7日、いただいた御菓子は、東京青山菊家さんの上生菓子でした。

毎回、期待を裏切らない菊家さんの御菓子は、今回、初夏の季節をその意匠でたっぷり感じるものでした。

写真はその中の 【清流】 という銘の上生菓子です。
『錦玉』 という、寒天と砂糖を煮詰め、冷やし固めたものでできています。
鮎がその中に泳ぎ、いかにも涼しげな印象です。

この御菓子は、菊家さんでも一押しのお品らしく、いくつかの雑誌で取りあげられて掲載されているものが、お店にありました。

いつもお着物姿で接客してくださる女性は、私が伺ったその日、藍染の浴衣姿、なんとも粋な着こなしで、いつかは私もあんな風にと思うのでした。

お店の目印、柳は新緑が美しい姿でした。



【枇杷】【紫陽花】【五月雨】
菊家さんの【福は内(お福)(枡)】【利休饅頭】
菊家さんの【水無月】【瑞雲】【青梅】
菊家さんの【花びら餅】
菊家さんの【雛祭りセット】【利休饅頭】



7日のお稽古、茶入荘と茶碗荘を習いました。

どちらも、濃茶のお点前で、茶事、茶会を催す場合に、茶入や茶碗が由緒ある品であったり、当日の連客中からいただいたものを用いた場合などに行なうお点前だそうです。
初座の床にあらかじめ荘ってあるので、客は掛物を拝見する際、茶入荘や茶碗荘であることを知り、拝見は手に取らず外見を見てとどめるのだそうです。

お点前中は、どちらも丁寧に扱うという所作が加わり、がさつな私はついついそれを忘れるのでした。(^_^.)

茶入荘の点前
茶碗荘の点前




今回も前回と同じお茶室でのお稽古でした。

床のお軸は、『一期一会』
茶花は、【春咲秋明菊】、【都忘れ】、【薄(ススキ)】
香合は、【福来雀】でした。

正式の茶の湯での軸と花は、同じ一室の出入りを繰り返すことでまったく違う雰囲気を構成するために、最初は軸物だけの床飾りで懐石をいただきます。
その酒食の後に生菓子をいただき、再度の席入りの際、軸がはずされ、床には簡素な茶花一輪で濃茶、薄茶の点前が始まります。
これを 「花床」 というそうです。
正式なお茶事に参加したことがないのでわかりませんが、沈黙のほの暗い茶室でのその演出は、格別な印象を受けるのでしょうね。

最近では、お茶会と呼ばれるお茶席では、ほとんどが軸と花とが飾り合わされています。
これを 「諸荘(もろかざり)」 と言うそうですが、炭手前も略されることが多いので、道具の中の香合だけを床の一隅に上げて置くのだそうです。
一見すると華やかですが、これはあくまでも略式なんだそうです。

お軸の 『一期一会』 ですが、一期は一生、一会は唯一の出会い。
茶席で同じ人々が会するとしても、今日は一度限りの茶会であるので、全身全霊で取り込むという気持ちの意味だそうです。
単に人との出会いだけではなく、時間や物、そして自分との出会いということ、どんな時にも心したいものです。

本日は横幅のものですが、千利休は一行ものを 「順礼の背中を見るような」 と嫌っていたといいます。う〜ん、なるほど〜。

茶の湯の軸が、普通の軸と違うところは、古人の書跡や手紙、和歌の類や、高僧たちの字(墨跡)、大徳寺の歴代や利休以来の千家の家元の字がもっとも尊ばれるところです。
鑑賞用には、インパクトが薄いようにも感じますが、茶の湯の諸々のお道具とのコラボレーションで、奏でる調べが印象深いものになるのでしょう。

さて茶花ですが、これにもルールがありました。
花は数え切れないほどありますが、茶の湯の席での茶花の基本は、炉は【椿】、風炉には 【草花】 ということになるんだそうです。
そして花入も、炉には 【やきもの】と言われる陶磁器の筒や壺。
風炉には原則的に 【籠もの】 を使うんだそうです。
鋳造ものは重厚感を、竹の花入れは、”わび・さび”を与える演出に、季節を問わず使えるということです。

