私の植物への関心を膨らませてくださる師。
またまた、素敵なお花を教えてくださいました。
もう終りかけでしたが、一輪、写真に収めることができました。

【松本仙翁】 というお花です。

師曰く、このお花に出会いがないのよね〜と言っていたその日、二子玉高島屋のグリーン館で見つけたそうです。
花は、もう終りかけもあったのですが、翌年また楽しめると、その降ってきたような出会いに胸躍らせたといいます。
そのくらい、観賞用としての販売がないということです。

こんなことも言っておられました。
花の形が歌舞伎役者の松本幸四郎の紋所(四つ花菱)に似ていることからマツモトセンノウと名付けられたと…。

私自身は、前日、以前ブログで紹介した【もっと知りたい戦国武将】という本で、戦国武将たちの家紋について、ふふ〜んと思っていたこともあって、なんだか師と同じように呼ばれた感を抱きました。
この夏に出会った、忘れられないお花になりそうな、そんな予感でした。

庭園に植えられる多年草だそうです。
原種は阿蘇山の草原に生えるツクシマツモト(筑紫松本)であるといわれ、
京都・嵯峨の仙翁寺(せんおうじ)で最初に見いだされたセンノウ(仙翁)というナデシコ科の植物があり名付けられたということです。

九州の阿蘇に自生する花は、絶滅が危惧され、園芸店などで見られる花は、改良されたものだそうで、花色は赤、白、桃、縞花などが存在するそうです。

花径3cmほど。
花弁の先は細かく、不規則に切れ込んでいます。
ハート型にも見えます。
草丈は40cmくらいでしょうか。
結実した後に、種子を採取し蒔けば、翌年花が見られるそうです。



「東京駅」変わりましたね〜。
三菱一号館美術館をめざしていましたが、どうせ東京駅をアクセスするならば、構内に3月末にオープンした“エキナカ施設”【ecute(エキュート)東京】 に寄って行こうと思いつきました。
でも、私の知っている東京駅と違う。(^_^;)
まず「銀の鈴」が見当たらない…。
というよりも、あまりの変貌ぶりに、頭がぐるぐるしました。

すべて回るとは考えないで、テレビでスポットを当てていた、サウスコートへ向かうことにしました。
手土産にぴったりなものを集めたスウィーツ、デリ、雑貨等のショップが出店していました。

入ってすぐにある「ニッコリーナ」で、ひっかかってしまい、本来の目的を見失ってしまいそうになりました。
大好きな和雑貨の比重が高く、お買い物モードになりそうに…。。。

「つばめグリルDELI」でも、大好きハンブルグステーキがこんな弁当ボックスにぃ〜と、その可愛らしさにも足が止まりました。
つばめグリル世代のおじ様、8個のランチボックス予約をしてらっしゃいました。

さて、ぐるっと見て回ったし、と、思った瞬間。
あ〜あ、そうだった、この味を試してみたいと思っていたんだ。と、その存在に気づき…。
「あれ?行列必至じゃあなかったっけ??」「このくいらいなら、買いだな」と前4人のお客様の後ろに並び、待つこと2分。
Getしました。【室町 半熟カステラ】
他にも手土産にぴったりなキュートなキューブ型のカステラがありましたが、今日はコレ。

「ふわふわ」、「しっとり」、「とろ〜り」と、味わうほどに幾つもの顔を魅せるカステラだと聞いていましたけれど、見た目はベークドチーズケーキ?

上白糖、三温糖、和三盆糖の三種の砂糖と塩をきかせ、真ん中が半熟状に残るよう火加減を微妙に調整して焼き上げたと言いいます。

ねっとりしています。
賞味期限は購入日の翌日まで。
半熟ですからね〜。

想像と少し違いました。
私、幼い頃から、お菓子作りしていて、失敗も重ねているので、脳みその片隅に生焼けのケーキの味、沁み込んでいるようです。
その味、感触でした。

でも、同居する80歳の義母には好評でした。
その日、おすそ分けした60代、70代のご婦人にも…。

玉子の風味がプリンをイメージさせるのか?
黄味しぐれに近い和菓子の感覚か??
ソースのようなトロッとした口当たりは、新食感。
オールドエイジには、好評を得るお味のようです。


