客三人と東(とう)(亭主)・半東(はんとう)(亭主の補佐役)の五人で催す、千家茶道の七事式(しちじしき)の一。

次客はは花を生け、
三客は炭をつぎ、正客(しょうきゃく)は香をたき、主客ともに聞く。
東は濃茶、半東は薄茶を点てる。

本当は折据を回してする花月ですが、今回は役割を予習してきてやりましょうと先生が提案してくださいました。

私は、なんと、正客で香を聞くのを割り当てられましたが、当日、次客さんが遅れていたので、花を生けるのも担当しました。

支度も忙しいので、すっり写真を撮り忘れました。
トップの写真は、香に使われるお道具の写真です。

前回の【且座(しゃざ)式

花→炭→香→濃茶→薄茶の一連の流れを、
各々定まった役割ではたしてゆきます。
正客が香元の役。
試し聞きをし、皆が香を聞いたら盆ごと床に荘ります。

こちらのブログを参考にさせていただきました。


『雲静日月正』
(くもしずかにしてじつげつただし)

「雪晴天地春」の前句にあたり、意味は、
「雲は静かに流れ、日や月の運行も刻々と正しく行われ、雪が晴れると春になり、四季のうつろいも順調である。
天地が正しく運行してこそ、私たちは平穏に過ごせる。」
という太平無事を祝うことばだそうです。

まだまだ今年は寒い日が続きますが、ちょっと具合の悪い私に沁みるお言葉でございました。
先生、ありがとうございます。

茶花は白玉椿にトサミズキ。
トサミズキのみずみずしく凛とした姿が花器と調和して素敵でした。

トサミズキは高知(土佐)の蛇紋岩地に野生のものが多く見られるため、この名前がついたようです。ミズキと名前が付きますが、ミズキ科ではなく、マンサク科の植物です。
レンギョウやマンサクと同様、江戸時代から庭木や盆栽、切り花として親しまれてきたといいます。

葉が出る前に枝からぶら下がるように黄色い花を咲かせる姿がなんとも愛らしい。
7輪前後の花を付けますが、花が開いてくると次第に茶色くなるようです。

以下、備忘録。

大津袋とは棗を入れて濃茶に使う場合の袋のことです。
利休の奥様の宗恩さんが大津で使われている米袋を見て考えられたといいます。

【準備】
・水指の前に大津袋に入れた棗を荘る。

お点前は、濃茶点前と変わりませんが、大津袋は、取り込んで、茶碗の前で解き、左手の上に載せ、右の手前の帯を右手で引っ張り出し解き、右左と割って棗を出し定座に置きます。

出した後は炉の場合、袋の横を右手で取り、左手の親指と人差し指で底を掴み、ほかの指で向こうを押さえて、左手で畳、棚などの上に置きます。

棗ですが、お濃茶ですから四方捌きをします。
棗は黒棗に限りますが、普通に拭きます。

棗の蓋な濃茶扱いです。
お茶は3杯正客の分を掬ったら、後はかき出します。
かき出しして大きく口が汚れたので、親指で向こうからグルッと拭き、手前を少し戻って拭きます。

濃茶を点てるところも拝見まで変わりません。のところが少し違います。

棗は普通に拭きますが、濃茶器として使っているので、帛紗は下において棗の 蓋を取ります。

大津袋を持ったら、客付けに周り、手のひらを上に向け人差し指と中指で挟むように持ち、その親指で袋の向こうを持ち、手首を捻って向こうに出します。


床には今日、キジの絵がかけられていました。先生は茶席にはむかないと仰いましたが、キジの背景は梅です。

茶花は、白玉椿にギンギアナム。
ギンギアナムはデンドロビュームの仲間の蘭だそうです。

お点前は【茶入荘】をさせていただきました。

準備は
塗蓋の水指。
お運び用の茶碗に茶巾、茶筅、茶杓納めます。
使うお茶碗に茶入を入れます。
これを忘れて叱られました。
水指を正面にかざり、茶碗を運ぶ。茶杓を水指に置き、茶筅茶碗の右横に仮置きして茶巾を蓋の上に置き、蓋のつまみに立て掛けないようにして、その上に茶筅をたてて荘ります。
使う茶碗に茶入れを入れて水指の前に荘ります。

