予告で観た時から、心を揺さぶる何かを感じていました。

雨の土曜日、愛犬を遊びにも連れても行けないし、久しぶりに旦那様と映画に行きました。
候補は、大好きなマッド・デーモン、モーガン・フリーマン主演、
クリント・イーストウッド監督作品の【インビクタス】もあったのですが、
サンドラ・ブロックが、オスカー主演女優賞にノミネートされているというのも魅力で、こちらを観る方に二人の意見が合いました。

【しあわせの隠れ場所】The Blind Side
邦題が、洒落ています。
大人には、響く言葉です。
ふと、さんまさんが唄う 「しあわせってなんだっけ?なんだっけ?♪」
という詩が頭に浮かびました。

小品ですが、ふとした人間的な優しさ、表情に涙腺をゆるくする映画でした。
私は、そんなシーンの度にポロポロ泣いていました。

人間的魅力とボール競技に優れた才能を持つ、ホームレス状態になった
オアー。
高校2年生の時に、ふとしたきっかけで裕福な家庭と出会います。
その家族が見ず知らずを受け入れる初日、誰もが思う不安を巧く描いています。
家族は、理想の夫婦、そして子供たちです。
この親にしてこの子ありという家族たち。
垣根がなく、選民意識が薄く、ボランティア精神が備わっています。
オアーにも、あるテストで認められた、保護能力があり、人として素晴らしい。
サンドラ・ブロックのこのオアーを受け入れる母親役はまさにはまり役。
役所で、後見人としての手続きを取る時のやりとりや、アメフトコーチとの掛け合いは本領発揮のシーンでした。

オアーは、温かな家族の愛に触れ、家族の大切さを知り、その家族に応えようと懸命に努力します。
誤解や、いさかいもありますが、こうしたら心を開いてくれるんだを教えてくれます。

おとぎ話のようですが、昨年4月にプロのアメフト・リーグNFLのボルティモア・レイブンズにドラフト指名された新人プレイヤー、マイケル・オアーの
半生を描いたノンフィクションだそうです。

最後のエンドロールで実際の家族の写真が映し出されるので、必見です。
私はいつも、映画が終ると早々と席を立ってしまうのですが、見逃さなくてよかったです。
事実を知る一瞬です。

その日、私達はレンタルビデオ店で【デンジャラス・ビューティー】
&【デンジャラス・ビューティー2】を借りて、観たのでした。
【スピード】も【イルマーレ】も勿論、いいのですが、この作品は、まさしくサンドラ・ブロックを堪能できる作品です。

前日ラジー賞(ラズベリー賞:最低主演女優賞)を獲得した翌日、
なんと!この作品で、サンドラブロックは主演女優賞を、初ノミネート、
初受賞をしてしまいました。

個人的には大好きなサンドラ・ブロックが受賞したのは、嬉しいのですが、
ハリウッドでは、プロデューサーとしても評価され、マネーメイキングスターであり、最も好かれる女優として多大な影響を与える彼女に政治的な動きがあったような気がします。
男優としては、募金活動などを精力的に行い、俳優仲間からも信頼の厚いジョージ・クルーニーが、ノミネートされていました。
彼にアカデミーが、いつかは獲らせたいという動き。あるらしいですよ。
さすがに、女性監督として初!のキャサリン・ピグロー氏が監督賞を獲りましたから、控えたということでしょうか?

【ザ・コーヴ】しかり…。
なぜ、【ハート・ロッカー】で【アバター】が作品賞を獲れなかったのでしょうか?

しかし、女性進出はすごいですね。
しかも活躍する女性、美しい!
キャサリン・ピグロー監督、顔が美しいばかりでなく、カラダも綺麗。
サンドラ・ブロックのお腹のペッタンコなこと…。
鍛えているのは、脳だけでなく、やはり筋肉も…。
お見事です。



実は昨日、映画をもう一本観ていました。 
KAT−TUN 赤西仁くん主演の 【BANDAGE バンデージ】。
別にカトゥーンの赤西仁くんのファンなわけではありません。
おばちゃんですから…。

でも、なぜか惹かれるものがありまして…。
【NANA】 が好き、そんな期待もあったのかもしれません。

バンドブームの時代の青春映画。
監督&音楽は、Mr.Childrenやレミオロメンらを手掛ける音楽プロデューサーの小林武史氏。
脚本は、映画監督の岩井俊二氏。それだけでも魅力的でした。

