6月9日に知り合いのところで収穫させていただいた青梅、翌日、よ〜く洗って、実を傷つけないように竹串などを使ってへたを取り、一晩水に漬けておきました。
半分はジャムに。
残りの半分は、ちょっぴり青いけど梅干を作ることにしました。

この水に漬けて皮を柔らかくするという作業。
聞くところによると、冷凍をするという方法もあるらしいです。

さて、ジャム作りですが、
水に漬けておいた梅は水気をきって鍋に入れ、新しい水を加え中火にし、沸騰してから、10分ほど茹でます。
(このお湯は捨てずにとっておいて、木綿や絹、麻などの布をコトコト煮て沁み込ませ、乾かすと艶ぶきんという家具などの光沢を出すために用いる布巾ができるそうです。梅ぶきんともいいます)

この後、再びたっぷりの水につけ、冷ましてあくを抜きます。
これを何回か繰り返すと梅の苦味や酸味が和らぐということです。

種を取り除き、鍋(ホーローやステンレス)に入れ、梅500gに対して200gの砂糖をまぶし、中火にかけ木ベラでかき混ぜながらトロリとなるまで、10分ほど煮て弱火で仕上げます。

出来立ては顔が曲がるほど酸っぱかったのですが、日にちが経つと馴染んでまろやかになります。
まぁ、普通のジャムに比べると酸味は強いですが、なんだかカラダにイイを感じます。

煮沸した瓶に入れ、冷蔵庫で保管します。

 
翌日に植木屋さんが来て、庭木の剪定を行なうという知り合いのウチで、収穫しないというのでもがせていただきました。
このウチは白梅、紅梅ともに咲いて、5月の中旬くらいには、可愛い実をつけていました。
大きくなる過程を見ていたので、その実り、ただ切られてしまうのはしのびない思いでおりました。

家主にお願いすると、どうぞ持っていってと…。
脚立までおかりし、青梅獲りに燃えました。

意外に、簡単にもげ、みるみるレジ袋はいっぱいになっていきました。
2本の木から4〜5キロは収穫できたと思います。

写真は、1日経過してしまったものなので、やや鮮度が落ちています。
もぎたては産毛がピカピカと光り、柔らかな緑色も鮮やかでした。

かなりの収穫できましたが、真ん中へんは手が届かずでした。
しかし、翌日、植木屋さんがきちんともいでくださったそうです。

やや小ぶりではありますが、安心の無農薬。

さて何に形を変えましょうかぁ。

この時期、湿度が高くなり、からだがダル重ですが、梅干を摂取するとクエン酸の効果で、とてもイイと聞きます。
先人は、季節の収穫を、日本の風土に合わせて、食す。
そんな工夫をしていたのですよね。きっと…。


茶道をたしなむ方にぜったいオススメの品です。
 
先日、【細川家の至宝】を観に国立博物館へ行った時に出会いました。

雑誌penが単行本になったシロモノです。
このところ、書店に立ち寄る時間がないものですから、全く知りませんでした。
シリーズで、何冊か出ているようです。
この他に興味をそそったのは、【千利休の功罪】 というタイトルのもの。

この本は、Penで大好評だった「茶の湯デザイン」の1+2を再編集、大幅増補した完全保存版だそうです。

商品の説明から抜粋しますと、
受け皿となる茶室空間から、しつらえの代表格である花、茶碗、茶器、茶杓といったさまざまな道具、
果ては懐石や菓子、当然、抹茶まで。
茶の湯という文化を構成する要素、その魅力のひとつひとつを広く、かつ狭く、デザインの観点から可能な限り解きほぐして味わいつくすこと、それが本書の目的である。
そうです。

確かに、かなり掘下げていますし、視点が淡交社的でないところがイイです。
歴史ある伝統文化ではありますが、新しいものの考え方、捉え方で、本は編集されています。

老若男女に触れていただきたい本です。
茶の湯の接し方が、いい意味で刺激され、変化するような気がします。

余談ですが、美術館へ行った時、必ず覗くのがミュージアムショップですが、この本に出会った国立博物館は専門書の数が凄かったです。

正倉院柄のあれこれ、尾形光琳の絵を意匠したクッキーボックスなどの雑貨も充実していました。
入場しないと立ち寄ることができない場所でもあるので、必ず寄ることをお奨めします。
ちなみに上野公園内の美術館で無料で入場できるミュージアムショップは、西洋美術館にあるそうです。


