年に二回、コチラの方がお世話になっているのに、いつもお中元、お歳暮と頂き物をします。
毎年いただくのが、写真の 【丸山海苔店】 のお海苔です。
たぶん、もう12〜3年、いただいています。

ご存知ですか?
こちらのお店のお海苔。
ミシュランで三ツ星を獲得した、『すきやばし次郎』 さんを始め、寿司部門では、21件中12件がお得意さまなんですよ。

今年に入ってから、日本橋高島屋の 『味百選』 で見つけて「おお〜!」と思っていたのですが、2009年のミシュランランキングがされてから、その 『すきやばし次郎』 さんのお名前で丸山海苔店さんから商品化されているんです。

2008年秋には、サンジェルマン・デプレに、世界的建築家の隈研吾氏がデザインした日本茶専門店がオープンしたそうです。
とっても素敵!
お海苔だけでなく、最近は日本茶にも力を入れていらっしゃるようで、築地本願寺の斜め前にある喫茶と茶葉の店では、日本茶インストラクターと一緒にお好みの茶葉が選べるそうです。

最近は、こういった新しい試みが随分されているようで、海苔と云えば四切が定番ですが、丸山さん、上の写真のような新しいスタイルの商品も開発しています。

寿司屋さんに行って巻物を頼むと、開けたり締めたりする海苔の入った缶がありますよね。
その海苔専用の缶に手巻き用の半切の海苔が入っていて、ミニすしべら・すだれ・手巻きBOOK付で、なんだかとっても楽しい贈り物でした。

お味のほうは、これをいただいたら他がいただけなくなる…。ですよ。
ミシュランの星が付いたお店が選んだお海苔専門店ですから…。

丸山海苔店





【吉野間道】という、裂地をご存知でしょうか。
最近読んだ茶道にまつわる本で、その名を知り興味を持ったのですが、それには、また面白いエピソードがあったので惹かれてしまいました。

『間道』 と呼ばれる裂地は、縞織物、格子織物を呼んでいるそうです。
茶人に好まれた裂の一つの吉野織による 【吉野間道(よしのかんとう)】 と呼ばれる文様は、他のものと少し変わっています。
地を平織りにして、真田紐状の組織を格子風に織り込んだものなのです。

江戸初期の京都の蒙商、灰屋紹益の夫人吉野が「うちかけ」に愛用したと伝えられているのですが、その吉野夫人というのが、寛永三名妓のうちの一人、京、島原で名をはせた、吉野太夫のことだと言うのです。

14歳で太夫になり、和歌、連歌、俳諧に優れていて、琴、琵琶、笙が巧みであり、さらに書道、茶道、香道、華道、貝覆い、囲碁、双六までも極めたといいます。
それだけではなく、圧倒的な存在感を放つ美貌を兼ね備えていたそうです。

韓国にも才色兼備で、その昔、名を知れ渡らせた ”ファン・ジニ” という妓生(キーセン:芸妓)がいて、その方のドラマと映画を観ましたが、その美貌や才能の豊かさに大いに興味がそそられました。
日本にも同じような方がいらしたんですね。

けれど、色恋ご法度の茶道の世界でその名を聞くということは、意外でした。
それを超越した存在だったということなのでしょう。

馴染み客の中には後陽成天皇の皇子で近衛信尹の養子である関白近衛信尋豪商で、当時の文化人の一人である灰屋紹益がいたそうです。
その紹益に身請けされ、結婚したそうですが、身分違いの恋から考えられないことだと思いましたが、これには、恋物語がありました。

