません。
そして、ラッキーキャットは、三が日にあるようにとの対策で、「SOLD OUT」になっていました。
これを買い求めたかった訪日外国人の皆々様はガッカリだったに違いありません。
ワタシもクリスマスシーズンに海外へ行った時に、あらゆる店舗がお休みだったことがあります。
失敗したなぁーと、思いました。
我が家も毎年買い求める招き猫、
「毎年買っているんです」と、主人が言うと、「これだったら」と譲っていただいたのですが、
今回は、『豆』という超ミニチュアラッキーキャットになってしまいました。
インバウンド、恐るべし、です。
世田谷線のラッキーキャット車両も東京都で賞をいただいたんですね。
朝のわんこ散歩や三茶に出かける時に出逢うと、何か良いことが起こりそうな、気分が上がる電車です。
]]>2013年もあと僅かになりました。
夏以降、ウチのコのブログ登場が少なかったですが、
それは相変わらずの毎日が変わりなく元気に過ごせているからであります。
お出かけがストレスの解消になっていると信じているワタシは、長く暑かった夏以降は、夫に頼み、車で近くの公園へと連れて行ってもらっています。
今日は年末最後のお散歩へと、砧公園に向かいました。
このところ、夫の足がよろしくないので、長い散歩は、難しくなってきてしまいました。
また、路面凍結や熊出没の危険があるので、当分、八ヶ岳行きはお預けです。
すっかり枯れ葉でいっぱいの砧公園ですが、この様子は、ウチのコたち、楽しんでいるようでした。
またまだ冬は始まったばかりですが、暖冬とはいうものの、早朝の散歩は本当に冷たいです。
12月前半、カラダを壊してしまった時は、お散歩、本当に辛かったですし、夫に任せたこともありました。
でもこのコたちがいる限り、散歩は欠かすことが出来ません。
健康第一とせつに願う今日この頃、
来年もウチのコたちと変わらぬ毎日が過ごせますように。
]]>今年は、イルミネーションを見に行く予定もなく、おうちで過ごすクリスマス。
毎年ケーキを予約していたこともあったのですが、今年は、先日、小梅の誕生日に求めた千歳船橋の【リブレーブ】のバースデーケーキがとても美味しかったので、プチケーキを幾つか購入してみようと考えていました。
マシンピラティスを終えて向かうと、ガラス越しに見えるショーケースには、予約?のクリスマスケーキのみがズラリと並んでいて、通常20種類ほどある生菓子はひとつもありません。
ガッカリ。
今年は、なしにするかと思いつつ、新宿伊勢丹へ。
クリスマスデー、店内はごったがえしていました。
でも、伊勢丹に来ると何かしら新しい発見と出会いがあるので楽しいですね。
来る途中、虎屋の花びら餅の扱いは何時からか調べていると、新宿のデパートで、年明け以外に扱っていたのは、新宿伊勢丹だけでした。
それぐらい新宿伊勢丹は、最新の店に加え、商品の取り扱いも違うのです。
地下の洋生菓子を物色していて、目に止まったのが、こちら【ペイサージュ】でした。
まったくノーチェック。
ネームカードがありましたが、住所等の表記がありません。
順番待ちで列に並んでいる際に検索してみると、パティシエの江藤英樹氏は、今まで店舗を持たない形で、活動をされていたそうです。
しかし今年10月、代官山にブティックをオープン。そして、伊勢丹にも出店されたということらしいのです。
手に入りにくい品が、店舗で買えるようになった。
もうそれだけで、行列は当たり前のことなわけですね。
焼き菓子が人気らしく、12時半時点で売り切れのものもありました。
生菓子は、4種類くらいでしたか。
その中のガトーフレーズを選びました。
「Noel」のピックに気づいたのは、家へ帰ってからでしたが、夫婦ふたりのクリスマスには、
Best Buyでした。
お味もね。レストランのデザートとしていただくスイーツな印象でした。
ジェノワーズは、アーモンドプードルが使用されているかしら?と思いました。
層の一部には、苺のジェリーがしのばせてあるかも、と、思いました。
こちらは、人気のフィナンシェのクリスマスバージョン。
新宿伊勢丹には他にシェル型のマドレーヌもありました。
素材を厳選されているのでしょうね。高級な味わいです。
代官山店は、サロン•ド•テもあるようです。写真で見るととても洗練されていて、敷居が高い感は否めませんが、覗いてみたいですね。
着物deランチ。
今日は、足をのばして、西国立です。
それは、なぜか?
10月頃だったでしょうか?
『週刊文春』に、こちらの記事が掲載されていました。
筆者は、こちらのアフタヌーンをこれまでの一番!と絶賛されていました。
本場イギリスでも相当アフタヌーンティーを知り尽くした感のある方のようだったので、興味をそそりました。
ちょっと遠いので、話だけでもと思いましたら、いつものように相棒、二つ返事でOKしてくださり、実現しました。
本当ならランチ、といきたいところなのですが、こちら、本来はオーベルジュでして、宿泊もですが、レストランもラグジュアリークラスです。
ちょっと背伸びしても手が届かないので、アフタヌーンティーをいただきます。
西国立駅から、徒歩2分ほど。
でも、どうして、西国立なんでしょう?
ご案内をしていただいた方からお聞きしたところによると、どうやら、こちら、
以前『無門庵』という料亭だったそうです。
それを、地元愛の高い、立飛飛行場が母体の立飛ホールディングスの子会社が運営をされているそうです。
立川の『SORANO HOTEL』に続き、?立飛ホスピタリティーマネジメントが手掛けています。
正門は、老舗料亭だった『無門庵』のままだそうです。
準備が整うまでと、腰掛でほんの少し待ちます。ブランケットのご用意もあり、行き届いています。
後から思いましたが、この時間は、お庭を愛でる演出だったのかもしれません。
関守石やつくばいなど、茶道に関わるものが見てとれます。
今回、アフタヌーンティーをいただく場所は、元は茶室だった施設を茶房に設えていて、
にじり口も風情も健在です。
入り口になります。
私たちが通された空間です。
右手は今はまだ使用目的の決まっていないというお茶室。
奥にももうひとつ、アフタヌーンティーをいただく掘炬燵席の空間があるそうです。
料理長が設えたという花。
壁には、ジャコメッティの彫刻のような飾りが2体。
とにかく、洗練された調度品で調えられています。
テーブルセッティング。
目の先に見えるのが、釜、柄杓など。
このスタイル、Higashiyaに似ているわ?