三菱財閥が密接な関係であったジョサイア・コンドル氏設計の丸の内最初のオフィスビルを忠実に復元したという【三菱一号館美術館】。
4月6日のオープンに日から、行きたい気持ちはあっても、なかなか足がむきませんでした。
この美術館がオープンするにあたってチョイスされたのは、「マネ」。
このところ、日本の古美術ばかり観ている私は、その印象派の絵に、心が揺さぶられず…。

最近、「龍馬伝」で、三菱の創始者、岩崎弥太郎氏にスポットがあてられ、同じジョサイア・コンドル氏が設計されたという古河庭園や旧岩崎邸は、はとバスのツアーにもなって人が押し寄せているといいます。
コンドル氏の作品の中でもっとも有名なのは、鹿鳴館ですが、残念ながら現存していません。
三菱一号館は、1894年に竣工した丸の内最初のオフィスビルで、丸の内にはこれに倣いと、煉瓦造の建物が続々と立ち並んだそうです。
しかしながら、1968年丸の内の高層化再開発が進む中で解体されそうです。なんとも悲しいお話です。
高度成長期の時代は、古き良きものを存続するという思考が欠如していたのでしょうか?
ヨーロッパでは、100年200年前の建造物が現存するのに…。

東京駅があまりに変わってしまい、地下にいては様子もわからぬと地上にあがって見ましたが、これまたランドマークの東京駅はすっぽりと布に覆われていました…。

確かこのあたりが三菱が立ち並ぶエリアと半信半疑ながら歩みを進めていきました。
私、お恥ずかしながら、丸の内ブリックスクエアなるもの、できたことも知りませんでした。
下の写真は、そのブリックスクエアですが、中庭が美しく、オープンテラスのカフェ、バターで有名なエシレのショップ、ロブションのパティスリーなどがあり、とても美しい、お洒落な空間でした。



イギリスのクイーンアン様式の外観を持つレンガ造の建築物は、COACHのブティックの前を通り過ぎるとまもなくありました。
昨日、20万人突破という煽りも受けてか、人気のようで、ご案内の看板を持つ係りの方々も忙しそうです。

  
夜間はライトアップされ、復元された明治時代のガス灯10基が点灯するそうです。
ココはどこかと、時間が止まったような感じが一瞬いたします。
チケット売り場、入り口は、この奥、上の写真、ブリックスクエア中心部にあります。
通路が狭く、チケット売り場がドラマチック。
映画に出てくるような、欧米の銀行窓口のような佇まいです。

雰囲気は一気に盛り上がりますが、このマネを公開するにあたってのスペースとして、いかがなものなのかという疑問が湧き起こります。

中はこんな感じ。
通路の廊下天井です。

三菱一号館美術館は、元々がオフィスビルとして設計されたものでした。
今ある美術館のような広い空間は少なく、小さい部屋がいくつも連なっています。
せめて、庭園美術館のような天井の高さがあったら、息苦しさもなかったかもしれません。
そもその絵画はこうした狭いスペースに飾られるものかもしれませんが、関連のエッチングや、写真が私にはうっとおしく感じられ、見て回るうちに、再現された、新しい暖炉や、設えが、チープに思えて仕方ありませんでした。

最初にエレベーターで三階に上がりましたが、順路で、階段を降りて2階へと行くように導かれています。
階段の部材が、保存部材を使われているようでした。これを見せたいが為か?
そう思うと、高齢者にはキツい階段を使わせる点についても、観る側の立ち位置を考えたものなのか?疑問に思いました。

作品自体を見せる照明や配置については、、“作品の保護”と“快適な鑑賞”という2つの条件を満たすため、2種類の光源を持つ最新の光ファイバー照明システムが使われているということが、充分に感じられました。
マネの作品の特徴である黒の美しさ、油絵が醸し出すリアル感が、美しく心に伝わってきました。

今回、最も印象的だったのは、「死せる闘牛士」でした。
この絵は大きなキャンバスに他に闘牛士や、闘牛が描かれていたそうです。
酷評をされたマネがそれを、上下2つに切断してしまったのだそうです。
そんなエピソードは違った冠がついて面白いものです。

もっとも注目されているベルト・モリゾが描かれた数点は、彼女の持つ魅力を感じられる作品たちでした。
小道具にもこだわったというマネですが、そのプロデュース能力は、絵の持つ効果をまさしく印象的にしているように思いました。

