
「年神様」は新年の神様。
「年神様」にお供えしたおせち料理は家族揃っていただき、一年間の幸せと健康を祈ります。
黒豆は、丈夫健康を意味する「まめ」という言葉にかけて健康長寿の願いと「まめ」に暮らせますようにという願いが、込められているということです。
私にとって、毎年作るおせちの中で外せないのがこの【黒豆】です。
一年に一度のことなので、こだわっていることは、その材料を選ぶことです。
今年選んだ黒豆は、写真の品。
仕上がりを左右しますから、やはり丹波の黒大豆が、良いように思っています。
丹波黒大豆というのは、国内でも良作適地が限られる標高発祥の大粒で美味な極晩生種の「丹波黒」という品種名の大豆(黒豆)だそうです。
職人さんが手選りで仕上げたお豆さんは、粒形、色合い、食感、粒の大きさに秀でた逸品だということです。
いいお豆を使えば、仕上がりも、間違いありません。
今回の品は【飛切】という10,7ミリの粒サイズ、粒形、鮮度水分率の基準に合格したこの"小田垣食品"の『飛びきり』につけられています。
辞書によると、『飛びきり』とは、程度が群を抜いていること。
とびぬけてすぐれていること。だそうですから、頼もしい〜!
さて、作り方ですが、よく洗った黒豆をボールに入れ、この袋の分量250gに対して、砂糖200g、醤油25mlを加え、上からたっぷりのお熱湯をかけ、一晩置きます。
粗っぽいでしょ。
翌日、鍋に移し、火にかけます。
煮立ってきたら、紙蓋をし、中火で、5〜6時間、豆が指で潰れるくらいまで煮ます。
途中、汁が減ったら、かぶるより少し多めの水を差します。
柔らかく煮えたら、紙蓋をしたまま一晩置いて出来上がりです。
ふっくらとしていても、やや堅めが私の好みです。
今回も、このお豆さんのおかげで、合格の仕上がりでした。(^_^)v
- 2008.12.31 Wednesday
- クッキング・美味しいもの
- 00:42
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- by kisetsuomederu