と、思いましたら、給仕をしてくださった方が教えてくださいました。
お茶のプロデュースは、『茶方薈(Saboe)』という会社がやっていてで、Higashiyaと同じだそうです。
もしかしたら、Higashiya関連の会社なのかもしれません。
入口から見て正面の景色。
さて、さて、一服目のお茶は、
「始まりのお茶」として、
供されます。
かぶせ茶と、手前にあるダンコウバイを入れたもの。
素敵な演出です。
「薫りも楽しんでください」と。
冷茶として、素敵なグラスに入れられました。
先付のようなものになりますか?
始まりのお茶と一緒にいただくのは、
"北海道産の二年寝かせた甘いジャガイモのオーブン焼き〜発酵バターと共に〜"
瓦のような器は、料理長作だそうです。
お茶が出てきました。
こちらから2種類選んでいただけるとのことです。
和紅茶を見つけ、これを知ったのは「Higashiyaだったねぇ〜」と、話していた時に、同じ会社のプロデュースと聞き、なるほどと思いました。
私は、浅発酵の『阿波番茶』と、釜炒り茶の『やぶきた』をお願いしました。
写真がうまく撮れていないので、残念なのですが、
メインとなる『茶請箱』運ばれてきた時は、最近では一番のときめきでした。
どこにもないアフタヌーンティーのアプローチ。
足を運んだかいがありました。
セイボリーは、右から
◯リコッタチーズ/トマトジュレ/イクラ醤油漬け
◯キャロットラペ 巨峰レーズン
◯四種のきのこと栗のキッシュ
◯ピクルス
◯サーモンのブリオッシュサンド
手前右から
◯フルーツサラダ
◯カラメルプリン
◯塩味クッキー
◯和菓子3種
中段右から
◯シャインマスカットのショートケーキ
◯チーズケーキ
◯ショコラマロン
上段右から
◯いちじくのタルトレット
◯フィナンシェ
◯レモンパッションクリーム
◯カーディナルシュニッテン
プチフールのひとつひとつの完成度が高く、
季節のケーキであるシャインマスカットのケーキのクオリティは大変高かったように感じました。
和菓子3種は、手前から、
◯わらび餅
◯牛蒡のかりんとう
◯さつま芋のきんとん
いちじくのタルトレット
ショコラマロン
どれも素敵でしたが、この細工、クローズアップで見ていただきたい!
お茶もお菓子も美味しくいただきましたが、種類によって淹れ方の違うパフォーマンスも見ていてとても楽しかったです。
本日の二人。
示し合わせたわけではありませんが、なにやら黒っぽい装いになりました。
私は、ゴッホも模写した広重の「大はしあたけの夕立」のような柄の大島紬に、着物地で自作した帯を合わせてみました。
相棒は、紬に、ベトナム北方民族の布で仕立てた帯合わせ。
2人とも羽織りを着用する前に、撮影していただきました。
お庭にある赤松。
料亭時代からあるシンボルツリー。
右手にレストラン。
左奥に宿坊があるそうです。
三軒茶屋にはちょくちょく立ち寄るのに、こちらのパン屋さんに行くのは久しぶりです。
三茶には何軒もパン屋さんはあって、象徴的なのは、和惣菜を使って人気の『濱田家』でしょうか?
移り変わりの激しい三茶で根づいている様子。
人気なのですね。
今日は、店名にもなっている人気の
"白トリュフの塩パン" ¥248
をゲットしました。
こちらだけを目当てに訪れるお客様もいらっしゃいます。
高級食材を使ったパンというのが売りですが、このパンなら手が届きます。
世界三大珍味。
口の中に広がる芳醇な薫り、唯一無二ですね。
"パン オ レザン" ¥376
一味やっぱり違います。
"オリーブ" ¥389
生地の美味しさが際立ちます。
"メロンパン" ¥276
も、良いお味です。
"コーンパン" ¥218
以前買った時に美味しかったのを覚えていました。リピートです。
"海藻塩パン" ¥298
白トリュフパンと並んでいました。
こちら見た目は地味ですが、滋味深い味わい。
生地の旨味も感じます。
門前仲町が本店で、三茶は2号店だったはずですが、徐々に店舗数を増やしているようです。
ちょっとお高いですけど、美味しいパン屋さんです。
]]>『国会議事堂』見学の後は、徒歩12分で到着できそうだったので、日比谷公園内にある『松本楼』へ。
覚悟はしていましたが、行列でした。
1階の洋食 グリル&ガーデンテラスを利用します。
明治36年日本ではじめての洋式公園として誕生した日比谷公園と時同じくしてオープンした日比谷松本楼は、当時おしゃれな店として、ハイカラ好きなモボ、モガのあいだで、「松本楼でカレーを食べてコーヒー」を飲むことが大変流行したそうです。
「10円カレーチャリティーセール」も有名ですが、
これは、昭和46年秋、沖縄デーの大混乱の中、放火によって消失したのち、
昭和48年9月25日に再オープンした時の記念行事だったのですね。
松本楼なら、カレーとハヤシでしょ。
って、ことで、
本日は、トップの写真の"オムレツライスの二色ソース"を4種の中から、カレー&ハヤシを選んで、いただきました。
テラス席ならと、順番待ちする列から少し早めに着席出来ましたが、お茶をし始めた2時過ぎると光が変わってきて、冷たくなりました。
食事中、大きな音が何度もしていたのですが、
犯人は、ぎんなん。
ちょうど銀杏が黄葉し始めていて、ぎんなんが落ちてきたのでした。
なんだか季節も感じました。
松本楼の大銀杏、樹齢500年だそうです。きっとこの時間、忘れないと思います。
『地球の歩き方』をご存知でしょうか?