カフェ「Café 1894」
素敵です。
ここでお茶をする。
次回の課題です。
次回は三菱と岩崎家のコレクションということですが、どんな趣味をお持ちだったのか?興味がそそります。

また、このマネ展に、多くの貸し出しをした、休館中のオルセー美術館の作品たちが、新国立美術館では、「ポスト印象派」として公開中です。
生ゴーギャン、観に行きますか〜。


日本橋三越”菓游庵”へ行った際、買い求めたうちのひとつ。
日持ちするお品です。2週間以上大丈夫のようです。

ネーミングが可笑しい。
粋な【黒べい】 と、言います。

今日ではほとんどみかけなくなってしまった赤坂料亭街の黒塀。
そんな懐かしい情景を偲んで菓子にしました。
と、パッケージに書かれています。

赤坂もそうですが、神楽坂など坂の多い場所には、この黒塀が今でも見れるところがあります。
塀の向こうの神秘的な世界、本当に、粋な世界感が広がっているような感じがします。

♪春日八郎さんの お富さん♪
「粋な黒塀 見越し〈塀越しに見える松〉の松に婀娜(あだ)な姿の 洗い髪
死んだ筈だよ お富さん生きていたとは お釈迦様でも知らぬ仏の
お富さん」
この歌を知っていること自体、御歳が知れてお恥ずかしいですが、
歌舞伎の「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」と云う演目の
一場面を唄った歌なのですよね。


赤坂青野と言えば、高級なイメージで、この界隈の御用達菓子処として有名です。
看板商品のきなこ餅「赤坂もち」。
風呂敷包みのこのスタイルは青野さんが元祖だそうです。

このお菓子は、初めていただきました。
説明に、胡桃(くるみ)入りの黒糖カステラを羊羹で包み、グラニュー糖コーティングしたお菓子と書いてあるので、ぐにゃりとした食感をイメージしていました。
違いました。
胡桃入りのカステラは、香ばしくしっとりとして、こくのあるお味。
羊羹は、中のカステラとの相性を計算してあるようなソフトな食感です。
軽い甘さで、まぶしてあるグラニュー糖も、しゃりしゃりした食感が、アクセントになっています。

横が9cm。縦が3cmの一口サイズ。
お茶受けにもぴったりです。

気に入りました。


藤です。
ほとんど毎日歩く、犬の散歩道である、経堂、農大通り近くの緑道の藤棚です。

6月の初め、このブログでミモザの実をご紹介いたしましたが、藤のこんな姿を見るのは初めてでした。

5月9日は、藤の花はこんなでした。↓


フジ)というと、種類はいくつかあるようですが、日本では、一般に、ノダフジを指しているようです。
この名は、藤の名所であった、大阪市福島区野田にちなんでいるそうです。

新緑が目にまぶしい頃、山では時折、木々に紫色があることを発見します。
山藤です。
この山藤は、左に蔓が巻いているそうです。
だいたいが、他の木に巻きついて、その姿をアピールしています。

野田藤は右巻きだそうです。

マメ科の蔓性の落葉木本だということなので、一番上の実の姿は、当然といえばとうぜんの姿なのでしょうが、最近は鑑賞用として、花後、剪定することが多いので、実がならない場合が多いのだと推測します。


大きさは、さやいんげんの長さ。スナップえんどうの太さといえば想像がつくでしょうか?
産毛が銀色に光ってきれいです。

ポリフェノールが含まれ、食用にしていたこともあり、江戸時代には貴重な糖質として重宝されたそうです。
蔓もまた、雑貨や家具、布、紙の材料としてだけではなく、食物繊維が大量に含まれ、ポリフェノールの含有量は、69.8g/100gという多さで、お菓子の材料とし用いられ、生活習慣病の改善に有効な働きをするといいます。


魅力的な形態をしていませんか?