KAT−TUNの赤西仁くんは、絶頂期に無期で引退をしLAに語学留学に行ったという少々破天荒なところが、ありました。
それが単なるわがままなヤツなのか?それともぶれない何かを持つヤツなのか?そんな風にぼんやりと感じていました。
ところが、前述の二人が大人の俳優として接している映像を見て、繊細な何かが潜んでいそうなどと感じてしまいました。

原作は、アマチュアライター菅智香さんの小説だそうです。
物語は、人気バンド「ランズ」のリーダーでボーカリストの高杉ナツ演じる赤西くんが、普通の女子高生アサコ演じる北乃きいちゃんとの出会いや微妙な間柄の中で成長していく姿を描いています。
北乃きいちゃんの普通の感じがダサいと思わせるほどハマっていて、ナツと似ているという本当の自分を表せないジレンマをとても上手に演じています。
赤西くんもそういう優柔不断さや、自分の才能の自信のなさを気張らずに自然にこなしています。
脇のマネージャー役の伊藤歩さんは、毎度のことながらの演技力で存在感がありますし、中でも目を惹いたのは、柴本幸ちゃん、オリエンタルな風貌はお母さんゆずりなのでしょうが、その目力は個性の一部でもありますが、圧倒的な存在感と、役柄を自分のものにして演じるという力をとても強く感じました。

タイトルは、「バンド世代」(バンドエイジ)と、
傷つきながらも前に向かう姿勢を象徴する「包帯」(バンデージ)の2つのテーマが込められているということですが、
おばちゃんという私の世代でも、人生と折り合って生きていく心の葛藤や悲しみ、ハートにささって切なくなりましたよ。

赤西くんという存在も、とっても好感が持てたし、なんと言っても、ささやく歌声がいいね。歌、ウマいです。
ジャニーズのコ達は歌が下手は、過去のことだってことがわかりました。
テゴマスとか上手ですよね。
やっぱり彼は何か持っているのかもしれません。
映画での演技、賛否両論だけど、アタシは結構映画的に好きでした。
ストーリー的にラストもすぱっと気持ちイイ終り方でした。

けど、少し、太ったのかな赤西くん?それとも鍛えてる??

 

この映画の広告を観た時、この世を去ったヒース・レジャーが出演していると知り、ハリウッドではヒットせず、今頃日本での公開か!と、思ってしまいました。
その後に、この映画にはなんと!!実力、人気共にあるイケ面三人が出演している豪華な作品であることがわかりました。

そして、監督は、映像の魔術師、テリー・ギリアム。
【ブラザーズグリム】 のナンセンスさはわからずじまいでしたが、かのモンティパイソンのメンバーで、「ギリアメーション」とも呼ばれるアニメーションを創る人です。
その世界では著名で、しかも普通でないクリエーターなので、期待は大でした。

とにかく、何の鏡の物語かもわからずに行ってみました。
ただ、ヒース・レジャーがこの作品を制作中に亡くなり頓挫してしまった後に、友人でもあったという、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが彼の鏡の中の世界での役になることは、何かで読んでいました。

それって、どうなの?ありえないでしょ。絶対おかしい〜。
しかし、そんなのアリでした。
違和感なく、物語に溶け込んでいました。

けれど、ヒース・レジャーの持つ存在感は強烈で、前述の三名の俳優は、ほとんどシャドー的存在としか写らなかったような気がします。
まぁ、そうでなくてはならないのでしょうが…。
3人は、この作品の出演料全額をヒースの遺児である娘に寄贈したらしいですよ。
なんと、素晴らしい!