コロナ禍、売り上げが激減したそうです。
そして、円安、燃料サーチャージ、物価の高騰。
海外旅行へ出かける方も激減しているといいます。
本の売り上げのことは最近知ったのですが、書店で、この『地球の歩き方』の東京版を見つけて購入しました。
パラパラと見ていると、東京の知らないところが満載。
老舗の味なども紹介され、楽しい旅行本になっていました。
京都人が京都を観光しないように、
東京人も、東京、あまり歩かれないのではないでしょうか?
交通機関も便利ですしね。
目的地への行き帰りで、済んでしまうというのが常ですよね。
例に漏れずですが、ワタシも観光ということで鑑みると、名所は良く知らないです。
そんな中『地球の歩き方』の国内版の売り上げが伸びているそうです。
旅行も圧倒的に国内が多いそうです。
東京版で、象徴的であって、拝観が可能なのに行ったことがないな、と思ったのが『国会議事堂』です。
子どもの頃、来ているんですかね?
記憶がありません。
だいたい、子どもの頃に見たものなんて、良くわかっていないので、今とは感じ方が全く違うものです。
友人と日比谷でランチを予定していたので、その前に国会議事堂見学はどうかしら?
と、尋ねてみました。
OKをいただき、いざ国会議事堂へ!
webで、調べてみると、予約はいらず、毎正時にツアーがあるといいます。本会議のある時間は出来ないので、そのあたりも調べていきました。
いつも皇居側からの正面を見ていますが、見学受付は、後方でした。
しかも今日は衆議院を見学するつもりなので、後方からは、右手になります。
30分前に到着すると、小学生の団体がいましたが、11時の回に参加できるとのこと。
参加希望フォームを書き、エレベーターを降り、まずはトイレタイム。
その後、セキュリティチェックを万全におこないます。
小学生の団体の他の参加者は十数人。
この参加者を引率、ツアーガイドをなさってくださったのは、警察官でした。
もちろんセキュリティチェックも警察官でしたが、警察官のお仕事、色々ありますね。しゃべりの巧さを買われたDJポリスみたいな方なのでしょう。
議員さんの邪魔にならないよう2列壁際にいるように言われながら、議員さんのお部屋の前などを通りすぎると、
ここが国会議事堂の見せ場というところでストップして説明をお聞きします。
まずは、廊下壁際にある意匠が施された金網。扇風機が入っていて、エアコンのない時代、地下に置かれた氷の冷風を循環させていたそうです。
そして、その下にある消火栓のようなもの。掃除機のホースを繋ぐバキュームシステムでした。
昭和11年、竣工。当時のハイテクが導入されていたことがわかります。
『皇族室』
皇族の方がお見えになる時、お休みになるお部屋だそうです。
並びにある右側は、『御休所』
天皇陛下がお見えになる際にお休みになるお部屋です。
総工費500億円のうちの50億円が使われているそうです。当時の天皇陛下がどんな存在であったかうかがい知れます。
その正面が中央玄関口です。
普段は閉められていますが、国会の開会式に天皇陛下をお迎えする時、選挙後の国会召集日に議員が登院する時、外国の元首がご訪問の際に開かれるそうです。
見える場所から写真が撮れました。
中央広場は4階吹き抜けで、議会政治確立に功労のあった伊藤博文、板垣退助、大隈重信の銅像が三方に立っています。
また、議事堂の床には、4kmにわたって赤じゅうたんが敷かれています。
ステンドグラスに壁画、照明などの調度品を見ると、ここが建築物として大変美しく貴重であるのがわかりました。
窓から説明のあった中庭。
当時、馬車で来られる方もいらして、中央の水場は、馬が給水したのだそうです。
『衆議院議場』
本会議が行なわれる場所でお馴染みですが、カーテンのある場所は、天皇陛下がお座りになる場所です。
まるで劇場のようでした。
内部の見学を終え、都道府県から贈られた木の並ぶ道を歩き正門へと。
こちらで解散です。
国会は、
「国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である」と定められています。
わたしは、ふじさわ こうめ です。
10歳になりました。
このところ、おとうちゃんが、ポケットマネーで"アンチノール"というサプリメントを買ってくれて飲んでいます。
なんだかとっても調子がいいんです。
足裏の変形で、ゴムくつ下の着用は欠かせませんが
まだまだ若いものには、負けません。
本日のバースデーケーキは、
千歳船橋の『リヴレーヴ』のケーキ。
はじめての購入ですが、スポンジが卵の黄身色をしていて、デコレーションも可愛く、とっても美味しかったです。
東京に、草間彌生美術館があるのを知ったのは、今年になってから。
開館は、2017年のこと。
まるでノーチェックでした。
この年、国立新美術館で「草間彌生展」が開催されていますが、
その同じ年の12月、京都で茶会があった翌日に祇園の歌舞練場でも魅力的な展覧会に行っていました。
前衛芸術家というと、なんだか過激な印象を受けてしまいますし、水玉芸術ばかりが、多くの人の認知される対象かもしれませんが、
ワタシはなんだか好きなんです。
今年こちらの美術館の存在を知った時に、いつものノリで時間のある日に行こうと、たかをくくっておりました。
ところが、いざアクセスすると、先の先まで予約でいっぱい。
