楓の若葉は、雨上がりの散歩道、目に鮮やかに写ります。

6月のお茶のお稽古でいただくお菓子は、どんなものがあるのかと探しているところ、末富さんの【青楓】 が、写真に出ていました。
そういえば、このかえで、秋のもみじとは、違うのかいな?
そんな疑問が湧きました。

調べてみましたら、楓(かえで)と紅葉(もみじ)は植物分類上は同じなんだそうです。
ですが、楓のなかで特に紅葉の美しい種類を【紅葉(もみじ)】 と呼ぶ説があったり、盆栽や造園業の世界では、葉の切れ込みの数、具合によって呼び分けているとも言われているそうです。

まだ少し稚く淡い緑の若葉は、夏季に入ってからの呼称らしいのですが、青葉となってからは、瑞々しい緑の楓の印象は薄れていきます。
【青楓】 は、その若葉から青葉に移る頃の楓をさすそうです。
この時季の楓の若葉は、「青かえで」「若かえで」「楓若葉」などと呼ばれ、初夏の季語にもあげられています。

余談ですが、楓は、葉の形がカエルの手に似ていることから「蛙手(かへるて)」と呼ばれて、それが「カヘンデ」や「カエルデ」「カヘデ」と変わり、現在の「かえで」になったといわれているそうです。なるほど…。

英語では、楓も紅葉も 『メープル』 と呼びますが、瑞々しい若葉を 【楓】、秋の燃えるような葉を 【紅葉】 と呼ぶあたりは、いにしえの日本の美意識に、敬服するばかりです。

和菓子の世界では、お花を題材にしたお菓子が数多くありますが、葉を意匠するのは、この楓と松葉、数えるほどしかないかしら?
二つの顔をもつこの楓のお話、知っていると上級者を装えそうです。

お菓子は未定ですが、6月のお稽古には、下の写真のお懐紙を懐中しようと思っています。
これには、『青もみじ』 とありました。
京都では、【初夏のもみじ狩り】 として 『青もみじ』 のお奨めスポットがあるそうですよ。
『青もみじ』と言っても間違いではないようです。



衣替え、長襦袢も薄物になります。
そこで、長襦袢、自分で洗ってみました。

一昨年の世田谷のボロ市で1000円でGETした代物。
だめ元でいいやと思いました。

私の着物は、母からのお下がり、頂き物、市で求めたもの、オークションで落としたものがほとんどなので、寸法がまちまちです。
中には時代物の着物もありますから、袖丈がこれまたバラバラ。

また、半襟付けは面倒な作業です。なので、長襦袢はたくさんあるほどいいと思っていました。今もそうです。半襟の枚数、長襦袢があったらいいなぁ〜と。
そこで、長襦袢狙いでボロ市に出向き、裄だけはしっかり測って、自分にあうものを何枚が購入しました。
中には、刺繍半襟が付いているのに3000円で購入したものもあります。それもですが、意匠が大正ロマンぽいものもあって、かなりお得感を感じているものもあります。

購入したら、だいたい長襦袢の場合は、近所の呉服屋さんに丸洗いを頼むのですが、長襦袢って結構、お袖とかお裾が汚れるので、クリーニング代、ばかにならないんですよね。
たとえば、ユニクロのお品を買って、クリーニングに出すってちょっと考えますよね。それと同じです。まぁ、エコってこともありにして…。

で、お洗濯。どうだったかといいますと、問題ありませんでした。
逆にお袖の部分洗いとかできてさっぱりしたような気がしています。
ただ、若干、寸法が変わったかもしれません。

大体、着物は袖丈、裄を測っておいて、それに合わせて襦袢を選ぶのですが、背中心に襦袢の寸法を書いたリボンを安全ピンで留めています。それを見て測り直したら、少し違う気がしました。
でも、このくらいの縮み。私は気にしません。普段の着物ですから…。

正装用の襦袢はお奨めしません。
やはり、専門のところへ出すのが無難かと思います。

お着物関係のシルクは洗えない。そう思ってましたけど、普段用のしかもお値段激安品だったら、ぜんぜんアリですね。
もちろん、洗剤はお洒落着用中性洗剤、洗濯機はドライを選択してくださいね…。



写真の土鍋、ごはんを炊く土鍋です。
我が家、これを使ってごはんを炊いていました。
過去形なのは何故かというと、2日前、パコっと真っ二つに割れてしまったからです。
十字にひびが入っていたので、危ないなぁ〜と思っていました。
それでも役目、果たしてくれていました。

購入した時は、『土鍋ごはん』 がまだ世間では一般的ではありませんでした。
日本橋三越に、『雑誌サライ』 のショップがあってそこへ行って購入しました。
宝石よりも鍋釜好きの私への主人からの誕生日プレゼントでした。

