京銘菓、あじゃり餅。
日本橋三越の ”菓游庵”で、行った木曜日、その日の入荷の中から選んだお品です。

阿闍梨(あじゃり、あざり)
サンスクリットで「軌範」を意味し、弟子たちの規範となり法を教授する師匠のことであるそうです。
高僧を意味する梵語は、ācārya アーチャーリャ、
聞き覚えがありませんか?、

私は以前、イケメン星野圓道(えんどう)さんが、最大の難関とされる断食、断水、不眠、不臥(ふが)のまま 9日間も堂にこもる「堂入(どうい)り」を達成し、千日回峰の修行をされて大阿闍梨さまになられたということで、興味が湧いておりました。
あじゃり様とはなんぞや?
千日回峰とは??…と。

日本で阿闍梨と称される僧には、教授阿闍梨、伝法阿闍梨(でんぽうあじゃり)、七高山阿闍梨(しちこうざんあじゃり) 、一身阿闍梨(いっしんあじゃり) という方たちがおられるそうですが、
天台宗独特の苦行である千日回峰万行された、光永 圓道(みつなが えんどう)さんは、現比叡山無動寺谷大乗院住職となられた、七高山阿闍梨(しちこうざんあじゃり) にあたるようです。
生身の不動明王ということですよ。

お菓子ですが、この比叡山で千日回峰修業を行なう阿闍梨さまがかぶる網代笠を意匠化したものだといいます。
厳しい修業中に餅を食べて飢えをしのいだことにもちなんでいるともいいます。

満月さんは、江戸末期の安政三年(一八五六)の創業。
大正期に二代目当主が開発したこの 【阿闍梨餅】 で、名声を不動のものとしたそうです。

餅米をベースにして、氷砂糖や卵といったさまざまな素材を練り合わせた生地に、丹波大納言小豆の粒餡を包んで焼いた半生菓子です。
みかけが焼き菓子のようなので、洋菓子味かと想像してしまいましたが、しっとりとした皮がモチモチとし、餡の甘さと調和しています。

パッケージの裏には、
「冬季等に固くなりましたら、オーブン等で加熱していただくか、うす衣にて油揚げして頂くと格別の風味がございます」とあります。
次回は、試してみたいと思います。

満月さん

 
三笠山というどら焼は文明堂だったでしょうか?
こちらはトラ焼の 【みかも山】。
三井美術館に行った時は必ず立ち寄る、三越の”菓游庵”にて購入いたしました。

本日入荷をターゲットにいただいたことのないものを数点買い求めました。
この日、入荷の中に 【浅草亀十】 のどら焼があることを知りました。
どら焼の中では、ここの白餡が私的には、ベスト1なのですが、こちら 【みかも山】,なかなかやるなのお品でした。

栃木県宇都宮市にこの 【みかも山】 を作る雅洞さんはあるそうなのですが、月夜に浮かんでいた佐野市の東に位置する三鴨山の幻想的な風景を菓子に表現したそうです。
沖縄県産の黒糖と、栃木県産の蜂蜜を加え、風味豊かに仕上げた生地は、ふんわりとしています。
中の餡は北海道産の大納言を使用したつぶ餡で、控えめ甘さは、かなりバランスが取れています。小さな栗も入っています。
フワフワした食感のオーガニックな皮も表情があります。

先の亀十どら焼は、大きさもありますが、300円也。
こちらはその半額の150円。
地元では贈答品や手みやげに人気だというのもうなずけます。

大好きどら焼ランキングにはかなり高いポイントです。
覚えておきましょ。
 


 今日のお菓子,
世田谷農大の近くに越してきたお菓子係りのmさんに,
またまた近所だからどうかしらと提案したお店の品でした。

この店も前回の 【東宮】さんと同じくアシェット婦人画報社から出版されている”茶事・茶会・支度帖”