ここ最近ですが、シフォンケーキのスキルを積んで、型から上手にはずすことができたんじゃあないかというところまで来た感触がしています。

このことが、今まで巧くいかなくて、シフォンケーキを焼くということから遠ざかっていた私でした。

さて、では、どうしているかをコクッてみたいと思います。

その1…まず型を霧を吹くか、水で濡らしておき、生地を流し込みます。
その2…生地を流し込んだら、まずトン!と一回優しく、型を落とします。
その3…型の中の生地を、竹串などを入れて、ぐるぐると円を描きます。(2,3は気泡を潰すためデス)
この後は170℃に温めたオーブンで約30分焼きますね。

焼きあがりはこんなですね。
その4

それをすぐにこんな風に瓶にかぶせて逆さにします。
その5…放置の時間ですが、私は夜焼いたら、これを一晩置いて、翌朝、型から外します。時間にしたら、8〜10時間でしょうか?
その6…焼けたケーキの膨らみのてっぺんを優しく手で押さえます。
その7…下の写真のように、シフォンケーキ専用パレットナイフを使って、型から外します。
まずは側面から、上から下へ上下させるような気持ちで、そして優しく。続いて、筒の部分にパレットナイフを入れます。優しく型を押し上げ、型を外した後、底面にパレットナイフを横に入れ、かまぼこを板から外す要領で型から離します。
焼けたケーキを逆さにし、筒の部分の型を外します。

このパレットナイフを上手に使うことで、プレゼントしたいなと思わせるきれいなシフォンケーキが型から抜けるはずです。
 
シフォンのレシピは、http://blog.kisetsu-o-mederu.com/?cid=34746から入ってくださいませ。


三井美術館へ行きました。
20日で終ってしまう”徳川家康の遺愛品”を観るためです。
特別、徳川家康好きというからでは、ありません。
名古屋の徳川美術館に、行くチャンスもありません。
いつかは行きたい。でもいつのことやら…。
大好きな美術館なので、何やら期待もありました。
丁度良い広さ、私には、このくらいの展示が腹八分目。
頭の中もクリアで、一つ一つの印象も、観るという行為も丁寧にできます。

歴女では、ないので、甲冑やらにはさほどの興味はありません。
茶道具、これは、常に観てみたいものです。
どうなんでしょう?家康の遺愛品とやらは…。
豪華なものは、遺愛品ではなかったそうです。
茶人ではなかったともいいます。

展示で、理数系の人物であったことがうかがい知れ、意外でした。
その時に出会った本。
なかなか面白い本です。

以前、このpenブックスのシリーズで【茶の湯デザイン】というタイトルのものを購入しました。
持ち運びし易く、手に馴染む大きさですし、フォーカスが洒落ているので、気に入りました。

これもそうでした。
戦国武将というと、なにやら勇ましいのですが、
戦に挑むハードな面でなく、例えば宮本武蔵は、素晴らしい水墨画を描く文人だったとか、細川忠興は利休の愛弟子というだけでなく、多才なプロデューサーであった等々ソフトです。
このお二人に関しては、【細川家の至宝展】で、その作品や、蒐集、クリエーターであったことなど知りましたが、ふむふむと感じさせてくれる文章がいくつもありました。
譲立氏のコレクションの鍔などは、忠興の遺志を継いでいるように感じました。

旗印や家紋についてのページも面白い。
ミニマムに知ることができるので、茶道をたしなむ方、古美術がお好きな方、大河ドラマをお好きな方にお奨めしたい本です。 


ペンブックス もっと知りたい戦国武将。 (pen BOOKS)


お墓参りに行きました。
なんと!我が家から車で2時間。
場所は、埼玉県の森林公園です。

早起きして、渋滞を避けて行きます。
近頃はうちの子達のお散歩も兼ねて行っています。
おっとの運転で、義母、犬3頭を乗せて向かいます。

まずはお墓参り。
そーだ、でも、その後、森林公園に向かう前に、お昼時になるだろうし、
公園内では、ろくなものいただけないし、犬連れだから、外飯は、暑い最中、車でお留守番は無理だしちゅ〜ことで、お弁当調達を思いつきました。

そこで、以前、お墓参りに来た時に寄ったことのある、滑川町農産物直売所 を思いだしました。
お野菜の他、おばちゃん達が作ったという、お饅頭や煮物、お弁当があったはずでした。

義母とおっとは、上の写真の煮物と漬け物が付いた、上のまあるい焼きおにぎり3個のお弁当。
私はお赤飯を購入しました。

煮物は、絶品。かあちゃんの味です。
他に副菜として煮物だけも買いました。
ふきの煮物。サイコーでした。

焼きおにぎりも香ばしくって、美味い。

森林公園のバーベキュー広場で、ウチのコたちと一緒にお弁当Time。
のどかで、やさしい、時を過ごしました。

色々調べましたが、このお弁当を作っていらっしゃる【滑川ひまわり会】 、あまり情報がありません。
おまんじゅう、赤飯、おうどんの加工販売をしているということですが、もう少しPRしたらいいのにな。

