以前中村屋美術館が出来てまもなくの時、中村彝氏のアトリエが目白にあるというので、訪ねてみたいと思っておりました。

中村彝という画家に興味を持ったのは、夭折してしまったのにも関わらず、残された作品はレンブラントやセザンヌを研究して描かれたという高い評価を受けていることや、
当時、パトロンとして多くの芸術家のための中村屋サロンに出入りしていた頃に知り合った中村屋の娘と恋仲になって、その最中ヌードを描いていたことで、中村屋の相馬家との確執があったということがとても印象にありました。

アトリエは、関東大震災や戦火の被害も受けずに現存する貴重な建築物で、
代表的な作品は、レプリカで観ることが出来ます。

北側の天窓は、大正期にはめずらしく、当時のあこがれであった西欧のアトリエというスタイルではなかったかと想像します。

アトリエの前の庭も美しく、あたりの教会や『聖母病院』ケーキショップ『エーグルドゥース』を覗くのもお薦めです。

中村彝アトリエ
〒161-0032 東京都新宿区 下落合3丁目5−7
03-5906-5671


三井記念美術館に魯山人を観に行ったんですね。
三越前ですから、重文になった三越を見ようと、つれを誘って、そういう目で眺めてきました。

文化庁は5月20日、東京・中央区の三越日本橋本店の建造物を重要文化財に指定した。
「我が国における百貨店建築の発展を象徴するものとして価値が高い」と評している。
と、記事には書いてありました。

外観も立派ですが、やはり正面玄関は素晴らしい!

アール・デコ風の華やかさですし、キラキラ感が、特別な場所に入り込むという印象です。

中央ホールの天井はステンドグラスです。
オペラハウスか劇場の雰囲気です。

賛否両論ありますが、日本橋三越のシンボルです。

ホールは回廊になっているところと天井の高さが魅力ですね。
指定された特別食堂を覗きますが、ランチタイムには特別なお値段設定なのでスルーさせていただきます。

指定の三越劇場、私昨年の8月伺っているのですが、レリーフ、ステンドグラス、建設当時の豪華さが、今でも見れます。

クラシカルなエレベーターもまた魅力的ですが、屋上に上がります。
これが、金字塔です。

面白いのはこちら。

壺の中から出てきたという白狐お稲荷さま。
三國(みめぐり)神社。
こちらは重文ではありませんが、
デパートの屋上にあるというのが珍しい。
お詣りしましょう。

神社の中には大黒天もあります。
▲日本橋三越の歴史再発見▲

日本橋三越内やコレド室町をぶらりと見て回って、ランチ先に選んだのが
コレド室町1 一階の【カフェ エメ・ヴィベール】

軽く友達とランチにはいいと思いました。
友達は、"クロックムッシュ"を。

私はチキンのオーブン料理バジルソースをいただきました。
白いんげん豆も入った野菜たっぷりのお料理でした。

「古き良きパリ・カフェを日本橋で再現する」という店内は、通りに角にちょうどあって面していて雰囲気があります。


少し歩いて、並びにある浄智寺に向かいます。

身を清めるための意味でしょうね。
今は飲めないそうですが、甘露の井があって鎌倉十井のひとつだったそうです。

総門には『寶所在近』と書かれています。
「宝物は近くにある」という禅の言葉で、無学祖元が書いたと伝えられているそうですが、修行中のお坊さんたちへの「がんばって修行を積めば、意外と早く悟りに到達できる」というメッセージなのだそうです。

鎌倉石の石段は、映画『武士の一分』の新之丞(木村拓哉)の妻・加世(檀れい)が墓参りに訪れるシーンの撮影にも使われたそうです。

鎌倉の古寺にはこのように鎌倉石を使った石段が多いそうですが、今はもう採掘できず修復は困難になっているそうです。

はじめに迎えてくれた花は、白鷺のようなシランでした。

1679年建立の二階が鐘楼という珍しい山門。

ゆえに鐘楼門といい、
中国のお坊さんから学びながら建てられたので、宋風様式です。

本堂のご本尊は、阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒如来の三世仏で、過去、現世、未来の三世に渡って願いを聞いてくださる有り難い仏様。
本堂の名が『曇華殿』といって、三千年に一度だけ咲く伝説の花に由来しているというくらい貴重なことなのだそうです。

本堂裏、書院の後ろ姿が美しいです。

高原のような空気感を感じます。

ここにも紫陽花。

やぐらだそうです。
古くは住まいとして、その後墓所として、そして近年は倉庫として使っていたそうです。

昔ながらの井戸。水はある時は当然のようにありますが、だいじ、だいじ。

やはりこちらにも祠(ほこら)がありました。

玉のような姿ではありませんが、鎌倉はやはり紫陽花がどこのお寺も似合います。

時計回りに回遊していくと布袋さまがいらっしやいました。
丘を背負う谷戸は鎌倉の景色の特長でもありますが、自然とともに共存する形は、布袋さまがおられる洞窟で、禅刹のたたずまいというのにふさわしいのでしょう。
お腹をなでるとご利益があるというので、なでさせていただきました。
鎌倉七福神?新しいもののようでした。

書院、茶室を通り、鐘楼門へ出ます。

ムシトリナデシコ?

