三大どら焼きと言ったら、【亀十】【うさぎや】そしてここ【草月】さんなわけですね。
岸朝子さんがおもたせとして5つ星をつけた日から、列びの絶えないお店だそうですが、
1つ108円というコスパとクオリティの高さもあって納得なのでございます。

文句なく唯一無二のどら焼きの位置を獲得しておりまして、あ〜、食べたいなぁ〜と、願っておりましたらいただいてしまいました。
欲しいものは、言葉にしてみるものですね。

とらのように焼かれた生地は、黒砂糖と蜂蜜を使い仕上げたものです。
はぁ〜、さすがに岸先生、
「美味しゅうございます」
東十条 草月


先週の夕方、日本テレビの情報番組“news every“にチャンネルを合わせていると【山種美術館】のカフェで青山の菓匠【菊家】さんの上生菓子がいただけるという情報を耳にしました。
台所で用事をしていたので細かなところは判らず、その夜調べてみると、開催中の展示されている作品からインスパイアされた菊家オリジナルがいただけるとのこと。

これは行かねばと、会おうと言っていた友人を誘ってみたところ、彼女も人気の若冲作品の展示のこと、気になっていたらしく、すぐにOKの返事がもらえました。
実はこの私も、観に行こうと思っていた展覧会だったのに忘れていました。

【伊藤若冲 生誕300年記念 ゆかいな若冲・めでたい大観】

写真は、今回のテーマでもあることほぎ度たっぷりのその銘も『吉祥』のお菓子。
小林古径さんの扇面画“松竹梅“を題材にしています。

練り切り こし餡。

河鍋暁斉“浦島太郎に鶴と亀“の作品から
亀甲型はいかにも寿な
『ことほぎ』

柚子餡。

横山大観“心神“は富士山が描かれた作品ですが、作品に忠実に頭を雲の上に出しぃ〜♪の姿
『雲海』です。

菊家特製 黒糖風味大島餡入り きんとん。

若冲の描いた“布袋図“
ゆる〜い布袋様はおおきな巾着を担いでいました。
『招福』

練り切り 栗餡。

伊藤若冲 “恵比寿図“
笑う門に福来たりですが、若冲えびす、鯛を抱えておりまして、満面の笑み。
目出度い鯛は、釣竿と糸もあしらわれております。
銘は『えびす鯛』

杏入りの練り切り こし餡

お菓子だけ入手も可能なのですが、重要文化財である山種コレクションの速水御舟『名樹散椿』から名づけられたという【カフェ椿】もとても魅力的です。
コーヒーは、京都のスマート珈琲。抹茶は、今回、丸久小山園のようでした。

菊家さんのお菓子は、どれもが美味しくて意匠も素晴らしい!
招福の巾着の中身の栗餡、特に好みでした。

青山 菓匠 菊家


二、三日前のこと、わんこ知り合いサリーちゃんのママに食パン専門店【一本堂】の前で会いました。
サリーちゃんが天国へ行ってから、経堂を散歩することがなくなって、一本堂ができたこと知らなくて、列びを見て「人気なの?」と、聞いてきました。
「あら、知らないの?」と私。
そこから角食パンの話しになり、
「ペリカンって、知ってる?」と、サリーちゃんのママさん。
ペリカンはセントルベーカリーや一本堂ができるはるか昔、週刊文春で美味しい角食パン屋さんとして上位ランキングされていたところでした。
確か、松陰神社前のクドウさんが1位で2位がペリカンだったように記憶しています。

ご実家がお近くとかで、今度行った時に買ってきてもらう約束をとりつけ、
あげくのはてに、ついでに亀十さんで、どら焼きもとお願いしてしまいました。

昨日だったか?新宿高島屋の新聞折り込みに亀十の催事があるお知らせが載っていました。
浅草で買えなかった先週の思いがあったので、ココロが動きました。
しかし…。東京のデパ地下での人気商品の催事。恐ろしいんですよね。
やっぱりいつか、横浜にでも行った時か…。
と、思っていたところ、チャイムが鳴りました。

玄関に降りて行くと、サリーちゃんのママさんが亀十の手提げ袋を提げていました。
聞くところによると、並んで買ってきてくださったのだとか…。
そして、その後ペリカンに行ってくれたそうなのですが、すでに完売だったそうです。
恐るべし食パンブーム?
我が町経堂の一本堂さんも6時に行くと完売のことが多々あります。

箱の中身はこんな形です。

手提げ袋は歌舞伎色?。
渋いえび茶と緑と黒の亀甲、取っておきたい袋です。

サリーちゃんのママさんも、「うさぎやさんは?」と、聞かれましたけど、
私はこの下町っぽいプツプツと気泡肌の生地が好みなんです。
ママさんによると、小川という浅草にある店も、どら焼き、お薦めだそうです。