そして、開館日は、木曜日から日曜日及び国民の休日のみでした。
次の予約はこの日からのご案内をリマインダーしておいて、その月のはじめ、予約をしました。
行ってみてわかったこと。
こちらは、海外からのお客様が圧倒的に多かったのです。
世界の草間彌生を実感しました。
場所は、新宿区弁天町という、少しアクセスの悪いところにあります。
ワタシは新宿から都バスに乗って、「牛込弁天町」で下車。徒歩すぐのアクセス方法を選びましたが、
今、新宿駅西口は、再開発でバス停への地下からの階段が閉鎖されていて難儀しました。
草間彌生美術館は、草間彌生氏が設立し、一般財団法人草間彌生芸術財団が運営する美術館です。
美術館としての規模は大きくありません。
草間彌生作品のコレクションを年に2回の展覧会で紹介し、
草間が作品を通して繰り返し訴えてきた世界平和と人間愛というメッセージを伝えています。
写真は、限られた場所のみでの撮影が可能です。
1階、入口。
『塔』1998年
『魂を燃やす閃光』1998年
館内は一方通行。階段で、5階まで上がって行きます。
2階は、1949年の代表作『残夢』など幻想的な作品が展示されています。
3階は、近年の愛についてのメッセージです。
4階は、限られた人数で入室するインスタレーション作品の展示。
画像に映る草間彌生氏。作詞作曲の歌、唄っておられます。
画像に写る水玉。幻のようです。
家具や日用品が置かれた部屋。
タイトルは、
『I'm Here,but Nothing 』
5階に上がるとルーフテラスに続く廊下があり、ライブラリーになっていました。
草間彌生氏、小説家でもあるのですよね。画集の他、執筆された作品が並べられていました。
「クリストファー男娼窟」は、第10回野性時代新人文学賞を受賞されています。
5階には、
『真夜中に咲く花』2010年
この空間も草間ワールドなのでしょうね。
ふふふ、トイレも水玉でした。
エレベーターもそうでしたが、このプリズムを、テート展で見かけました。
近々、乾通りが秋の一般公開になります。
でも、せっかく三の丸尚蔵館に来たのだからと、久しぶりに東御苑を散策することにしました。
本丸中之門石垣からスタートです。
『百人番所』
江戸城本丸への道を厳重に守るために設けられた詰所。4組の鉄砲百人組が昼夜交代で勤務していたそうです。
立派です。
中之門跡。
石垣は、東京でもっとも江戸を感じます。
『大番所』
江戸城最後の番所。極めて重要で、他の詰所よりも位の高いものが警備にあたっていたと言われているそうです。
今もそうですが、多くの人達が警備にあたっていたのですね。
天守台を目指して歩いて行くと、こんなものが展示されているお部屋がありました。
江戸城復元模型です。
これだけでも立派ですが、東御苑だけ歩いても、ここがいかに広大であったかを実感出来ます。
こちら『大奥跡』
いにしえをイメージするも、今は本丸と並ぶ芝生広場です。
江戸城があった場所ですが、忘れてはいけません。こちらは、皇居東御苑です。
この建物は、香淳皇后(昭和天皇の皇后)のご還暦をお祝いして、1966年に建設された皇后のお印の「桃」にちなんで命名された音楽堂です。
『桃華楽堂』
屋根はてっせんの花を象ってあるというので、天守台から眺めてみました。
八角ある壁面も羽ばたく鳥を中央にして様々な図柄が陶片で描かれています。
『天守台』
江戸城は、三度建てられていますが、1657年に焼失した後は、石垣だけが築き直されました。
黒い石は、大火の名残。一部が再利用されています。
『石室』
火事などの非常の際に、大奥の調度品などを避難させた場所と考えられている場所。
『富士見多聞』
多聞とは、戦国時代から城郭に採用された長屋型の施設。塀よりも強固な防御機能を持つため、様々な用途に使われたそうです。
富士見多聞が築かれた徳川将軍の地位は安定していて、攻撃に備える必要性はあまりなかったようです。
『富士見櫓』
本丸地区に現存する唯一の櫓。
遺構の中では最も古いと言われています。
皇居のランドマーク的存在ですね。
四季折々の花木が楽しめる場所ですが、今はツワブキが美しい姿でした。
伊藤若冲の『動植綵絵』については以前、記事にしましたが、
両親と弟、そして若冲自身の永代供養を願って、作品を京都 相国寺に寄進しました。
その後相国寺は、廃仏毀釈の波で困窮した際、『動植綵絵』を明治天皇に献納。その下賜金一万円のおかげで寺を維持することが出来たといいます。
寄進された33幅のうち『釈迦三尊図』だけは手元に残し、他30幅は皇室のものになりました。
当時から若冲は人気があり、毎年6月に行なわれる相国寺での「観音懺法会」の一般公開は行列ができたそうです。
2007年、120年ぶりに相国寺において、『動植綵絵』30幅と『釈迦三尊図』3幅が同時公開され、その後2016年東京都美術館て開催された「若冲生誕300周年」では、同作品33幅は東京初公開となり、320分の入館待ち時間を記録しました。
若冲『動植綵絵』について調べている際、2026年リニューアルオープンするはずの三の丸尚蔵館が、今年の11月に開館することを知りました。
残念ながら『動植綵絵』は全会期で12幅の公開ですが、どんな風に生まれ変わったのか、興味があったので、すぐにweb予約しました。
地下鉄大手町から大手門に向かいます。
信号待ちで見える行列に、あら?日時指定のはずなのに…?