吉野太夫に魅せられた、灰屋紹益は、吉野と一緒に暮らすようになりましたが、紹益の父は、息子を勘当してしまったそうです。
ところが、ある日、この父親が、外出先で俄雨に合い、とある陋屋(ろうおく)の軒先に佇んでいると、美しい女性が、「お茶でも一つ差し上げましょう」と、声をかけてきたといいます。
そこで、言われるままに、上がってみると、侘び住まいながら、きちんとしており、何とも、心のこもったもてなし振りに、大いに感心させられた。
そこで、息子の親友でもある、本阿弥光悦に「いったい彼女は、どう言う人か」と、尋ねたところ、「彼女こそ、かっての吉野太夫だ!」と、言われ、息子の勘当を許し、息子、紹益の妻にしたと言うのです。

それほどまでのオーラがあったのだということなのでしょうね。

名物裂として、茶入の仕覆、古帛紗に珍重されている 【吉野間道】 ですが、この吉野太夫さんが残したものには、高台寺境内にある吉野太夫の茶室であるといわれている大円窓を 『吉野窓』 。
その 『吉野窓』 を、意匠されたという圓能斎好みの 『吉野棚』 もあります。

茶道とは、関わりが深いのか、「月は西 きみはひかしへ 明のあさ」 の自画賛はお軸として茶がけとして用いられたといいます。

朱門を寄進したといわれる京都市北区にある常照寺では、彼女を偲んで、『吉野太夫花供養』 が行なわれているそうです。
四月第3日曜日が定例だそうですが、吉野太夫のご供養と言うことで、寺内では墓前と仏前のお祀りや法話などの他、お茶席が設けられて点心など供せられ、島原の太夫さんのお練り行列が披露されるということです。

機会があったら、参加したいものです。



義母が去年、その存在を教えてくれたハンゲショウ。
その名や姿形に惹かれ、再会する日を待っていました。

7月の初めから中旬頃が見頃だといいますが、私のお散歩コースでは、くっきりと、梅雨の晴れ間に白さが映えて咲いていました。



【半夏生】 は、七十二候の一つ 『半夏生』 (はんげしょうず)から作られた暦日で、夏至を3つに分けた 最後の3分の1の期間ことを指すんだそうです。
夏至から数えて11日目の7月2日頃から、七夕(7月7日)頃までの5日間が半夏生とされていましたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっていて、毎年7月2日頃にあたるんだそうです。

農家にとっては大事な節目の日で、この日までに農作業を終え、この日から5日間は休みとする地方もあるんだそうです。
この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりしたそうです。

別名は、『片白草』 (かたしろぐさ)といい、『半化粧』 の名でも呼ばれているそうです。
葉の半分が、白くお化粧したようになる様は、その名の通りですね。

花期に葉が白くなるのは、虫を誘う必要からこのように進化したのではないか、といわれているそうです。
花が咲き終わると、白い葉の部分は色落ちして緑色になります。

東京では、野川公園でその姿が見られると新聞に載っていました。



昨日の 『なんでもお宝鑑定団』 の中で見た”斗々屋茶碗”に刺激されて、どうしても今開催中の”三井家伝来・茶の湯の名品展”を観にいきたくなりました。

斗々屋茶碗はありませんでしたが、質といい、量といい、お宝ぞろいでした。
大満足!
とにかく、状態もいいですし、消息や墨跡などの軸の表装の美しさには、とても惹かれました。
また、茶入れは、初めてみるような信楽のものや、形の面白いものがあり、興味をそそりました。

アクセスがし易い三井本館、アトリウム、駆け足で見た美術鑑賞でしたが、相変わらずの雰囲気の良い館内も、気持ちがよかったで〜す。


28日までということで、お着物姿のお茶人方、多くいらしていました。

斗々屋茶碗(ととやちゃわん)
…高麗茶碗の一種で、魚屋とも書きます。
斗々屋の名前の由来は、利休が堺の魚屋の棚から見出したからとも、堺の商人・斗々屋所持の茶碗からともいわれています。