以下、備忘録です。
点前
1.主客にお菓子を運ぶ「どうぞお取り回しを」ふすまを閉める。
2.建水持って入り、ふすまを閉める。
点前に座り(炉縁の外隅ねらい)、建水を置く。
柄杓構えて蓋置き出し、炉口の右角(3目)に置き、柄杓置き、総礼。
3.建水あげ、居前をただす。 
4.置きあわせ(茶碗ー両手で膝前、茶入れ右で取り茶碗の下に置く)
仕覆のひもをほどき茶入を取り出し置く。
5.仕覆は水指の左側に置く。
6.古帛紗を懐中から出し、茶入を置く水指と炉の間に置いて広げる。
7.草の四方さばきをし、茶入をふき、古帛紗の上におく。
8.帛紗を捌き直し、茶杓拭き、茶入の上に置く。その横に茶筅を取り置く。
9.帛紗、指に挟んで柄杓構えて、釜の蓋あけ、湯をくみ、釜の蓋を閉める。
10.茶筅入れコツン。茶筅通しをする。
11.湯を捨て、茶巾を取り、茶巾で拭く。
12.茶碗置き、茶巾を水指の蓋の上に置く。
13.茶杓持って左で茶入を取り、茶杓を握りこんで蓋を取り、茶碗の右横に置き茶を3杓くみ出し、茶杓、茶碗に仮置きし、回しだし、茶入れの口を向こう、手前とふき、蓋をして置く。
14.茶をさばき、茶杓を置く。
15.柄杓を構えて釜の蓋を開ける。
16.帛紗を建水と左膝の間におく。
17.湯をくみ茶を練り、出す。
客の一口で
18.「おふく加減はいかがですか?」と聞く。
客の「結構でございます」の応えで
19.柄杓構えて釜の蓋閉め、柄杓建水にふせ、蓋置き建水の後ろに置く。(中じまい)
20.客つきに回る。茶名のやり取り。
客:「お茶名は?」
点主:「敬知の昔でございます」
客:「お詰めは?」
点主:「小山園でございます」
客:「先程は数々のお菓子をありがとうございました、どちらのご製でございましょうか?」
客は飲み終わったら膝前に置き、懐紙かぬれ茶巾で茶碗を拭く。
21.吸いきりの音で、点前に戻り、蓋置き取り、柄杓構えて釜の蓋を開け、柄杓をふせ、中じまいをとく。
22.茶巾を釜の蓋の上に移し、水指の蓋を2手で開け、水1杓くみ、帛紗を腰につける。
23.茶碗が戻ったら、取り込み総礼。
24.湯をくみ建水に捨てる。
25.「一応おしまいいたします」と挨拶し、
26.水を入れ茶筅通し。
27.水を捨て、茶巾納め、茶筅入れ、茶杓を持って建水をさげる。
28.水指の右前に古帛紗ごと茶入を動かし、右、左、右前と左前に茶碗を置き合わせる。
29.釜に水1杓入れ釜の蓋閉める。
30.柄杓を蓋置きに置き、水指の蓋を閉める。
客:「お茶入れ、お茶杓、おしふく拝見を」
31.柄杓を建水にふせて、蓋置きを持って正面に回る。
32.古帛紗ごと茶入を持って客付きへ回る。
33.帛紗を捌き、茶入れをふき、帛紗は右膝前に置き、古帛紗の右上角、左下角を持ちまわし、出す。
34.帛紗を腰につけ正面に戻り、茶杓を取り、点前座から出す。
35.点前座から左手で仕覆を取り、客付きに回り出す。
36.正面へ戻り、柄杓、蓋置、建水を持ってさがる。
客は茶入を古帛紗ごと茶入を取り込む。
37.茶碗持ってさがる。
38.水指を持って下がり、襖を閉める。
客は、お道具を拝見する。
茶入れー古帛紗ごと縁外に置き、一礼、蓋をとって中を拝見、一礼して縁内の客との間に置く。茶杓ー縁外に置き一礼、拝見。縁内の次客との間に置く。おしふくー縁外に置き一礼、拝見。次客との間に置く。返す。
39.襖を開けて、客つき正面へ座る。
客:「お茶入れご由緒は?」
点主:「結婚祝いにいただいた丹波の肩つきでございます」
客:「お茶杓のお作は?」
点主:「坐忘斎お家元でございます」
客:「ご名は?」
点主:「宝珠でございます」
客:「お仕覆のお裂地は?」
点主:「ぼうようどんすでございます」
客:「お作は?」
点主:「友湖でございます」
客:「ありがとうございました」
40.右手でお仕覆の底を持ち左手にのせ、お茶杓のせ、右で茶入を膝前に取り込み置き、こふくさ懐中におさめ、茶入を持ちさがる。
41.柱つきに茶入、茶杓、お仕覆を置き、総礼し、襖を閉める。