に世田谷の茶人に愛されている菓子処と紹介されていたところでした。

お店の名は、【香風】
小田急線、祖師谷大蔵にそのお店はあります。

この季節の ”空木(うつぎ)”をモチーフにするあたり、通をお相手にしたか?
お花の造詣が深い職人さんかとお見受けいたしました。


上の写真、私が5月の初め、近くの緑道を散歩した時に撮影したものです。
”ウツギ” と呼ばれるものは左のものですが、
今回のお菓子は、右の ”箱根ウツギ” を意匠したものと想像します。
ツツジのように花びらのもとに方がくっついている合弁花(ごうべんか)。

”空木”
緑の葉の中に白い合弁花が咲く風情を、可愛らしく表現しています。
きんとん製。
甘さが淡いが豆の香りがきっちりとします。
手亡豆でしょうか?
中は粒餡です。

 
もう一品は日本人が最も大切にする季節の移ろいを和菓子に表現した品。
”葛桜”。

夏に向けての涼しさを演出する涼菓は、透明感や喉越しの良さを表現するために、植物性の葛や寒天を使います。
独特のプルプル感は動物性のゼラチンでは持ち得ない食感です。

風物詩を映した菓子を味わう楽しみ。
菓銘を聞いて菓子を楽しむ。
その季節を想像する。
いただいた時の味わいは評価の対象であることは勿論ですが、
「季節を愛でる」 上生菓子は、お茶席に欠かせないものだなぁ〜と、改めて思うのでした。


【香風】 さんの包装紙。
抹茶色のベース色に合わせたダークトーンの梅の絵。
センスがいいと思われませんか?


東京でお茶のお稽古を一緒にしていた友人から、吉野に桜を見に行った時に求めたという葛の落雁をいただきました。
桜見物に行った時のもののようで、桜がメインの葛菓子でした。
吉野山の桜、その美しさは、見た者を魅了するといいますが、彼女もその一人だったようです。

いただいた干菓子は、八十吉吉野という奈良にある老舗の和菓子屋さんのものでした。
葛のお菓子で有名だそうです。
 

この友人、お菓子の専門家なのですが、旦那様の転勤に伴い、今、芦屋マダムしています。
最初は、かなりの拒否反応を示していましたが、行った先で、美味しいものを探索しては、ブログで紹介しています。

今回もその一つ。
ワタシも美味しいものは大好きなので、彼女にはかなり刺激を受けているのですが、今回もまた、いいもの教えていただきました。

この落雁は、普通の落雁と違って、葛が入っているのでかんだ時に「キュッ」とする感触が気に入っていると、添えられた手紙に書いてありました。

確かに…。
ワタシも気に入りました。
口に入れた瞬間、すいつくような感じ。

葛。
マメ科のツル性植物で、その花の美しさから古来より多くの人々に愛され、紀貫之など多くの文人・俳歌人に歌われているそうです。
花・茎・根の全てが利用できる植物で、花は秋の七草にも数えられ、お茶花としても親しまれています。
そして葛の根から取れる澱粉が本葛粉です。

吉野葛は、吉野大峰山において修行する山伏たちが、自給自足の糧として葛の根を掘りその葛根を精製した澱粉を、諸国から来た修験者や参拝者らによって各地に持ち帰られたのが吉野葛の始まりと言われているそうです。
吉野葛が葛粉の代名詞となった所以でもあるといいます。

八十吉さんでは工場で現代も、凍てつく冬の寒さの中で山中から掘り起こした葛根を砕き、清水をはった桶で攪拌(かくはん)して褐色の葛が真っ白になるまで何度も洗い直し、その澱粉を約2ヶ月自然乾燥させた高純度の吉野本葛として使っているそうです。
吉野山の冬の冷え込みは大変厳しいそうですが、こうした条件のもとでは工程中に雑菌の繁殖などがなく安定した品質の葛粉を作ることが出来るのだそうです。
当地の冬の地下水で葛を精製する工程を吉野晒し(よしのざらし)と呼び、こうして出来上がったものは葛粉の中でも特に良質な「吉野本葛」と呼ばれ、全国に出荷されるのだそうです。