斗々屋茶碗は、本手斗々屋と平斗々屋があります。

本手斗々屋は、椀形で、褐色の胎土に半透明の釉がごく薄くかかり、俗に「こし土の斗々屋」というように、土が細かく、肌には細かく鮮やかな轆轤目があり、腰の荒い削り跡腰に段がつき、竹節高台で、高台辺に箆削(へらけずり)による縮緬皺(ちりめんじわ)があり、削り残しの兜巾(ときん)が立っていて、その様子が椎茸の裏側に似ているので「椎茸高台」と呼び、特徴となっています。
素地は鉄分が多く、赤褐色にあがったものが多いですが、青みがかかったものは「青斗々屋」として上作とされています。

平斗々屋は、盞(さかずき)形で、高台は低く、胴は浅く、朝顔形に開いていて、平茶碗のような形をしています。



今年の水無月、私の心に刺さったお花です。
近所の空き地で咲くその姿に会って、成長の様子を眺めていました。

最初は、20cmほどでした。
最近になってなんとその高さは80cmほどになりました。


この 【キキョウソウ】、別名を 『ダンダンギキョウ』 と言うんだそうです。
そのいわれは、花の付き方が上から下に段々になって咲くからということです。

花冠の直径は12〜20mm程度です。
下から順次上に咲いていき、同時に5つぐらいの花が開いていることもあり、1つの花は4日ほど開いていました。
観察してみると、暗くなると花は閉じてしまっていました。

果実に種子が転がり落ちる隙間ができ、その様子を詳しく伝えるサイトがありましたが、とても神秘的でした。



本当は満開になったら投稿しようと考えていました。
ところが、このところの激しい雨に打たれ、満開の時を待たずにこうべが垂れてきてしまいました。

【柏葉紫陽花】 カシワバアジサイ。
昨年、私のハートをがっつり掴んでくれました。
水無月のマイブームでした。

普通、お花の種類は葉を見ればだいたい判るといいます。
けれど、この紫陽花の場合、葉っぱが柏の葉の形。
名前通りの柏葉です。
その名を知るまでは、なんのお花か想像もつきませんでした。

今年は近所の庭先でも多く見られました。
私のような方がたくさんいらしたのだと思います。

これは、そのマイブームのことを話した親友がプレゼントしてくれたもので、今年初めて花を咲かせました。

株立ちで白い八重の花がピラミッド状につきます。
咲き始めは中心が緑がかっていて、咲き進むと純白になり、花もちは良く、華やかな様子はかなり楽しめます。
円錐形の形は、成長時も支柱があるほうがいいように思いますが、激しい雨で水を多く含み、その重みで、傷んでしまいました。

秋は紅葉も楽しめるので、上手に剪定して育てたいと思っています。



信州で、今年初めて出会った野菜です。
その名を 【アイスプラント】 と言います。

『ソルトリーフ』、『バラフ』、『クリスタルリーフ』、『プッチーナ』、『ソルティーナ』 の名で商標登録がされていたり、販売されているそうです。

その名前からお察しいただけるかと思いますが、雫のような粒がきらきらと輝いています。
表皮に塩を隔離するための細胞があるため、表面が凍ったように見えることからその名がつけられたそうです。


食べてみると、レモンのような塩気を感じます。
プチプチした楽しい食感です。
食べ方としては、サラダ、野菜炒め、玉子焼き、八宝菜、カレー、シチューの具材とありますが、天然の塩気があるので焼き魚や肉料理の付け合せとしてもいただくのもいいかと思います。

フランスでは、料理の食材として注目されているんだそうです。
ヴィジュアル的にも美しいので、お皿の上でお洒落な演出ができそうです。

育てても楽しそうです。
エアープランツみたい…。



6月16日は 『和菓子の日』 なんだそうです。
国内に疫病が蔓延したことから、仁明天皇が承和15年(848年)のこの日に、菓子や餅を神前に供え、疫病の退散を祈願して、元号を 『嘉祥(かじょう)』 と改めたことに始まったと伝えられているそうです。

