今年は元日に初詣に行きました。
我が家は世田谷の経堂なので、毎年、初詣は豪徳寺に行っております。
近くに世田谷八幡宮もあって、地元の人たちはどちらかというと、こちらへ行く方が多いようなのですが、ここに居を構えてからこちらなので、そういうことになってしまいました。

初詣は神社かお寺かという話もありますが、日本はそのへんが曖昧でどちらでも特に問題はないということなので、私もあまりこういうことは気にぜず、このお寺を家族も気に入っているからという理由で参らせていただいております。

我が家の愛犬を連れていってもお咎めなし。
以前、代々木公園から、原宿方面へ散歩した時に明治神宮で 「犬は、入場可能ですか?」 と勿論だめもとで聞いてみたことがありましたが、やはり答えは「NO」でした。(^^ゞ

豪徳寺は小田急線の駅名でもありますが、そこで下車してしまうと、かなり歩くことになります。
15分くらいはかかるでしょうか?
最寄の駅は、三軒茶屋か下高井戸から出ているレトロな電車、世田谷線の ”宮の坂”。
豪徳寺は下車して5分ほどです。

参道も風情があります。
五重の塔もあります。
文化財である彦根藩井伊家墓所であり、井伊直弼のお墓は、東京都指定史跡で、他にもたくさんの文化財がたくさんある立派なお寺です。

写真の招き猫。
豪徳寺では「招福猫児(まねぎねこ)」と称し、招猫観音(招福観世音菩薩、招福猫児はその眷属)を祀る「招猫殿」を置いてあることで有名です。
招猫殿の横には、願が成就したお礼として、数多くの招福猫児が奉納されています。

招福猫児は右手を上げており、小判などを持たないなんだか現代風のお顔立ちをしています。
長い間、岐阜県の多治見で作っていたらしいのですが、後継者がいなかったため、現在では新たに型を作り愛知県の瀬戸で焼いてもらっているということです。

今年も一体、千客万来、『招福猫児(まねぎねこ)』 を購入しました。
「由来」がついてきます。

それによると、
時の和尚さんがある日、我が子のように愛していた猫に「私の恩がわかるならば、何か果報を将来せよ。」と言い聞かせたそうです。
その後のある夏、鷹狩の帰りという56騎もの武士が門前の猫に招かれた様が不審であったと、寺に訪ね入り休息を所望しました。
和尚が渋茶などを差し出していると、天が忽ち曇り夕立になったとのことです。
武士は猫が招きいれたことで難を逃れたと喜び、豪徳寺が吉運を招くと、井伊家の菩提所とされたのだそうです。
その後、貧しかった寺は田畑を多く寄進され一大伽藍になったそうです。
それはまさに猫の恩としてこの猫の墓を建て冥福を祈り、この猫の姿形をつくり、『招福猫児(まねぎねこ)』 として崇めたそうです。
この武士が江州彦根の城主・井伊掃部頭直孝であり、招き猫の由縁でもあるそうです。

家内安全・営業繁昌・心願成就の霊験があるそうです。
近年の不況社会でこの招福猫児を買い求める人が増えているとのこと、
遠方から買い求める人も多いのでしょうか?
なんだか今年は地元民ではない歴女を含むカメラ片手の方々が多かったように感じました。

さて、この招き猫ですが、もうすぐ開催される 『世田谷ボロ市』 で、限定・招き猫なるものがあるんだそうです。
今年はひさしぶりに15日、16日の二日間のうちが土曜日なので、さらなる人出が予想されます。
そのボロ市保存会が販売している招き猫。
豪徳寺の猫は右手を上げているのですが、ボロ市の猫は左手だそうです。

昨年、12月の15,16日は行くことができなかったので、今年はのぞいてみようかな。
とにかく、ボロ市。ユーズドのお着物がお買い得です。
骨董も見て歩くだけでも、楽しいです。

おっと!話が横道に反れてしまいました。
豪徳寺、参拝に行ったら、甘酒も飲んでみてください。
なかなかイケます。



ご好意で、横浜×巨人の試合観戦の機会をいただきました。
久しぶりの屋外球場。
小雨も降りましたが、いやぁ〜、気持ちよかったですぅ。
やっぱり、屋外はいいですね〜。
この日、横浜も勝ちましたし…。

