渡月橋は、いつ来てもいいですね。
嵐山のメイン通りの竹下通り化を忘れさせてくれます。

紅葉狩りの頃になるとこの川の流れが凍るほど冷たく感じますが、暑かった今日は気持ち良ささえ感じました。

今回の旅のメインはこの福田美術館を訪ねることでした。映画『黄金のアデーレ』を観た時に世界中にコレクター個人の美術館が多くあることを知り、その際に10月にこちらがオープンするという情報を得て、秋に京都に行く時は必ず行くと決めていました。しかし、今回は火曜日の休館日が水曜日に
変更になっていて奈良から京都へ、京都から奈良へと移動することになりました。

素敵な建物です。

館内、こじんまりながら斬新なデザインです。


両作品、竹内栖鳳、迫力でした。

横山大観。

若冲。

北斎の美人画。

カフェは閉館間際で利用出来ませんでしたが、素敵でした。

ガラス張りの窓から見える渡月橋も贅沢です。
ここに足を運ぶだけでご馳走な感じです。

渡月橋を渡って駅に向かいます。

この駅の利用は2回目。

オレンジ色の灯りが雰囲気がいいのです。

嵐山。京都ではやはり外せない場所。

この電車がまたノスタルジック。桂で乗り換え、祇園四条まで行きます。


京都嵐山に到着しました。今回の旅の一番の目的地へ行くまでもう少し時間がありましたから、竹の小径を抜けて

野宮(ののみや)神社へ行きました。

私には用がない感じですが、

縁結びの神様だそうです。このハートが若者の聖地となった理由でしょうか?

嵐山は平日でも原宿のようになりました。こちらも人気の場所でした。
でもこの鳥居はとても歴史のあるものですし、パワースポットとして知られているそうです。

竹林の道はいいですね。歩道の奥は立ち入り禁止エリアでした。


ここから今回の一番の目的である美術館へ行くのに京都にいかねばいけないのに、国立奈良博物館のお隣が『興福寺』だったので寄らせていただきました。だって今度はいつかわからないですからね。欲張りました。
東金堂(とうこんどう)と五重塔。

東金堂。銅造薬師如来、両脇侍像拝観いたしました。

南円堂。西国三十三所第9番札所であるそうで、御朱印がお目当ての方がたくさんいらっしゃいました。ここは「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されているそうです。

法隆寺夢殿と同じ八角形の「八角円堂」です。

再建された中金堂。

全体的にすべてが奈良公園の一部にあるといった印象でした。幾多の災害にあったそうですが、これからも再建が進められ飛鳥の時代の形になっていくのかもしれません。


本当は奈良に来たら、こちらで正倉院展を見たかったのですが、公開は来週からなので、

赤坂離宮(迎賓館)などを手がけた宮廷建築家・片山東熊の設計により1894年(明治27年)竣工されたなら仏像館(旧本館)を拝見しました。明治期の洋風建築の代表例として重要文化財に指定されているそうです。

こちらが毎年秋に実施される「正倉院展」の会場です。

カフェとアートショップも覗いてきました。


東大寺南大門に到着しました。

中門を目指します。

奈良公園は巨大ですね。ここへは中学の修学旅行の思い出があります。

大仏殿は何回か見学しているので、今回は外から眺めるだけにしました。

二月堂を目指します。こちらも東大寺の一部なのですね。

二月堂は写真で見ていただけで憧れでした。

この階段を上った先に

二月堂はありました。
奈良の早春の風物詩である「お水取り」の行事が行われる建物として知られています。「お水取り」とは若狭井(わかさい)という井戸から観音さまにお供えする「お香水(おこうずい)」を汲み上げる儀式のことです。

素晴らしい景観が広がっていました。ある方が東大寺の二月堂は、富士山よりも遥かに遠い、仏の山(心の世界)を見ることができ、24時間いつでも拝観できて、しかも無料です。と、書かれていましたっけ。