茶入荘に用いられる茶入はお祝いでいただいたなどが多いので、茶杓も取り合わせとしてお目出度い銘がついているものがよろしいということでした。
取り合わせとは、色や形だけでなくそういうことにも心配りをしなくてはいけません。
反省(^-^;


『真心是道場』
(じきしんこれどうじょう)

「直心」という語には、真っすぐな心、素直な心、あるいは直接という意味で、真実にぴったりと合った心など、いろんな意味が含まれているそうです。
けれど、そういう「直心」を身につけることは、容易ではなく、直心を保つことは、自分を鍛える「道場」にほかならない。ということの禅語だそうです。

如月最初のお稽古で設えられたお軸。
いい年をしているのに落ち着きがない自分に沁みるお言葉でした。

2月は梅を意匠にしたお道具が水屋に置かれます。
茶花は、慶應桜が入れられていました。

淡々斎お好み梅月棗(ばいげつなつめ)
こちらを今日のお稽古に使わせていただきます。

宗哲と一閑との合作で、
本歌は一閑張折撓で内部は黒塗、表面は老木の梅花一もとを描き、右上の月を銀蒔絵とし、この月にかかった一枝を金蒔絵に意匠しています。これは中国の詩人で最も梅を愛した林和靖の有名な詩の語句を茶器に応用しているそうです。

以下
【筒茶碗】点前 備忘録

・筒状になった深い茶碗で、水屋でお湯を入れて温めておき、持ち出す直前に湯を捨て、茶巾、茶筅、茶杓と仕組み、茶室に持ち出します。(かなり深い茶碗の場合は、横からにぎる様に扱っても良い)
・茶筅通し、お茶を点てるお仕舞いの茶筅通しの時、茶碗をかたむける。
・筒茶碗に絞った状態で茶巾を(絞り茶巾)耳2つ出して、左横に立てかけて茶杓、茶筅を仕込む。

