お庭を愛でながら、ちょいとtea break。
松聲閣の椿の間でいただくことができます。

『加勢似多(かせいた)』というお菓子が付きます。
こちらお茶のお稽古で、九州に帰省された生徒さんから教えていただいていたので、再会にびっくりして、彼女に即ラインいたしました。

熊本城主・細川家の御用菓子として、江戸時代より続いて来た銘菓で、菓子の表面には、あの細川家の九曜紋があしらわれています。

後ほど利用させていただいた永青文庫のサロンでも同じお菓子をいただきました。

菓銘の『加勢以多』はポルトガル語の
「caixa da marmelada」(カイシャ・ダ・マルメラーダ)の最初の部分の「カセイタ」となったようで、これは“マルメロの砂糖漬けの箱”という意味なのだそうです。
南蛮より伝来したマルメロを材料にして作られたこの菓子を好んだ2代目・細川忠興は、茶席菓子として幕府や朝廷に献上していたそうですが、それを再現したのが、いただいたお菓子です。
マルメロのジャムが挟んであります。

椿の間の床の間には、熊本の名品が荘られています。

静かな時が流れます。

お茶も熱中症対策グッズの中の冊子の割引券を使わせていただきましたのに、
お茶を喫みましたら、美術館の割引券もいただいちゃいました。


上級者の先輩達が参加されている会で、先月、立礼のお点前が披露されたことを聞き、お稽古でもさせていただけますか?と、お願いしていました。
それが、今日、夏休み前に叶いました。

お軸は、夏雲多奇峰(かうんきほうあおし)

夏雲は高くそびえたち、まるで奇峰が立ち並んでいる様子だと、いうことですが、夏の雄大な入道雲を想像しました。

また、筆の勢いがあって清々しく、滝のような画のようだと感じました。

茶花は最初、木槿と山ごぼうに

貝(ほたて)の香合だったと思います。

床に壮られたのは生徒さんが持ってこられた夾竹桃(キョウチクトウ)が壮られていました。
暑い時に咲く強い花のイメージですが、葉の形が竹に似ていて、花は桃に似ていることから名前が付けられたそうですね。

立礼、濃茶点前


以前お茶を教えていただいていた先生の恒例の山百合茶会、今年は海の日に伺いました。
去年は肋骨骨折で参加できませんでしたが、東京代沢から富士山の麓へ隠居なさっての翌年から呼んでいただいています。
もう、8年くらいになるでしょうか?

お庭で咲くこの山百合を愛でながら、野点でお茶をいただきますが、今年は百合の咲きが悪かったようです。
鹿が美味しいユリ根を食べてしまうことも理由のひとつですが、主曰く、百合の世代交代が行われているのかもと…。

盆地の山梨でも、この辺りは避暑地のはずですが、東京と同様、暑さは半端ではありませんでした。

お菓子のソーダ色の葛饅頭や氷の入った冷たいお抹茶は目だけでなく涼を感じ、とても豊かな時間なのでした。

自由さとセンスが良いのが先生の真骨頂ですが、今年のお点前はガラスのお盆、すいかのお茶碗を取り合わせ。
お点前は盆点のアレンジだったそうです。

ここ何年か水点用の小山園の"泡楽"を使っていらっしゃいましたが、今日は一保堂の"幾代の昔"を使われたそうです。氷が入っても存在感があり、とても美味しくいただきました。

行きはバスタから高速バスで、帰りは富士山から電車に乗ります。
以外にも三連休の最終日の中央高速下りは渋滞の心配はまったくありませんでしたが、
帰りはやはり電車が良いだろうという判断でした。

富士山までの列車、週末だけ運行の新宿から乗り換えなしの富士山号は本数も増えましたし、この富士急もなかなか洒落たカラーリングです。
この駅はレトロな雰囲気ですが、毎年来る度に工夫があるように思います。
それだけ、乗降数も増えているのでしょうね。