そして、この白餡なんです、亀十さんは♪

2015年7月以来でした。


願い叶って吉祥寺俵屋さんを訪ねることができました。
季節のうぐいす餅や桜餅にも心動きましたが、やっぱり上生菓子をいただきたかった。
あれこれ悩んで“二つ買い求めました。

あまりにも可愛らしくてこのこはすぐに決めました。
“春告げ鳥“

うぐいすですね。
色の濃淡が難しそうです。

練り切り製。
練り切りとは、
白あんに砂糖、山の芋やみじん粉などのつなぎの食材を加え、調整し練った練り切りあんを主原料とする生菓子を言う。
この白あんに色合いを付け、四季折々の植物や風物詩をかたどる繊細な細工をほどこし、祝儀や茶席で使う上生菓子が多い。(wikiより)

控えめな優しい甘さでした。

“東風(こち)“というまん中に羊羮を挟んだお品と迷ったけれど、こちらにしました。
「東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅の花、主(あるじ)なしとて春を忘るな」
菅原道真の歌を、センパイは知っていらして教えてくださいました。
今、まさに季節を愛でる句ですし、菅原道真公と云ったら梅。
これくらい知らんといけまへんなぁ〜。

俵屋さんは、歳時記に準じた菓銘で上生菓子を作っておられるようですが、
こちらの菓銘は、“下萌え“
早春、冬枯れの地面から草の芽が顔をのぞかせる様を云うそうですが、
これからは黄緑色や黄色が鮮やかになって、菜の花のようになるのでしょうか?

きんとん製。。
きんとんとは、
留学のため中国へ渡った僧が持ち帰ったといわれる「こん飩(とん)」からきたといわれます。あん玉や求肥を小さな芯として、練って裏ごししたそぼろ状のあんをまぶした御菓子のこと。(wikiより)
餡はこし餡でした。

上生菓子はきんとんやこなしの仕上げで腕前がわかるらしいのですが、
ある程度の固さがあるので、扱いがしやすいのでしょうが、とても柔らかいきんとんでした。

“あわ餅“
粟は雑穀の中で惹かれる素材です。

包装。

特にときめいたのは紐の印字。
こういうの日用の美と感じてしまいます。

お箱。

こんな様子で入っていました。
麦こがしがまぶしてあり、むちむちとした食感で懐かしい味がしました。

紙袋。
今では見かけることのない俵ですが、最近はお祝い事に贈るpresentにもなっているようです。
なにやら金運が上がりそうな印象もあります。

店舗。

武蔵野エリアに住まうスイーツ男子によると、こちらの和菓子は青山あたりの菓匠よりもイケてるとのこと。
私のNo.1はやはり絵日傘です。

絵日傘の記事


最近では気軽にこちらのくず餅と出会うことができますが、
私、好きなんですよねー、
450日間杉の樽に寝かせて自然発酵した小麦粉を蒸し上げたくず餅が好きなのか?
強めに焙煎した香り高いきな粉が好きなのか?
秘伝の黒蜜が好きなのか?
これは三位一体。
すべてがいいお味なわけですね。

あら、船橋屋の袋は、藤の模様だったと思いましたが…。

この絵に惹かれて3人家族なのに、特箱を買ってしまいました。
藤にたいこ橋、広重の名所百景の時代はもちろん木の橋でした。

元祖 くず餅、創業200年の歴史があるそうです。

蓋を開けると、船橋屋の心や頂き方が書かれたものが入っていました。
冷蔵庫は食感や風味を損なうので、おすすめしませんとのことです。

船橋屋のくず餅は、厳選した小麦粉の澱粉質を地下天然水を使用して15ヵ月もの間乳酸発酵し、じっくりと熟成するそうです。
そうして出来上がった最高品質の小麦澱粉は、澄んだ乳白色でヨーグルトのような香りになるそうですが、
消化を助け腸内をきれいに保つ乳酸菌の力を、私、存分に感じました。

人気の甘味処は行列、
度々ある神事の際は、天神様の周りにある支店も多くの人で賑わうのでしょうが、
この雰囲気を味わいたいですね。
販売コーナーはすんなり入れますし、老舗の雰囲気、味わえます。
船橋屋


お稽古にいらしているセンパイが予告してくださっていた『いちごの雫』

いただいて帰りました。

白くて半透明なもち皮に包まれたあまおう。

季節のいちごですが、
手作りなのであまり量産が出来ず、お一人様20個まで、という制限があるようです。

静花
03-3304-8718
東京都世田谷区上北沢4-13-8
http://tabelog.com/tokyo/A1318/A131809/13060032/