【嘉祥の祝】 は御代田天皇の御代から室町時代へと受け継がれてきたそうですが、江戸時代になると 「健康と招福」 を願う行事として、この日に嘉定通宝16枚で菓子を求めて食べる風習が広がり、 「嘉定喰」 と言われ、欠かせない年中行事になったといいます。

その 【嘉祥の祝】 を現代に蘇らせたのが 『和菓子の日』 ということなのだそうです。

先日和菓子を買い求めた菊家さんで、日枝神社で厄除招福のご祈願された御札をいただきました。

この日枝神社では毎年6月14日に古式神幸が巡行します。
この本祭を挟んで11日が表千家、16日が裏千家、それぞれ家元による献茶式があるそうです。
両千家の出張所があるこの地は、神社の氏子地ということもあっての儀式なのだといいます。境内には小さな茶園もあり、新茶の奉納も狭山茶業の人たちによっておこなわれるのだそうです。

日枝神社は江戸城の鎮守社。
【嘉祥の祝】 が再興されて、『山王嘉祥祭』 と名づけて全国和菓子協会の奉賛によって始められ、”茶と菓子のまつり”となったということは、そんな理由があったんですね〜。

その日枝神社の茶会に行かれたそこで行なわれた方が、いらっしゃるのでご紹介させていただきます。
”茅の輪くぐり”という厄祓いも体験されたそうですよ。

写真は、昨年いただいた菊家さんの ”水無月”です。




『生水羊羹』。
その”生”の字に惹かれて、青山桃林堂さんへ走りました。

桃林堂さんの御菓子はそのタイニィなキュートさが魅力ですが、この水羊羹もご多分に漏れず、やはりキュートないでたち。

4cm角位の大きさでしょうか。
紫色のデザインのものが、小豆、242円。
緑色のデザインのものが、抹茶、273円、お求め安いお値段です。

上の写真、わかるでしょうか?
紐を解いて蓋を開けると、折られた箱に流し込んだ水羊羹が現れるんです。
だから、広げたとき、四隅に三角状のものが張り付いています。

お味、”生”です。
ぷるん、つるん。

箱ごとお客様にお出しするのが良さそうです。
お皿に取っていただきましたが、ちょっぴり横流れしてしまいました。
箱ごとお出ししたほうが、サプライズもありかもです。



上野谷中にある桃林堂さんは、外観もお茶をいただけるスペースも風情がありますが、青山店は表参道の駅を上がってすぐ。
名物”小鯛焼”も大好きですが、この生水羊羹も夏の定番になりそうです。
また、買いに走りましょう。

そうそう、水無月の銘の菓子が並ぶお会計のカウンターには、葉しょうがの砂糖菓子がありました。
この時期だけの限定品だそうで、来年はぜひに食したいと思うのでした。

桃林堂さんの【生菓子】【崋山饅】【小鯛焼】
桃林堂さんの【黄味しぐれ】
桃林堂さんの【桜餅】



7日、いただいた御菓子は、東京青山菊家さんの上生菓子でした。

毎回、期待を裏切らない菊家さんの御菓子は、今回、初夏の季節をその意匠でたっぷり感じるものでした。

写真はその中の 【清流】 という銘の上生菓子です。
『錦玉』 という、寒天と砂糖を煮詰め、冷やし固めたものでできています。
鮎がその中に泳ぎ、いかにも涼しげな印象です。

この御菓子は、菊家さんでも一押しのお品らしく、いくつかの雑誌で取りあげられて掲載されているものが、お店にありました。

いつもお着物姿で接客してくださる女性は、私が伺ったその日、藍染の浴衣姿、なんとも粋な着こなしで、いつかは私もあんな風にと思うのでした。

お店の目印、柳は新緑が美しい姿でした。



【枇杷】【紫陽花】【五月雨】
菊家さんの【福は内(お福)(枡)】【利休饅頭】
菊家さんの【水無月】【瑞雲】【青梅】
菊家さんの【花びら餅】
菊家さんの【雛祭りセット】【利休饅頭】


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