百合の茶会 2013


またまた先生におねだりをいたしました。
夏限定、今日は初めての釣瓶水指の扱い、そして、洗い茶巾のお稽古をお願いしました。

茶花は、この季節、元気に育った雑草に混じって凛と白い花をつけて、暑さをひととき忘れさせてくれる花茗荷、金水引、ねこじゃらし。
葉の大きなものは、こんなふうに生けるといいのですね。

これが釣瓶(つるべ)水指。
(楽天 川上商店)

井戸の水を汲み上げる釣瓶の形をした水指です。
釣瓶水指は、武野紹鴎が井戸から汲み上げた水をそのまま水屋に置くために木地で好んだのが起こりとされ、それを利休が座敷へと持ち出したといいます。

木地釣瓶水指は、夏季に井戸から汲み上げた姿として、水に濡らした木地のまま使う習いとなっており、古くは一会限りで使うたびに新調したといいます。

<釣瓶水指の使い方>
蓋を開ける時、まず釜付きの方の蓋の向こうを、右手で少し前に押し出し、 両手で少し出た前方を取り、前に引き出すようにして開け、両手で右方客付のほう の蓋の上に重ねて置きます。
蓋を閉めるときは、開ける時と逆になり、水指を引かずに、柄杓を荘る場合は、 湯がえしせずに、柄杓の合をふせて手の向こうにかけ、蓋置とともに入りの字に 荘ります。

<洗い茶巾>
浅い平茶碗に、水を七分目ほど入れて、茶巾の端と端との対角線を取って、 二つに折り、その端を茶碗の右方に少し出し、その上に茶せんを仕組み、茶杓 を普通にのせて置きます。
茶碗に水が入れてあるので、運び点前でも棗、茶碗と同時に運び出すことはし ません。
茶碗だけを始めに運び、両手扱いで、仮置きします。
棗は右手の掌にのせて、建水と一緒に運びます。
水が入っている間は、茶碗を両手扱いです。
棗、茶杓を清めてから、柄杓をかまえ、帛紗で釜の蓋を取り、帛紗を建水の下座に置き、柄杓を釜にあずけます。
両手で茶碗を膝前に置き、茶巾を上にゆっくりと引き上げます。
茶巾を半分に折り、ひとしぼりして建水の上でしっかりとしぼります。
広げて茶巾をたたみ、釜の蓋の上に置きます。
茶碗を両手で持って、左手で持ち直して、建水に捨てます。 この時、水音が涼しさを感じるように、少し高い位置から2回に分けて捨てます。
水を捨ててからは、普通の平点前の要領です。


花月は5人で行うのがベストだということで、皆さんが揃う月の頭が今回の花月になりました。
先生に「貴人清次付花月はややこしいから勉強してきてね」と、言われ、あれこれと読み漁りましたが、いまひとつわからない。
そこで、始まります前に、
「読んできましたが、よくのみ込めないのでよろしくお願いいたします」
と、おねだりしました。

ある方のサイトを参考にさせていただきますと、このように書かれていました。

貴人清次花月は平花月の薄茶に貴人が入った場合のお点前と考えられると分かり易いと思います。
お稽古でする貴人清次の薄茶ができないと難しいかもしれません。
かといってお稽古の貴人清次とも違いがありますから、このお点前は注意が必要です。

他の花月との違いは
・貴人はいつも上座
・お次は初めから最後まで手をついてひかえている
・貴人茶碗に茶巾・茶筅・茶杓を仕組み貴人台にのせる
 次茶碗に千鳥茶巾と煤竹茶筅を仕組む(炉の時は千鳥板も用意)
・亭主は、折り据を貴人の前に置く時は、貴人畳に踏み込まない
・平花月では、お茶が出された時に折り据を見るが、貴人清次花月では、お茶が取り込まれた時に見る
・平花月では、今出されたお茶を飲む『月』と、次にお点前をする『花』を決めるが、貴人清次花月では、次のお茶を飲む『月』と、次にお点前をする『花』が決まる。
・貴人が『月』の時は貴人茶碗で、お次が『月』の時は次茶碗・千鳥茶巾・煤竹でお茶を点てる。
・貴人が『花』でお茶を点てて出されると、『月』はお茶碗を取りに行き、貴人に一礼をして茶碗を引く。
・仕舞花(最後のお茶)の時は、折り据を空回し(札を取らない)ですみかけで送る
・貴人が仕舞花の時は、貴人茶碗にすぐに水を入れて茶筅通しし、次茶碗はお湯を入れて濯いでから水を入れて茶筅通しする。
 お次が仕舞花の時は、貴人茶碗にお湯を入れて濯いでから、水を入れて茶筅通しし、次茶碗は、すぐに水を入れて茶筅通しする。