岩肌に咲くユキノシタ。

ハギでしょうか?鮮やかな色♪

東慶寺と同じ臨済宗円覚寺派で、鎌倉五山第四位の格の高いお寺、とても魅力的でした。


この季節、ちょっと切ない思いがよぎって1人で家にいたくありません。
仕事を予定していましたが、キャンセルになったので、思いついて北鎌倉に向かいました。

5月は大好きな季節ですが、このところ夏のような気温で陽射しがキツい。
でもここは古都鎌倉。足をのばしてよかったと思う景色が目の前に広がっていました。

今日は改札を出て、踏み切りを渡ります。
向かう東慶寺の本山でもある円覚寺やこれから紫陽花客で賑わう明月院、河童のいる建長寺は反対側なので、土曜日だというのに人はまばらでした。

今年の紫陽花、少し早いようですよ。

東慶寺はお寺として以外での発信もいくつかあって、通りに面したところからすぐにギャラリー&ショップがあります。
こちらは山門をくぐる前なので、お寺に用事のない方も気軽に利用できるかたちです。

邪道ですが、感動で忘れてしまわないうちに先にこちらにお邪魔いたします。

大好きな茶箱が、新しい形で提案されている展示会が開催中でした。

このセットを風呂敷に包み、専用バッグに入れて持ち運ぶようです。

東慶寺では月釜が開催されていますが、とても人気で、ホームページにアクセスすると、2ヶ月先までいっぱいです。

流派は武者小路千家のようですが、小山園のお茶やオリジナルのふくさ挟みや数寄屋袋、お菓子などの販売をしています。
この日は、茶箱用のお茶碗がたくさん並んでいて、スペイン風の色付けの茶碗にひかれました。

古くは、さだまさしさんの『縁切り寺』
最近では映画『駆け込み女と駆け出し男』のモデルとなった東慶寺、山門です。

階段を登ると、反対側に円覚寺が見えます。
あちらから望める季節毎のドローン景色、素晴らしいらしいです。

すぐ左手には鐘楼。

やっぱり紫陽花に目がいってしまいます。

参道、気持ちの良い空気が流れていました。

リョウブや

ウツギ。

正面にはお釈迦様。
その奥は、花菖蒲園、
左手の白蓮舎では『風呂敷茶箱をつくる』ワークショップが行われていました。

右側の門をくぐります。

まず目に入る右手の景色。

本堂です。

これはなんでしょう?可憐なお花です。

紫陽花

松岡宝蔵。
宝物は後ほど見ることにして先に進みます。

園覚寺や建長寺のような大寺院とは違い広くはありませんが、逆に沁みいる良さを秘めています。

わぁ、八重のドクダミ、発見しました。
こちらに嫁がれた奥さまは、お料理の本を出版されていますし、
お花にも造詣が深いのだそうですが、
この改良種は奥さまによって植られたのかな〜と、想像しました。

ニワゼキショウ。

井戸は私が小さかった頃に見た形と変わりません。

6月になると本堂裏が特別に解放されて岩肌に咲くイワガラミという花が観賞できるのだそうですが、
こちらイワタバコ、見ることができました。
岩にはりつく山野草、初めて見ました。

このあたりは墓苑ですが、なんと素晴らしい光が集まるところでしょう!

後醍醐天皇の皇女、用堂尼が住職になられてから東慶寺は松ヶ岡御所といわれ、格も上がったそうです。
階段を上がりましたら皇女のお墓がありました。

上からの景色。

このようなほこらのお墓がいくつかありました。

今まで見たことのない墓所、歴史を感じました。

木漏れ日。

宝物館に戻り、今回展示されていた【明月椀】拝見しました。
写真の桜花散螺鈿膳椀は、織田有楽斉が、明月院に寄進したと伝えられている百揃いのうちの何点かですが、他にも鎌倉の名宝と云われる漆絵の作品を見ることができました。