最近では、本物は本当にごく僅か。
葛湯などを作っても、だらしないものが多いものです。
片栗粉などは、ほとんどが馬鈴薯のものですよね。

炭火のほいろにかけた手造りの葛菓子
、姿もお味も本物でした。


近くに用事があったんです。
その用事で前を通った時は、夕方4時頃、10人くらい並んでいました。
用事の帰り、閉店間際に寄りました。7時近くでした。

木箱に幾つか並んでいました。
間に合うかな?
でも前客がありました。残り二つ。

連れと一つづつ。それで、本日、売り切れでした。完売。
それでは物足りないので、600gのあんこ、買いました。860円也。

たいやきはちなみに140円。
ここのあんこ、しょっぱいんですよね。
かなりの塩気を感じます。
これが、東京のお味かもしれません。

とても個性的です。
ちょっとビリッと来る感じ。
でも、鯛焼きの御三家。超有名店です。
それが、魅力といえるんでしょう。
このあたりは、住所が新宿区若葉町。
だから、「わかば」というんでしょうか?

そして、四谷見附ともいうんです。
赤坂見附は駅にありますよね。
何気に言葉にしていましたが、
「見附」ってなあに?

で、調べてみました。

見附とはは主に城の外郭に位置し、外敵の侵攻、侵入を発見するために設けられた警備のための城門のことで、江戸城は外濠および内濠に沿って36の見附があったとされているそうです。

街道の分岐点などの交通の要所に置かれた見張り所(見附)などに由来したもので、地名として各所に残っているとのことです。

なるほど…。


お茶シスターズのみーちゃんが私のブログに華をと、見つけてくれた小法師(こぼし)というお菓子です。

起き上がり小法師
(おきあがりこぼし)は、福島県会津地方に古くから伝わる縁起物・郷土玩具の一つで起姫ともいい、会津の人にとっては「赤べこ」の次に馴染みのある郷土玩具だそうです。
会津地方ではこの小法師を「十日市」という毎年一月十日に行なわれる縁日で家族の人数+1個を購入し一年間神棚などに飾るそうです。

何度倒しても起き上がる事から「七転八起」の精神を含有していて、「無病息災」「家内安全」と同じような縁起物とされているそうです。

買い求める際は、倒してみて起き上がるものを買い求めるとよいんだそうです。
以前、どこかの政治家が送った相手の起き上がりこぼしが起きなかったという、エピソードがありましたね。

『会津葵』という奥州會津若松にある上菓子司の縁起菓子です。
小豆餡と白小豆餡を用いた石衣で包んだ雪の情緒を意匠した愛くるしいお菓子です。

箱を包んだ姿も、包装紙も、箱も、開運の札も、お菓子の中心に鎮座した起き上がりこぼしも、民芸感たっぷりで、good job ではありませんか。

 
 


東京、世田谷、千歳船橋駅前の「東宮(とうみや)」さん。
我が家の隣り駅にある和菓子屋さんです。
この地にわがお茶シスターズの一人がお引越ししてきました。
そして彼女、お菓子担当でもあります。

以前、この彼女と、我が家でこっそりお茶のお稽古をしていました。
その時、一度、「東宮」さんのお菓子、いただいたことがありました。

婦人画報社から出版されている
「茶事・茶会・支度帖」 という本の中の菓子の紹介の中に京都「末富」さん「鍵善良房」さんなどと並んでに「東宮」さんが紹介されていました。

お店は、街の和菓子屋さんといった風情ですが、初代は、「西のきぬかけ、東の東宮」といわれた名職人で数々の大会で受賞を果たし、その名を全国に広げたそうです。

現在は二代目がその技を継承していらっしゃいますが、半月替わりの上生菓子はお値段がお手頃なのに、どれも繊細な意匠です。

【春霞】、桜と新緑が春うららかな中に在る様をイメージしたような上生菓子は、上品ながら口の中では、印象に残る味わい。
お抹茶との相性もよく、「美味しい…」を連発。


【桜まんじゅう】
有名な饅頭屋さんより美味しいと!声があがったほどおいしかったお饅頭。
先生曰く、美味しいお饅頭は餡が旨いんだと…。
確かに…。餡もですが、皮がまたいい。
お約束、桜の塩漬けは、この時期、かかせません。

余談ですが、このあたり、住所は桜丘なのです。
農大があるあたりは桜という住所です。
日大桜ヶ丘高校のあたりの桜も綺麗ですが、農大付近の桜も綺麗なんですよ。
桜がつくんですから、何かいわれがあるんでしょうか?