と、思いましたが、この行列、皇居散策をするインバウンドさん達を含めたセキュリティチェックでした。
はい、この門をくぐって左が三の丸尚蔵館のはずです。
「やっぱり」
工事は途中でした。
こちらが今回、一部オープンし、名称も新たになった『皇居三の丸尚蔵館』
元々は、上皇陛下と香淳皇后によって、国に寄贈された皇室ゆかりの美術工芸品の保存、研究、公開のために開館されています。
館名の「尚蔵」は、古代律令制において蔵司の長官「くらのかみ」をさし、大切に保管するという意味を持つそうです。また、旧江戸城の三の丸の地に建設されたことに由来して名付けられています。
コロナ禍も収束し、開館30周年に合わせたのと、今年の9月より、管理が宮内庁から博物館は国立文化財機構へ。収蔵品は文化庁にと代わった、というところもありそうです。
国立文化財機構…有形文化財を収集・保管し国民の観覧に供するとともに、調査・研究により文化財の保存と活用を図ることを目的としている。
文化庁…芸術創作活動の振興、文化財の保護。
博物館、美術館は、海外の場合、寄付などで運営されていることが多いのに対して、税金控除の対象としてみなされないためか?セレブさまがこの領域でお金を落とされることは余りないようです。
先だっての国立博物館のクラウドファンディングもそういういきさつからということでしょうか。
こちらの運営も宮内庁からふたてに分かれどういうことになっているのかはわかりませんが、
以前は無料で、一周回ったらおしまいで美術品を観ることができましたが、
この度は、1,000円という観覧料金にあいなりました。
三の丸尚蔵館に収められているものは、天皇・皇族から国庫に寄付された美術品等で、
2018年時点で収蔵品9,682点のうち2,484点が「優品」に分類され、国宝、重要文化財の候補になるレベルの質を持っているものか、作品が制作された時代、もしくは皇室の歴史と文化との関わりにおいて重要なものであると分類されたそうです。
この時点では三の丸尚蔵館の収蔵品は、慣習的に文化財保護法の枠外であったため、極めて価値が高い文化財であっても国宝や重要文化財に指定されてなく、一部の収蔵品が初めて文化財指定されたのは2021年のことであったそうです。
そういうわけもあって国宝に指定されていなかったものが、国宝になったというのも今回の目玉です。
セキュリティチェックを終え、いざ入館!と、思いましたら、ここでも列が…。
私の後ろにいた方は、予約が必要ということを知らずにお友達と並ばれていましたが、本日はどの時間も空きがなく、泣く泣く列から離れて行かれました。
この先で、チケット(QRコード)読み取りがあります。
お部屋はふたつあって、どちらも他と比べると広くありませんでした。
先ずは右手に
高階隆兼『春日権現験記絵』1309年頃
中世やまと絵の代表作。
明治時代、鷹司家より献上。
藤原氏の氏神春日大社の草創と霊験の数々を描いた全20巻からなる絵巻の巻十二。
『蒙古襲来絵詞』13世紀
『藤折枝蒔絵箱』14世紀
『春日権現験記絵』が納められていた箱。
藤原氏と春日大社にゆかりの深い藤花の紋様がしるされています。
こちらが、今回私が注目した若冲の『動植綵絵』です。
今回は30幅あるうちの12幅が、会期ごと4幅ずつ展示されるようです。
『菊花流水図』
『南天雄鶏図』
『老松白鳳図』
『秋塘群雀図』
4幅、華麗な作品でした。
当時の最高品質の画絹や絵具を惜しみなく使用したということなので、褪色がなく、保存状態が良く、200年以上経っている作品だと思えません。
若冲自身の永代供養を願った渾身の作品ということなのですね。
小野道風『屏風土代』
歴史的同時代を描いた唯一のもの。
明治時代の御買上品。
井上馨の旧蔵品で、井上家から大正天皇に献上されています。
開館記念一期目は、サブタイトルが「三の丸尚蔵館の国宝」ですから、これすべてが国宝になります。
展示室が変わり、特別展示になります。
天皇皇后両陛下の御即位5年、御成婚30年を記念したコーナーになります。
写真はこちらから禁止。
両陛下があゆまれてきた30年の軌跡のお品は、ご結婚の儀式の装束やドレス、愛子内親王殿下のお召し物などの他、御即位の儀式で用いられた調度品、各方面から寄せられたお祝いの品が展示されていました。
テレビの映像で見た儀式のお品は、とても興味深かったですし、
儀式の模様が収められた映像は、陛下の立派なご様子がうかがい知れて、貴重な体験でした。
こちらのコーナーの方が充実感があったように感じています。
ふふふ、こちらはトイレですが、ジャパニーズモダンを感じる素敵なデザインになっていました。
2026年にグランドオープン。
さらに展示室が増設されるのかははてなですが、また訪れたいと思います。
]]>キュビスムって、ちょっと難解。
そう近ごろまで思っていました。
一冊の本と出逢って、そのキモチに変化が訪れました。
美術の師匠、山田五郎さん曰く、美術史を学ぶと見方が変わると、言っておられましたが、本当にそうだな。
と、近ごろ感じております。
大キュビスム展、50年ぶりだそうです。
1951年のことですかぁ〜。
当時は、「なんやこれ?」の世界だったかと想像します。
わたしも最近まで類に漏れず。
そこにおりました。
でも、昔のアートシーンは、宗教画や肖像画だったんですよね。
そこに革命を起こしたセザンヌが現れた!