【松岡宝蔵】内はno photo。
写真は、宝物館の裏庭です。

小さなお寺なのに見処満載。
7月、月釜の予約ができましたので、暑い盛りですが、またお邪魔いたします。

◆東慶寺◆
◆東慶寺花だより◆


田町から桜田通りを歩いていました。
2週間前、映画『ビリギャル』をDVDで観て感動していました。

この映画の原作は、『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40 上げて慶應大学に現役合格した話』という本で、実話だと言われています。
著者は、個別指導の塾長で塾講師である坪田信貴先生。
心理学をとりいれた指導方法でその世界ではカリスマらしいです。

「聖徳太子」を「せいとくたこ」と読んだおバカギャル女子学生が、偏差値を1年間で40も上げて慶応大学への受験を合格させたというあり得ない奇跡を描いたストーリーなのですが、
映画では、ギャルを演じる有村架純ちゃんがとってもキュートで、努力する姿にエールを送りたくなります。
ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』でも、とても魅力的でしたが、朝ドラ『あまちゃん』で、脚光を浴びた理由は、確かな演技力をあるのかなぁ〜。
とにかく、彼女、いいです。
諦めず頑張れば、夢を実現させることが出来るのだ!と勇気づけてくれる感動の映画です。

劇中で、模擬試験のレベルが上がらず、自暴自棄になってしまうギャルに塾講師はこういいます。
「志望校をやめる前に一度受験すると決めた慶應義塾大学を見学しに行ったらどうだろう?」と、
そこが、三田校舎かどうかはわかりませんが、吸い寄せられるように桜田通りに面した階段をあがってしまいました。

トップの写真、重要文化財【慶應義塾図書館】です。

その前には学問のすすめ、福沢諭吉先生。

こちらも素敵ですよね。

日曜日ですけれど、学生さん、いらっしゃいました。
ここだったら萎えていた気持ちもあがって、「やっぱり慶應に行く」という思いになったかと思います。

キャンパスには、緑も多く、所々に腰かけるスペースが目に入りました。

戻る時もこの風景。

さすが、慶應義塾大学♪

おまけ、東京タワー。
 
 


武蔵野公園は野川公園へやって来て長くお散歩する時に足をのばす場所です。

そこにあるくじら山あたりでどうやら朝市が開催されるらしいので、行ってみました。

ところで『はけ』って、何?

はけは、「まま」、「はば」、「のげ」などとともに崖地形、あるいは丘陵・山地の片岸を指す日本の地形名、日本の古語、現在の方言であり、その地形を持つ日本の地名の読みである。国分寺崖線や立川崖線など武蔵野台地の崖線を解説する際によく聞かれるほか、地名や道路名などに見ることができ、武蔵野地域に多い。(wikiより)

いつも散歩している道、そんな風に言うこと、初めて知りました。

お天気でよかった!
ここは、八ヶ岳にいる錯覚を起こします。

出店のお店は、吉祥寺付近が多いのかと思いましたら、

一番人気、行列のお店は、『ツキモバザール』という行田にある旅するパン屋さんでした。

ツキモバザール

甘夏は、ワンちゃんgoodsを扱うshopの前で、お友だちに遭遇。

くじら山では、自然と遊ぶことを知っているこどもたちがたくさんいましたよー♪

◆はけのおいしい朝市◆


西新宿を地図でみると、中央公園の隅っこに神社があることがわかります。
熊野神社の氏子は、西新宿ならびに新宿駅周辺及び歌舞伎町を含む地域で、新宿の総鎮守さまであるのだそうです。
この辺りを十二社(じゅうにそう)というのもこの神社から由来しているのだとか…。
バスでよく「十二社池上」を通過していた私。その頃は、この神社の存在さえも知りませんでした。ただ、とても変わった地名だと思っていました。
写真は、十二社通りからの入口。

鳥居をくぐります。

熊野神社の文化財のひとつ『十二社の碑』左側のものがそれですが、
十二社の地が池や滝を擁した江戸西郊の景勝地であることを記念した碑だそうです。

歌川広重の描いた『角筈熊野十二社』の名所江戸百景。確かにここに池があったことが記され、文人墨客が訪れ花街であったというから驚きです。

さらに神社には、『十二社の滝』の錦絵にもあるように滝があったのだそうです。

滝や十二社池は淀橋浄水場の造成や付近の開拓により姿を消し景勝地としての様相は徐々に見られなくなっていき、
浄水場は中央公園となり、熊野神社は、公園内に共存する形で、高層ビル街と変貌した現在、新宿一帯の守り神として人々から信仰を得ているということです。

本殿。

実は5日の日に桜満開の新宿中央公園からこちらに寄らせていただいていました。
間をおかずまた近くまで来る用事がありましたので、また参拝させていただきましたところ、角隠しに紋付き袴姿で写真撮影をされる新郎新婦さん二組さんに遭遇しました。
最近は、こういうスタイルでの門出が多いのでしょうか?