Amazonでは、この本の詳しい説明が、書かれています。

 
今日は、先日行った等々力渓谷の近くをおっとが車で通った際、発見した公園に行こうという提案があり、ココへ向かいました。
Googleで、大田区の地図を検索して、Yahooの地図で見回してみると、それは多摩川沿いにある多摩川台公園だということがわかりました。

おっとがその時通ったという道を頼りに、246から環八に入り、多摩川沿いを抜け、公園を確認しました。
ネットで下調べしたとおり、駐車場はなかったので、あたりをぐるぐる回りました。
かなり経ってから…タイムパーキングをようやく発見。
住宅街なので、もうソコに停めるしかないと入れましたが、歩いてみましたら、この公園の後の行き先にもなった、田園調布せせらぎ公園の駐車場のほうが近く、料金も安価でした。


緑が多く、散歩コースのほとんどが土と日陰で、犬には優しいような気がします。
飼い主には、アップダウンがかなりあり、結構けわしいです。




山野草、これはホタルブクロ。草花も豊富です。
紫陽花が咲き始めました。柏葉あじさいの姿もありました。


湿生エリア、菖蒲が咲いています。


公園のある場所は武蔵野台地の南端部にあたり国分寺崖線武蔵野台地の位置にあたるそうです。
それなので、多摩川との高低差が大きく、多摩川方面への眺望が素晴らしいのだそうです。
中腹にある「見晴らし広場」から眺めるパノラマは、蛇行する多摩川が素晴らしい。
晴れて空気の澄んだ日には、多摩川八景という遠方に富士山、丹沢、箱根連山が楽しめるといいます。

レインボーブリッジを渡り、公園の一番端っこへ。

  
公園内一周し、上がってきた坂を下ります。
提灯、神輿のある参道を辿って行くと、浅間神社。
今日がなか日のお祭り開催中です。
村の鎮守といった風情、味があります。

駅です。
多摩川園です。

駅を境に、多摩川台公園の反対側に田園調布せせらぎ公園があります。
こちら、多摩川園という遊園地、そしてお金持ちのテニスクラブ、だったそうです。
その跡地が、二年前、正式に公園としてオープンしたのだそうです。

駅前公園です。
遊びに来るののに、アクセスが最高の立地です。
多目的スペースもたくさんあります。
湧き水が各所にあり、滝まで流れています。
田園調布という住所にありながら、自然と緑豊かなこの公園は、少しずつかたちを変えていく、そんな予感がいたしました。


  長板のお点前
今年で三回目になります。
以前は、掟破りで小間でお稽古をしていました。
このお点前は、広間で行なうのが原則だといいます。

長板は、畳前縁から十六目向こうに据え、風炉を長板左方に置いて釜をかけ、右方に水指を置き合せます。
風炉釜と水指との間、向こうに柄杓・荘り火箸を仕組んだ杓立、その前に建水を荘付けます。
これを総荘(そうかざり)と呼び、先に述べたように小間の席では、使いません。

長板のお点前は、台子(だいす)のお点前が転化して作られたといいます。
次回は台子のお点前を教えていただくのですが、
村田珠光から竹野紹鷗、千利休に至って台子の茶の湯が完成したそうです。
色々な点茶の方法がその後考えられましたが、全て台子の式法がベースになっているのだそうです。
台子を元にして様々な棚物が作られたといいます。
長板も台子の地板を元にしてできたものということです。

お点前で変わったところは、
杓立の前の建水を両手で取り、左膝に置いた後に、杓立の荘火箸を、右手で抜いて持ち、建水の間を低く通って柄杓の扱いのように持ち替え、左手で長板の左端の畳に、火ばしのもとを3センチほど出して置くという点です。

これを仕舞いつけの時も同じように行ないますが、建水は持ち帰り、同じ場所には蓋置が置かれます。
水次で水指に水を入れ、水屋に戻り、お道具拝見が終わり、席入りする際、
きれいにした建水を持って正面に座ります。
そして、いったん膝前に置いた建水に蓋置を入れ、長板に荘ります。
下の写真のように、また最初の形に戻るわけです。

染付祥瑞の皆具 (かいぐ)をお借りしました。
皆具とは、茶の湯で、台子(だいす)や長板に飾る茶道具一式をいうそうです。
通常は、水指・杓立て・建水・蓋置きの四器が同一の作りのものをいいますが、最近では、風炉・釜も統一した意匠のものがあるそうです。