私個人としては、ポスターにはその姿も登場していないアントン役のアンドリュー・ガーフィールドに注目でした。
パルナサス役のクリストファー・パルマーは、サウンドオブミュージックでは、ジュリーアンドリュースが恋する大佐役でしたが、こんなにおじいちゃんになってしまわれたのですね。
幽体離脱が透明のアクリルの上というのが笑えましたが、1000歳という役柄、ぴったりでした。
トム・ウェイツも、この物語の小粋な悪魔役、ハマっていました。
ファンキーな感じが、妙にヨカッタ。

パルナサスの娘を演じる、リリー・コール。
知りませんでしたが、スーパーモデルなんだそうですね。
でかいなと思っていましたが、「ドール顔」の彼女。
なかなかのインパクトで映像を飾っていました。
巧みな衣装が、この物語に深みを増していましたが、その衣装に負けることがなかったのは、そういう背景があってのことと納得しました。

ちなみに着物?長襦袢?などがレイヤードルックとして何度も登場していました。
この時、私はかつて、アラン・ドロンというフランスの俳優さんが、何の映画か忘れましたが、その時着ていた黒の紋付の着物が話題になったことを思い出だしていました。
(香水になっている【サムライ】かなぁ〜?)

ビクトリア朝アニメでモンティパイソンに登場していたテリーギリアムの世界は、やはりこの映画でも各所に現れているような気がしました。
けれど、おとぎ話だけで終らせないのが、この監督のブラックユーモアなのだと思います。
現在の街との融合させる絵。
このコラボが実に違和感なくストーリーにはめ込まれていました。

前回観た 【アバター】 のCGには驚きましたが、この映画でも鏡の中のトリップした映像にふんだんに使われ、大人のファンタジーとして描かれ、本当に心動かされました。

しかし、ヒース・レジャー。惜しい存在でした。

こういう娯楽作品は、好きと嫌いがはっきり割れてしまうのかもしれませんが、私は好きな作品でした。



話題の映画、【アバター】 を観てきました。
なかなか時間が取れず、大好きな映画、このところお家でDVDばかりでした。
でも、行ってヨカッタですぅ。
映画館で観る映画の良さを再認識しました。

まず、この映画、3Dであることが特徴ですが、昨年末、株主優待カードなるもので、同じく3Dの 【クリスマス・キャロル】 を観るつもりでした。
しかし、その時、「3Dの映画は優待カードでは観られない」 と言われ、やめた経験がありました。
ですから、3Dはディズニーランドの 【キャプテンEO】 以来となり、少し知識を持って慎重に観にいく映画館を決めた方が良いのかと思いました。

ここで言わせてもらいます。
シネコンのチケット売り場でサービスする人たち、ど〜してあんなに意地悪なんでしょう。
確かに株主優待カードで、ただで映画を観ようとしていましたが、もう少し丁寧なお断りの仕方だったら、意地を張らず、お金をお支払いして 【クリスマス・キャロル】 観ていたかもしれません。
それは、新宿ピカデリーでしたが、ほとんどのシネコン、感じ悪いです…。

さて、話を元に戻しますが、
3Dは 『RealD』、『XpanD』、『Dolby 3D』 という上映方法があるんですね〜。
ちなみに【キャプテンEO】は、『RealD』、方式だということです。
調べてみたところ、後発の 『Dolby 3D』 は、色合いが自然で、お奨めということですが、上映館が少ないということでした。
それについて詳しく知りたい方はこちらから

『Dolby 3D』 システムで、映画を観れるのは、東京では、「バルト9」
そして、それをさらに高画質を得るため、通常の35ミリの10倍以上、70ミリの3倍以上という、巨大なフィルムサイズを採用した映画の映写システム、
IMAX3Dで鑑賞できるのは、東京近郊では川崎の「109シネマズ」だということも調べてわかりました。
ネットは便利ですね。夜中、こんな下調べができるのですから…。

しかし、「バルト9」、「109シネマズ」 共に、初回の上映時間は午後に入ってからでした。
犬のお散歩を控えている私は、午前の映画鑑賞希望だったので、どちらも、今回は見送ることにしました。
「109シネマズ」に関しては、初回の13:00、すでにチケットは完売していましたし…。
さすがに皆さん、良くご存知で、【アバター】 観るなら、こちらでということなんでしょうか?