反対側からの二月堂のプロポーションも魅力的でした。中には凄く古風な休憩所があってそこにまた魅力を感じました。

左から見上げた姿も素敵です。

正面は大仏殿です。ここから正倉院を目指しますが閉まっていました。残念。平日しかやっていないのです。今日は今年限定の祝日でした。奈良での『正倉院展』は来週からで観れない思いを外観だけでもと思った願いは叶わずでした。


春日大社に向かいます。

表参道苔むす灯籠が魅力的。

南門は左手にあります。

拝殿。
春日大社は、中臣氏(のちの藤原氏)の氏神を祀るために768年に創設された神社です。

何基も灯籠が並んでいます。

朱色は外国人にはインパクトのあるアイテムですよね。

右側にある若宮神社に行ってみました。

奥では雅やかな邦楽の演奏と神子さんの舞の宴が始まるところでした。本日、即位の礼に対するお祝いの儀だったのかもしれません。


結局目指した奈良駅では降りず、バスの終点『奈良公園』でバスを降りました。奈良駅からの様子を車窓から感じとれたので地理感が得られました。

奈良公園の鹿は野生といっても共生できる鹿。

八ヶ岳で見かける鹿とは育ちが違いますね。

東大寺参道を歩く鹿さん。

春日神社の手水舎も鹿だったんですね。


稲刈りが終わった田んぼ、軒先で柿やいちじくを売るのどかな田園風景をさらに20分、現存する三重塔では一番古いという法起寺に到着しました。世界遺産です。

いい意味で手の加えていないお寺だという印象でした。

日本最古の三重塔は飛鳥時代の創建だそうですが、真柱には御位牌が祀られていました。

法起寺は法隆寺東院の北東方の山裾の岡本地区に位置する。この地は聖徳太子が法華経を講じた「岡本宮」の跡地と言われ、太子の遺言により子息の山背大兄王(やましろのおおえのおう)が岡本宮を寺に改めたのが法起寺の始まりと伝えられている。(wikipediaより)

江戸時代に建立された聖天堂。

小さなお寺でしたので滞在時間は15分程度だったでしょうか?こちらの目の前にある1時間に一本のバスを待ちます。

時間はかかりますが法隆寺から歩き疲れていましたし、法隆寺へ戻ることを考えればロスが少ないと思いました。一時間に一本のパスに乗車できるかひやひやでしたが、のんびり路線バスの旅、これもまたお楽しみですね。


斑鳩の里は遺跡などもある地帯ゆえのどかな田園風景が広がります。
こちらの方向が正解なのか不安な思いで歩みを進めること20分。

ぶつぶつと独り言など言ったりしながら塔の九輪らしいものを見つけた時はほっとします。

法隆寺に比べると小さなお寺ですが、古いお寺です。

九輪が目印になった三重塔。昭和の再建だそうです。

この中で飛鳥仏を拝観いたします。重文ばかりです。背面をぐるりと見ることが出来たことが印象的でした。


法隆寺東伽藍の左脇に中宮寺はあって、開門するまでその奥にある姿は想像出来ませんでした。

小さな門をくぐった先にあるのが

この中宮寺。
日本最古の尼寺は、聖徳太子が生母・穴穂部間人皇后(あなほべはしひとこうごう)のために創建したといわれています。

上の写真では分かりにくいのですが、本殿は水の上に立っています。
殿内で本尊の如意輪観音の前でお話を聞きましたが素晴らしい時間でした。
かすかに微笑んだような観音様が印象的でした。古典的微笑(アルカイックスマイル)と呼ばれエジプトのスフィンクス、レオナルド・ダ・ヴィンチ作のモナリザと並んで「世界の三つの微笑像」とも呼ばれているそうです。
また、日本最古の刺繍遺品として知られる「天寿国曼荼羅繍帳」のレプリカも拝見いたしました。そして千三百年の長きに亘り、尼寺の法燈を続けているのは中宮寺だけだそうです。
そう言えばあるクイズ番組で『油断』という言葉は比叡山の法燈からきていると知ったばかりでした。


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