広間で長板のお点前、しっくりきますぅ〜。

HPで長板のお点前、アップしています。


 永青文庫が好きです。
なので、この展示も観たいと思っていました。

忙しくてなかなかチャンスが訪れず…。

何より足が向かなかったのは、上野でのエキシビジョンであったこと。
案の定、わんさか人の頭がありました。
そして我が家からのアクセスも、やっぱり悪いのでした。


でも、行ってみて、良かったです。
上の看板を見て、あと4日で終ってしまうことも、何かに呼ばれたという思いがいたしました。


展示は国立博物館。
たぶん、ココが上野公園内一番の美術館ではないでしょうか?
今回は、上の平成館での公開です。

まもなく、ココの右に建設中の東洋館がオープンするといいます。

狙いは茶道具でした。
しかし、その狙いは外れました。
茶道具は素晴らしい茶入れがありましたが、数点でした。
掛物を入れればかなりの数ということになるのでしょうが、展示をするのに、ココでは大きすぎました。

逆に、仏像が、ライティングを含め、演出が素晴らしく、感動を呼びました。

白州正子さんの師匠でもあり、目利き、永青文庫の設立者、譲立氏のコレクションがやはり多くありました。
細川家伝来の品の多くが大切に保存されているという由緒正しきお家柄は、戦国時代の甲冑の豪華さから、感じ取ることができました。
九曜紋という、細川家の紋は、数多くの美術品に施されていました。
それは、特別にあしらえたものである象徴でした。

第二会場では、16代護立氏が収集した美術品の中から選りすぐりの名品を出品していました。
近代日本を代表する美術コレクターであったといいますが、菱田春草の屏風絵、白隠慧鶴の書画、選ぶもののセンスがよろしい。
パトロンとしての役割もされていたといいます。
日本画だけでなく、西洋画、マティスまで所蔵していたとは、驚きそして感動でした。
かっこいい!

白州さんが、「又七」を欲しがったという話がよく出てきます。
それは、護立氏が関心を集めた鍔を作り出す鍛冶職人なのですが、今回、数多くが出展されていました。
オリジナルショップではモチーフにされ、色々なものに商品化されていました。
それは、西洋レースのような意匠でした。

かなりの見ごたえがありましたし、これから、永青文庫へ行く際の楽しみにもなったような気がいたします。

国立博物館で展示された唐三彩、威厳がありましたぁ〜。
展示の美しさは、大きな力が入り込むと違う光を放ちますね。


さて、今回の会場を出ると、こんなチラシがありました。
総理を務め、今では晴耕雨読といわれながら、素晴らしい作家活動をなさっている細川藩主18代護熙(もりひろ)さんですが、メゾンエルメス8階フォーラムで近年精力的に制作している絵画作品を中心とし、数々の茶碗、陶仏など作品展が開催中だそうです。
白隠に感化されたと思われるチラシの達磨絵、色彩も鮮やかで、いい感じではありませんか?

伝統伝授の刷り込み、よきものに囲まれた環境、永青文庫の理事のお仕事だけでなく、文化芸術にそのお力は溢れているようです。

 
【ヒマラヤ杉】 の 幼果をご存知ですか?
私は初めて見ました。

ヒマラヤ杉の球果(松ぼっくり)は、他のマツ科の仲間と少し異なるんだそうです。
杉とその名につきますが、マツ科の常緑高木樹で,松ぼっくりができます。

ヒマラヤ杉の松ぼっくりは「バラの花」のように開くのが特徴で、”シダーローズ”とも呼ばれています。
エッセンシャルオイルにその名がつくものがありますが、シダー(杉)といってもこのヒマラヤ杉の香りだったんんですね。
これまた新たな発見でした。

松ぼっくりは、松毬(まつちちり)・松傘・松笠とも書き、松ぼくりとも言うんだそうです。
これは、「松陰嚢(まつふぐり)」が転訛した語で、「松ぼくり」は晩秋・植物に分類される季語だそうですから、今の季節に「松ぼっくり」というのは、NGワードのようです。
しかし、ふぐりって、アレですよね。
植物の名によくついていますが、知らずに淫靡な言葉、発しているような気もしないでもありません。

松ぼっくりは、松につく木の実で、種を守って育てるおうちのようなものですが、種が熟して乾燥してくるとたくさんのすると松笠が開き、先端部分が落ちるとともに、笠が1枚ずつ離れて散り落ちます。
落ちた先端部分は乾燥するにつれて開いていきます。