以来、ご飯好きの主人もウチのごはんは美味いと言って喜んでくれますし、今の住まいに引っ越す際も、IHではなく、ガスにしたのは、この土鍋でごはんを炊くためでした。

浸水20分、強火で12分、蒸らし10分。
この土鍋は内蓋がついているので、吹きこぼれる心配もなく、張り付いて様子をみていることもないんです。
火を点けて、後はタイマーがぴぴっと鳴ったら、火から降ろせばいいんです。

土鍋は、底を洗ってはいけないといいます。
けれど、底、お水につけていました。
けっこう手荒に扱っていました。
でも、12年ももちましたからから、義母や夫に、元は取ったと言われました。

けれど、長きにわたり愛用した品をなくすのはさみしいことです。

同じものを買うのはなんだか癪な感じがしますが、使い慣れたものって、やはりそれはそれなりの良さがあるわけで…。
ちょっと、浮気心もありますが、かんがえ中です。

ネットで同じもの見てみました。

楽天ですと、デパートで購入するのと同じ価格です。
なんだかネットで買うメリットがない…。
Yahooを見ると、同じもの?と、値段の安さもあって、少し不安です。
「お安いのを買って、底が抜けた」との書き込みが楽天の方にあったので、よ〜く捜して検討したいおと思います。



6月は衣替え。
着物の世界では、結構こういうこと、きっちりしています。
色々決まりごとがあるようなんですが、まだまだ勉強中です。
ですが、やっぱり、それはそれで、守ってやりたいと気持ちだけ、思っています。

今日は早起きをして、時間に余裕があったので、6月のお稽古に着て行く着物の用意をしようと思いました。
着物は5月までの袷(あわせ)から単(ひとえ)になりますし、半襟、帯揚が絽になります。

この準備ができていないと、着付けもスムーズにできませんし、着物を着て行く日は何かと忙しないので準備をしておくと気持ちが楽です。

とはいっても、根っからのずぼらさんなので、夏休みの宿題をやらない子供状態で先送りにし、慌てることがしばしば…。

今回は初夏の単の装いなので長襦袢は、陽柳のものにしました。
後は当日、雨にならないことを祈ります。
入梅間近…。少し心配です。



以前、甘夏の鼻は危機を迎えていました。
ラブラドールや薄い毛色のコ、特有の現象でしょうか?
お鼻がささげ色になりかけていました。

そこで私が考えたのが、黒豆を食べさせてはどうかということ。

黒豆の皮の部分は、ポリフェノールの一種のアントシアニンという色素じゃあありませんか。
活性酸素を抑えてくれたり、血液をサラサラにしてくれるといいますが、なぜだか、白くなっていくお鼻の色素の退化を抑制してくれるような気がしちゃったんです。

そこで去年の暮れ頃から、朝食には必ず大さじ2杯くらいの量、せっせと食べさせていました。
我が家では、【シャトルシェフ】という魔法のお鍋があるので煮豆作りは超簡単です。
火にかける時間はわずか。後は保温容器にお任せです。

効果はいかがなものかと疑心暗鬼の毎日。

ところが、最近、お鼻、真っ黒になってきたんです。
上の写真は今年の3月8日、↓の写真が先日の5月23日です。



どうです。明らかに違いませんか?

実は最近、黒豆から黒小豆(くろあずき)に変えたのですが、もしかしたら、その効果かもしれません。
体重制限を厳しくなさっている方には、叱られそうですが、試してみるのも悪くないかと思います。

煮る時は300gを一気に煮ます。
保存のためにお砂糖も入れます。
なんでも食べる甘夏、このお豆のせいか、どら焼だって食べます。
お豆は傷みが早いので、これからは冷凍保存がいいかもしれません。
今まで瓶に詰めていましたが、空気に触れた途端すぐに悪くなりますから…。



今年の2月17日に悪性黒色腫と診断されてから、3ヶ月。
余命2ヶ月と告げられましたが、今もその癌と闘っています。

その日記、 【柚子の闘病日記】 をWEBに公開いたしました。

同じような境遇を抱えている愛犬家の方の励みになるでしょうか?
よろしかったらご覧になってみてください。



ヤマボウシが咲き始めました。
みずき科なので花水木に似ていますが、ハナミズキは、新緑が美しくなって来た頃、桜のあとに咲き、終わってしまいました。

花水木と同じく、紅葉も綺麗で、実が生り一年中楽しめる花なので、大好きです。
その果実は熟すと甘く生食できてジャムにも加工できます。
標高の高いところでは、花水木の生育がむずかしいので、こちらの 【山法師】 が多くみられます。
写真は昨年撮影した山法師の果実です。