初釜にいただいた干支菓子、虎屋さんの『寅』。
シャレにもなりますし、このキュートな姿、楽しい気分でお茶をいただけるような気がして、皆で相談して決めました。
ここ数年、虎屋さんでは、こういった新しい意匠の和菓子に取り組んでいらっしゃいます。
これは、和菓子職人さんのお仕事ではなく、菓子という観念から離れたデザイナーという人たちの仕事のような気がしております。
昨年の丑も、この寅と同じように羊羹製のものがペロリとかけられたものでした。白とピンクのコントラストが印象的でした。

古典ものには、物語などもあって、その菓銘を聞いて、潜んでいる意図を想像したりするのですが、この上生菓子は、そのものズバリというのが、なんともユニークです。
虎屋さんでは、月ごとにビジュアル写真付きの製作年や材料が書かれたものが店頭に置かれいただくことができますが、このお菓子もその一覧表で知りました。
本来なら年末年始だけの販売の商品ですが、10個以上であれば受注してくださるとのこと。
お願いしました。

材料は、小豆、白小豆、小麦粉、寒梅粉、肉桂、くちなし色素とありました。
菓銘は、『幸とら』“羊羹製で御膳餡を巻いたもの”です。
御膳餡とは、こしあんのことです。
ほのかにニッキの香りがいたします。
しっかりしたお味で、なんだかお饅頭をいただいているような感じがいたしました。

他に虎屋さんは、新年の干支菓子として、『虎嘯く』という銘をつけた、竹林に潜む虎を意匠化した羊羹を 出されていました。

菓子器は、格式のある 『縁高』 でいただきました。
薄茶でいただいたお菓子は、たねやさんの 『葩餅(はなびらもち)』
近江米を使ったお餅でこしらえておるそうで、お約束の牛蒡が、餡で巻いてあります。
中の菱餅が、外からうっすらピンクに見えますが、中はかなり強烈な朱色でした。

これが味噌餡?という思いがよぎる上品な味わいでした。



11月8日日曜日、一ヶ月ぶりのお茶のお稽古。

11月は開炉の月。
茶人にとっては、「茶人の正月」とも言われる、大変大きな節目の月だそうです。
開炉は今では、一般的に、11月最初の亥の日に炉開きをし、ぜんざいや亥の子餅で祝うそうです。
また、この月は「口切り」といわれ、茶壺の封を切り、今年の新茶を賞味する節目の月でもあるといいます。
確かにこれだけでも、茶人の正月と言われることがわかります。

お道具では、古来より三部、
『新瓢のふくべ(瓢箪)』、『織部』、『伊部(備前)』 の3点を取り入れながら、正月と同じく、松竹梅や、松菊などお目でたいものに加え、
『柚や橙』、『柿』、『紅葉』、『銀杏』などの季節感を添えたものを、取り合わせるといいます。

この日、お道具であるお茶碗と床を飾る香合を織部にしたので、毎年いただいている織部饅頭ではなくて、『柚や橙』、『柿』、『紅葉』、『銀杏』のお菓子にしましょうよということになりました。

白羽の矢が立ったのは、菓匠【雅庵(みやびあん)】。
以前、all aboutの記事で評判をみていて、一度いただいてみたいと思っていました。

この日は、上生菓子「銀杏」をいただきました。
柚子風味の白餡、外郎製です。
上品な甘さで、抹茶の美味しさが引き立つお品でした。
また、色合い、姿が美しく、襖を閉め、趣き深くなる炉のある茶席にいい空気が流れました。
銀杏の黄葉をイメージさせる、はっとするような、新鮮な華やかさもありました。

そんな、【雅庵】。シンクロしました。
今日の読売の朝刊に記事が載っていました。(スイーツほろにが物語)

この記事を読むと、二代目である皆川典雅さんがどんな経緯をたどったかがわかりますが、典雅さんというお名前から、【雅庵】という店名がついたのでしょうか?しかし。テンガとは、スゴいお名前だな〜と思っておりましたが、norimasaさんとお読みするんですね。