〈お点前〉
1 襖を開け、一礼し、水指を運ぶ。
2 棗、茶碗を置き合わす。
3 建水を持ち席入りし、茶道口を閉める。
4 柄杓を取り構え、蓋置きを置く。
5 柄杓を置く。
6 建水をあげ、居ずまいを正す。
7 茶碗を身体の中心に置く。
8 棗を茶碗と膝の間に置く。
9 帛紗を捌く。
10 棗を清め水指と炉縁の中心に置く。
11 茶杓を清め棗の上に置く。
12 茶筅を取り、棗の右に置く。
13 茶碗を手前にひく。
14 帛紗をはさんだまま柄杓を取り、釜の蓋を帛紗を乗せ取り、蓋置きにのせる。
15 帛紗を膝左横に仮置きし、
16 絞った状態の茶巾を釜の蓋の上に置く。(耳が左)
17 お湯を茶碗に入れ、茶筅をとり茶碗を置いたまま茶筅を入れコツン。一度打ちで茶碗にあずけ、湯は捨てず茶碗を温めておく。
18 茶巾をを取りたたみ直し、蓋上に置く。
19 茶碗をかたむけ、茶筅を二度打ちの茶筅通しをする。
20 湯を建水にあけ、
21 茶巾を取り茶碗に入れ、人指し指と中指でつまむように持ち直し、見込みを「い」 と 「り」とふく。
22 茶巾を見込みに置き、福だめを右手人指し指と中指でつまむようにとって、茶碗にかけ、茶碗を三回半回しながらふく。
23 茶巾で茶碗を持ったまま、膝前におき、茶巾を抜く。
24 左手にのせ茶巾をたたみ直し、蓋の上に置く。
25 茶杓を取り、菓子をすすめる。
26 棗を取り茶碗上で茶をすくう。
27 蓋をし、元に戻す。
28 水指の蓋を二手で開け立てかける。
29 柄杓を持ち、湯を汲み、茶碗に適量注ぎ、残りを返す。
30 茶を点てる。
31 掌で2回回し、蓋置きの横に出す。
32 客の一口で帛紗を腰につける。
33 返った茶碗を膝正面に置く。
34 湯を汲み茶碗に入れ、建水にあける。
35 「おしまい」の挨拶があれば、受け、茶碗を置き、挨拶する。
36 水指から柄杓で水を汲み、茶碗に入れ、茶碗をかたむけ茶筅通しをする。
37 茶筅を置き、建水に水をあけ、茶巾を取って茶碗に入れ茶筅も入れる。
38 茶杓を取り、建水をひく。
39 帛紗を捌き茶杓を清め、茶碗にふせて置く。
40 帛紗の茶粉を払い腰につける。
41 棗をおきあわせる。
42 茶碗をおきあわせる。
43 釜から柄杓をとり、水指の水を汲み、釜にさす。
44 柄杓を向かえにいき構える。
45 釜の蓋を取り、少しきって閉め、柄杓を蓋置きに置く。
46 水指の蓋を閉める。正客から「お道具拝見」の挨拶があれば、受ける。
47 柄杓を建水の上に合を落としてかける。
48 蓋置きを掌にのせ水指正面に向きを変える。
49 蓋置きを建水の後ろに置く。
50 茶碗を取り、勝手付きに置く。
51 棗を取り掌にのせて、客付きに回り置く。
52 帛紗を捌き、棗を清める。
53 帛紗を膝前に置き、掌の上で回し、客付きに置き、帛紗をつける。
54 勝手付きに向き、茶杓を取り、居前に回る。
55 右手に持ち替え棗の横に出す。
56 柄杓を取り、右手で起こし、節まですすめ蓋置きを持つ。
57 左手で建水を持ち建水回りで立ち、茶道口に座り、建水、蓋置き、柄杓の順に置く。
58 ふすまを開け柄杓、蓋置き、建水を持ち茶道口を出る。
59 再び席に入り茶碗を掌にのせ、茶道口に向かう。
60 続いて水指を持ち下がり、襖を閉め拝見物が返るのを待つ。
61 返ったら、襖を開け席に入り、問いに答える。
62 棗を取り左掌にのせ、茶杓を右手で持ち茶道口に下がり座る。茶杓、棗を建付側に置き、一礼し襖を閉める。


雪は溶けだすと厄介なんですね。
足元が結構羽上がります。
お茶のお稽古は着物でと決めていますから、今日は大島に紬の帯を締めて、下駄で行くことにしました。
下駄はなかなか歩くのがむずかしいんですが、履きこなせたらいいなと思います。

今日は二人でのお稽古でした。
私は、小習の包み帛紗をさせていただきましたが、お茶名のあるYさんは四ヶ伝の茶通箱のお点前をされました。
Yさん、これを年明けにされることを目標にしていたらしく、今日は人数が少ないこともあって念願叶ったということでした。
上級者のお点前で、ブラジル(ご主人のお仕事の関係)で習得された時はお茶室を閉めきって、門外不出の状態で教えていただいたと言います。
それを拝見し、お客様までさせていただけるなんて、有難いことです。