利休の教えである「花は野にあるように」は、自然を表現するということであるのでしょうが、花の特性や表情を良く知った、経験豊かな茶人の力量でもあるのでしょうね。
茶の湯の道は深すぎます。

茶道・風炉・お稽古日記
稽古のお菓子
茶室を借りて




着物の整理、皆さんはどうしていらっしゃるのでしょうか?
私はほとんどを、たとう紙に入れてタンスに収納しています。
帯は、金糸、銀糸、プラチナ箔といった袋帯以外はそのままです。

そのたとう紙、本当は入れない方が通気のために良いと言われていますが、積み重なった着物を引き出すのが簡単にできるので使っています。
横着者のすることですね。(^_^.)

以前たとう紙を購入した、問屋街にあるシモジマというところに、メールで取り扱いがあるか聞いてみました。ネットショップはあるんですが、たとう紙は、扱っていないということでした。

で、新宿に出た時に都営新宿線に乗り、買いに走りました。
馬喰横山、目的がなければ縁遠い場所です。
でも、たとう紙を扱うシモジマさんのお店は、出口から1分もかかりません。それだけが救い…。

一番お安いのを買いました。これで充分なんです。
なぜって、私、それに写真を張り、裄、袖丈、袖幅、身丈の寸法を書き、おまけに着用した時の帯や小物、着る時の注意点まで、書き込んでしまうからなんです。

こうしておくと、用意する時に便利なんです。
私の着物は、お下がりや市、ヤフオクで求めたものも多くあるので、寸法がまちまちです。
なので準備は、その着物の寸法に近い長襦袢を揃えるところから始まります。

時代物などは、お袖が短かったり長かったりなんてことがあります。
また、裄が合わずに長襦袢が着物から出てしまうのは、居心地が悪いものです。
以前と同じコーディネイトを避けることもできます。
同じ着物でも小物で印象がずいぶん変わってきますから、こんな組み合わせもあるなという発見もあります。

さて、そのたとう紙、上の写真のL83cm.が、10枚で税込861円です。
そして、下の写真のM64cm.が、やはり10枚で税込819円。お安いでしょ。
破格のお値段だと思います。ネットでは、このお値段のところはありません。



安くていいのの、もう一つの理由ですが、紙が薄いほどいいのです。
お高いものは本体が厚い上に、中にも厚紙や薄紙が入っています。
これが通気を妨げ、着物のためによくないのです。
だからこれで充分なのです。

シモジマさん、パッケージ屋さんですから、たとう紙、これだけではありません。
ご紹介したタイプは帯用のSサイズもありますし、他の種類も豊富です。
私はLサイズは、着物。Mサイズは羽織を入れています。

草履は、やはり写真を撮っておいたり、ネットで購入したものは、お値段や寸法の参考にもなるので、そのまま出力して、箱にこんな風につけています。




東京近郊の方は、馬喰横山、行ってみてください。





楓の若葉は、雨上がりの散歩道、目に鮮やかに写ります。

6月のお茶のお稽古でいただくお菓子は、どんなものがあるのかと探しているところ、末富さんの【青楓】 が、写真に出ていました。
そういえば、このかえで、秋のもみじとは、違うのかいな?
そんな疑問が湧きました。

調べてみましたら、楓(かえで)と紅葉(もみじ)は植物分類上は同じなんだそうです。
ですが、楓のなかで特に紅葉の美しい種類を【紅葉(もみじ)】 と呼ぶ説があったり、盆栽や造園業の世界では、葉の切れ込みの数、具合によって呼び分けているとも言われているそうです。

まだ少し稚く淡い緑の若葉は、夏季に入ってからの呼称らしいのですが、青葉となってからは、瑞々しい緑の楓の印象は薄れていきます。
【青楓】 は、その若葉から青葉に移る頃の楓をさすそうです。
この時季の楓の若葉は、「青かえで」「若かえで」「楓若葉」などと呼ばれ、初夏の季語にもあげられています。