最近は楽しいイベントをたくさんやるものだなぁ〜と、スクリーンに映るその進行をとても楽しみました。
写真time、ダンスコンテスト、バズーカ砲、観戦に来ている人たちが参加できるようなもので、MCもよかったです。

そして、野球観戦中に食べるお弁当も楽しみの一つ。
横浜といったらやはり!崎陽軒のシュウマイ弁当です。
歌舞伎鑑賞にハマった時もよくコレにはお世話になりました。
美味しいんですよね〜。
経木の箱に入ったごはんもさることながら、シュウマイ他のおかずのバランスが絶妙なんです。
筍の煮たの…。これがごはんが足りないくらい合うんですよね。

さて、この日は、みなとみらい線『日本大通り駅』から横浜球場まで歩いて行きましたが、その途中の日本大通りは、異国情緒漂うこの雰囲気で、とても気分が良かったです。
初秋の爽やかな気候の夕暮れ時は、そのロマンチックな場所がよりいっそう素敵に感じました。
やっぱり横浜は、何か違いますね。

日本大通りは、R.H.ブラントン氏の設計により明治3年にできたそうです。
同8年に命名された日本で初めての西洋式街路だそうです。
知らずにいつも通っていました。

神奈川県庁、横浜開港資料館、横浜郵便局、旧商工奨励館、旧市外電話局、横浜地方・簡易裁判所、三井物産横浜ビル、旧関東財務局など、重要な施設の立ち並ぶ街路ですが、明治時代には、人力車や車が行き交う街のメインストリートとしての役割を果たしていたそうです。

オープンエアのカフェが、本当に外国にいるような雰囲気を醸し出していました。


この大通りの緑道のフラミンゴは何かワケがあるのかしら?



東京、代官山、旧山手通り沿いのヒルサイドテラス裏手に85年前に立てられた東京中心部に残る数少ない大正期の和風木造住宅があります。



旧朝倉家住宅は、東京府会議員だった朝倉虎治郎さんの自宅として1919年に建設され、2004年に重要文化財に指定され、2006年から渋谷区が管理していたのだそうです。
代官山はなんとなく近い存在で、ヒルサイドテラスは朝倉さんの持ち物ということは、古くからそこにすまう方に聞いていました。
ヒルサイドテラスからの眼下は、素晴らしい緑ですが、そこに邸宅があるとは、全く知りませんでした。

朝倉家は明治二年に精米業をはじめ、米穀販売や土地経営により発展してきたそうです。
とくに虎治郎氏の時代には、個人営業の白米商として東京一であったといいます。

こちらは、2008年6月8日から、一般公開されているそうですが、そのことを知ったのは、東京都の茶室を探している時のことでした。

代官山へ行った時のついでに行ってみたいなと思っていました。
ついでがあったので、行ってまいりました。



杉の木目を多用した虎治郎さんが最も好んだ広間だったという1階の「杉の間」からは敷地内の庭園が一望できます。
このほか1階には、「第1会議室」と呼ばれる32畳の洋間、執事の「事務スペース」、「女中部屋」などがあり、当時は富士山が望めたという2階にも30畳ほどの広間があります。
どこの部屋も華美さはなく、材料にこだわった品格が感じられます。

お茶室の炉は、囲炉裏大でした。
流派によるものでしょうか?
詳しくはわかりませんでした。



住居の回りはたくさんの石灯籠が置かれています。
回遊しながら庭園を観賞できる「回遊式庭園」です。



春は躑躅の咲く姿が綺麗だそうです。
秋の紅葉も見事だということです。
代官山に行かれた時のついでにお奨めいたします…。
吉田茂邸も、公開間近で、灰になってしまいました。
現存する日本の邸宅、発見があります。



【松涛園】 「きょうから公開 池上本門寺」の 今朝の新聞の記事を見て、心に刺さりました。
年に一度の一般公開だそうです。
こちら、私、初めてでした。
アクセスしにくいところなので、ご縁がありませんでした。
午前中に水天宮に行く用事があり、浅草線に乗車できることが、しばらく歩くとわかりました。
これは何か呼ばれるものがあるなと、無計画に電車に飛び乗りました。
確か、記事に最寄の駅は、池上か西馬込だったと、かすかな記憶を頼りにして…。