そののりまささん、和菓子に関する受賞歴、かなりのものです。
また相当なこだわりがおありのようで、素材を厳選し、手間ひまかけた和菓子作りを志しているそうです。

店舗は東京目黒東山と、若干アクセスしづらい場所ですが、若き職人に若い茶人が、ここのお菓子でなくてはという人気に期待をします。

"和菓子をより身近に感じてほしい”という思いから、2008年8月代々木上原駅前には、「miyabian cafe」をオープンさせたそうです。
こちらではテイクアウトだけではなく、店内でオリジナルの和スイーツが楽しめるそうです。

【雅庵(みやびあん)】

 
ういろうはお好きですか?
実は私、茶道を習い始めて、本当のういろうをいただくまできらいでした。

その本当のういろう、名古屋のものかと思っていましたが、小田原が発祥の地なのですね。
以前私の運営する 『季節を愛でる』 のサイト和菓子のページを作ったのですが、その時に外郎のことは少し調べて載せていました。
その時に外郎はもともと、薬であったことを知りました。
その後、そのことはすっかり忘れて、ういろう製の上生菓子など、よくいただいておりました。

その由来を紐解く発端になったのが、今日、国立劇場で歌舞伎を観て来た義母の話でした。
彼女曰く、団十郎さん演じる 『外郎売』 のういろう、「あたしも持ってる」というのです。

『外郎売』のお話は、市川家の十八番だそうですが、それが、二代目市川團十郎が1717年に外郎によって持病が治ったことから創られたオリジナルなのです。
咳と痰の病で台詞が言えず、舞台に立てず、役者をやめようかと思っていた團十郎は、外郎ですっかり病気が治ってしまいます。お礼に参上したのですが、当時、歌舞伎役者の地位は低く、一方外郎家は諸大名も認める家柄。團十郎は玄関先で挨拶だけして帰ろうとしましたが、引き止められ隠居の宇野意仙のもてなしをうけ、俳句の話で盛り上がったそうです。

そこでお礼として舞台上で外郎の効能を延べ、恩返しをしたいと申し出ます。
しかし、外郎家側では「宣伝になるから」と言い断りました。
「こういう薬がこの世にあるということを伝えたい」という團十郎の熱意と再三の申し出に上演が許可されました。
ですが、この創作のように、実際売り歩いていたことはないそうです。

私も母に今でもその薬があると聞いた時、富山の薬売りさんから入手するのかと聞きました。

非常に貴重なものらしく、そして入手は、製造販売元、”元祖蠅Δい蹐Α匹任靴手に入らないそうです。
地元では、観光名所のような、歴女が大喜びしそうな店構えです。

大粒の仁丹という形態で、薬を入れる印籠は、朝廷から使用を許された「五七の桐」の紋入りです。

「外」を「うい」と読むのは、【外郎(ういろう)】 しかありません。
お菓子の「ういろう」は外郎家のお菓子から出た言葉なのだそうです。
外郎家の先祖は中国の方でした。
帰化した際に名乗ったのが陳外郎という名です。

二代目が接待の時に自ら造って出したのが”お菓子のういろう”始まりで、公家や武家に評判となり「外郎家の菓子」というところから「お菓子のういろう」とよばれるようになったといいます。
朝廷より十六の菊の紋章と五十七の桐の紋章を与えられたお家柄として菓子の販売は明治になるまでなかったといいます。
薬の方もまた二代目が朝廷に仕えていた頃、家伝の秘薬の処方を日本に持ち帰り、日本で最初の製薬となる 「透頂香(とうちんこう)」 を造っていたそうです。
それが、外郎家が造っている薬ということから 【外郎】 と呼ばれたのだそうです。

上の写真は、小田原市に唯一一軒ある 『ういろうの本舗、ういろう』 の栗。
箱書きにある素朴で気品のある淡雅な味わいです。

『外郎売』 の舞台は、11月26日まで。
『大津絵道成寺』 の藤十郎さんも素晴らしいようです。

 

ういろう


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