こういうことでございました。

茶花、ジリジリとした夏を感じる木槿が荘られていました。金水引、白の下野。
お軸は、「清流無間断(せいりゅうかんだんなし)です。


今日も4人で花月でした。
お一人いらっしゃらないと花月はお茶を飲んだり、点前をしたりと忙しいので、前回と同じ【濃茶付花月】をすることになりました。

まだまだよくわからないことばかり。
私の覚え書きはあてにならないので、こちら↓を参考にさせていただきます。
【濃茶付花月/風炉】

木槿が荘られていました。ぱっと茶室が明るくなります。
力強さは、これからが本番の夏を感じますが、今日、外は本降りの雨でした。
雨でも着物。
慣れてきました…。

ピンクの桔梗とピンクの升麻
生徒さんがお持ちくださいました。
ピンクのキキョウは初めてみました。

写真は、最後の設え。

花月は足運びが一番の練習だそうです。
足運び


梅雨の中休み。着物を着てお稽古へ行く私にとっては有難いことです。
からりと晴れたわけではなく、梅雨寒を思わせる気温の低い陽気の一日でした。

お稽古は長緒をお願いしていました。
まだ習得したとはいえない状態ですが、今日は手応えがありました。
わからなかった緒の扱いの際、 今日やっと「そうか!」という瞬間がありました。HAHA、でもすぐ忘れちゃうんですけどね。

大海という大きめで平べったい茶入れを使いますから清め方や扱いも異なり、ちょっと戸惑います。

また今日は、引き柄杓をする手を引き過ぎと注意を受けました。親指が切止めに触るくらいの感じを想定して引く。
風炉での見せ所なので、美しくキメたいものです。

風炉 長緒 点前

茶花は、紫陽花、半夏生、金水引が入れられていました。
ハンゲショウが大好きです。姿を見かけると嬉しくなります。

「半夏生には、タコを食べるんですよね」そう言ったら、皆さんにそんなの知らん!と云われてしまったので、その場でググりました。

半夏生は、この茶花のハンゲショウと、
夏至から十一日目の七月二日頃の雑節のことを指しますが、
この半夏生の日にタコを食べるのは、関西地方と言われていて、食べる理由は、稲の根がタコの足のようにしっかりと張って豊作になりますようにという願いが込められているのだそうです。

今年は、7月2日、みんなでタコを食べましょう。


朝からしとしとと雨。どうやら今日、梅雨入り宣言しそうな気配です。

今日は午前中仕事がありバタバタとせわしなく着物を着たので、衿元が決まりません。そんな日はお稽古に行っても落ち着きませんが、自分に言い聞かせてゆったりしたお点前をこころがけました。

今日は、前回の濃茶付花月が、おや?続き薄茶に似てやしませんか??と、思ったりしたので、ちょっと時間が長くなって申し訳ないんですけど、お稽古させていただきました。

先生に「どちらが言うか決めてきたの?」と云われ、「続き薄茶でお願いいたします」はお客様でなく亭主である私が言うことになりました。
外が雨模様なので、「雨脚がひどくならないうちに、続いて、薄茶を差し上げたいと思います。」
と言いました。
先生から「外が雨でよかったわねー」と云われましたが、ほい、ほんまに助かりました。
こう言ったことはなかなかうまいことが言えない質なので、きちんと考えて用意せねばいけません。