「近代絵画の父」と云われるのは、そういう理由なんですよね。
アートを勉強している方々には、そんなことは百も承知。
なのでしょうが、あのぼんやりした絵画に光を焦点に見てみると、断然印象派の意味がわかってきます。
詩人、ギョーム•アポリネールが「キュビスムは、模倣の芸術ではなく、想像にまで高まろうと目指す概念の芸術である」という言葉を残しています。
これはキュビスムを知る道標かもしれません。
キュビスム以前として展示されていたのは、セザンヌやゴーガン、ルソーやアフリカの彫刻。
そこから、美の改革が始まり、キュビスムに繋がったということのようです。
『立てる裸婦』アンドレ•ドラン 1907年
新しい表現方法をアフリカやオセアニアの造形物に見出だし、その影響による単純化された表現は【プリミティヴィスム】と呼ばれてきたそうです。
【原始的(プリミティブ)】なものは、文化的な意味は西洋人に理解されてはいませんでしたが、それらの造形物は、西洋人の規範に挑戦する拠り所。と、なったそうです。
『アポリネールとその友人たち』マリー・ローランサン 1909年
紫色のドレスがマリー・ローランサンでその左上にいるのがピカソです。
アポリネールは、ローランサンの恋人だったそうです。まん中にいらっしゃいます。
アポリネールとは、先の言葉を残した詩人で美術評論家です。
『女性の胸像』パプロ•ピカソ 1907年
ピカソは、アフリカ、オセアニアの造形物に刺激を受け、『アヴィニョンの娘たち』を完成させます。
その習作。
『大きな裸婦』 ジョルジュ・ブラック 1907年
西洋的な美を無視したピカソの裸婦像に衝撃を受け、描いた作品。
ここから、キュビスムが誕生し、
サロンではなく、画廊に作品を展示したこの二人がキュビスムの代表と云われるようになります。
『レスタックの高架橋』ジョルジュ・ブラック
1908年
キュビスムぽくなってきました。
キュビスムのキュビは、CUBEと言う意味ですが、
「自然を円筒形、球形、円錐形によって扱いなさい」というセザンヌの言葉が、1907年の回顧展で紹介されていたそうです。
ブラックは、その回顧展に強い感銘を受け、セザンヌゆかりの土地レスタックに繰り返し訪れ、多くの作品を残したそうです。
『肘掛け椅子に座る女性』パプロ•ピカソ 1910年
『ギターを持つ男性』ジョルジュ・ブラック
1914年
『ヴァイオリン』パプロ•ピカソ 1914年
『縫い物をする女性』フェルナンド•レジェ
1910年
キュビスムと言ったら、ピカソとブラックが代表的ですが、
ここから登場するレジェと、グリスは、キュビスムの発展に欠かすことのできない存在だそうです。
『本』ファン•グリス 1911年
スペイン出身のグリスは同郷のピカソとパリで知り合い、セザンヌを学ぶことから始めたそうです。
『婚礼』フェルナン•レジェ 1911-1912年
大きな作品です。
婚礼というタイトル通り、新郎新婦、
そして、ゲストが描かれています。
インパクトのある作品でした。
『パリ市』ロベール•ドローネー 1910-1912年
ポスターにもなっていますが、これは横4mという大きさが与える印象もあるのでしょうが、美しいと感じて、作品の前から離れられなかったです。
古代の三美神、現代のエッフェル塔、敬愛していたルソーへのオマージュの船と橋が描かれています。
アポリネールは、ドローネーを「オルフェウス的(詩的)キュビスム」の発明家と評したそうです。
『パル•ピュリエ』ソニア•ドローネー 1913年
ロベールとソニア夫婦は、「同時主義」という色彩同士の対比的効果を探求する独自の概念を打ち立てます。
『シベリア横断鉄道とフランスの小さなジャンヌのための散文詩』ソニア•ドローネー 1913年
詩人ブレーズ•サンドラールと共同製作した同名の挿絵本のために制作された作品。
『キュビスムの画家リガダン』1912年 映像
喜劇俳優が、キュビスム作家に転向する顛末をたどった短編映画。
愉快でした。
『恋人たちII』レイモン•デュシャン=ヴィヨン
1913年
デュシャン兄弟たちサロンキュビスムの芸術家たちは、数学、四次元の概念、運動の生理学的分析といった科学をキュビスムと理論的に結び付けようとしていたそうです。
『マギー』レイモン•デュシャン=ヴィヨン
1912年
レイモン•デュシャン=ヴィヨン
『メゾンキュビィスト』1912年
その年のサロンドートンヌにメゾンキュビィストの家が展示され、キュビスムを
建築や室内装飾へと展開する試みがなされています。
『ロシアとロバとその他のものに』
マルク・シャガール 1911年
モンパルナスの集合アトリエ「ラ•リュッシュ(蜂の巣)」に集った貧しい芸術家の中にいたベラルーシ出身のシャガールは、幾何学的に断片化された表現や鮮やかな色彩を取り入れ独特の幻想的な絵画を描いています。
『白い襟のベラ』マルク・シャガール 1917年
これはキュビスムなのか?
と、問われるとはてなですが、手前の人?との対比や絵がシュールです。
『ラ•リッシュ』『ラ•リッシュとシャガール』
写真 1968年
『女性の頭部』アメデオ•モディリアーニ 1912年
イタリア出身のモディリアーニは、洗濯船から、一時ラ•リュッシュに身を寄せ、ブランクーシと交流する中、彫刻制作に没頭したそうです。
『赤い頭部』アメデオ•モディリアーニ 1915年
様々な様式を吸収して簡潔なフォルムを特徴にした細長い人物像は、絵画に専念してからも受け継がれました。
『無題』エレーヌ•エッティンゲン 1920年頃
なんだか、これ、好きでした。
キュビスム運動には、東欧から来た芸術家も多く関わっていたそうです。
『散歩:大通りのヴィーナス』
ミハイル•ラリオーノフ 1912-1913年
『春』ミハイル•ラリオーノフ 1912年
『戦争の歌』アルベール•グレーズ 1915年
1914年に勃発した第一次世界大戦はヨーロッパの芸術家たちに多大な影響を与えました。
ピカソとブラックの作品を扱っていた画廊主がドイツ人であったこと。フランスとドイツが敵関係であったことなど…。