で、初回10:00『TOHOシネマズ六本木』 で、映画観ることにいたしました。
ウチの旦那様、夫婦50割のための証明書(その日はお財布ごと忘れてきました)も待たずだったのですが、受付のカレシ、次回はお持ちくださいという、心優しい対応で、二人で2000円、3Dに限ってのプラス300円×2=2600円也で、今話題の映画、鑑賞することができました。

いやぁ〜、観てヨカッタです。
もうぜったい観るべきです。
3Dに関して言えば、【キャプテンEO】を観た時の衝撃こそなかったのは、上映館のせいでしょう。
とにかく史上最速で全世界興行収入10億ドルを達成し、全世界歴代興行収入第2位という大記録を樹立したという事実に納得です。
その1位である作品 『タイタニック』 を作り上げたのも、この映画の監督、Mr.ジェームズ・キャメロンです。
なんという想像力と才能なのでしょう。

創りこまれた映像も勿論ですが、反戦や自然回帰のアンチテーゼになっている作品でもあると思いました。
とにかく、今年の賞という賞に名を連ねることは間違いナシと確信しました。

私なんぞがとやかくいうよりも、とにかくは必見。
睡眠不足も吹っ飛ぶ面白さでした。

5分で気分が悪くなるかもという3D映像も、全く問題なしでした。
『TOHOシネマズ六本木』 の映像は少し暗く緑がかっていたのは否めません。

お昼ごはんは、六本木通り沿いのパン屋さん「ポンパドゥル」上の 『モティ』 へ。
なんと!
日曜日なのに、巨大ナン+3種のカレー+ソフトドリンク=1,500円というお得なランチにもめぐり合い。(超穴場ですよ)

大満足、充実の1日になりました。



遅ればせながら、マイケル・ジャクソン、「THIS IS IT」を観て来ました。
感動感激感涙の連続でした。
やはりマイケルは神に選ばれた人でした。

『KING OF POP』
彼を取り巻く彼を愛する方にとっては神に選ばれた人というより神に近い存在でした。

この作品のディレクターであるケニー・オルテガ氏を筆頭にオーディションを勝ち抜いたダンサー、一流のアーティストと仕事をしてきた音楽、舞台のプロが憧れのマイケルとの仕事に名誉と誇りと思って、携わっていました。
そうした姿を目の当たりにするだけでもマイケルがいかに偉大か伝わりました。

声が楽器の彼が歌い出せば…、自在に手や足が動けば…、スタッフはマイケルに釘付けでした。
もうそれは一緒にそこにいる一流のスタッフでさえ胸が熱くなる思いなのだと感じました。

いかにスゴいのか!それは、彼に対するスタッフ達のリスペクトする姿からも見てとれました。

音に対する繊細なこだわり。
ステージングをプロデュースする力。
ワガママな姿にも見えます。

けれど全てはマイケル自身のパフォーマンスですから、当然といえばとうぜんなのかもしれませんが、それは、天才だからこその執着なのだと思いました。

それは、神がそういうのだから、そう感じるのだから仕方ない。
誰の作品かと言えば、マイケル自身であり、その評価はマイケル自身に返ってくるのですから…。。
スタッフ達はそれをわきまえて接していました。マイケル自身が違うと感じて少し苛立ちを感じる時、スタッフはとても温和でした。
コワレモノを扱うように…。

マイケルも自分のために懸命にもの作りするスタッフに自分が怒ってしまったことに優しく対応します。
「love you」と…。

神であるマイケルだから色が白いことや環境保護を掲げているのに度重なる整形手術を受けることなどは矛盾であってそうではない気がしてしまいます。

ラストツアーという公演が実に素晴らしい企画のものであったことがわかります。

バックに映し出される映像だけでもスゴいです。
「スムーズクリミナル」のボガードとの共演!?
新「スリラー」
ジャクソン5の頃の映像では、ダイアナ・ロスも度々登場します。

中でも名曲『アイルビーゼアー』をしんみりと唄うシーンは、追悼式でアルバムでもカバーしたマライア・キャリー《マライア・ザ・バラード(CD)》 がダブり泣けました。

衣装のこだわりや豪華さも素晴らしく出来上がりがどんな効果をもたらしてくれるのか、見てみたかったです。
本当に完成されたステージを見ることができなくて残念です。

でもこの世のものではないようなカリスマ、マイケルは、神から選ばれた存在だから、召された時もこんなにもドラマチックだったのかもしれません。

マイケルが仕事に対する思いは、ファンが求めるものを探している姿勢でした。
不謹慎かもしれませんが歌声やダンスに衰えのないマイケルの最期がこうだったのは、神が選んだかたちだったのようにも思いました。



『ライト・スタッフ』 を観た時から、宇宙開発ものは大好きでした。
期待を込めて、行きました。
頭の中には、ゴスペラーズが唄う曲。
「あの宇宙(そら)へ〜♪」

1958年のNASA設立から50年、宇宙開発に全力を注いできた職員と、宇宙飛行士たちの挑戦と奮闘を描き、NASAの壮絶な歴史の全貌を明らかにするドキュメンタリー映画だそうです。

今までなかなか見られなかったNASAの蔵出し映像が満載ということでしたが、なんとなく、見たような気がしたのは、何故か?
『アポロ13』 で、見たのか?
打ち上げられるたびに目にした映像なのか?