なかなか立派な狛犬、

お腹の下がくりぬきになっていないめずらしいものだそうです。
朝鮮から入ってきたことから高麗がこまになって狛犬は、片側は犬でなく無角が獅子。
神を守る想像上の動物は、遥か昔はスフィンクスだったのですよね。

本殿横。

名残の池は、花筏でした。

大鳥。

稲荷。

新宿中央公園に面した入口。
この辺の方でしょうか?
深々と拝む姿の方が多くいらっしゃいました。
なんでも、なでしこジャパンが参拝されてからなのか?パワースポットとしても有名らしいです。

◆十二社熊野神社◆


今日は二十四節気の【清明】です。
【清明(せいめい)】は、太陽暦の4月5日ごろに始り、穀雨(4月20日ごろ)の前日までの約15日間、またはこの期間の第1日目を指すそうです。

春の日差し強く、天空清く晴れわたることを言い、
清浄明潔の略で、万物がすがすがしく明るく美しいころとされているのだそうです。

残念ながら今日の空はどんよりしていましたし、肌寒さも感じましたが、桜は満開。
新宿駅から中央公園まで歩いてみることにしましたら、新宿高層ビル郡のシンボル、都庁をバックに桜の写真が撮れました。

何年かぶりにここに来ました。
今はブルーシートの姿もなく、桜を楽しむ方や腰掛けて休憩している方が多くいらっしゃいました。
緑は、ココロを癒します。

近くの方のボランティアでしょうか?
花壇がきれいに手入れされていました。
桜もいいですが、お花はぱっと気を晴らしてくれますね。


新宿南口に新しくできた【ニュウマン】を覗いてきました。
西口からのアクセスだったのでどこから入店するのかわからずに、サザンテラスの脇を歩いてしまい、裏側から入ることになってしまいましたが、南口左側にメイン玄関はあったようです。

まだ、エキナカ、エキソト、バスタなどのオープンがされていないため、全体像がわからない感じですが、
駅直結で、ルミネのように流れに任せた集客が期待される作りになっていました。

南口裏側、こんな眺めで

こんな空間があり、気持ちいいです。

バスタは4日から稼働。まだ、作業をしていました。
ここから、外国からのお客様も迷わず出発できるのですね。
聞くところによると、19箇所あった発着場所がこちらに移動したそうです。
多い時で1600本が行き交う場所となるバスタ、外国人が最も集まる新宿ですから、ずいぶん景色が変わりそうですし、ニュウマンを利用できて、待ち時間が楽しくなりますね。

ニュウマンの中のお店は、どれもがお洒落過ぎて私はただヨダレを垂らすだけでしたが、
ほとんどがセレクトショップな感じがしましたし、洋服屋さんの中でコーヒーがいただけたり、カフェがあったりでした。
私が若い頃から健在のマーガレットハウエルで野田ホウロウのヤカンが売られているのを見て、最近は、洋服だけでなく、生活をトータルで売るスタイルなんだなぁ〜と思いました。

写真の【CORK】さんは、ワインとお花を販売する店。
ジャケ買いしちゃいそうなワイン、ストーリー性のあるワイン、お酒のわからない私ですが、プレゼントにいいな。
そんな風に思って楽しくなりました。

個人的には【AKOMEYA】で、探していた洋服ブラシを購入。
こちらは、元々お米屋さん?
日本の良いものを集めた、面白い店でした。銀座店は、3周年だそうです。

オープン前の虎屋カフェも楽しみですが、
ブルーボトルコーヒーの盛況ぶりにびっくり。ここ新宿で、サードウェーブ、高波になりそうですね。

新宿ニュウマン


近代美術館を出て、北の丸公園を通って九段下の駅をめざします。
ここへは犬の散歩でもよく出かけるところですが、犬と一緒でないと感じ方が違うのが不思議ですね。
広大な敷地、とっても贅沢で、私の住む世田谷あたりの公園とは、風景や空気感がはまったく異なります。

平日ですから人はまばらですが、お子さん連れや恋人たちが、花冷えの中、芝生広場にいらっしゃいました。

春を告げるサンシュユ。

武道館に向かう沿道には、

黄色い水仙。

可憐な水仙が咲いていました。

田安門をくぐり、この門を出ると靖国通り。
その手前は、千鳥ヶ淵です。

桜、まだまだですね。

靖国神社の鳥居が見えるでしょうか?
ここに桜の開花を告げる標本木があるのです。
桜も見事なので、千鳥ヶ淵のお花見の時は、忘れずに立ち寄りましょう。

◆靖国神社◆

皇居近くは、桜がたくさん見られます。
来年はないという乾通りの桜見物客、今年はまた凄いのでしょうね。
私も行ってみたいなぁ〜。

皇居 乾通りの桜案内 2016


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