キュビスムから「新古典主義」に移行する過程がありました。
『1キロの砂糖のある静物』
ジャンヌ•リジ=ルソー 1915年
『ギターを持つピエロ』
ファン•グリス 1915年5月
『静物』ル・コルビュジエ 1922年
会場である国立西洋美術館の設計士、ル・コルビュジエの絵画は、松方コレクションにもあり、常設展示で何度か観たことがあります。
ル・コルビュジエは、キュビスムを乗り越え、機械文明の進歩に対応した新たな運動として「ピュリスム(純粋主義)」を宣言しました。
画家でもあり、提唱者だったのですね。
描かれる静物は、洗練されています。
『ギターを持つ水夫』ジャック•リプシッツ 1917年
この作品は、ル・コルビュジエがパリ国際装飾芸術博覧会で「機械の美学」を具象化させました。
作品は、その時展示されました。
『タグボートの甲板』フェルナン•レジェ 1920年
ピュリスムの理念に共鳴しつつ、レジェは、近代社会のダイナミズムの表現を追及しました。
キュビスムは、アポリネールが残した言葉通り、先にあるアートシーンに大きな影響を与えたのだなぁ〜ということを実感しました。
作品が何を語りかけているのかは、私には未だに読み取れないところではありますが、これがなかったらバンクシーも現れなかったのかもしれなかった。
なんてことを思うのでした。
上野、西洋美術館へと行くのに、JRを使ったら、公園口に出る手前の壁に、
好きだなぁ〜と、感じたアートが飾られていました。
この場所、
『Yamanote Line Museum』と言うんですって。
上野だけに、パンダ。
アーチストは、『NiJiSuke』
土居虹亮さん。
動物や植物の絵が中心で独特の色彩で構成されています。
"子どもクマ's"
"キリン"
"狼仲良しトリオ"
"百合オオカミ"
知らずにおりましたが、なんだかいいですね。こういうの。
]]>昨日はですね。
わたしには縁遠い、六本木のけやき通りのパン屋さんに行ってきました。
先日、虎ノ門ヒルズの
『TOKYO NODE DINIG』でランチをいただきましたが、
そちらで提供しているパンが、
六本木の『ブリコラージュ』のパンでした。
とても美味しかったので、興味が湧きました。
乃木坂に用事があったので、ミッドタウンから六本木ヒルズへとはしごです。
実はこの辺り、学生の頃に通った場所です。
当時はここに、Y'sとコム•デ・ギャルソンのアトリエがあって、テレ朝が今のようになる前で、広尾までの道をテレ朝通りと、呼んでいました。
懐かしい…。
こちら『ブリコラージュ』さん。
まったく知らなかったんですが、六本木店は、カフェが人気のようで、行列を作っていました。
場所柄か?外国人もたくさんいらしたように思います。
パン購入はこちらの入口。
けやき坂。
ライトアップが始まったそうですね。
都内では、東京タワーをバッグにキラキラ輝く、ここのイルミネーションが一番好きです。
手提げ袋のイラスト。
ロゴもお洒落ですよね。
『ブリコラージュ』とは、フランス語の「bricoler」(素人仕事をする、日曜大工をする)から。 有り合わせの手段、道具でやりくりすることを意味するそうです。 通常「器用仕事」と訳される。
具体例は?
たとえば、壊れた椅子の足を取り外してテーブルの脚として再利用したり、
また料理であれば、冷蔵庫に残っている材料を使ってありあわせの料理を作るようことがブリコラージュ的なものだそうです。
"パンドミプレミアム" ¥600
パンドミをこういう形で、つくるのも、
焼印を入れるのも、オシャレ。
ふわもちな食感。
"シナモンロール" ¥480
オリジナルなかたちにこだわりあるかもです。
"あおさフォカッチャ" ¥400
「えっ、あおさ?」
と興味が湧き、お試し買い。
こちらのパンは、やっぱり、ちょっと、
いまだかつてない感、あります。
磯の香り、なぜか、癖になりそう。
"パンオレザン" ¥420
クロワッサン生地も美味しいです。
"ブリコラージュ"1/4 ¥500
手提げ袋にデザインされたパンがこちらでしょうか?
店名が付けられているということは、自信作、
と、いうことですね。
『TOKYO NODE DINIG』でいただいたパンも、こちらなのかな?
次回はカフェに誰かと来たいですね。
ワタシは隣駅「千歳船橋」にマシンピラティスに通っています。
オットはそのお隣駅「祖師ヶ谷大蔵」の整体に通っています。
その「祖師ヶ谷大蔵駅」で、夫、老舗な洋食レストランを見つけたといいます。
今日は、ふたりのタイミングがあったので、一緒にそこで、ランチをすることに…。
このショーケース、サイコーです。
昭和の雰囲気、山盛り。
今では、浅草辺りでも見かけるレストラン、少なくなりました。
そして日本の洋食屋さんも…。
オープンは、11時なのですが、待ち合わせは、駅に11時40分でしか行けなくて…。
徒歩2〜3分。
2階席へ。
危うく、座れないところでした。
と、いうか、
この時間に平日で、満席に近いって、
スゴいです。
店内は、いたってレトロな印象です。
お客様、お近くにお住まいなんでしょうか?
マダムも多くいらしてましたが、我が家よりも少し上の熟年夫婦も多かったです。
メニューも懐かしい感じです。
何でもあります。
成城が近いこともあってか?
芸能人も多いらしく、
常連客、薬丸裕英さをは、
『ポークジンジャー』が大好物だそうです。
夫、前回は、『ミックスフライ』を注文し、虜になったそうですが、
再訪の今日は、ネットのコメントを参考にしたのでしょうか?
今日は、『ポークジンジャー』と、
決めていたようです。
お味見しましたが、定食屋さんではない、洋食レストランのお味なのかな?
と、感じました。
他のお客様は、圧倒的にミックスフライが多かったですね。
お子さま連れは、『海老グラタン』
初来店なら、人気のメニューから攻めるのが王道のはずですのに、
わたしは、
何日か前から、
「牡蠣はじめました」の貼り紙に、
「牡蠣が食べたい」脳になっていて、
『カキフライ』を注文いたしました。
粒の大きなカキフライ!