お点前はこちらを参考に

包み帛紗は、濃茶器として棗を仕覆の代わりに使用します。

包み方は、棗を帛紗の中央に乗せ(わさが左下、帛紗の折る順番は下、上、右、左の順番にかぶせて、左上、次右上で結びます。
教本にはそう書いてありませんが、小棗でも結び目を作るのは大変です。

ぬがすときは、ひざ前で、棗の帛紗を一つ結び目をといて左掌にのせ、右手で端を引き出すようにとき、向こう、手前とはね、棗を持つと同じに四角に帛紗を折ります。(左人差し指を、帛紗の裏の線にあわせ、手前におりながら、手首を下に向け、帛紗を四つ折りにする。その時、親指は、帛紗の上。人差し指のみが、帛紗の間に入り、あとの指は、帛紗の外になります)
これが一番難しい!手品のようです。

更好棚を使用したのですが、薄茶器は四滴の手瓶を使用し真ん中に置かれました。(棗を濃茶器としてすでに使用しているので、薄器は棗以外が良いということです)

棗は通常に拭いて、茶を三杓入れる際の蓋も右膝前に置きます。
掻き出しするようにとありますが、回し出しで出し切れればそれでよろしいとのこととです。
指先で、かきだしたところをつの字でふきます。

拝見は、棗でも濃茶扱いなので、帛紗を下に置いてから、棗の蓋をとります。(帛紗をにぎりこんで、蓋を開けません)

拝見物を取りに出て、まず茶杓をとり、左手に渡し、それから棗を持ち帰ります。
(これも濃茶器としての拝見だからということです)

先生は、茶室が暖かくて椿が開き過ぎだと仰いましたが、いい姿です。

お軸は『竹有上下節』
たけにじょうげのふしあり

「松無古今色  竹有上下節」
松も竹も縁起のよい植物の代表である。これに梅を加える松竹梅は昔より「歳寒の三友」としてめでたさの象徴とされてきた。その松と竹のありようを有と無、古今と上下の対比をもって、仏教の妙理を示したことばである。

対句となっているが、茶掛けなどそれぞれに独立した禅語として用いられることが多い。
しかし、何れの句を用いるにしても、その対比するもう一句があることを含んでその句を味わってほしい。

「松樹千年翠」という語もあるように、松は古葉、若葉の交替はあっても、季節の移りの中でもその翠を保ち、古松に見る年月を経ても翠は変ることの無い一色平等を「松に古今の色無し」の語で示し、「竹に上下の節あり」の語で上下の差別歴然たる相を示している。竹にははっきりとした上下の節があり、上下の区別がつけられる。松には千年にわたる翠の平等がありながら、その中には古今の差別が歴然としてあるし、竹の節には歴然とした節という上下の区別をみるが、同じ一本の竹には上下の優劣は無く平等である。

ということだそうです。

人間には得手とすること不得意とすることがありますよ、とか、平等ですよ。ってなことでしょうか?
竹や松はたくさんの意味が含まれていますし、一月に相応しいお軸なのだと思います。


今日の床には扇面が荘られていました。

なにかあるなと思いまして、先生にお訊ねしますと、新年のお集まりで贈られたお品だそうです。

お家元の書で、
『相見呵呵笑』
(しょうけんして かかとわらう)
と金で描かれた犬の上方に書かれていました。

「呵呵大笑」という言葉があり、これは大口を開けて屈託なく豪快に笑う様子を指すそうです。

お軸の意味は、
お互いに顔を見合わせるや互いに相手の心と通じ合い呵々と大笑いすること。

前回は、「笑う門には福来たる」でしたが、同じようなニュアンスでしょうか?

シャープな竹の花入に水仙。
扇面と、絶妙なバランスですね。

今日私はなかなか習得できないでいる長緒のお点前をお稽古させていただきました。

写真は裏千家13代家元圓能斎好みの日の丸棗です。
小ぶりの球形に近い形をした棗です。

なんとも新年らしいお棗。
これに茶杓がきちんと乗るのですから素晴らしい!