茶花は、撫子と擬宝珠(ぎぼうし)
橋の欄干の上にある、玉ねぎをさかさまにしたような 装飾物が「擬宝珠」。  この花のつぼみが 「擬宝珠」に似ていることから この名になったそうです。
花茎の造作の面白さを花材に選ぶのはさすがです。
蕾の膨らんだ様子、こんななんですね。大胆な形はなでしこの可憐さと対照的です。
またまた、お勉強になりました。


お稽古最終週、花月をしましょうということになっていました。
とても久しぶり。残念だったのは、お一人が来られなくなったこと。

折据(おりすえ)に入る木札は全部で5枚。有難いことにこの枚数の5名がお稽古でご一緒させていただいているので、花月をいたしましょうということになりました。
お茶名を持っていない私だけがおみそなのですが、貴重な経験をさせていただいております。

更好棚、地板に水指、前に茶入、真ん中に棗を設えます。
濃茶付平花月。最初は全員で濃茶をいただきます。その後は札を当てた方が三服薄茶をそれぞれいただきます。

水屋でお菓子をいただいて、お先にをしながら折据を回します。
お一人来られないので、三の数字札を抜いて行います。

私は月をひきました。
慣れない正客役、畳への足の運び出しでダメ出しをいただきました。
先輩たちに申し訳ありませんといいながら、何度もやり直しさせていただきます。
どの方向を目掛けて足を進めるかがポイント。最初の角は右足、真ん中狙い左足、定位置は右で入ります。

詳しく説明したブログがありました。

花を引いた人は、最初のお点前の準備をいたします。花の挨拶で帛紗を懐中から取り捌いて腰につけます。
お先にをして座に入ります。

月を引いた私が正客で、最初に濃茶をいただきますがその前に札を引き、花が当たった方が濃茶を練ります。
この時月を引いた方が薄茶をいただきます。

茶花は、しもつけです。

生徒さんから可愛らしい紫陽花が届き、先生が竹の花器に活けてくださいました。撫子とアオイの見事な組み合わせにお稽古中、見とれてしまいました。

いよいよ梅雨入りとなりますが、この時期の晴れ間は大事に過ごしたいものです。

今日は早々に水無月、いただきました。
季節を愛でる♪


風炉のお稽古2回目。したっぱのワタシは、きほんのき、今日は運び点前の濃茶をさせていただきます。

風炉は柄杓の扱いが一番の見せ所、特に水を釜に入れた後の引き柄杓は、ピシッと決まると美しいものです。

濃茶の場合はこれが2回ありまして、そんなことも半年ぶりですと、あれ、どうだったかな?と、あやふやになります。

それだから今日はきほんのき、先生にはいつも運び点前が一番ごまかしがきかないお点前と云われてたくさん注意を受けます。

それを翌週はできるように心がけるのが目下の目標です。
地味ながら少しずつ身に付いてくれるのを願います。

濃茶は、抹茶が茶碗に入ると水を一勺水指から入れますが、真横からではなく、釜の耳の少し手前から入れるようにという御指南をいただきました。

また、茶碗に水や湯を注ぐ時、柄杓を持つ腕は脇につけ、注ぐ動作と同調して離していく、これがきちんと出来ているととても綺麗だそうです。

ひとつ、ひとつ、いつも注意を受けていることが身につくのは何時なのか?

そうそう、茶入れを拭くのももう少しゆっくりと、と、言われましたっけ、そして、帯の位置。

なかなか毎回完璧にできませんが、この出来ないという思いが、次はという気持ちにさせてくれることは否めません。
そして、本当にワタシ、お茶が好きなんですわ。

さて、今日はたくさんのお花が入れられました。
5月は花材が豊富な月だそうですが、手前からウスベニアオイ、キンシバイ、蕾のホタルブクロ、ムギ、笹のような葉はなんでしょう?数が増えるほどにまとまらないものですが、さすがです。
毎回、勉強になります。


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