花の先端が花水木は丸いのですが、【山法師】 は 尖っています。
4枚の白い花びらに見えるのは包で、真ん中ある小さなものが花だそうです。

名前は、中央の丸い花穂を坊主頭に、白い花びらを白い頭巾に見立て、 比叡山延暦寺の 【山法師】 になぞらえた。ということです。
日本ぽいお話ですね。

中国名は 『四照花』 というのだそうです。
枝いっぱいに花が咲いたときの、四方を照らす様子を表現してるからだということです。



もうすぐ入梅する頃、この花が咲き始めます。
そういえば、沖縄は梅雨入りしました。

3年前くらいから気になっているお花です。
なんだか花の形が雅な感じがしています。
作り物のようでもあります。花芯部分が穴が開いているようで面白い。

目にする花の色、紫と白です。
ところがこのコ、実は咲き始めは紫、2〜3日後に減色して白くなるんです。
だから裏返して軸の部分を見ると白いコでも紫色をしています。

茄子科の花だそうですが、名前も個性的です。
番は外国、茉莉はジャスミンのことだそうですが、(う〜ん確かに…。ジャスミンティーは茉莉茶でしたね) いい香りがします。
花の大きさや香りの違いで、『匂番茉莉(においばんまつり)』 『大番茉莉(おおばんまつり)」 とバンマツリ属で分かれているようですが、見た目わかりません。

満開の時が、本当に綺麗。
紫と白のコントラストが美しいお花です。




写真は4月のお稽古と先日16日のお稽古でいただいた名古屋 【美濃忠】 の蒸し羊羹です。
ピンク色が 【初かつを】 小豆色のものが 【上り羊羹】 です。

この和菓子を知ったのは、確か3年ほど前だったと思うのですが、なかなかいただくチャンスに恵まれませんでした。
当時、東京では、手に入れることもできなかったのではないかと思います。
今は、新宿高島屋か日本橋三越で手に入ります。

なんせ、一棹って結構な量ですから、購入には勇気がいります。
しかも、この羊羹は、生菓子と同じ立ち位置で、消費期限は3日。
ですから、なかなかそのきっかけがつかめずにおりました。

で、5月25日までのこの期間限定のお菓子。
丁度、お稽古の時に、皆さんといただいちゃおう!と、ようやくの出会いがやってきました。

美味です。ぶるぶるしています。その食感、甘さ加減、絶妙です。
恐れいりました。
一度で虜になりました。

お稽古のお菓子という私のサイトでもご紹介しています。
【初かつを】
【上り羊羹】



16日、茶室をお借りしてお稽古したお点前は、【貴人清次】。

昨年、ドラマ 『篤姫』 の劇中で、井伊直弼に振舞われていたというお話を先生にしたところ、興味を持ってくださり、今度やってみましょと云って今回に至りました。

前回は 【貴人点】を教えていただきました。

■貴人とは■
官位の高い人のことを云うそうです。
日本でも戦前までは宮中を中心にして官位が定まっていて、明治憲法施行までは、一位から八位まであり、それに正、従があって十六階の階級があったそうです。
新憲法にも位階令があるのですが、華族の廃止によって、新たな叙位は追賜や昇叙だけになっているそうです。
現在、茶の湯では貴人と尊称するお方は皇族の方々の他には、世の中のために功績があって勲位を授与された方達のことをいうそうです。
そうした身分の高い方にお茶を差し上げる時の点前を 【貴人点】 というのだそうです。

■貴人点とは■
高貴の方に対しての作法で、昔は最も多く行われた点前だそうです。
一般的とはいえないお点前ですが、小習い十六ヶ条第一ヶ条で習事のうちに加えてあるそうです。
点前の格としては、これ以上のものも多々あるらしいのですが、心持をしては最高のものであるということです。
貴人にお茶をさしあげるのに用いる道具はすべて真新しいものを第一とし、古い美術的に価値の高いものよりも清浄なものがよいとされています。
茶碗は台にのりやすい天目の新しい物を木地の貴人台にのせて用います。
菓子器はすべて、足の高い高杯(たかつきが約束で、白紙を折ってのせその上に菓子を盛ります。
貴人に対して、濃茶、薄茶いずれも一人一碗がお約束で、菓子器の高杯も一人づつとします。

■貴人畳■
貴人がお座り頂く畳を呼び、神聖な場と認識します。
普段はこの畳に客が座ることはありません。

■貴人清次について■
「貴人清次」というのは、貴人に随伴のあった場合の貴人にもお伴にも茶を点てる作法で 【清】 というのは、貴人 。【次】(つぎ)がお伴のことだそうです。
貴人碗は天目のものを木地の台にのせて茶巾、茶筅、茶杓を仕組み、菓子も高杯に盛りますが、次茶碗は普通の茶碗ですが、茶筅は貴人の 【清】 が白竹に対して、【次】 は煤竹の数穂を用います。
茶巾は普通のものを使いますが、畳み方が特殊で、これを『千鳥茶巾』といいます。これを膨らみを手前にして茶碗に仕組みます。

貴人清次のお点前
貴人点


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