ヒマラヤ杉の場合、主軸にくっついていた種りんがはがれて、種と一緒に落ちていくのだそうです。
その様は、花びらが舞い散るようで、種が風にのって回りながら落ちていくといいます。

そしてその後、その先端部分が、バラバラにならずにポトッっと落ちるのだそうです。
それが乾燥して開くと、まるで薔薇の花のようになって、シダーローズとなるというわけです。

松ぼっくりの赤ちゃん。   

5月30日日曜日、犬の散歩に出かけた代々木公園で見かけた季節の出会いでした。
原宿門からバラ園に向かった広場の右手に、その姿はありました。

新緑の公園、だんだんにその緑は濃くなりますが、その過程の変化は、緑が放つナチュラルパワー。
心穏やかになれる時間をももたらしてくれます。


 春先に咲くミモザがこんな風情になっていました。
別名、銀葉(ぎんよう)というのが、この季節になってわかりました。

春には思いもしませんでしたが、この樹木、マメ科だったのですね。
確かに…。
枝豆のような、実がたっくさんついていました。

春の黄色い花の姿も爽やかですが、
淡いグリーンのこの木ぶりもかなり好きです。
オリーブのような色合い…。
銀の葉…。



5月30日日曜日、代々木公園で見かけた姿でした。

 
ウンチは汚い。
ドクダミは臭い。
みたいな刷り込みを幼少の頃されていたように記憶しています。

とにかく、ドクダミの花は、そのクサイのイメージに押されてどんな花か意識したことはありませんでした。
そしてさらなるはこの花、雑草と一緒に咲くものですから、やっぱり目の仇敵な存在でした。

ところがここ数年、その可憐な花の姿に一目置くようになりました。
そうそう、
♪ドクダミ・ハブ茶・プーアール♪壮健美茶♪
あのお茶のイメソンのイメージアップ効果も手伝っていますね。

しかしながらその葉の効能は陰干ししてドクダミ茶としてに飲用されるだけでなく、冷蔵庫の消臭剤(葉を良く洗い皿に載せて使用)鉢に植えておけば虫除けにもなるそうです。
また、漢方としても、十薬といってその生薬には利尿作用、動脈硬化の予防作用などがあり、湿疹、かぶれなどには、生葉をすり潰したものを貼り付けるとよいといいます。

今が盛りの時です。

実はこんなんに遭いました。
普通、花びらは4枚ですが…。
八重のもの。
こちらで拡大したもののが見られます。
観賞用にも、イケてるとは思いませんか?


 今日のお菓子,
世田谷農大の近くに越してきたお菓子係りのmさんに,
またまた近所だからどうかしらと提案したお店の品でした。

この店も前回の 【東宮】さんと同じくアシェット婦人画報社から出版されている”茶事・茶会・支度帖”


に世田谷の茶人に愛されている菓子処と紹介されていたところでした。

お店の名は、【香風】
小田急線、祖師谷大蔵にそのお店はあります。

この季節の ”空木(うつぎ)”をモチーフにするあたり、通をお相手にしたか?
お花の造詣が深い職人さんかとお見受けいたしました。


上の写真、私が5月の初め、近くの緑道を散歩した時に撮影したものです。
”ウツギ” と呼ばれるものは左のものですが、
今回のお菓子は、右の ”箱根ウツギ” を意匠したものと想像します。
ツツジのように花びらのもとに方がくっついている合弁花(ごうべんか)。

”空木”
緑の葉の中に白い合弁花が咲く風情を、可愛らしく表現しています。
きんとん製。
甘さが淡いが豆の香りがきっちりとします。
手亡豆でしょうか?
中は粒餡です。

 
もう一品は日本人が最も大切にする季節の移ろいを和菓子に表現した品。
”葛桜”。

夏に向けての涼しさを演出する涼菓は、透明感や喉越しの良さを表現するために、植物性の葛や寒天を使います。
独特のプルプル感は動物性のゼラチンでは持ち得ない食感です。

風物詩を映した菓子を味わう楽しみ。
菓銘を聞いて菓子を楽しむ。
その季節を想像する。
いただいた時の味わいは評価の対象であることは勿論ですが、
「季節を愛でる」 上生菓子は、お茶席に欠かせないものだなぁ〜と、改めて思うのでした。


【香風】 さんの包装紙。
抹茶色のベース色に合わせたダークトーンの梅の絵。
センスがいいと思われませんか?


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