余談ですが、楓は、葉の形がカエルの手に似ていることから「蛙手(かへるて)」と呼ばれて、それが「カヘンデ」や「カエルデ」「カヘデ」と変わり、現在の「かえで」になったといわれているそうです。なるほど…。

英語では、楓も紅葉も 『メープル』 と呼びますが、瑞々しい若葉を 【楓】、秋の燃えるような葉を 【紅葉】 と呼ぶあたりは、いにしえの日本の美意識に、敬服するばかりです。

和菓子の世界では、お花を題材にしたお菓子が数多くありますが、葉を意匠するのは、この楓と松葉、数えるほどしかないかしら?
二つの顔をもつこの楓のお話、知っていると上級者を装えそうです。

お菓子は未定ですが、6月のお稽古には、下の写真のお懐紙を懐中しようと思っています。
これには、『青もみじ』 とありました。
京都では、【初夏のもみじ狩り】 として 『青もみじ』 のお奨めスポットがあるそうですよ。
『青もみじ』と言っても間違いではないようです。



衣替え、長襦袢も薄物になります。
そこで、長襦袢、自分で洗ってみました。

一昨年の世田谷のボロ市で1000円でGETした代物。
だめ元でいいやと思いました。

私の着物は、母からのお下がり、頂き物、市で求めたもの、オークションで落としたものがほとんどなので、寸法がまちまちです。
中には時代物の着物もありますから、袖丈がこれまたバラバラ。

また、半襟付けは面倒な作業です。なので、長襦袢はたくさんあるほどいいと思っていました。今もそうです。半襟の枚数、長襦袢があったらいいなぁ〜と。
そこで、長襦袢狙いでボロ市に出向き、裄だけはしっかり測って、自分にあうものを何枚が購入しました。
中には、刺繍半襟が付いているのに3000円で購入したものもあります。それもですが、意匠が大正ロマンぽいものもあって、かなりお得感を感じているものもあります。

購入したら、だいたい長襦袢の場合は、近所の呉服屋さんに丸洗いを頼むのですが、長襦袢って結構、お袖とかお裾が汚れるので、クリーニング代、ばかにならないんですよね。
たとえば、ユニクロのお品を買って、クリーニングに出すってちょっと考えますよね。それと同じです。まぁ、エコってこともありにして…。

で、お洗濯。どうだったかといいますと、問題ありませんでした。
逆にお袖の部分洗いとかできてさっぱりしたような気がしています。
ただ、若干、寸法が変わったかもしれません。

大体、着物は袖丈、裄を測っておいて、それに合わせて襦袢を選ぶのですが、背中心に襦袢の寸法を書いたリボンを安全ピンで留めています。それを見て測り直したら、少し違う気がしました。
でも、このくらいの縮み。私は気にしません。普段の着物ですから…。

正装用の襦袢はお奨めしません。
やはり、専門のところへ出すのが無難かと思います。

お着物関係のシルクは洗えない。そう思ってましたけど、普段用のしかもお値段激安品だったら、ぜんぜんアリですね。
もちろん、洗剤はお洒落着用中性洗剤、洗濯機はドライを選択してくださいね…。



写真の土鍋、ごはんを炊く土鍋です。
我が家、これを使ってごはんを炊いていました。
過去形なのは何故かというと、2日前、パコっと真っ二つに割れてしまったからです。
十字にひびが入っていたので、危ないなぁ〜と思っていました。
それでも役目、果たしてくれていました。

購入した時は、『土鍋ごはん』 がまだ世間では一般的ではありませんでした。
日本橋三越に、『雑誌サライ』 のショップがあってそこへ行って購入しました。
宝石よりも鍋釜好きの私への主人からの誕生日プレゼントでした。