とても美味しかったです。
虎ノ門ヒルズ駅から右手に出たところに、可愛いベーカリーを見つけちゃいました。
どこかあまり足を運ばない場所へ行った時は必ずパン屋さんを探します。
昨日は、下調べもしていたんですが、店を一周した時に、レジ袋の可愛さに惹かれて、購入しようと思いました。
どうやら日本橋にあるベーカリーらしいのですが、
お初なので、購入することに。
近頃のパン屋さんは、ディスプレイに工夫があって、お洒落ですね。
購買欲が上がります。
最近、またスコーンが好きになって買ってしまいます。
いい感じで、盛り上がっています。
スコーン ¥270
九州の明太フランス ¥330
定番中の定番になりました。
各店で工夫がありますね。
こちらのは、フランスパン生地のプチパンの明太子パンでした。
メロンパン ¥270
今回、こちらで購入したもののわたしの1番。
カリカリクッキー生地ではありませんが、
お味が気に入りました。
黒豆抹茶チョコレート ¥300
これも、美味しかったです。
揚げパンですが、具材ともマッチしていました。
カレーパン ¥390
これも定番ですが、、生地も具材も上品に仕上げてありました、
これがお店のショッピングバッグのロゴ。
赤い袋、目立ちますね。
]]>虎ノ門ヒルズ駅が整って来たら、また行きたいと思っていたので、
いつもノリ良く応えてくださる着物友だちM子さんをお誘いしました。
オープン前で、予約が出来たのは、
『NODE DINING』
まったく様子がわからない状態での予約だったのですが、
駅に到着してもアクセス方法が、難解でした。
そういう時は、気取らずに、インフォメーションのお姉さんに頼ります。
お聞きして良かったです。
まったく予想もしなかったアクセスでした。
まずは、NODEの掲示板がある方向に歩みを進め、その奥にあるエレベーターに乗って7階へ。
そして、その7階からエスカレーターで8階へ。
こちら、眺めが良いので、ちょっとサイトシーイング。
ステーションタワーからは、ビジネスタワーやレジデンシャルタワーが望めます。
右奥、東京タワーです。
スカイツリーに、
皇居周辺。
さて、さて、8階からまたエレベーターに乗り45階へ到着です。
レストランは、こちら。
この階にはイベントスペースがあり、今は、開館記念の"身体感覚の新たな地平"が開催されていて、人気のようで行列でした。
レストランは、ダイニングというだけあって、カジュアルな印象です。
こちら45階も十分、一見さんお断り的な雰囲気でしたが、
これからオープンする最上階のレストランは、ヒルズ族のようなセレブな方々がお使いになる高級レストランのようです。
まずは友人、お肉料理を選んだので、赤ワイン。
わたしは、巨峰のノンアルカクテルをいただきます。
このカクテル、私的には、予想外。
ミントの味がたっていて、巨峰の味は消えていました。
本日のランチメニュー。
週末のコースになるでしょうか?
メインランチをチョイスしました。
"季節のシェフサラダ"
彩りが綺麗です。
"パン"こちらのオリジナルではなく、六本木けやき坂通りにあるベーカリー『プリコラージュ』のものだそうです。
勉強不足で、はじめて聞く店名でしたが、
普段、あまり食事と一緒に進まないパンを美味しくて、完食してしまいました。
これは、チェックしなくては…。
メインは、3つより選べます。
わたしは、
"メカジキのカツレツ 柳沢農園のアメーラトマトソース"をチョイスしました。
分厚いメカジキが、細かい衣でかりっと仕上がって、酸味の少ない甘いアメーラトマトソースと相性良く、美味しかったです。
友人は、"霧島豚のハーブロースト"
をチョイスしました。
たっぷり目のローストに友人、わたしにもお味見させてくれたのに格闘できずでしたが、わたしは、柔らかでいい具合にピンク色に仕上げてあるお肉、大変気に入りました。
珈琲、紅茶、付きます。
あまりいいお席ではなかったのですが、窓からは、左手に国会議事堂、正面は皇居と眺望は最高でした。
友人の今日のコーディネートは、黄八丈に織の帯。
わたしは、11月だというのに夏日が続き、この日も暑かったので、急遽変更。
浅葱色の紬に、蝋纈の染めの帯を合わせました。しっかりした硬い仕立てだったので、銀座結びがうまいこといきました。
]]>今日は、10月6日にオープンした虎ノ門ヒルズのステーションタワーにあるレストランでランチです。
夏に大蔵集古館に行った際に、帰りは神谷町ではなく虎ノ門ヒルズ駅から帰り、
恐ろしく変化した駅に驚いていました。
ですから、オープンした際はもう一度訪ねよう、
そう思っていました。
改札を出た先は、幾つかの森ビルにアクセスできるようになっています。
真新しい印象、土曜日だからか?
ビジネスタワーでお仕事をされている方々がいらっしゃらないので、
閑散としているように感じました。
こちらが、オープンしたてのステーションタワー。
私たちのようにおのぼりさんの姿があります。
確か六本木ヒルズがオープンした時も、キャラクターだったような記憶がありますが、
こちらは、
ドラえもんではなく、『とらのもん』
さすがにシックに仕立ててあり、可愛いです。
駅直結のB1は、T-MARKET。
流行りのフードコートですね。
あらゆる国の食がいただけるようです。
六本木ヒルズと同じように、やっぱりこちらでお勤めの方々がターゲットなのでしょうか?
小さなお子さまを連れた方のご利用も気兼ねなくできるスペースですね。
まだオープンしていない店舗もあるようでした。
上の階に上がってみると、
中ほどに日比谷線の電車が見えました。
ビルの中に地下鉄が走行しているのですね。
ちなみに虎ノ門ヒルズ駅、略称は、『虎ヒル』だそうです。
そしてもう一階、上へ。
この広場が見たくて、地上に出てみました。
『オーバル広場 Tデッキ』
センターに聳え立つのは、森ビル。
左手がビジネスタワー、右手がレジデンシャルタワー、そして、背後が10月6日にオープンしたステーションタワーです。
ステーションタワーの『TOKYO NODE』は、8階、45階から49階のギャラリー、イベント、レストランなどの複合施設で、
これから屋上のプール、レストランが開始されるようです。
]]>先日の富士山での会で、先生が持たせてくださった和菓子。
2017年12月、京都、三井下鴨別邸での茶会のお菓子でした。
パッケージは、よーく覚えていたんですが、
緊張のためか?
ディテールをまるっきり、忘れていました。
「先生!再会を有り難うございます」
上の袋の中に同じものが三枚。
中身は、こ〜んなかわいい、ハート型のお菓子でした。
このハートは葵をかたどっていますが、
日本最古のお祭り『葵祭』に因んでいるそうです。
祭に関わるすべての人が、清浄のしるしとして身につけるのが、葵と桂。
『賀茂祭』が『葵祭』と呼ばれる所以だそうです。
宝泉堂の『賀茂葵』は、厳選された丹波大納言小豆を水飴、寒天でよせたお品。
とっても美味しくいただきました。
]]>