小ぶりのものは、運ぶ時は手に受けて運び、平棗の持ち替えのように、他の手で上下に持ち、受けて持っていた手で半月に持ち替えて置きます。

二引きで清めます。

扱いとしては、球形に近く小ぶりですので、棗のように半月にして取りますが、平棗のように扱い、手に受けて清めます。
横から持たないのは、蓋と本体の分かれ目が中央である日の丸棗であるからだということです。

2017年1月 炉 長緒

2017年3月 炉 長緒(お点前)


新年初のお稽古、今年は初釜が早かったこともあって、先生はお稽古も早くから始めてくださいました。

初釜の時に私のお教室との出会いは裏千家のホームページからだったと、土曜日のお教室の方に言うと「あたりでしたね」と言われましたが、本当に大当たり。私は良いご縁に恵まれました。

したいお点前をさせてくださること、たくさんのお道具と触れ合わせてくださること、無理言ってこちらの都合でお稽古してくださること、そしてしっかり決まりを教えてくださること、綺麗なお点前、所作を指導してくださることも。
そのすべて、何よりもお人柄が魅力的なのであります。
とにかくとにかく、好きなお茶をもっともっと高めたいと思えるのはやっぱり先生に出会えたことにあると思います。

我が家の日めくりのことわざには『習うは一生』とありました。
人とのふれあいの中で、その言葉や行動で何かを感じて学ぶことはこれからも続きます。

お軸は『福来庭笑門』
笑う門に福来る。
ワッハッハ!
私の座右の銘でありまする。

茶花は雲竜柳、椿。

今日は今年の干支、犬の香合も設えてありました。

新年のお道具、お茶碗、わんこちゃんです。

今日、お出しいただいていたお道具には、羽子板、干支の文字入り菓子皿。
干支と方角の入った蓋置などがありました。

蓋置を使わせていただきましたところ、今年の干支、戌が柄杓と真っ直ぐになる位置がよろしいでしょうということでした。

今日は、貴人点薄茶点前をさせていただきましたが、更好棚を設えました。
縁から16目に正面を合わせ、真ん中の位置も自分の手で測りなさいとご指導いただきました。

炉 貴人点 薄茶 2017年

炉 貴人点 薄茶2016年


今年も及台子のお点前で初釜です。
皆具は黄交趾宝尽。

花は白梅 曙
花入は青竹

お軸は『鶴舞千年松』

「鶴は千年の松に宿る」という句をいい換えたもの。
鶴は「鶴寿千歳」長寿の象徴。
「松寿千歳色」というように、季節を越えて緑の葉を茂らせる松の老樹はやはり長寿のしるし。
真冬に到来した白鶴が、雪の中でも青々と茂る老松に宿るという、めでたい風情はとりわけ正月にふさわしい祝語であるそうです。

壮りものの香合、振り振りもお正月、魔よけとして室内に飾ったりするものだそうです。

お菓子は花びら餅 鉢の木謹製
お教室の生徒さんが、花びら餅の牛蒡が苦手とおっしゃっていましたが、押し鮎にみたて、白味噌あんを薄紅の餅皮で包んだ花びら餅。
初釜でいただくお約束のお菓子です。

末廣 うすべに
甘春堂 戌

お茶は薄茶が青松の寿
濃茶は延命の昔でした。

残念ながら今回、初釜のお当番が2名しかおらず濃茶席の水屋のお手伝いをさせて頂いたので、濃茶お席を拝見することが出来ませんでした。

社中での茶会ですのでお稽古の延長。
和気あいあいとし、楽しい時間でした。

薄茶のお点前をされたMさんの云われた見所の火箸の扱い、見事にこなされておられました。

後から大先輩のNさまに点てていただいた濃茶をお正月限定、島臺のお茶碗で頂戴しました。
私も先輩のようにゆったりとしたお点前で、お服加減のいい濃茶を練れるよう、今年もお稽古一年頑張りたいと思います。

『稽古とは一より習い十を知り
十より帰るもとのその一』

初釜2017年


こちらへお邪魔いたしますのはまだ2回目ですが、しつらいにいつも感心します。

お正月は特に寿ぐ日本のかたちを見ることができますが、入口は今年、張子の犬たちでした。

戌のしつらいを見上げると、おかめさん。

フロントは鏡餅と角には恵比須さま?
前回は餅花の飾り付けはなかったように思います。
どんと焼きには欠かせないお正月の縁起物。
東京ではあまり見かけなくなりました。