駅を降りると、あたりはどう見ても寺町ではありません。
改札を出たら国道でした。
駅の案内を頭に叩き込み、途中で道を尋ねながら向かいました。
途中で尋ねた方は、【松涛園】 に行かれた方でとても丁寧に教えてくださいました。けれど結構な道のりでした。
徒歩12分とありましたが、【松涛園】までは、本殿からまた歩きます。

ご存知の方、とても多かったです。
帰って義母に話すと、読売以外の新聞にもお知らせがあったようです。
大田区の広報にもきっと掲載されたのでしょう。
東京近県の車の姿もありました。

こちらの園は、京都・桂離宮や茶道で有名な小堀遠州の造園による池泉回遊式の名園で、1936年に都の旧跡に指定されているそうです。
園内は、自然の窪地に作庭されいて、朗峰会館からの入り口からは、俯瞰できるという景観がまず目に飛び込み、それは、美しいのでした。
西郷隆盛と勝海舟が江戸城開城の会見をした会見の碑があることでも有名だそうです。(「篤姫」でそんなシーンがあったかしら?)

池上本門寺は750年の歴史を持つ伝統仏教のお寺だそうです。
そして、日蓮聖人が1282年にで入滅(臨終)された霊跡なのだそうです。
日蓮聖人御入滅の後、池上宗仲公が、法華経の字数(69,384)に合わせて約7万坪の寺域を寄進され、お寺の礎が築かれ、以来「池上本門寺」と呼ばれているということです。
毎年10月11日・12日・13日の三日間に亘って、日蓮聖人の遺徳を偲ぶ「お会式法要」が行われ、お逮夜に当たる12日の夜は、30万人に及ぶ参詣者で賑わうということです。
この、園の一般公開の行事の後は、この大イベントがあるのですね。

さて、名園 【松涛園】 見たさでここを訪れましたが、年一度の僅か一週間の一般公開、12,13日は園内の茶室で茶席があるとありました。
なかなか、茶室を見れる機会というのもないもので、このことも魅力的でした。

園散策は、入り口から左回りに歩いて行きました。
池に浮かぶ亀島を右手に石畳を上っていきます。
松月亭では、緋毛氈に腰掛け、休憩ができるようになっています。
風鈴が揺れ風情があります。

戦災で、甚大な被害を被ったといいますが、悠然とした大木が、残暑の光に
輝いています。
一番の頂上から下っていくと園の一番奥にあるのが茶室『浄庵』です。


会見の碑、筆塚を見て、中央の池近くに下りていきます。
しつらいのある茶室『鈍庵』茶席が行なわれるという『根庵』がありました。


こちらで、週末茶席が設けられるのかと、参加できない寂しさもありましたが、清々しい雰囲気は、充分堪能いたしました。
特につくばいや露地、とても素敵でした。
お茶室は、平成2年、裏千家から寄贈されたものだそうです。

帰りは、池上から、帰ることにしました。
緑に囲まれた園内を名残惜しみながら、本殿、、社務所、仁王門、此経難持坂(シキョウナンジザカ)の階段を降り、池上の駅に向かいました。



その途中の仁王門に看板が立てかけてありました。
犬の散歩に対してのおおらかな対応です。
クリックして画像を大きくして文字を読んでみてください。
朗峰会館には、犬OKのカフェも隣接しています。


池上本門寺にある朗子会館では、たくさんの講習や学習の会が行なわれているそうです。
「水のこころ」(仏教の目指す人間像)を心として、多くの方々の参加を呼びかけているということです。
「水のようにいきいきと 水のように力強く 水のようにこだわらず 」

次回は、うちのコを連れて、訪れてみたいと思いました。

しかし、、『妙法蓮華経』、此経難持の偈文96字にちなむ此経難持坂の階段は、経文を読誦しつつ上れば自然にのぼれる、と言い伝えられているそうですが、東急池上線を使って来た方には、難儀だなぁ〜、特に高齢者には…。
と感じました。
でも、とっても充実の東京散歩。楽しかったです。
それに、入り口に置いてあった、蚊よけスプレー、とっても助かりました。


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