大好きなねえさんから、つぼにハマるお菓子をまた頂戴いたしました。
お住まいの吉祥寺にある俵屋さんの【絵日傘】というお菓子です。

ごめんなさい、
実は、このあまりにも昭和ないでたちに期待感はありませんでした。

でも、この印は好きですね。
俵屋というと、京都の高級旅館をイメージしてしまいますが、
こちら菓子司俵屋さんも古くからある御菓子処のようです。
安政二年(1855)京都で生まれた和菓子屋で、すでに150年以上の歴史があるそうで、
新た吉祥寺にお店を開いたのは30年ほど前だといいます。

包みを開けた図。ふたつ、はいっています。
きな粉の羽二重餅、美味です。

こちらの甘納豆も甘すぎずふっくらしたお味でした。

上生菓子も他の御菓子もたくさんあるようなので訪ねてみたいと思いました。

御菓子処 俵屋
住所 武蔵野市御殿山1-7-7
営業時間 9:40〜19:00
定休日 月曜日
TEL 0422-49-5671


【wagashi asobi】のこと、テレビの番組で観ていたのか?訪ねてみたいと思っていたんですね。
それで、いつか行けるようにとスマホにアイコンを残していました。

それから随分と日にちが経ったある日、センパイから私が好きそうと、最近の和菓子事情がJALの機関紙に載っているとの情報をいただきました。
それが【AGORA】であることはわかったのですが、WEBでページをみることはできずにおりました。
その中に【wagashi asobi】の名前があったのですが、またある日、
センパイのおネエさまと会う機会があった時に思いがけずその【wagashi asobi】の品をプレゼントしていただきました。

アイコンは残してありましたが、よくよく見ることもせずにいたものですから【wagashi asobi】が【雅庵】や【higashiya】のある中目黒にあるものと思い込んでおりましたが、実際は、東急池上線の長原にあることを、今回行くことに決めて気づきました。
またもう1つの思い違いは、【wagashi asobi】で扱う商品は、驚きですが二品であること。

その内の一つが『ドライフルーツの羊羹』です。
決して華美でない包装。
経木に焼き印。
このいでたちからなんとなくこの【wagashi asobi】さんのスタイルが伺えるような感じがします。

ホームページを良く見てみると、このケーキ型のような箱に羊羹を流し込むようですが、あまりにもシンプル過ぎて、ジャケ買いが多い今のお洒落さん達に支持されるのかな?などと感じてしまいましたが、逆にこのシンプルさがお洒落に感じるのかとも思ったりしました。
あぁ、でも和菓子の世界にはまだ、若い人は魅力などないのかな?
でもこちらのお品、若い人に人気の【ディーン&デルーカ】で取扱いがあるようなこと聞いたことがあるような気がします。
そうかぁ〜、最近はネット販売だけでなく、そういった食のセレクトショップでの販売網もあるわけですね。

羊羮断面です。
原材料には、小豆、砂糖、黒糖、ドライフルーツ(イチジク、苺)胡桃、寒天、ラム酒とあります。
確かにラップフィルムを外した瞬間、ラム酒の香りが漂いましたが、羊羹にラム酒ってどうなんですか?…。

ラム酒、ありでした。
北海道産小豆100%のきめの細かいこし餡、沖縄県西表島の黒糖、実が大きく柔らかいトルコ産のイチジクは使用と厳選された材料を使ったということも伝わりました。

ただ【wagashi asobi】さんの理念の通り、これはコーヒーや紅茶、ワインに合う羊羹なんだと思います。

こちらは取扱い商品の『ハーブらくがん』の薔薇。

売れ筋は?とお聞きしましたら、「ローズマリーですが、今特別に薔薇があります」とのことでした。
新緑近くになると、南高梅が作られるようです。

通常は、ローズマリー、ハイビスカス、カモミール、抹茶、苺、柚子の6種類の販売。

お店ではなくアトリエ。
こちらでこだわりの二品を提供しているのですが、うかがって感じたのはそこが木工所のような佇まいで実験室なのかな?ということ。
ただ、扉を開けたらラム酒のいい香りがしていましたっけ。

【wagashi asobi】さんのことよく知らずに伺いましたが、
ホームページの私たちのことのページののフォトアルバムを拝見すると、ユニットとして依頼を受けての和菓子作りもなさっているご様子。
京菓子風の練りきりの手仕事、繊細ですし、アイスキャンディ風の和菓子も面白い。
しかし、こういうアプローチもあるんだなぁ〜と感心しました。

和菓子というとお茶、お茶というと茶道、茶道という家元みたいな構図をイメージしがちです。
やはり、一子相伝だとかその世界のお約束や和の目で見る美しさや季節感、そういうものは大事だと思いますけれど、こういうのもありなんですね。
お茶の世界にも新しいものを取り入れて楽しんでいる方がたくさんいらっしゃいます。
利休さまが、ふのやきをお茶菓子になさったり、楽茶碗を作らせたり、きっとそれは当時アバンギャルドなことだったんですよね。