そうそう、このおうどんも購入したんです。
帰宅してお夕飯にしました。
冷やしきつねにしました。
相当、イケました。

JA埼玉中央滑川農産物. 直売所
滑川町羽尾1348-1. 0493-56-2535. 火. 10:00∼18:00

この直売所で売っている、おじさんが漬けたしょっぱい梅干。
これもお奨めデス。
まっすぐなお味です。300円也。

お花も超破格なお値段です。


京銘菓、あじゃり餅。
日本橋三越の ”菓游庵”で、行った木曜日、その日の入荷の中から選んだお品です。

阿闍梨(あじゃり、あざり)
サンスクリットで「軌範」を意味し、弟子たちの規範となり法を教授する師匠のことであるそうです。
高僧を意味する梵語は、ācārya アーチャーリャ、
聞き覚えがありませんか?、

私は以前、イケメン星野圓道(えんどう)さんが、最大の難関とされる断食、断水、不眠、不臥(ふが)のまま 9日間も堂にこもる「堂入(どうい)り」を達成し、千日回峰の修行をされて大阿闍梨さまになられたということで、興味が湧いておりました。
あじゃり様とはなんぞや?
千日回峰とは??…と。

日本で阿闍梨と称される僧には、教授阿闍梨、伝法阿闍梨(でんぽうあじゃり)、七高山阿闍梨(しちこうざんあじゃり) 、一身阿闍梨(いっしんあじゃり) という方たちがおられるそうですが、
天台宗独特の苦行である千日回峰万行された、光永 圓道(みつなが えんどう)さんは、現比叡山無動寺谷大乗院住職となられた、七高山阿闍梨(しちこうざんあじゃり) にあたるようです。
生身の不動明王ということですよ。

お菓子ですが、この比叡山で千日回峰修業を行なう阿闍梨さまがかぶる網代笠を意匠化したものだといいます。
厳しい修業中に餅を食べて飢えをしのいだことにもちなんでいるともいいます。

満月さんは、江戸末期の安政三年(一八五六)の創業。
大正期に二代目当主が開発したこの 【阿闍梨餅】 で、名声を不動のものとしたそうです。

餅米をベースにして、氷砂糖や卵といったさまざまな素材を練り合わせた生地に、丹波大納言小豆の粒餡を包んで焼いた半生菓子です。
みかけが焼き菓子のようなので、洋菓子味かと想像してしまいましたが、しっとりとした皮がモチモチとし、餡の甘さと調和しています。

パッケージの裏には、
「冬季等に固くなりましたら、オーブン等で加熱していただくか、うす衣にて油揚げして頂くと格別の風味がございます」とあります。
次回は、試してみたいと思います。

満月さん

 
三笠山というどら焼は文明堂だったでしょうか?
こちらはトラ焼の 【みかも山】。
三井美術館に行った時は必ず立ち寄る、三越の”菓游庵”にて購入いたしました。

本日入荷をターゲットにいただいたことのないものを数点買い求めました。
この日、入荷の中に 【浅草亀十】 のどら焼があることを知りました。
どら焼の中では、ここの白餡が私的には、ベスト1なのですが、こちら 【みかも山】,なかなかやるなのお品でした。

栃木県宇都宮市にこの 【みかも山】 を作る雅洞さんはあるそうなのですが、月夜に浮かんでいた佐野市の東に位置する三鴨山の幻想的な風景を菓子に表現したそうです。
沖縄県産の黒糖と、栃木県産の蜂蜜を加え、風味豊かに仕上げた生地は、ふんわりとしています。
中の餡は北海道産の大納言を使用したつぶ餡で、控えめ甘さは、かなりバランスが取れています。小さな栗も入っています。
フワフワした食感のオーガニックな皮も表情があります。

先の亀十どら焼は、大きさもありますが、300円也。
こちらはその半額の150円。
地元では贈答品や手みやげに人気だというのもうなずけます。

大好きどら焼ランキングにはかなり高いポイントです。
覚えておきましょ。
 


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