NASAの総プロジェクトを克明に記録したフィルムをもとに、作られたといいますが、時の大統領、ケネディが、VSソ連にアメリカ国家の威信を掛けて取り組んだ宇宙計画。
のちに月面着陸した映像は、地上で撮影されたという疑惑は、あのケネディの時代ならあったかもしれないという想いは否めず…。
そのシーンでの、船長、ニール・アームストロングが云った
「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である
(That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind)」も、用意された言葉なのかなと思ってしまいました。



映画が観に行ける時が来たら、これはぜひとも観に行きたい。
そう思っていました。
【ディアドクター】、やっぱりヨカッタ!
さすがに才媛、西川美和さんの作品でした。

そういう経験がないと、心理描写はむずかしいのではないかと思うシーンがふんだんに描かれています。
お若いのに、物事の観察眼が研ぎ澄まされた方なのだと思います。
前作と同様、原案、脚本、監督をなさっています。

スクリーンに映し出される絵は、どちらかというと洗練はされていません。
お洒落な方です。美人です。
だから、あえてその絵にこだわるのは、作られたものでない世界を描くことの現われなんじゃあないかと想像します。
劇中のシーンでは、生活臭のするそれぞれの暮らしぶりがうかがえます。
作られたものではない、いつもの風景。
室内の撮り方、見せ方、巧みです。
ロケーション選びにも、かなりのこだわりがあるのでしょう。
プロローグは、主演の笑福亭鶴瓶さんが出演しているNHK「家族に乾杯」に出てきそうな山村の原風景から始まります。

白黒では解決できない、最もナイーブな病気、死、医療を問う映画です。
一人ひとりの病気への思いを受け止める偽医者は、医者と言う立場に頼るを患者たちの思いを映し出し、高度医療の歪みや、命とは何かを改めて考えてしまいました。



昨年はシャネルの生誕125年だったそうです。
ということもあって、映画が3本も製作されていて、今年は、その映画たちが立て続けに公開、舞台も何本か公演されているようです。

その一本である【ココ・シャネル】を観てきました。

かなり昔になりますが、ミニシアターなどあまりなかった時代に、新宿の歌舞伎町に今も健在ですが、”シネマスクエアとうきゅう”という小さな映画館が出来ました。
映画少女だった私はここで上映される映画は、大きな映画館ではお目にかかれないちょっといい作品を観れるのでよく足を運んでいました。

1981年、【ココ・シャネル】をここで観ました。
没後10年目に製作された作品です。

当時、勿論、シャネルの名前は知っていましたし、「獅子座の女・シャネル」 とかいうタイトルの本も読んでいましたが、恋愛や社会の経験が不足だったのでしょう。
大人の恋や、当時のキャリアウーマンの生き様を、余り理解しておらず、美しい映像とファッションの伝記物というスタンスで観たように記憶しています。

シャネルを演じるマリー・フランス・ピジェは、当時、インパクトのある風貌と演技で、人気の女優さんでした。
「真夜中の向こう側」は、今でも強く印象に残っています。

この作品は、当時人気の役者が豪華にキャスティングされていました。
最初の恋人エティエンヌ・バルザン役は、「ブレードランナー」のレプリカント役で多くの人気を集めたルトガー・ハウアー。
永遠の恋人のボーイ・カペル役に007のティモシー・ダルトン。
シャネルの宿敵、エミリエンヌ・ダランソン役は、カレン・ブラック。
生涯心の支えだったアドリエンヌ役は、「禁じられた遊び」で名子役と言われたブリジット・フォッセーでした。