以来、ご飯好きの主人もウチのごはんは美味いと言って喜んでくれますし、今の住まいに引っ越す際も、IHではなく、ガスにしたのは、この土鍋でごはんを炊くためでした。

浸水20分、強火で12分、蒸らし10分。
この土鍋は内蓋がついているので、吹きこぼれる心配もなく、張り付いて様子をみていることもないんです。
火を点けて、後はタイマーがぴぴっと鳴ったら、火から降ろせばいいんです。

土鍋は、底を洗ってはいけないといいます。
けれど、底、お水につけていました。
けっこう手荒に扱っていました。
でも、12年ももちましたからから、義母や夫に、元は取ったと言われました。

けれど、長きにわたり愛用した品をなくすのはさみしいことです。

同じものを買うのはなんだか癪な感じがしますが、使い慣れたものって、やはりそれはそれなりの良さがあるわけで…。
ちょっと、浮気心もありますが、かんがえ中です。

ネットで同じもの見てみました。

楽天ですと、デパートで購入するのと同じ価格です。
なんだかネットで買うメリットがない…。
Yahooを見ると、同じもの?と、値段の安さもあって、少し不安です。
「お安いのを買って、底が抜けた」との書き込みが楽天の方にあったので、よ〜く捜して検討したいおと思います。



6月は衣替え。
着物の世界では、結構こういうこと、きっちりしています。
色々決まりごとがあるようなんですが、まだまだ勉強中です。
ですが、やっぱり、それはそれで、守ってやりたいと気持ちだけ、思っています。

今日は早起きをして、時間に余裕があったので、6月のお稽古に着て行く着物の用意をしようと思いました。
着物は5月までの袷(あわせ)から単(ひとえ)になりますし、半襟、帯揚が絽になります。

この準備ができていないと、着付けもスムーズにできませんし、着物を着て行く日は何かと忙しないので準備をしておくと気持ちが楽です。

とはいっても、根っからのずぼらさんなので、夏休みの宿題をやらない子供状態で先送りにし、慌てることがしばしば…。

今回は初夏の単の装いなので長襦袢は、陽柳のものにしました。
後は当日、雨にならないことを祈ります。
入梅間近…。少し心配です。



以前、甘夏の鼻は危機を迎えていました。
ラブラドールや薄い毛色のコ、特有の現象でしょうか?
お鼻がささげ色になりかけていました。

そこで私が考えたのが、黒豆を食べさせてはどうかということ。

黒豆の皮の部分は、ポリフェノールの一種のアントシアニンという色素じゃあありませんか。
活性酸素を抑えてくれたり、血液をサラサラにしてくれるといいますが、なぜだか、白くなっていくお鼻の色素の退化を抑制してくれるような気がしちゃったんです。

そこで去年の暮れ頃から、朝食には必ず大さじ2杯くらいの量、せっせと食べさせていました。
我が家では、【シャトルシェフ】という魔法のお鍋があるので煮豆作りは超簡単です。
火にかける時間はわずか。後は保温容器にお任せです。

効果はいかがなものかと疑心暗鬼の毎日。

ところが、最近、お鼻、真っ黒になってきたんです。
上の写真は今年の3月8日、↓の写真が先日の5月23日です。



どうです。明らかに違いませんか?

実は最近、黒豆から黒小豆(くろあずき)に変えたのですが、もしかしたら、その効果かもしれません。
体重制限を厳しくなさっている方には、叱られそうですが、試してみるのも悪くないかと思います。

煮る時は300gを一気に煮ます。
保存のためにお砂糖も入れます。
なんでも食べる甘夏、このお豆のせいか、どら焼だって食べます。
お豆は傷みが早いので、これからは冷凍保存がいいかもしれません。
今まで瓶に詰めていましたが、空気に触れた途端すぐに悪くなりますから…。



今年の2月17日に悪性黒色腫と診断されてから、3ヶ月。
余命2ヶ月と告げられましたが、今もその癌と闘っています。

その日記、 【柚子の闘病日記】 をWEBに公開いたしました。

同じような境遇を抱えている愛犬家の方の励みになるでしょうか?
よろしかったらご覧になってみてください。


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