先の中目黒の【higashiya】さん。
広尾に続き今では銀座にあり、超人気店で、それは季節を愛でる和菓子ではなくてもスタイルとして和菓子で人の心を虜にしていて、11月に行われる銀茶会では早々に茶券が終了になるほどの注目度です。
ここからもしかしたらお茶とご一緒にの和菓子の立ち位置が変わってきているのかもしれませんし、和菓子も世代交代で新しい波がやってきているのかもしれません。
老舗の虎屋さんだって、羊羹のチョコレートをバレンタイン商戦に作っていますから…。
時代と共存して、古いものも新しいものもどちらともうまく取り入れる、存続にはアイデアありきなんですね。

higashiyaさんのお菓子、2007年5月お稽古でいただいていました


いつもいつもお心遣いをいただくセンパイにお年賀を頂きました。
お母様の故郷島根県津和野のお菓子『やまかげ』

その 1 熨斗紙のかけられたお箱。

その2 熨斗紙を外したお箱。

その3 箱を開けた姿。

その4 添えられた栞。
こういうのに弱いのです。
私のハートをきゅんとさせるツボ、センパイわかっていらっしゃる。

その5 袋を開けてみました。
どら焼きのようですが、

挟まれた餡は白。
材料を見ますと大手亡豆。白いんげん豆のことだそうです。
その大粒の豆がそのまま餡の中に潜んでいて、いい食感。
餡は私、白派なんで、これ、大好物な品です。

皮はカステラの生地だということで、砂糖の他にみりんが入っているようです。
また、クレープのように薄く焼き上げてあって、これは初めての出逢いです。

つわぶきの生い茂る里を津和野と名づけたと古記に見えます。
山城のやまかげに群生したつわぶきを思い浮かべながらこの菓子をつくりました。
鄙びた姿形ではございますが、アンコには一入心いれております。
とは、説明書きから。

女性週刊誌の47都道府県、有名人の選ぶお菓子にも入っているそうです。

もう一品は同じ藤村山陰堂の『源氏巻』
『やまかげ』と同じ生地で小豆のこしあんを巻いたあんまきです。

その1 包装紙。
『やまかげ』と同じですが、このノスタルジーな和の美にときめくんです、ワタシ。

その2 包装紙を外した姿。

その3 竹皮を模した包装紙に包まれて、エージレス入りでパッキング。
銘々皿の写真は、4等分の図です。

島根県、なかなかご縁のない場所ですが、津和野、まだまだ美味しいお菓子があるのでしょうね。
センパイ、またご存じの菓子ワールド、ご伝授お願いいたします。
今回もありがとうございました。そして、ごちそうさまでしたm(__)m

山陰の小京都 津和野


12月、迎春菓子を物色しに行くと、年末には特別に各地から新春のお菓子がやってくる情報を得ました。
ウェブで情報は見れるとのこと。
高島屋 銘菓百選
それを見て皆さんに意見を求め、電話予約することにしました。

嘯月 迎春羊羹 「初花」 1棹 4,200円
京都へ出掛けた時は、紅葉の季節で多忙のため、電話予約お断りされてしまいました。
そのため、未練がありました。
皆さんを引き込んだ形になりましたが、嘯月さん、東京ではこういう機会でしかいただくことができません。
有り難いことに同志は、お正月だからと快諾してくれまして、16本中、12本目で予約完了することができました。

しかしこのお値段、虎屋さんの【夜の梅】よりもお高い!
しかも、お日持ちは10日だと言います。

初花の花は春を待つ紅梅?
新春にふさわしい色に染まっていました。
餡に使用しているのは白小豆。
豆の姿も見られます。

京都では、幻の羊羹と言われているらしいのですが、東京は京都に行かずとも、こうして入手が可能。有り難いことです。

その1 紙袋

その2 包装紙

その3 側面 抹茶茶碗ですか?

その4 箱。
よく見ましたら、包装紙を貼り付けたものでした。手仕事?

箱を開けましたら竹の皮に包まれたものがあり、三ヵ所が竹皮の紐で結ばれていました。
初花の文字、心動かされます。

日持ちするようにくるまれたものとは違います。
これが嘯月さんのこだわりなのでしょう。

しっかりとした固さがあります。
控えめで上品な甘さです。
寿ぎの新春に、このようないでたち、侘びた感じで惹かれます。

しかしながら嘯月さん、生菓子がとても名高く評判がよろしいので、次なる機会には絶賛のきんとん、いただきたいと存じます。

こちらは末富さんの花びら餅。
今日の初釜はこの2種の主菓子。

干支の申の箱に入った

梅花堂の讃岐和三盆でした。

そう言えばピンク色の羊羮を以前いただいたことを思いました。美濃正 初がつを


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