今回の【ココ・シャネル】は、第二次世界大戦後、ドイツ人の恋人がいたこともあってスイスに亡命し、一線を退いていたシャネルが復帰のコレクションをおこなうところから物語が始まりました。
その、晩年のシャネルを演じるのが、シャーリー・マクレーンです。

多くの作品に出演されていますが、若いころの作品よりも、ボレロを世に知らしめた「愛と喝采の日々」あたりから、圧倒的な存在感でした。
輪廻転生に関した執筆は、ベスト・セラーになり、「アウト・オン・ア・リム」は、自ら出演もされました。
リベラリストということですが、女優としてのシャーリー・マクレーンは近づきがたい感じは受けません。
弟さんは俳優ウォーレン・ベイティですが、親日家であることは有名で、娘さんにはサチという名前をつけていらっしゃいます。
そのサチ・パーカーさんは、2008年、「西の魔女が死んだ」という日本映画に主演されています。
華麗な経歴は、尊敬に値する本当に素晴らしいものです。
そして、スクリーンに映るその姿は、貫禄そのものでした。

映画は、回想シーンで若き日を演じるバルボラ・ボブローヴァのシャネルが孤児だった時代に画面が変わります。
華麗な地位を築きあげるまでの、困窮の日々、出会った男たち。
身分違いの恋。シャネルモードが出来上がる背景。
マリリン・モンローの残した言葉で有名な 『CHANEL no5』 のできる瞬間は、一瞬のシーンで終ってしまいますが、調香師に創らせた香りの5番目を製品化し、商品名をno5としたというのも、抜群のセンスだったのだと思いました。

バルボラ・ボブローヴァはチェコスロバキア出身の女優さんだそうですが、初めてその演技に触れました。
ぶれない演技で、若き日のシャネルを確実に演じていました。

英語で語られる台詞を聞き、もし、これが仏語ならばと思った時に、演じるならば、
オドレィ・トトゥかなと想像しておりましたら、なんと!9月18日に公開になる【ココ・アヴァン・シャネル】は、彼女が主演だということを知りびっくりしました。

映画「アメリ」で一躍時の人になった彼女が着こなすCHANELモードも興味がありますが、
2010年新春公開の【シャネル&ストラヴィンスキー】は、生涯愛した人は一人というボーイの死の前後から、ストラヴィンスキーと出会い、シャネルNo.5を生み出すまでを扱っている作品だそうです。
シャネルのミューズと言われるアナ・ムグラリスのゴージャスな容姿の映像も魅力的です。

シャネルは、「シャネラー」という言葉ができたほど、今も不動の人気ですが、映画を観に来ていた方たちは、意外にも年齢が高めの方が多かったです。それは、この映画が、恋愛を軸にした伝記ドラマだからでしょうか?
けれど、今も尚人気なのは、その当時は画期的なデザインだったファッションが今も古さを感じず、それを受け継いだカール・ラガーフェルドやスーパーモデルたちの功績もあるのだろうと想像し、品格という言葉を思いました。

きっと、これからもシャネルは、エレガントさを失わず、時代に即した成長を成し遂げていくのでしょうね。
映画は、そういう意味でも、感じることの多い作品でした。




黒木メイサちゃんを初めて見たのは、いつだったでしょうか?
とにかくその時の第一印象は、年齢にそぐわない、雌豹のような眼力があり、美貌も相まって、魅力的なコだなぁ〜と思いました。

初めて映像で、演技を観たのは、二宮和也君主演の「拝啓父上様」というドラマでした。無口でつかみどころのないパティシエという役どころ。
不思議な存在感がありました。

彼女、デビューは15歳の時のつかこうへい氏の舞台なんだそうです。
芸歴は今年で5年。

その後、しっかりとした演技で、「風のガーデン」では難しい役どころをこなし、倉本聡さんからは、絶賛されたそうです。相当な惚れ込みようらしいですよ。

その彼女が主演をするバレエの映画作品が公開されるというので、このところ少し遠ざかり気味だった映画鑑賞なのですが、どうしても観たくて行ってきました。

踊りモノが結構、好きです。

お顔や姿が美しいだけでなく、バレエもできるのか!!とその才能に嫉妬さえ覚えましたが、経験はまったくなかったそうです。

6カ月、一日6時間の稽古をして、最後には”ポワント”というバレエではもっとも難しいとされているつま先立ちもできるようになってこの映画の撮影に挑んだそうです。

なんでも、彼女、沖縄のアクターズスクール出。ヒップホップやジャズダンスは経験があり、将来インストラクターになろうと考えていたほどだそうです。

とはいえ、共演の桃井かおりさんからも彼女の頑張りには、エラく感心されたほどだそうです。
桃井かおりさんも若い頃、バレエでロンドンに留学していたのは有名ですね。
美しいデコルテと腕のラインは、経験者のからだつきです。映画では、脇で、イイ存在感でした。