ご案内を頂く前の待合所の手前には舞妓さんの絵にトクサの盆栽。

お席の用意ができるまで待合所で、甘酒をいただきます。
これもお正月のサービスですね。
そちらの壁にはこんな水引のお飾りがありました。素敵です。

初日の出も忘れてはいけません。

下足を預け、通路に上がると

新年の設えが左右にあります。
松のあしらい、工夫があります。

正面は御目出度い鶴の屏風。豪華です。

可憐な水仙は初春を感じます。

食事を頂いた広間の掛軸の絵は京都の名所の春夏秋冬でした。

お軸の横に飾られた花。
大きく仕上げるのは技がいるお仕事なのでしょうね。

2階。扇の設い。

至るところにこのような演出があります。

雅やかな衝立です。

今回は七草の寄せ植えがあちらこちらにありました。日本人であることと、しきたりを振り返らせていただけます。

新年を感じる生花。

日本画と花。

二階はお庭を愛でる一画があります。

至るところにしつらい。

二階からの景色はまた少し赴きが異なります。

滝もこのように窓越しに見られます。

私はこんなところにも注目。

お茶室の襖にもありました。

やはり椿も睦月には欠かせません。

お茶室前の花。
蹲に生けられて、風情があります。


昨年と同じ会場の『鴬啼庵』になりましたが、今年は松の内の6日の今日が、初釜の集いとなりました。
今回は社中15名でいつもより少なめ。
お部屋は一階の大広間のテーブル席で、曜日の違う生徒さんと、楽しいお喋りができました。

また、お食事がさらに嗜好をこらしたお品になって目にも口にも福が広がりました。

テーブルに並べられた八寸は三宝に紅白のお供え餅をかたどった器が楽しい膳でした。

《八寸》
小鯛笹漬五色なます

芹白和え
他に、松笠くわい 鮟肝真丈
おせちでは口取りとも云われますけれど、こんな風に少しずつをいただけるのがいいですね。

八寸の後に七草粥が出てきました。
暮らしの歳時記を形に出来る和食は素晴らしいですね。

《向附》
旬魚のお造り(二種盛り)

《煮物椀》
海老真丈 からすみ 梅大根 京人参 木の芽

《焼物》
和牛ほほ肉と蕪の重ね焼き 堀川ごぼう
堀川ごぼう、京野菜なんですね。どんだけ太いごぼうなんでょう?
真ん中をくりぬいて調理をするのがお決まりなのだそうです。

《鉢物》
金目鯛かぶら蒸し
焼穴子 ずわい蟹あん掛け
こちら、同席したメンバーから今日一番の票を獲得した、実に手の込んだとろける美味しさでした。
このようなお品は家庭では作りませんし、いただけませんから、やはりこういうお席でいただける醍醐味を感じます。

《食事》
真鯛の土鍋ご飯 香の物 赤出汁
この小さな土鍋でおこげのついたご飯に仕上げるのはどのように調理なさるのでしょう?美味しい鯛飯でした。

《水菓子》
旬の果実の贅沢パフェ
上はマンゴーのムースですが、一口含んだ瞬間、なにやらお酒の香りがしました。どなたかが「ラム酒?」とおっしゃいましたが、和のテイストがします。その後に「甘酒?」と続いて、麹らしいものがひそんでいるらしいことがわかりました。

マンゴーの下はベリー類が入ったジュレ。口あたりがいいようにみぞれ状になっているという心遣い。お料理の閉めに絶品のデザートをいただき、大変満足でした。

鶯啼庵総料理長 井上 克生 謹製ということでお品書きがテーブルに添えられていましたが、料理長、吉兆で修行なさった方だそうです。

テーブルに置かれた手拭いのようなものはナプキンでした。

箸袋も寿の文字入りでしたが、隅々まで初春を感じるおもてなしに大変好印象を受けました。

2017年 鴬啼庵での新春


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