最近、ガレッジセールのゴリさんが映画を創ったそうですが、沖縄出身者が多数出演しているそうです。
その同郷のまとまりも羨ましい気がしますが、最近の沖縄パワーは、芸能界に影響力が大きいような感じがします。

映画、とてもヨカッタです。
監督はリー・ーガイ氏で制作はビル・コン氏すから、演出やロケーション、美術が違います。
踊るということの厳しさも伝わってきますが、容姿が良く、踊る姿に華のあるメイサちゃん、素敵です。

冒頭のシルビィギエムのパクリの 『ボレロ』、オーディションでの 『ラ・バヤデール』、ラストのコンテンポラリー、彼女のキャラにぴったりの構成でした。

そうそう、この美貌。
お爺さんがアメリカ人のDNAということです。
ヤッパリ。

さて今日この映画は、700円で観ました。
先日【マーリー】は 『夫婦50割』を利用して一人1000円。
本日は、新宿の安チケット売り場で株主優待券というのをゲットをいたしました。
最近この手のチケットを売買するのが多いために、以前は一枚づつだったものが、切り離し無効のものに変わったらしく、このチケットは、条件付きで、二枚あったそれを、2000円という保証金を払ってまず買い取り、映画館でもぎられた後、残りの表紙付きの一枚返却し、1300円が返金されるというものでした。

最近はシネコンが流行りですが、事前予約可能なのはナイスですけれど、チケット売り場に並ぶことを考えたら、ひと手間、なんでもなかったです。
映画の上映時間をチェックして、30分の余裕をみて新宿西口下車。⇒軒を連ねる西口格安チケット売り場を何軒かのぞき、購入。⇒映画公開中の歌舞伎町ミラノ座へ。映画終了後、⇒残りのチケットを帰り際、返却でした。
映画の日やレディスデーもイイですが、こんな裏ワザを使って、映画代、節約できます。

そうそう、最後に…。
黒木メイサちゃん、8日にアルバムデビューだそうです。
ネットでPV観ましたが、ダンスはもちろんですが、彼女の魅力と才能が、めいいっぱい感じられる仕上がりでした。




写真は我が家の愉快な犬 『甘夏』 もうすぐ2歳ですが、このコを迎える事になった【マーリー】 [世界一おバカな犬が教えてくれたこと]の映画を、今日、観てきました。

2年前、我が家には、甚兵衛という、フラットコーテッドレトリーバーーがいました。
そのコが逝ってしまった時に出会ったのが、この映画の原作の本でした。

映画化されたニュースは、嬉しい驚きでした。
その日がようやく来て、けれどもその結末を知っているだけに、少し勇気がいりました。
実は今、甘夏の姉妹が、限られた犬生を過ごしているからです。
でもそんな時だから、そのコが少しでも元気な時に、そして、何かあった時は、観にいけなくなると思って、公開2日目の今日、観にいきました。

原作を読まれてない方には、もしかすると、その成長の過程のスピードについていけなくなるかもしれません。
でも、この物語は、単なる犬の映画ではなく、犬とともに成長した家族の物語なので、原作に忠実にマーリーとその家族の様子が描かれています。

レトリーバーやラブラドールの性格をよくご存知の方ならば、とにかくその無邪気な 【マーリー】 の様子に笑みを浮かべるはずです。
大型犬を飼われたことのない方は、そのいたずらぶりにあきれるかもしれません。

愛犬家が、感じるたくさんのこと、毎日毎日はたいへんだけれど、人生を素敵にしてくれる「人間の最良の友」犬の存在、それを再認識させてくれる作品です。

ラストはかなりの涙を誘います。ハンカチを忘れずに…。

我が家の甘夏日記はこちらから
マーリーの本


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